ランドローバーとは自動車メーカー名 ランドローバーの始まり シリーズ1 ピンクパンサー 出典 : 「ランドローバー」とは、英国を発祥とするオフロード車・車に特化した自動車メーカーのことを指します。 つまり「ランドローバー」は会社名(ブランド名)です。 ランドローバーの始まりは、第二次世界大戦後となる1948年。 当初はローバー社がオフロード向けに発売した「ランドローバー シリーズ1」を始まりとしています。 つまりランドローバーは、にローバー社の中において、オフロードに特化したブランドとして発足したのです。 ランドローバー シリーズ1は第二次世界大戦中に活躍した米国の「ジープ」を目標に開発・製造されました。 特筆すべきは、イギリスの特殊部隊「SAS」で採用された「ピンクパンサー」です。 砂漠用カモフラージュとして全面ピンク色に塗装されたボディや、ボンネットに装着されたサンドマットが強烈なインパクトを与えた1台となっています。 その後、ランドローバー シリーズは「シリーズ3」まで進化することとなります。 「ランドローバー」がブランドから会社に! その後、1970年代から2000年初めにかけ、ランドローバーは数々の変遷をたどります。 1970年代にはローバー社のブランドから独立し、新たな新会社「ランドローバー」が発足します。 その後ローバー・グループを経て、1980年にはブリティッシュ・エアロスペースに、1990年代にはBMWグループの傘下に入ります。 また、2000年代初めにはフォード、2008年にはついにジャガーとともに、現在の親会社である「インド タタモーターズ」傘下として、ようやく落ち着きを取り戻しています。 そのため、現在の「ランドローバー」は親会社傘下のオフロード車・に特化した子会社であるといえます。 しかしこの変遷をたどるなか、どの親会社も「ランドローバー」の名をそのまま残し続けています。 これは「ランドローバーが製造するオフロード車・は消してはいけないブランド力がある」いう共通の認識があったからこそといえるでしょう。 レンジローバーとはフラッグシップモデルの名前 2017年の新型レンジローバー ヴェラール 「レンジローバー」とは、1970年にランドローバーから発売されたフラッグシップモデルを指します。 つまり「レンジローバー」は車の名前です。 レンジローバーは世界で初めて、オフロードを前提としたフルタイムを採用しており、その走破性の高さとともに、オンロードでは高級乗用車に匹敵する居住性の高さや快適さを実現することを目指した画期的な1台となっています。 今でこそ、オンロード・オフロード共通で楽しめるラグジュアリー車は各メーカーが開発にしのぎを削る市場へと発展していますが、レンジローバーが発表された1970年代当初はジープやベンツのみが発表するのみのごく限られた市場でした。 革新的でエレガントなレンジローバーは、世界で称賛を受け、発売当初からイギリス王室を始めとする世界の富裕層から愛され、「のロールスロイス」と形容されることもある名車です。 ランドローバーとレンジローバーの違いは? ランドローバー フリーランダー(レンジローバーではないので注意) 出典 : 前述の解説どおり、「ランドローバー」と「レンジローバー」の違いは、ランドローバーがメーカー名、レンジローバーが車種名ということです。 ランドローバーというメーカーが製造するフラッグシップモデルが「レンジローバー」となります。 なぜ混同してしまうの? まず、第一にその呼び名の言葉の響きが非常に似ているということがあります。 「ランドローバー」と「レンジローバー」、確かにグレード名のようにも聞こえますよね。 また、フロントグリル上の表記も原因のひとつと考えられます。 以前販売されていた「フリーランダー」や「ディフェンダー」というモデルは、フロントグリル上部に「ランドローバー」という文字が大きく配されていました。 レンジローバーの場合には、このグリル面上部に車名である「レンジローバー」という文字が配されています。 このため、ランドローバーの上位グレードが「レンジローバー」だと、誤解する人も多かったと言われています。 ちなみに現在、日本で正規販売中のランドローバーのモデルには、フロントグリル上部に「ランドローバー」の文字はありません。 ランドローバーのレンジローバーは永遠の憧れ! 「ランドローバー」と「レンジローバー」の違いを解説してきました。 会社名(ブランド名)とモデル名(車名)が似ているために、混同してしまうことが多いようですね。 いつの時代でもランドローバーが製造する「レンジローバー」は、のロールスロイスの形容どおり、一度は乗ってみたい憧れの高級です。 いつまでも今のコンセプトを忘れずに、これからも皆の憧れの1台として君臨し続けて欲しいものです。 ランドローバーから発売されているモデルはこちら 新型レンジローバーの情報はこちら•
