Sponsored Link ロタウイルスの予防接種は通常何回うつものなの? ロタウイルスワクチンは、冒頭でもお伝えしたとおり2種類あります。 大雑把に言ってしまえば、 2回接種するものと、3回接種するものですね。 2回接種するものはロタリックスというワクチンで、3回接種するものがロタテックというワクチンですね。 どちらも一般的に扱われているロタウイルスのワクチンになります。 2回接種のものは 生後6週~20週までに1回目の接種が必要で、3回接種のものは 生後6~24週までに1回目の接種をする必要がありますので、どちらも早めの準備が必要ですね。 このロタウイルスワクチンに限った話ではありませんが、予防接種を複数回接種する理由は、 1度の予防接種では免疫を十分に獲得することができないからです。 1度の予防接種で獲得した免疫は自然となくなってしまいます。 しかし2回、3回と予防接種を行うことで、前回よりもさらに効果の高い免疫を獲得することができるのです。 これは 免疫増幅効果(ブースター効果)といわれるもので、RSウイルス感染症やロタウイルス感染症のような何度も繰り返しかかる感染症でよくみられる反応です。 何度も感染した経験がある大人では症状が出なかったり、症状が出ても軽いものだったりするのは、この免疫増幅効果の影響というわけですね。 Sponsored Link 予防接種を2回行うものと3回行うものの違いは? さて同じロタウイルスワクチンですが、なぜロタリックスとロタテックには接種回数に違いがあるのでしょうか? 実はロタリックスとロタテックは、 それぞれ由来するロタウイルスが違うため、別々のワクチンとして存在しているんです。 もっと具体的にお話しますと、実はロタウイルスにはいろいろな種類があります。 インフルエンザなどでは、様々な型があることはよく知られているでしょうから、同じようにイメージしていただくとわかりやすいでしょう。 ロタリックスは、 ヒトロタウイルスといわれている種類のロタウイルスを弱毒化したものです。 ヒトロタウイルスは名前の通り人間に感染するロタウイルスですので、予防接種で体内に入ったときにスムーズに腸管内で増殖し免疫を付けることができます。 そのため、予防接種は比較的少ない2回で良いというわけですね。 一方ロタテックは、 ウシロタウイルスをヒトロタウイルスに組み替えて作られたものをワクチンとして生成したものです。 ウシロタウイルスは人間に対しての病原性が弱いので、ヒトロタウイルスを使っているものよりも免疫をスムーズに作ることができないと言われています。 そのため、多めに3回もの予防接種が必要というわけですね。 ロタリックスとロタテックのどちらを受けると良いの? 2回接種のロタリックスと3回接種のロタテック、どちらを受ければ良いのか迷ってしまいますよね。 ちなみに どちらのワクチンを受けても、効果は変わらないといわれています。 また、医療機関によってはどちらか一方のみしか扱っていない場合もあるので、選択の余地自体がない場合も多いです。 そのため、どちらを選ぶのかということは特に気にしなくても良いですが、ほかの予防接種とのスケジュールの兼ね合いがありますので、かかりつけの医師に相談しましょう。 ワクチンの種類にもよりますが、場合によっては他の予防接種と同時接種できる場合もあり、受診回数を増やさずに済むこともあります。 どちらかと言えばという話であれば、手間や負担を考えた場合は、 2回の接種で良いロタリックスの方が良いのではないかと思います。 しかし、生後6週~20週までに1回目の接種を終わらせなければならないので、ややスケジュールがタイトにはなってきますね。 接種期間に余裕を持ちたい場合や、既に接種期間がギリギリの場合などは、生後6~24週まで受けられる ロタテックを接種出来る病院を選ぶと良いでしょう。 ロタテックは3回接種ではありますが、場合によっては合計の費用はロタリックスと同じか、多少安く済むケースもあるようですので、一度問い合わせてみると良いですね。 まとめ ロタウイルスの2種類のワクチンについてご説明してきましたが、いかがだったでしょうか? どちらを選ぶか迷ってしまうかもしれませんが、どちらもロタウイルスの重症化を予防できる効果や期間は同じだといわれています。 ロタウイルスは生後3ヶ月~6ヶ月の間に初めて感染すると、重症化しやすいというデータもありますので、ぜひ接種しておきたいですね。 1回でもロタウイルスの予防接種が終わっていれば効果は期待出来ますので、まずはお早めにかかりつけの医師に相談するようにしてみてください。 Sponsored Link• おすすめ記事.
