「妊娠前と同じくらいの睡眠時間をとっていても眠い」と感じるママは少なくないでしょう。 妊娠中は女性ホルモンをはじめとしたさまざまな変化により、妊娠期間を通して眠気を感じる機会が多くなる人がいます。 妊娠初期には少し不安になってしまうほど眠気を感じる人もいれば、妊娠中期以降に大きくなったお腹の重みや腰痛で夜なかなか眠れないという人もいます。 眠気に対する感覚の変化により、「睡眠時間が短いのではないか」「妊娠中とはいえ寝過ぎているのではないか」と不安になる人もいるかもしれません。 十分だと感じられる睡眠時間には個人差があります。 「6時間寝た」「10時間も寝てしまった」というように時間で判断するのではなく、昼間に眠くなったり体調不良になったりしないかという点から、自分の睡眠時間は十分なのかを考えてみると良いかもしれませんね。 なかなか朝早く起きることができなかったり、仕事中の眠気が気になっていたりする妊婦は、「睡眠時間が不足しているのかもしれない」と不安になることもあるでしょう。 仕事や日常生活に支障が出ているのであれば、睡眠時間だけでなく睡眠習慣や環境を見直してみることも大切です。 睡眠時間には個人差があるため、寝過ぎたから、あるいは睡眠時間が短かったからといって、深刻な影響がお腹の胎児に起こる可能性は低いでしょう。 ただし睡眠時間の長さに関わらず、日常生活に支障が出るほどの眠気がある場合には、不注意による転倒などによる赤ちゃんへの影響は考えられます。 寝不足によって妊婦の免疫力が下がり、体調不良につながる可能性もあるため、油断はしないようにしたいですね。 一般的な平均睡眠時間は6時間前後といわれていますが、6時間寝てもすっきりしないという人は珍しくありません。 さらに妊娠中は妊娠前と比べて、身体や心の変化によって眠気を感じやすくなる人もいます。 睡眠時間が長い・短いといったことよりも「日中に支障が出るほどの眠気ではないか」に注目すべきかもしれません。 妊娠中の眠気の影響で、周囲への注意力が低下したり、仕事でミスが続いたりする人もいるでしょう。 単純な失敗でも、車の運転中であれば大きな事故につながる可能性があります。 転倒であれば、直接お腹の赤ちゃんに影響を与える可能性もあるでしょう。 「たかが睡眠」と軽視せず、可能な限り仮眠をとったり睡眠環境の改善したり、対策をとるようにしたいですね。
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お腹が大きくなり貧血や動悸も 妊娠中期とは妊娠5ヶ月~7ヶ月のことを言います。 いわゆる安定期の時期です。 この時期の不眠の原因として考えられるのは、初期に引き続き妊娠中に多く分泌されるホルモンの働きによるものです。 また、それに加え少しずつお腹が大きくなってくることによる影響もあります。 お腹が大きくなることでうつ伏せや仰向けで寝ることが難しくなり、今までのように安眠できないという妊婦さんもいます。 ママの体は妊娠した時からどんどん変化していき、赤ちゃんに栄養や酸素を送るために体の血液量が増えます。 そのため、妊娠中は貧血になる妊婦さんも多いですが、それだけではなく貧血になると動悸がしたり、めまいがしたりするなど体の不調にも現れてくることがあります。 胎動や頻尿が原因に 妊娠後期の不眠の原因は大きくなったお腹が苦しいことや、赤ちゃんの胎動が激しくて途中で目が覚めてしまうということが考えられます。 妊娠後期は妊娠8ヶ月~10ヶ月までの時期です。 赤ちゃんの成長に伴い胎動も激しくなる頃ですが、臨月に近付いてくると子宮の中で動くスペースが狭くなるので胎動が少なくなったと感じることもあります。 また、どんどんお腹が大きく、重たくなり寝返りを打つのも大変だと感じるようになる妊婦さんもいます。 さらに、大きくなった子宮に膀胱が圧迫されることで頻尿になるので、まとまった睡眠がとれないこともあります。 それに加えて、出産が近づいてくると不安でなかなか眠れないという妊婦さんもいます。 ウォーキング、ストレッチやマッサージをする 妊娠後期になってくると大きくなったお腹が原因で腰痛が起きる妊婦さんも多いです。 体の痛みがあると、なかなか寝付けないことも多いかと思います。 また、妊娠後期は大きなお腹が原因で動くのも億劫になりがちです。 しかし、毎日ゴロゴロしてばかりいると運動不足になりますし、体重増加の原因にもなります。 また、臨月にしっかり歩いた方がお産がすすみます。 適度なウォーキングやストレッチなど、無理のない程度に体を動かすことで疲れも出て、安眠にもつながります。 また、腰痛への対策はパパに協力してもらいマッサージをしてもらいましょう。 夫婦のスキンシップにもなるので試してみてくださいね。