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ランドローバー LANDROVER は、英国のローバー社から派生して誕生した自動車の名前でした。 戦前から自動車を数多く手がけてきたローバー社が、第2次大戦後の1948年に『ランドローバー』というオフロード向けの車を製作。 これがランドローバーという名前の始まりとなりました。 その優れたオフロード性能によりイギリス軍が採用し、1970年代にはブローニングやヴィッカースKで架装した英国特殊部隊SAS専用車両の「ピンクパンサー」というランドローバーが活躍します。 このように、もともとはローバーのいちモデルとして誕生したランドローバーですが、親会社であるローバーが1968年にイギリスの国営企業であるブリティッシュレイランドに合併され、それにともないランドローバーという部門 ブランド が誕生。 その後は、ローバーと同じようにひとつのブランドとして存続していきます。 このような英国自動車メーカー再編のなかで誕生したランドローバーというブランドですが、2年後の1970年にはランドローバーの屋台骨を作り上げる1台の名車が誕生します。 ランドローバーのブランドから新しく登場したレンジローバー。 ブリティッシュ・レイランドのエンジニアであるチャールズ・スペンサー・キングが中心となり、ランドローバーを超えるほどのオフロード性能に加え、高級自動車にも引けをとらない快適性を目的にして誕生したフルタイム4輪駆動のマルチパーパスヴィークルとして誕生します。 徹底して剛性を高めたフレームは悪路をものともせず、ボディパネルにアルミを多用することで軽量化を実現。 スペアタイヤを車内に置き、走行に必要な駆動部品の損傷を防ぐべくレイアウトにも徹底したこだわりが詰め込まれています。 レンジローバーは英国内で高い評価を集め、第1回パリ・ダカールラリーで優勝をはたすと、その名前はランドローバーというブランドとともに世界中に広まりました。 レンジローバーの普及で一躍その知名度を高めたランドローバーですが、もちろん本家のランドローバーシリーズも生産され続けています。 さらに1989年にはディスカバリーというモデルが登場し、3種類のSUVモデルがレンジローバーの中心軸となりました。
次のランドローバーはもともとイギリスのメーカーであるローバー車の1モデルでしたが、1978年にオフロード車専用メーカーとして独立。 その後 ランドローバーはオフロードだけでなく高級SUVも手掛けるようになりました。 「砂漠のロールスロイス」と称されるほどオフロード性能と、高級車としての魅力を兼ね備えた車を産み出してきました。 しかし親会社の経営が芳しくない事態が続きランドローバーも親会社が度々変わることになり、その当時は会社が不安定なこともあり車の信頼性が落ちていた時期があります。 現在はインドのタタモーターズの傘下で順調な経営を行っています。 しかし輸入車はよく故障が多いとも言われており、ランドローバーの故障率の実態はどうなのでしょうか。 この記事ではランドローバーの故障率について解説していきます。 なおランドローバーの中でもディスカバリー3については、以下の記事で取り上げています。 車種の目星がついている方は、こちらをご覧ください。 ランドローバーの故障率 では早速ランドローバーの故障率を解説していきます。 ランドローバーの故障率 車の故障率についてはメーカーがデータを集めているものの一般には公開されていません。 しかしメーカーのデータ以外にも民間の調査会社や保険会社などが独自に車の故障率を調査しており、そちらのデータが参考になります。 今回は米国のJ. パワー社が調査している自動車耐久品質調査の英国市場での調査結果を参考にします。 2017年 英国自動車耐久品質調査 ランキング メーカー スコア 1 キア 83 2 ボルボ 83 3 シュコダ 89 4 スズキ 92 5 ヒュンダイ 97 6 トヨタ 105 7 ボクソール 108 8 プジョー 110 9 セアト 113 10 マツダ 117 業界平均 131 23 ランド ローバー 175 参考: この調査で故障率がもっとも少なかったのは韓国のキア自動車で、ボルボやシュコダといったイギリス以外のメーカーが上位です。 日本車も検討しており、スズキが4位、トヨタが6位となかなかの上位に位置しています。 しかしランドローバーはかなり下位の23位に沈んでおり、スコアも業界平均より悪い175となっています。 日本車が100点代のスコアに落ち着いているので、単純に考えてランドローバーは日本車の1. 7倍の故障率といえるでしょう。 