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ロタワクチンの必要性 ロタウイルスは子どもの重症急性胃腸炎の原因となるウイルスで、世界的には何十万人という5歳未満の子どもがロタウイルスにより死亡していると報告されています。 途上国での死亡者が多く、日本ではあまり聞かないですが、軽視して良い病気(ウイルス)ではありません。 ロタワクチンは、ロタウイルス感染による重症な下痢症から入院や死亡を予防する目的で使われます。 つまり、 ロタウイルスの感染そのものを予防するものではなく、重症化を予防することが目的です。 ロタワクチンは日本では「任意接種」となっていますが、無料で接種出来る国も少なくありません。 ロタウイルス自体はごくごくありふれたウイルスなので、 5歳までに95%の子どもが感染すると言われています(発症や重症化ではありません)。 ロタワクチンは2種類ありますが、日本での臨床試験の結果を見ると、 ロタウイルス胃腸炎の予防効果は7割以上、重症化の予防効果は9割を超えています。 ワクチンの摂取においては、副反応とのバランスも考える必要があります。 腸重積とは 回腸が大腸に入り込んで、腸が重なり合うことで起こる緊急性の高い病気です。 ぐったりする、顔面が青白くなる、便に血が混じる、などの症状から始まり、腸の壊死につながるので、速やかに受診する必要があります。 ロタワクチンの接種に関わらず、0歳児は腸重積になりやすいです。 ワクチン接種後に腸重積を思わせる症状や、嘔吐を繰り返す場合などには、医療機関に受診するようにしてください。 ロタワクチンは腸重積が起こりにくい月齢(年齢)での接種が推奨されています。 一回目は生後2か月が推奨されることが多いでしょう。 ロタワクチンの比較【ロタテックとロタリックス】 日本において摂取できるロタワクチンには「ロタテック」と「ロタリックス」の2種類あります。 表でざっと比較すると以下の通り。 ロタワクチンの種類 ロタテック ロタリックス 摂取回数 3回 2回 一回量 2mL 1. ロタリックスは1価、ロタテックは5価のワクチンという点に大きな差があるように見えます。 しかし、 ロタリックスは最も多い種類の株で、交差反応で他の株にもある程度の効果があるとされており、実際の効果の差は大きくありません。 ロタワクチンで1型糖尿病が減ったという報告【参考】 ロタワクチンを使う理由は、ロタウイルスによる感染症の重篤化を防ぐためであることは間違いないですが、1型糖尿病の発症頻度を減らす可能性が示唆されています。 参考: ミシガン大学の研究グループが、全米規模の医療保険データベースを用いて、ロタワクチンの接種状況とその後の1型糖尿病の発症率を検討しました。 主なポイントは以下の2つ。 ロタワクチンを規定回数接種することで、1型糖尿病の発症リスクが33%減る可能性があること。 5価ワクチン(ロタテック)のほうが、1価ワクチン(ロタリックス)よりも、わずかに1型糖尿病の発症リスクが減る可能性があること。 オーストラリアでも同様に、ロタワクチン接種による1型糖尿病発症リスクの低下が報告されているようです。 「1型糖尿病予防にロタワクチンを打ちましょう」などという気はありませんが、一人でも多く接種してもらえたらうれしいと思います。
