本屋 大賞 2020 流浪 の 月。 本屋大賞

2020年本屋大賞作「流浪の月」のあらすじ・感想をまるっと紹介【愛とは何か?を考えさせられる小説】│恋愛エンタメ部

本屋 大賞 2020 流浪 の 月

5点 5位 『熱源』 川越宗一(著) 文藝春秋 214点 6位 『medium霊媒探偵城塚翡翠』 相沢沙呼(著) 講談社 198点 7位 『夏物語』 川上未映子(著) 文藝春秋 156点 8位 『ムゲンのi』 知念実希人(著) 双葉社 147. 5点 9位 『店長がバカすぎて』 早見和真(著) 角川春樹事務所 105. 5点 10位 『むかしむかしあるところに、死体がありました。 』 青柳碧人(著) 双葉社 91. 5点 3位 『ベルリンは晴れているか』 深緑野分(著) 筑摩書房 282. 5点 4位 『熱帯』 森見登美彦(著) 文藝春秋 250. 5点 5位 『ある男』 平野啓一郎(著) 文藝春秋 242. 5点 6位 『さざなみのよる』 木皿泉(著) 河出書房新社 239. 5点 7位 『愛なき世界』 三浦しをん(著) 中央公論新社 208. 5点 8位 『ひとつむぎの手』 知念実希人(著) 新潮社 167. 5点 9位 『火のないところに煙は』 芦沢央(著) 新潮社 151. 5点 10位 『フーガはユーガ』 伊坂幸太郎(著) 実業之日本社 136. 0点 2位 『盤上の向日葵』 柚月裕子(著) 中央公論新社 283. 5点 3位 『屍人荘の殺人』 今村昌弘(著) 東京創元社 255. 0点 4位 『たゆたえども沈まず』 原田マハ(著) 幻冬舎 227. 0点 5位 『AX アックス』 伊坂幸太郎(著) KADOKAWA 221. 5点 6位 『騙し絵の牙』 塩田武士(著) KADOKAWA 214. 0点 7位 『星の子』 今村夏子(著) 朝日新聞出版 166. 0点 8位 『崩れる脳を抱きしめて』 知念実希人(著) 実業之日本社 162. 5点 9位 『百貨の魔法 村山早紀(著) ポプラ社 162. 0点 10位 『キラキラ共和国』 小川糸(著) 幻冬舎 88. 5点 2位 『みかづき』 森絵都(著) 集英社 331点 3位 『罪の声』 塩田武士(著) 講談社 305点 4位 『ツバキ文具店』 小川糸(著) 幻冬舎 302. 5点 5位 『桜風堂ものがたり』 村山早紀(著) PHP研究所 261点 6位 『暗幕のゲルニカ』 原田マハ(著) 新潮社 249. 5点 7位 『i』 西加奈子(著) ポプラ社 160点 8位 『夜行』 森見登美彦(著) 小学館 122. 5点 9位 『コンビニ人間』 村田沙耶香(著) 文藝春秋 70. 5点 10位 『コーヒーが冷めないうちに』 川口俊和(著) サンマーク出版 68. 5点 3位 『世界の果てのこどもたち』 中脇初枝(著) 講談社 274点 4位 『永い言い訳』 西川美和(著) 文藝春秋 261点 5位 『朝が来る』 辻村深月(著) 文藝春秋 229. 5点 6位 『王とサーカス』 米澤穂信(著) 東京創元社 226. 0点 3位 『ハケンアニメ!』 辻村深月(著) マガジンハウス 309. 5点 4位 『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子(著) 新潮社 239. 0点 5位 『土漠の花』 月村了衛(著) 幻冬舎 236. 5点 6位 『怒り』 吉田修一(著) 中央公論新社 231. 0点 7位 『満願』 米澤穂信(著) 新潮社 185. 5点 8位 『キャプテンサンダーボルト』 阿部和重・伊坂幸太郎(著) 文藝春秋 155. 0点 9位 『アイネクライネナハトムジーク』 伊坂幸太郎(著) 幻冬舎 131. 0点 10位 『億男』 川村元気(著) マガジンハウス 42. 5点 2位 『昨夜のカレー、明日のパン』 木皿泉(著) 河出書房新社 332. 0点 3位 『島はぼくらと』 辻村深月(著) 講談社 299. 0点 4位 『さようなら、オレンジ』 岩城けい(著) 筑摩書房 274. 5点 5位 『とっぴんぱらりの風太郎』 万城目学(著) 文藝春秋 267. 5点 6位 『教場』 長岡弘樹(著) 小学館 243. 0点 7位 『ランチのアッコちゃん』 柚木麻子(著) 双葉社 221. 0点 8位 『想像ラジオ』 いとうせいこう(著) 河出書房新社 213. 5点 9位 『聖なる怠け者の冒険』 森見登美彦(著) 朝日新聞出版 156. 0点 10位 『去年の冬、きみと別れ』 中村文則(著) 幻冬舎 136. 