日本車メーカーの故障率は以下の記事で詳しく解説しています。 こちらもぜひあわせてご参照ください。 ランドローバーは頑丈なのか? ランドローバーはオフロードも走行できる頑丈なクロスカントリー車なのですが、故障率が多いというのはどういうことなのでしょうか。 ランドローバーにはいくつかモデルがありますが、フラッグモデルのレンジローバーは確かにクロスカントリーSUVとして確かな性能を持っています。 頑丈なボディとパワフルなエンジン、それに組み合わされる4WDシステムによって、しっかりとした走破性があります。 しかし車の頑丈さと信頼性というのは似て非なるものであり、オフロードを走れる頑丈さがあっても長距離または長期間にわたって故障の少ない車にはならないのです。 車の信頼性はメーカーの長年の経験の蓄積と設計の考え方で決まってきますが、ランドローバーは一度の過大な入力に耐えうる頑丈な車の設計は一流であるものの、長い期間の耐久性をもたせることについては日本車に及びません。 さらに ランドローバーはイギリスの環境で設計されてきた車で世界各地の環境も考慮して設計されてはいるのですが、日本という国は車にとって結構過酷な環境であり高温多湿な環境はランドローバーでは適応しきれていないのです。 そのため走行距離が50,000kmを超える辺りからトラブルは増え始めるのですが、日本車なら80,000km~100,000kmまでノートラブルなことも珍しくありません。 (走行距離の寿命の詳細は以下の記事をご参照ください。 ) 中古のランドローバーの故障しやすさ ランドローバーは日本にも結構な台数が入っており、中古車市場にも結構な台数が出ています。 しかし中古車ですので走行距離が多い車もあり、そういったランドローバーはやはり故障が多い傾向にあります。 またランドローバーは国産車よりかなり高額な車で新車価格で10,000,000円を超えるものもあるのですが、中古車となると半額以下で売られているのも珍しくありません。 (安い理由の詳細は以下の記事をご参照ください。 ) それはランドローバーが故障が多いことも関係しており値段を下げないとなかなか売れないからなのですが、それを知らずに安いからとランドローバーの中古車に手を出すとトラブルばかりの車を買うことになるでしょう。 ランドローバーの中古車を買う際にはとにかく走行距離の少ない車、年式の新しい車を選ぶのが重要です。 ランドローバーオーナーの評判 ランドローバーの故障の多さは実際に乗ったことのあるオーナーさんの意見がいちばん参考になります。 Twitterにもランドローバーの故障についてのツイートがたくさん投稿されているので、いくつかご紹介しましょう。 ランドローバーは金食い虫 ランドローバーに乗っていたとき、異常のランプが付く時があったな、一番ランドローバーは壊れやすいと言われてたけど、何度も壊れて貯金が一気に無くなった😞 車検後の故障で20万もかかると言われて手放してしまった🚙 故障しやすい以外は満足度は高かったけど、お金がないと💰 — HIROYUKI casanova4649 この方は昔ランドローバーに乗られていたようですが、その故障の多さと維持費の高さに仕方なく手放されたようです。 ランドローバーに限らず輸入車は燃料代もかかり車検も高く何かと用要りな車なのですが、そこに加えて故障が多いとなると維持費は一気に膨らんでしまうでしょう。 車自体の満足度が高いだけに、維持費のことで手放さざるを得ないのは残念ですね。 なお他の輸入車の故障率は、以下の記事で詳しく解説しています。 こちらもあわせてご参照ください。 また修理から帰ってきてもまた故障が起こる辺り、信頼性が国産車とは雲泥の差があることの一例ですね。 とはいえ国産車でもこういった例がないわけではないのですが、レンジローバーのほうが確率は高いでしょう。 なおレンジローバーと日本車の違いは、以下の記事で詳しく解説しています。 興味があればあわせてご覧ください。 故障は多くても魅力も高い ランドローバーの魅力は計り知れない。 何度も故障には泣かされたが、まったくオーナーをやめる気はない。 — えぼし ebosi8180 こちらの方は長年ランドローバーを乗り継いでおられますが、故障はやはりかなり多かったようです。 それでもランドローバーがよいというのは筋金入りですね。 ランドローバーは信頼性こそ日本車に劣るものの、車の魅力としては国産車にはないものがたくさんあります。 ランドローバーほど力強さとラグジュアリーさが両立した車もなかなかありませんよね。 まずエンジン関係でいうと、オルタネータやエアコンコンプレッサ、スタータモーターなどがあげられ、電気系統のなかでは比較的負荷の大きなものばかりです。 国産車でもトラブルが起こりやすい場所ではあるのですが、ランドローバーの場合国産車よりはるかに早い時期にトラブルが起こり得ます。 