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もくじ• ロタワクチンの接種は口から飲む、経口接種です。 赤ちゃんというのは、何にもしていなくても吐きやすいものです。 特に口の真ん中に入ってきたものは、舌で押し出して吐き出そうとします。 そんな赤ちゃんの間にしかできない予防接種なので、接種の時にうまく呑み込めなかったり吐き戻したりなんてことは日常茶飯事です。 せっかくワクチンを飲んだのに、さっき飲んだミルクと一緒に吐いちゃった!とか、接種の時ほとんど口から出てたけど・・・ なんてこともよくあります。 ではワクチンをせっかく飲んだのに、吐いてしまっても効果は期待できるのか? 答えは「効果は期待できる」です。 なぜなら、ロタワクチンは、赤ちゃんがたとえ吐き出してしまっても、粘膜に少量でも付いていればそこからウィルスが増殖して行くからです。 ウイルスが十二指腸内で増殖できれば、ワクチンの効果について問題はなく、免疫はきちんと出来ます。 よって、少量でも1度のみ下していれば心配はいりません。 もし、接種後すぐにミルクと一緒に吐いてしまったとしても、15分以上たっていれば再度の接種は必要ありません。 そのための2回接種でもあります。 3回接種のロタテックでは、再接種は出来ません。 ロタテックは2回目、3回目の接種によっておぎないます。 ではなぜ、のみ直しはしないのでしょうか? 次では、それについて書いています。 ロタ予防接で飲みなおしをしない理由 ロタウイルスのワクチンを赤ちゃんが吐き出してしまったにもかかわらず、どうしてのみ直ししないのでしょうか。 それは上でも述べたように、少量のワクチンでも胃腸の粘膜に付きさえすれば、ウイルスは十分に増殖できるからです。 ワクチン先進国の欧米での接種ガイドラインにも、「吐いた場合でも追加しなくてよい」と明記してあります。 もちろん日本の製造元の注意書きにも、追加の必要はないと書かれています。 三回接種のロタテックが飲み直しできないのは、飲み直しの請求をしてもメーカーが追加分をくれないのと、追加接種時の安全性や有効性が確認されていないからです。 二回接種のロタリックスは、直後に吐いた場合、医師が請求すると一回分メーカーが余分に用意してくれます。 スポンサーリンク がしかし、一応一度飲み下していれば全く効果を否定することはできませんし、2回目を接種すれば予防接種としての目的は果たされるので無理に副反応の危険性の高いワクチンを何度も接種する必要はないと思います。 ロタの予防接種の副作用として最も心配されるものに腸重積がありますが、ほとんどの腸重積の発症例は、初回接種から7日間に報告されているという事もあり、1回目の飲みなおしをしない医師がほとんどです。 ロタ予防接種、2回目の上手な飲ませ方は? 1回目がうまく飲めなかったら、2回目のワクチンが上手に飲めるか心配ですよね。 母乳のみで育てていると、ほかなものが口に触れると極端に嫌がる赤ちゃんが多くいますし、それは仕方がないことです。 見たこともないスポイトが無理やり口に入れられるのだから、吐いてしまうのもしかたがないですよね。 次はきちんと飲めるように、おうちで練習してみるのはどうでしょうか。 お風呂上りなどの、のどが渇いたときに白湯や糖水をスポイトで飲ませてあげると練習できます。 ロタワクチンの量は1. 5㎖とごく少量なので、それを目安にした練習ならお母さんにも赤ちゃんにも負担は少ないと思います。 予防接種だけでなく、風邪薬を水に溶かして飲ませる時にもスポイトは役立ちますから、おすすめですよ。 もし1回目のワクチンの接種の時に、前後に飲んだミルクのせいで吐いてしまったのなら、2回目は接種前後の間近い時間の授乳は避けて受ければ解決できます。 ロタウイルスのワクチンを吐いてしまった場合でも効果は十分に期待できるという事や、飲み直しをなぜしないかなどについて書きましたが、参考にして頂けたでしょうか。 2回目は吐き戻さずに上手に飲めるといいですね。 スポイトの練習、余裕があればぜひやってみてくださいね。
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