0点 2位 『64』 横山秀夫(著) 文藝春秋 266. 0点 3位 『楽園のカンヴァス』 原田マハ(著) 新潮社 238. 5点 4位 『きみはいい子』 中脇初枝(著) ポプラ社 212. 5点 5位 『ふくわらい』 西加奈子(著) 朝日新聞出版 182. 0点 6位 『晴天の迷いクジラ』 窪美澄(著) 新潮社 167. 0点 7位 『ソロモンの偽証』 宮部みゆき(著) 新潮社 149. 5点 8位 『世界から猫が消えたなら』 川村元気(著) マガジンハウス 145. 5点 9位 『百年法』 山田宗樹(著) 角川書店 139. 5点 10位 『屍者の帝国』 伊藤計劃、円城塔(著) 河出書房新社 109. 0点 11位 『光圀伝』 冲方丁(著) 角川書店 108. 0点 2位 『ジェノサイド』 著/高野和明(角川書店) 355. 5点 3位 『ピエタ』 著/大島真寿美 ポプラ社 324. 0点 4位 『くちびるに歌を』 著/中田永一(小学館) 265. 0点 5位 『人質の朗読会』 著/小川洋子(中央公論新社) 213. 0点 6位 『ユリゴコロ』 著/沼田まほかる(双葉社) 208. 0点 7位 『誰かが足りない』 著/宮下奈都(双葉社) 173. 0点 9位 『偉大なる、しゅららぼん』 著/万城目学(集英社) 137. 5点 10位 『プリズム』 著/百田尚樹(幻冬舎) 72. 5点 2位 『ふがいない僕は空を見た』 著/窪美澄(新潮社) 354. 5点 3位 『ペンギン・ハイウェイ』 著/森見登美彦(角川書店) 310点 4位 『錨を上げよ』 著/百田尚樹(講談社) 307. 5点 5位 『シューマンの指』 著/奥泉光(講談社) 270. 5点 6位 『叫びと祈り』 著/梓崎優(東京創元社) 263点 7位 『悪の教典』 著/貴志祐介(文藝春秋) 259. 5点 2位 『神様のカルテ』 著/夏川草介 小学館 294点 3位 『横道世之介』 著/吉田修一 毎日新聞社 270点 4位 『神去なあなあ日常』 著/三浦しをん 徳間書店 256点 5位 『猫を抱いて象と泳ぐ』 著/小川洋子 文藝春秋 237点 6位 『ヘヴン』 著/川上未映子 講談社 220点 7位 『船に乗れ!』 著/藤谷治 ジャイブ 209点 8位 『植物図鑑』 著/有川浩 角川書店 182. 5点 9位 『新参者』 著/東野圭吾 講談社 130. 5点 10位 『1Q84』 著/村上春樹 新潮社 91. 5点 4位 『テンペスト(上下)』 著/池上永一(角川書店) 228. 5点 5位 『ボックス!』 著/百田尚樹(太田出版) 214. 5点 6位 『新世界より(上下)』 著/貴志祐介(講談社) 207. 5点 7位 『出星前夜』 著/飯嶋和一(小学館) 203. 5点 8位 『悼む人』 著/天童荒太(文藝春秋) 203. 5点 2位 『サクリファイス』 著/近藤史恵 (新潮社) 312点 3位 『有頂天家族』 著/森見登美彦 (幻冬舎) 280. 5点 4位 『悪人』 著/吉田修一 (朝日新聞社) 233. 5点 5位 『映画篇』 著/金城一紀 (集英社) 227. 5点 6位 『八日目の蝉』 著/角田光代 (中央公論新社) 225点 7位 『赤朽葉家の伝説』 著/桜庭一樹 (東京創元社) 213. 5点 8位 『鹿男あをによし』 著/万城目学 (幻冬舎) 196. 5点 9位 『私の男』 著/桜庭一樹 (文藝春秋) 129. 5点 2位 『夜は短し歩けよ乙女』 著/森見 登美彦 (角川書店) 455点 3位 『風が強く吹いている』 著/三浦 しをん (新潮社) 247点 4位 『終末のフール』 著/伊坂 幸太郎 (集英社) 228点 5位 『図書館戦争』 著/有川 浩 (メディアワークス) 176点 6位 『鴨川ホルモー』 著/万城目 学 (産業編集センター) 175点 7位 『ミーナの行進』 著/小川 洋子 (中央公論新社) 152. 5点 8位 『陰日向に咲く』 著/劇団ひとり (幻冬舎) 139点 9位 『失われた町』 著/三崎 亜記 (集英社) 127. 5点 3位 『死神の精度』 著/伊坂 幸太郎 (文藝春秋) 190点 4位 『容疑者Xの献身』 著/東野 圭吾 (文藝春秋) 184. 5点 5位 『その日のまえに』 著/重松 清 (文藝春秋) 179. 5点 6位 『ナラタージュ』 著/島本 理生 (角川書店) 162点 7位 『告白』 著/町田康 (中央公論新社) 152.

