中学生くらいの時に観て、ガンガン泣いたのを覚えているのですが、なんと今回観てもガンガン泣けました。 知的障害を持った父親と娘が一緒に住めるように法廷で戦う、という話。 この映画には主人公にとっての敵である「検事」「新しい養母」という存在があるのですが、この二つが主人公以上の正論を持っていることがこの映画が強く心を揺さぶる原因だと考えました。 「確かに厳しいかもしれないけど親子として頑張ってほしいなあ」という感情的な感想を積み重ねた後、それを検事は論理的に、新しい養母はそれを上回るほど感情的に訴えかけてきます。 脚本すごいです。 ショーン・ペンの演技は素晴らしい。 知的障害を持った演技、というだけではなくてその中で感情の機微を見事に演じきっています。 実は娘は私に育てられない方が幸せなのではないが、そう気付いた瞬間のショーン・ペンの演技がもう素晴らしすぎる。 アカデミー賞主演男優賞取ってないのおかしいな、と思い確認したらデンゼル・ワシントン御大が受賞しておられました。 しゃーない…。 感動映画はいいや、という捻くれた皆様にはダコタ・ファニングの奇跡的な透明感だけを目当てに見てもらっても十分に価値のある映画です。
次の
今回のおすすめ映画シリーズは『アップタウンガールズ』です。 映画『アップタウンガールズ』は若くしてこの世から去ってしまったブリタニーマーフィーと、『アイアムサム』で大人気子役となったダコタファニングが主演の映画です。 幼いダコタファニングがとにかく愛くるしく、ブリタニーマーフィーも魅力的なこの映画は、観ていて心温まる名作となっています。 それでは『アップタウンガールズ』の映画紹介です。 映画『アップタウンガールズ』は2003年に製作されたアメリカ映画です。 上映時間は93分。 監督は ボアズイェーキン監督。 『タイタンズを忘れない』を監督しています。 キャストは モリー・・・ブリタニーマーフィー レイ・・・ダコタファニング イングリッド・・・マーレーシェルトン ヒューイ・・・ドナルドアデオサンファイソン ニール・・・ジェシースペンサー ローマ・・・ヘザーロックリア マッコンリー・・・オースティンペンドルトン ほか。 映画『アップタウンガールズ』あらすじ・ネタバレ 偉大なロックスター歌手を父に持つモリー(ブリタニーマーフィー)は、現在は他界してしまった父の遺産で暮らしていました。 母親もすでに他界していてモリーには両親がいませんでしたが、莫大な遺産があったために不自由なく暮らしていました。 モリーの部屋には父親の遺したギター、そして飼っている豚のムーがいました。 モリーの22歳の誕生日、友人達が誕生日パーティーを開いてくれます。 誕生日パーティーではニール(ジェシースペンサー)という男性が歌を披露してモリーはニールに魅力を感じていました。 ニールを連れてきたのはモリーの友人のヒューイ(ドナルドアデオサンファイソン)でした。 ニールはプロのミュージシャンを志しているので、誕生日パーティーに来ていたローマ(ヘザーロックリア)に聴かせたくて歌を披露しました。 ニールはデモテープを送って欲しいという言葉をもらい喜びます。 ニールを気に入ったモリーは自宅へ招きます。 モリーの家で過ごし始めたニールでしたが、2人は働きもせず家事もしない生活を続けます。 しかしニールは現実に戻り、こんなことをしていてはいけないと引き止めるモリーを残して去って行きました。 モリーの友人のイングリッド(マーレーシェルトン)がやってきます。 イングリッドはモリーに電気やガスなどが止められていることを話します。 モリーそういった類の支払いはすべて会計士のボブに任せていました。 しかしボブはモリーを裏切ったのでした。 モリーは弁護士に相談しますが、ボブは他にも余罪がある会計士でした。 モリーは印税などを前払いで受け取っていたため、年金が支払われる年齢になるまで収入がなくなってしまいました。 生きていくには仕事をするしかないモリーでしたが、就職活動を行うも採用まではいっても肝心の仕事ができません。 そんな切迫した状況のなか、ニールのためにモリーは高価なプレゼントを買ってしまうのでした。 モリーはお金が続かなくなり家賃を滞納してしまい家を追い出されてしまいます。 行き場所のないモリーはイングリッドの家に居候することになります。 そんな中でヒューイが仕事の話をモリーに持ってきます。 ローマ ヘザーロックリア の娘であるレイ ダコタファニング という少女の子守りの仕事でした。 