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妊娠すると体に変化が起こり、さまざまなトラブルを体験することになります。 そのトラブルの1つが不眠です。 眠くて仕方がないという妊婦さんがいらっしゃる一方で、なかなか眠れないと感じる妊婦さんもたくさんいらっしゃいます。 「妊娠する前は眠れないなんてことはなかったのに……」や「なぜ眠れないの?」といった不安や疑問を感じてはいませんか?そんな不安や疑問を解決するために、ここでは眠れない原因について説明していきます。 あわせて眠れないことへの対策についても紹介しますので、これを参考に不眠への対策をしてみてはいかがでしょうか。 妊娠初期に眠れない原因は? 妊娠をしてから、寝つきが悪くなったり、眠っている途中に何度も起きてしまったりするといったように、眠れないと感じる妊婦さんが多くいらっしゃいます。 さて、どうして眠れないのでしょうか。 その原因を探ってみましょう。 原因1:基礎体温の高さ 基礎体温の高さには「プロゲステロン」という女性ホルモンが影響しています。 プロゲステロンというのは、妊娠を助けるために、さまざまな役割を持ったホルモンのことです。 その役割の1つに妊婦さんの基礎体温を上げるというものがあります。 生理から2週間もすると排卵が起こります。 このときに プロゲステロンの分泌が増え、体温が上がるようになっています。 妊娠が起こらないと分泌量が減少していきますが、妊娠した場合にはプロゲステロンの分泌が続き、基礎体温が高い状態を保ったままになるのです。 こうして基礎体温が高くなっているので寝苦しくなり、寝つきが悪くなったり、起きたあとにスッキリとしなかったりするのです。 参考 原因2:生活リズムの乱れ 暖かい空間にいると、眠くなってしまうこともあるでしょう。 同じように体がポカポカと暖かい状態にある妊婦さんは昼間眠くなってしまうのも不思議ではありません。 こうして昼寝をしてしまうことで、夜になってもなかなか眠れなくなってしまうということがあるのです。 このような状態が続くと、生活リズムが乱れてしまい、昼夜逆転してしまうこともあるでしょう。 原因3:妊娠によるストレスや不安 妊娠という普段と異なる生活はストレスを感じやすいものです。 特に初めての妊娠となると、出産への不安や体の変化、親になることへの不安など、さまざまな心配事で頭がいっぱいになってしまうでしょう。 また、妊娠によって「プロゲステロン」という女性ホルモンが分泌されます。 人によってはイライラしやすくなり、ストレスを感じやすくなるのです。 不眠は、生活リズムの乱れや、ストレス・不安などの精神的な影響などが原因となります。 このようにストレスや不安を感じやすい妊婦さんは、不眠になりやすいというわけです。 参考 原因4:夜中に感じる尿意 妊娠すると頻尿になりやすくなります。 夜眠っているときにも、尿意を感じて、一晩に数回目を覚ますこともあると思います。 妊娠初期に眠れない場合の対策は? 妊婦さんが不眠になってしまうのにはさまざまな原因があることを説明してきました。 原因については理解したところで、どのように対策していけばよいのか?といった疑問が生まれているのではないでしょうか。 そこで、以下に不眠への対策を5つ紹介していきます。 対策1:就寝の1時間前にお風呂に入る 眠るときには体の深部の温度を下げることで、質の高い睡眠となります。 深部体温を下げるためには、一度体温を上げることが効果的です。 そのため、お風呂で1日の疲れをとりながら、体を温めるのがおすすめです。 その際は就寝の1~2時間前を目安にしてください。 対策2:日中に運動をする 昼間に眠ってしまって生活リズムが乱れてしまうという原因があるとお伝えしました。 家にいると、眠くなってしまうものではないでしょうか。 そこで、昼間にはお散歩をしたり、スポーツをしたりと体を動かしてみてください。 体を動かすことで、夜に眠くなりやすくなるでしょう。 関連 対策3:リラックスする 精神的にも身体的にもリラックスできるようにしましょう。 誰しも初めての妊娠には不安がつきまといます。 先輩妊婦さんの話を聞いたり、相談をしたりすることで精神的に余裕を持てるようになるでしょう。 また、眠る前にノンカフェインのハーブティーやルイボスティーを飲んだり、深呼吸をしたりすると、身体的にも落ち着いてきます。 対策4:就寝前はケータイを見ない 眠る前には、ケータイやパソコン、ゲームなどは控えましょう。 熱中することで、目が冴えてしまい眠りづらくなります。 また、眠る前に光の刺激を受けることで、脳が覚醒してしまいます。 無意識のうちにケータイに熱中しているといったこともあるでしょう。 眠る前には意識して避けるようにしてください。 参考 対策5:入眠の儀式を作る 就寝前に習慣とする行動を作りましょう。 例えば、「眠る前に温かい飲み物を飲む」や、「音楽を聴く」、「歯磨きをする」などがあります。 眠る前の儀式(習慣)を作ることで、体が睡眠への準備を始めやすくなるでしょう。 以上、妊娠初期に眠れない4つの原因と5つの対策について説明してきました。 眠れなくてお悩みの場合には、対策を実行してみましょう。 どうしても眠れない場合や、心配な場合にはかかりつけの産婦人科の医師に相談してください。
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