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【2020年本屋大賞ノミネート】『流浪の月』の書評・レビュー|saijiblog

本屋 大賞 2020 流浪 の 月

流浪の月はこんな人は読むべき小説 まず最初に流浪の月はどんな人が読んだ方がいいのかをご紹介しましょう。 ・社会における「普通」って一体何なのかを描いた作品を読みたい人 ・面白いストーリー展開、筆力 ・変わった愛の形を知りたい人 ・本当の愛ってなんなのか?とついつい考えてしまう人 ・心に刺さる素敵な言葉が散りばめられた作品を読みたい人 ・一気呵成に読めるような面白い小説に出会いたい人 ・何か一つでも向き合うような社会的問題を求めている人 ・辛い過去や思いを抱えながら懸命に生きる主人公を描いた作品を読みたい人 流浪の月のメイン登場人物 家内更紗…本作の主人公。 幼い頃は父親・母親と幸せな暮らしを続けていた。 ところが父が病死すると、それまでの関係は終わりを迎え、母は好きな男と家を出ていく。 その後、叔母の家に引き取られるが、居心地の悪い思いをして過ごす。 当時は、従兄弟に性的な虐待を受けていた。 その後、佐伯文に誘拐されて、 佐伯文…女児誘拐事件で社会的にはロリコン異常者としての扱いを受ける。 だが実際は心優しい青年であり、更紗の居場所として長い間存在し続けた場所でもある。 社会的な制裁に長いこと苦しみ、精神的に病んでしまう 流浪の月あらすじ 「小学生が男に誘拐された」 世間では女児誘拐事件として、ニュースでは連日誘拐した「ロリコン男」を卑劣なと大々的に取り上げられた。 もちろん、誘拐された女児・誘拐したロリコン男の近辺は洗い出され、写真や関係者の洗い出しが行われる。 ところが世間で騒がれている反面、真実とはこうだったのです。 主人公家内更紗は辛い幼少期を過ごしました。 うまれながら世間の枠には縛られない自由な育ち方をしていた更紗は、大好きだった父が病死してから一転、それまで幸福だった家族の生活に大きな変化が訪れます。 もともと破天荒な母は、他の男を作り、家内更紗を残して蒸発。 しぶしぶ引き取られた叔母夫婦の家庭では、家での居場所が見つからず、挙げ句の果てにはいとこに性的嫌がらせまで受けることに。 更紗はいつも叔母夫婦の家を飛び出したい。 逃げ出したいと思いながら毎日を過ごしていました。 そんな時であったのが、文です。 彼は公園で過ごしていた時に、更紗と出会い、なぜかは知りませんが、帰りたくないと感じている更紗の気持ちを察して「うちにくる」と誘ったのです。 流浪の月の個人的感想 愛の多義性 流浪の月を読めば間違いなく「愛」について考えさせられます。 本作では『文・加害者=更紗・被害者』との間に奇妙な愛情が芽生えます。 彼らは年も違えば、出会いも世間的にみれば「事件」とされる誘拐から起こっています。 もちろん、そこには本書で何度も取り上げられるようなストックホルム症候群といった精神的・心理的な何かが働いていた。 と憶測する人もいるでしょう。 しかし更紗は明確にそれを否定しているわけです。 文の名前を呼び、文に必死に手を伸ばしている幼いわたしの動画に、プロの臨床心理医師だと自称する人のコメントが書き込んであった、、、犯罪被害者は時として加害者に対して愛情を持つ、恐怖の対象を愛の対象にすり替えることで自身を守ろうとする、それは防衛反応の一種であり、被害女児の心の傷は相当に深い、、、 何も知らないくせに、わたしはひどく腹を立て、一方で不安に駆られた。 わたしを知らない人が、わたしの心を勝手に分析し、当て推量する。 ではどうして二人の間に愛が生まれたのでしょうか。 それは ・彼らの間にはどちらも不足や孤独というものが存在しており、互いに不足を埋めようと求めあったゆえに生まれた愛 ・そばにいると自分が自然だと思える。 