モリーは以前にパーティーでレイと会ったことがありました。 レイは子供らしくないところがありどこか冷めていてしっかりしている少女でした。 決められたことは時間通りに行い、潔癖な部分もあり清潔な場所でしか食べ物を口にしませんでした。 ロックスターを父に持つモリーの好む音楽はロックンロールですが、レイはクラシックばかりを聴く女の子でした。 趣味の合わないモリーとレイはなかなか分かり合う事ができません。 レイはモリーに対して自分の考えを通し、モリーは言う事を聞かない子守りの相手に嫌悪感を覚えます。 とても続けられないと思うモリーでしたが、お金を稼がなければならないモリーはレイに謝り、なんとか仲を深めようとします。 モリーは金に困っていてもお金になることがわかっている父の形見のギターは決して売りませんでした。 ギター以外の私物はお金を作るために売ることにします。 イングリッドとヒューイが売却を手伝ってくれて、モリーは悲しみながらも私物を売っていきました。 モリーはニールに会いたくてニールを訪ねますが、ニールは音楽に没頭していて居留守を使って会ってくれません。 ある時ニールから連絡が入りました。 ニールはモリーからもらったアドバイスを活かしてついに契約を獲得することができたのでした。 モリーはニールのジャケットを自分なりにアレンジしますが、ニールのお気に召さなかったようで、結局モリーは別れを告げられてしまいます。 しかしモリーはレイの家でニールとバッタリ再会します。 レイの家でなんとローマとニールが恋人関係にあることを知ります。 モリーは激しくショックを受け、公園に行き悲しみのあまり一人で泣きます。 自暴自棄になったモリーは公園の池に飛び込みますが、思っていたよりも池は浅く、ドラマのようにはいかず汚いから早く出るようにと注意されてしまう始末でした。 池に飛び込んだせいでモリーは風邪をひいてしまいます。 モリーはレイのベビーシッターであるにも関わらず、風邪をひいたモリーを看病してくれたのはレイでした。 モリーの傷心のあまりやけを起こし他の男性とデートをします。 しかしこのデートのためにイングリッドとの約束を破ってしまい、怒ったイングリッドはモリーを家から追い出します。 追い出されたモリーはヒューイの家に身を寄せます。 モリーはヒューイとクラブに遊びに行きますが、そこでローマがいることに驚きます。 その日はレイのバレエの発表会の日だったのです。 モリーはローマに誰がレイの面倒を見ているのかと尋ね、その日レイに誰もついていないこと知ります。 モリーはレイが不憫になり急いでレイのバレエ発表会に向かいますが、すでに発表会は終わってしまっていました。 レイがすでに一人で帰宅して家に帰っていました。 モリーはレイに遊園地に一緒に行こうと提案します。 レイは遊園地に行ったことがなかったので、表情には出しませんが内心喜んでいました。 しかしモリーとレイが到着すると遊園地は閉まっていたのでした。 モリーは遊園地に思入れがありました。 両親を飛行機事故で亡くした時にモリーは遊園地に来てカップの乗り物に乗り続けていたのでした。 モリーはその話をレイにしました。 レイの父親は昏睡状態で寝たきりでしたが、レイの父親が亡くなってしまいます。 レイはこれをきっかけにモリーを解雇しました。 モリーはしっかりしようと新たなスタートのために父親の形見のギターを売りに出す決心をします。 ギターをオークションに出すと匿名の人間がギターをまとめて破格で落札してくれてモリーはまとまったお金を手にすることが出来ました。 モリーはそのお金を使ってアパートを借りヒューイの家を出ました。 レイが行方不明になっているという連絡がローマからモリーに入ります。 モリーはレイが遊園地に行っているのではないかと思い遊園地へと急ぎます。 レイは遊園地にいて、カップの乗り物に乗ってグルグルとまわっていました。 モリーもレイに加わり、2人は悲しみを分かち合い心を通わせました。 モリーはニールのジャケットをアレンジしたことがきっかけで、服飾関係の仕事に就こうと考え目標を見つけます。 レイのバレエ発表会の日、モリーはレイの姿を見に会場を訪れます。 するとそのバレエ発表会にゲストとしてニールが現れモリーは驚きます。 ニールは伴奏をスタートします。 ニールはモリーがアレンジしたジャケットを着ていました。 ニールはミュージシャンとして成功していて、モリーがオークションに出したギターを破格で落札してくれたのはニールだったのでした。 