東京都は8日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて429人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 一日の感染の確認が400人を超えるのは2日連続です。 また、200人を超えるのは12日連続です。 429人のうち、20代と30代は合わせて274人で、およそ64%を占めています。 また、429人のうち、およそ36%にあたる156人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ64%の273人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。 濃厚接触者で陽性となった人のうち最も多かったのは、家庭内での感染で43人でした。 このほか、職場内と会食による感染がそれぞれ21人、医療機関や学校などの施設内が14人、その他が31人となっています。 会食による感染では、参加した6人全員が陽性となったケースがあるほか、施設内では、大学の運動部の寮で部員3人が感染したケースなどがあるということです。 スナックやホストクラブ、キャバクラ店など夜間に営業する接待を伴う飲食店の関係者は合わせて26人でした。 一方、8日の時点での入院患者は1509人となり、都が正確な人数を把握、公表するようになった5月12日以降で最も多くなっています。 重症の患者は、7日より2人増えて25人だということです。 これで都内で感染が確認された人は、1万5536人になります。 8日に死亡が確認された人はいませんでした。 都は8日の時点で、重症患者向けの病床100床を含めて都内で2400床を確保しているほか、今後は2800床まで増やすことを目指しています。 これとは別に、9月から10月にかけて2つの専用病院を開設して、200床を確保するとしています。 また、自宅で療養している人は7日より55人増えて532人です。 さらに、都が開設している6つのホテルで療養している軽症や無症状の人は7日より13人増えて428人です。 都は、今月中にさらに2つのホテルを開設する予定です。 また、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、7日より79人増えて1125人です。 一方、すでに退院した人や自宅などでの療養が終わった人は1万1609人となっています。
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データの集計方法 データは主に厚生労働省の発表に基づいており、集計値は都道府県発表と異なる場合がある。 発表の欠落や大幅な修正は、都道府県のHPや聞き取りでデータを随時補足している。 厚労省は5月8日分に退院者などの集計方法を変更した。 厚労省発表はPCR検査について、退院時の確認検査を含めない検査人数で集計している。 ただし、一部の自治体では検査人数ではなく、検査件数が計上されている。 厚労省は累計の検査人数を訂正して減らしても、過去に遡って集計値を修正しない。 そのため、新規の検査人数が訂正前後でマイナスになっている箇所がある。 長崎県は長崎市に停泊するクルーズ船乗員の感染を県内の感染者数に計上しないと発表している。 「人口10万人あたり感染者数」の人口は総務省統計で2019年10月1日時点。 閉じる.
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7日の会見で安倍晋三首相は「人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができます」とコメントした。 その発言に合わせるかのように、マスコミ各社が強調するのは「今日1日の感染者・死亡者数」と「累計感染者・死亡者数」だ。 例えば、4月26日2時17分に配信された朝日新聞デジタルでは、「新型コロナウイルスの感染者が25日午後10時半現在で新たに368人確認され、国内の確認は1万3229人となった。 死者は15人増え、360人」と、26日に新たに判明した感染者数と死亡者数、そして累計の数字を強調して報道している。 もちろん、日ごとの感染者数推移を追うことで、感染増加のペースをつかむことは大切だ。 政府は緊急事態宣言の発令によって、1日あたりの感染者数を100人以下に抑えようとしている。 だが、マスコミ各社がそろってコロナから回復した人、つまり「退院者数」の数を報じないことに違和感を抱かないだろうか。 新型コロナウイルスにはワクチンも特効薬もない。 これでは、「ひとたびコロナにかかったら治らない」というイメージを国民に植え付け、いたずらに恐怖をかき立てかねないのではないか。 さらには、病院がパンクして機能まひする「医療崩壊」の懸念も増幅する。
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