背伸びせずとも ・安心できる。 自分の居場所だと、肯定してくれるような存在 ・互いに良き理解者だとしたから もちろん年齢も違うので「あなたのことが好きよ」みたいな恋愛感情もなければ、「性愛」という関係でもありません。 つまり『空虚を埋める存在』『世間で理解してくれるのは彼・彼女だけ』となったからです。 私たちが普段『愛』と読んでるものは、あくまで正常なものばかりです。 例えば、私たちは誰々が好きだと言いますが、それは同級生同士だとか、職場の誰々だとか、結婚している男だとかです。 他人からみてもごくごく一般ですよね。 出会った理由も正常であり、年齢差も「まあまあ分かるよ」と言われるもの。 異常なところは一切ない。 でも流浪の月で交される愛は、ちょっと歪であると言わざるおえないです。 ではなぜ歪と言われるのか。 それは個人間の愛にも、社会的なモラルや価値観が入り込んでくるからです。 愛といっても、それは「普通なものなら認めるけど異常なものは認めないよ」という見えない条件みたいなものが存在しているわけです。 好きな人を守ってあげたい」 という純粋な心があれば成立するものなんですよね。 そこに社会が紛れてくると面倒なことになる。 あるいは個人間の利害も。 この愛について、亮という存在があらわれることでより深みを増します。 亮はDVをするけれど、社会的には認められた存在であり、周りからすれば文なんかよりもずっと『愛するにふさわしい男』ですよね。 でも更紗の気持ちは違う。 あのときの人工的な葡萄の香りが蘇る。 まがい物。 愛とよく似ているけど、愛ではない。 亮くんは自分の空洞をみたしてくれる誰かを欲しているだけだ とはいえ、上の愛はあまりにも閉塞的な愛の形であり、これを成立させたいのであれば社会やモラルから逃げなければならない。 多くの文学作品・映画で取り上げられているテーマでもあります。 事実と真実の違い 事実と真実が一緒だと感じている人がいるかもしれませんが、はっきり違います。 流浪の月では明確にふたつは違うものとして扱われています。 文はずっと優しく接してくれたしいつでも逃げられた そして社会・世間は当事者が語る真実などには目も向けず、 自分たちが信じやすい・受け入れやすい事実の方を優先して聞き入れようとします。 この『 自分たちが信じやすい・受け入れやすい事実』というところに本質があります。 更紗はどれだけ「文は異常者なんかじゃない、子供にも優しくて接してくれた」と真実は主張しても、周りは聞き入れません。 なぜなら、「世間の価値観や倫理観にそぐわないことは受け入れらない」のが社会だからです。 つまり、時に 社会はとても冷酷な存在となり、真実などはどうでもよく、事実だけで物事が語られることがあるわけです。 しかし、家内更紗は『事実なんて存在しない』とはっきりいっています。 でも多分事実なんてない。 出来事にはそれぞれの解釈があるだけだ。 泉ちゃんには泉ちゃんの。 亮くんには亮くんの。 わたしも同じだ。 わたしが知っている文と、世間が知っている文は全然ちがう。 その間でもがく。 過ぎた善意とは一種の暴力になりうる この本を読んで一番考えさせられるのは、『善意の明暗』ということです。 あるいは『同情の明暗』でもあります。 ・ 確かに世の中には不幸を背負っている人がいます。 そして彼らに同情し、善意を施すというのは、昔の学校の道徳の授業で習った話です。 しかしながら、善意や同情は、時に、人を苦しめるものです。 それを強烈に痛感できるのが本書です。 同情や善意とは、結局のところ、与えるもの・の評価基準で物事を決めるわけなので、そこには少なからずエゴイズムというものが混じりこみます。 