ニールは手にモリーの父親の形見のギターを持ち、モリーの父親のヒットソングを演奏します。 その演奏に合わせてレイたちがバレエを踊ります。 モリーは感動の表情でその光景を見ていました。 映画『アップタウンガールズ』感想・評価 映画『アップタウンガールズ』はとっても心温まるハートフルな映画です。 もっともっと有名でいい映画だと思いますし、もっと有名であるべき映画だと思います。 ブリタニーマーフィー演じるモリーの成長と、ダコタファニング演じるレイの成長の描写、2人の友情の育んでいく様子の描写が非常に秀逸な作品なのです。 ダコタファニングは大人になってからも活躍している女優ですが、この時は特に天才女優の名を欲しいままにしていて、日本での人気も凄まじいものがありました。 その評判の通りこの『アップタウンガールズ』でも魅力的な演技を披露してくれています。 早くして仕事をスタートして責任感が芽生えているダコタファニングと、演じているレイがどこか被って見えるところもあり、ナイスキャスティングだなぁと唸ってしまいます。 クールなキャラクターが見せる悲しみに打ちひしがれる姿はふり幅がすごくて涙を誘います。 そしてブリタニーマーフィーですが、この世にもういないなんて考えるだけでも今でも悲しい気持ちになります。 本当に魅力的な女優でした。 ルックスもとてもキュートでまだまだこれからの活躍が期待されていただけに残念でなりません。 ハリウッドの俳優や女優が若くして命を落とすと事故やクスリのオーバードーズと思われがちですが、ブリタニーマーフィーはそういう事ではなく、糖尿病を患っていてその疾患の影響が大きかったようです。 『アップタウンガールズ』はブリタニーマーフィーの魅力を知ってもらうのに充分な映画だと思います。 感動を約束できる映画です。 おすすめです。 映画『アップタウンガールズ』 今度のベビーシッターは、子供っぽすぎる!.
次の
I am Sam アイアムサムのネタバレあらすじ:父と娘 ルーシーを取り戻したいと考えるサムは仲間の助言でやり手の女弁護士リタのもとを訪れる。 エリート意識の強いリタはお金のないサムの依頼を断るが、パーティの席上で社会奉仕もできる、と公言したためしぶしぶサムの依頼を引き受ける。 ところが面会の再に2人で施設を抜け出したり、裁判でまともな証言を得ることができないうえ、執拗な追求に耐えられなくなったサムは「ルーシーのためにならない」という福祉局側の言い分にとうとう屈してしまい、結局ルーシーは里親ランディのもとへ引き取られることになってしまう。 I am Sam アイアムサムの結末:家族 サムのルーシー対する愛情や、純粋な心に触れるうち、本心からサムを助けたいと思うようになっていたリタは、ルーシーと離れ離れになって落ち込むサムに、ルーシーを取り戻す手立てを提案する。 サムはランディの家の近くに引越し、養育条件を満たすために仕事を掛け持ちして収入を増やすなど再び努力し始める。 家が近くだと知ったルーシーは毎晩家を抜け出してサムに会いに行くようになる。 その様子を見たランディはサムとルーシーを引き離すことはできないと知り、ルーシーはサムの元へ戻ることができた。 娘が戻って喜ぶサムはその後、社会奉仕活動としてサッカーの審判などを行います。 そこには愛するルーシーが彼を見守っていました。 ルーシーは里親、サムの仲間やアニー、リタら大勢の人の愛に包まれて幸せに暮らしたのでした。 コロナの影響で時間的な余裕ができ、昔、見た映画のコメントにまた、涙。 この映画は、劇場で見る前にパンフレットを買ってあらすじの冒頭を読んでしまい涙した映画です。 結婚していたくて、子育ての大変さなんて想像もできなかったころに見ました。 子どものために必死に子育てをする姿は、「クレーマークレーマー」の父親ともオーバーラップしました。 しかし、彼には知的障害があり、どうしていいかわからなくなってしまう。 周りの仲間の励まし(彼の理解は健常者のそれとはまったく異なりますが、愛する娘を守る気持ちは崇高なものがありました。 )から頑張ります。 娘の「パパを悩ますことを嫌がり勉強しなくなる気持ち」にまた涙。 世の子育てで悩んでいる夫婦の皆さんには見てもらいたい。 子どもは「泣く」「言うことを聞かず、我がまま」なものです。 この部分を理解できないのは、自らの生い立ちにも問題があるかもしれません。 それはそれとして大問題です。 しかし、子どものことを大嫌いになる前にこの英語を見てほしいです。
次の