50,000kmを超えると結構危険領域なのですが、もっと早く起こることも度々あります。 修理には部品交換が一般的ですが、輸入車なので部品は高く100,000円〜200,000円は考えておきましょう。 また 細かい電気系統部品も故障することがあり、さまざまなセンサー類からヒューズボックス、それらを繋ぐハーネス類の断線などなど、電気系統の故障箇所をあげるときりがありません。 トラブルがあると警告灯が点灯しますので、そうなったらすぐ点検に出しましょう。 そうしないと最悪車が自走できなくなってしまうこともランドローバーではよくあります。 パワートレインからの液体漏れ エンジンやトランスミッションにはさまざまなオイル、冷却水、エアー、燃料など多数の液体が使われており、それらを漏らさないシール構造が至るところにあります。 しかしランドローバーはシールから液体が漏れるトラブルも多く、エンジンオイル漏れや冷却水漏れは結構な頻度で発生します。 これらはシール部品やゴムホースなどの部品交換で対応できるのですが、そもそもの信頼性設計があまりよくないことが原因ですので再発することもよくあります。 部品交換にはものによりますが数万円から数十万円規模までさまざまです。 またオイル漏れ程度だと国産車でもあることなので放置する人も多いのですが、ランドローバーなどの信頼性の低い車の場合そのうちオイル漏れがひどくなって最悪エンジンが壊れてしまうこともあります。 また 漏れたオイルや冷却水、燃料などが発火すると車両火災に繋がりますので、決して放置してよいトラブルではありません。 とにかく定期的な点検が重要で、早期発見こそトラブルを必要以上に広げない方法です。 なお最新のレンジローバーなどにはBMW製のエンジンが載っていたりしてエンジン本体の信頼性は向上している場合もありますが、冷却ホースや燃料ホースなどはランドローバー独自のものなので信頼性はいままでどおりでしょう。 ちなみにBMW製エンジンについては、以下の記事で詳しく解説しています。 興味のある方はこちらもご覧ください。 エアサスの故障 エアサスペンションはサスペンションのバネ部分を空気で伸び縮みするシステムで、最高級車にも使われる最高の乗り心地を実現できます。 しかしサスペンション用にエアーポンプやそれ用の配管類、またエアサス本体も複雑で、走行距離が増えてくるとトラブルは増加傾向になります。 やはり50,000kmを超えた車には要注意です。 トラブルの内容もさまざまで、ポンプの故障、電気系の故障、配管からのエアー漏れなどもありますが、もっとも重大なのはエアサス本体からのエアー漏れで、エアサスを交換しなければならないので1台分で1,000,000円以上かかることも珍しくありません。 レンジローバーの高級車の乗り心地を実現する素晴らしい装備なのですが、長年乗っていると弱点にもなるポイントですね。 パワーウインドウ故障 これも電気系統の故障の一種ですが、パワーウインドウレギュレーターも故障しやすい部品です。 パワーウインドウレギュレーターは窓ガラスの上下を電動で行う部品で、パワーウインドウの中心システムです。 しかし経年劣化してくるとモーターなどが動かなくなり、窓ガラスが降りたまま上がってこなくなるトラブルに見舞われます。 走行中も窓が閉められなくなりますし、防犯上も最悪です。 修理はパワーウインドウレギュレーターの交換が必要になりますが、これも費用的に150,000円〜200,000円もかかる高額修理ですので、緊急に修理が必要にも関わらず非常に大きな出費となります。 ランドローバーの故障は頻度が多いのも大変なのですが、費用的にもかなり高額なことが多いですね。 ランドローバーは買っても大丈夫か? ランドローバーは輸入高級車の一角を形成する人気の高い車で、ベンツやBMWにはない価値観をもっているメーカーです。 高級車でありながら男らしい力強さもあり、男性だけでなく女性でも欲しがる人は多いです。 しかし夢を見て購入してもトラブルの多さに見舞われると夢は覚めてしまいますし、なによりせっかく買った車が足かせとなるのは悲しいものです。 車に余計な手間をかけたくない人は素直にランドローバーは避けて、国産車やベンツやBMWなど信頼性の高い輸入車にすることをおすすめします。 ベンツやBMWの信頼性の高さについては、以下の記事をご参照ください。 それでもランドローバーの魅力に魅せられてしまった場合には、なにかとトラブルが発生することをあらかじめ覚悟して修理費を積み立てておくなどするとよいでしょう。 維持費はかかりますが、それに見合う魅力があるのも確かです。
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