「私たちがこう思う、だからあなたってかわいそうなのね」 と当事者を省いたところで、勝手な憶測が立てられて、善意の刃で人を傷つけるわけです。 でもこういう意見もあるでしょう。 現実では真実がまっすぐ伝わることの方が少ないけれど、だからこそ私たちは理解してもらえるように言葉を尽くし努力している。 理解しあえる者だけの関係が尊いように書かれていますが、それは不可侵なだけで浅く感じます。 わかってくれない周りの人たち、わかったふりをして優しさをふりかざすまわりの人た そもそも人とは、孤独なものですからわかり合う方が難しい。 言葉をどれだけつくしもて誤解が誤解をうんで、いつのまにか手がつけられないほど、意図とは全く違った解釈がなされることがある。 それは仕方のないことかもしれませんが、善意をもつことってすごく難しいんですよね。 この本を読むことで、自分の尺度で考える常識や普通を、誰かに押し付けていないか、あるいは色眼鏡で物事を見ていないか、と自分自身のあり方を見つめ直すきっかけになりました。 流浪の月の読了レビュー【7選】 以下にてツイッターの読了したレビューをいくつかご紹介しておきますね。 僕と同じく流浪の月読者さんがたくさんいたのはテンションが上がりました。 これから流浪の月を読もうとしている人はぜひ参考にしてくださいね。 凪良ゆう『流浪の月』 恋愛対象も身体も二人の関係も、アイスクリームを食べるタイミングも、誰にもわかってもらえないことがあってもいいんだと安心できました。 最初の章の謎が終章で明かされていてぞわぞわっとしてしまいました。 ずっと本棚に置いておきたい一冊です。 善意が逆に人を傷つけてしまえこともある、考え方が変わるような話でした。 描き方がとても繊細でそしてリアルでした。 2人がずっと一緒にいられるといいなって思います。 なんでしょう、この深くて熱い読了感。 でもその中にある安らぎと自由に救われて読了。 「事実と真実はちがう」心に残った言葉です。 被害者と加害者の2人は、なんとも不思議な関係へと発展して行く。 人の憶測や偏見、中途半端な理解と優しさが人をがんじがらめにする怖さを知った。 ひっそりと甘い香りが漂い、透明感を感じる文章。 多様な色彩。 そして、事実と真実は違うということ。 人それぞれ何か抱えているものがあり、人それぞれ見えていないものが必ずある。 他人の背景を考える、想像力が必要だなと思った。

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2020年本屋大賞ノミネート作決定!『熱源』『ムゲンのi』『流浪の月』『ライオンのおやつ』など

本屋 大賞 2020 流浪 の 月

内容紹介 2020年本屋大賞受賞 第41回 2020年 吉川英治文学新人賞候補作 【 せっかくの善意をわたしは捨てていく。 そんなものでは、わたしはかけらも救われない。 愛ではない。 けれどそばにいたい。 新しい人間関係への旅立ちを描き、 実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。 あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。 わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。 再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人間を巻き込みながら疾走を始める。 新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。 引用元:.

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