ぎんなんとは 丸みを帯びた黄色いフォルムが可愛いぎんなんとは、イチョウの木に成る植物です。 ぎんなんと言えば地面に落ちたものを踏んで、しばらく強烈な臭いが取れないという厄介な存在でもありますが、実は普段私達が食べているぎんなんの部分は、実の中の更に奥に包まれた胚乳種の部分を可食部としています。 そんなぎんなんは雄と雌の木が存在し、実を付けるのは雌の木のみとされています。 ぎんなんのカロリー 一つ食べるとまた一つ…という具合に病みつきになるぎんなんですが、カロリーは1個 約3g で6キロカロリー程度です。 一粒で見ればカロリーは非常に低いですが、 100g程度になれば187キロカロリー前後はあるため、小腹が空いた時のおやつ感覚で食べると良いでしょう。 緑色と黄色…どっちが本当のぎんなん? ぎんなんと言えばほとんどの方が黄色だと答えますが、中には緑色のぎんなんに疑問を持っている方もいるでしょう。 この色の違いはぎんなんの種類などの違いからくるものではなく、単純にぎんなんの鮮度を示すものになります。 ぎんなんを多く目にする茶碗蒸しなどではぎんなん=黄色が定着していますが、本来 鮮度の良いぎんなんは緑色をしているのが一般的です。 緑色のぎんなんは黄色のぎんなんより悪臭が弱く、モチモチとした美味しい食感があるのが特徴です。 年を通してぎんなんは食べられますが、9月下旬~10月上旬に販売されるぎんなんは緑色で食べやすいものが多いのです。 食べなきゃ損!ぎんなんの効能 健康に気を遣う方が増え、自然なものを食卓に取り入れたい方が増えていますが、そんな方には是非ぎんなんをおすすめしたい理由があります。 臭いだけのイメージが定着してしまったぎんなんですが、ぎんなんは知れば知るほど食べたくなる効能がたくさんあります。 むくみ改善 ぎんなんにはカリウムが含まれているため、むくみ改善に効果を示します。 夕方になると脚がパンパンになって辛い…という方も多いため、塩分を摂り過ぎている食生活をしている方に特におすすめしたい食べ物です。 高血圧・動脈硬化などの予防 高血圧の方が急増している現代の日本では、個々の体内で塩分に含まれる成分、ナトリウムが溜まっている状態です。 血液内のナトリウムが多くなると高血圧や動脈硬化になる恐れがありますが、そんな状態でもぎんなんはカリウムの力によって余分なナトリウムを水分と共に排出してくれます。 体の中の水分と一緒に出す効果があるため、体に負荷をかけることなく自然な排出が可能です。 美容効果 ぎんなんに美肌効果があるのは嬉しいですよね。 ぎんなんにはビタミンC、ビタミンE、タンパク質などの栄養が含まれていることでメラニンの生成を抑制し、シミが出来にくいお肌にしてくれます。 また、ビタミンEは血液の流れを良くしてくれることで肌の透明感をアップさせ、タンパク質で丈夫な髪や爪、肌作りのサポートをしてくれる綺麗になりたい女性の強い味方です。 疲労回復・冷え症改善 ぎんなんに含まれる栄養にはまだまだ他にもビタミンB群やナイアシン、パントテン酸などがあり、弱った体を元気に整える効果があります。 疲労を感じやすい方も多く、朝起きてから既に疲労感を味わっていることも多いでしょう。 そんな日頃のちょっとした不調にぎんなんは役立ってくれます。 また、ぎんなんに含まれるビタミンEは血液の流れを良くしてくれるため、上記の栄養成分にプラスして速やかに体の調子を整えてくれます。 ぎんなんに毒性はあるの?食べ過ぎは何個から? ぎんなんと言えば病みつきになる美味しさもそうですが、最も気になる点は毒性や中毒死についてです。 ぎんなんを知った上で一度は見聞きする噂とも言えるでしょう。 少量ならば何ら問題はないですが、たくさん食べ過ぎた場合は後々心配になってしまいますよね。 ぎんなんの大量摂取は本当に悪影響があるのでしょうか。 ぎんなんの毒性に気を付けよう ぎんなんは周知の通り 大量に食べると中毒になる恐れがあります。 これは噂ではなく紛れもない事実のため、ぎんなんを食べる前には必ず知っておきましょう。 ぎんなんを食べ過ぎると下痢や腹痛、嘔吐、脈拍が早くなる、呼吸困難、痙攣、昏倒などの恐ろしい症状が出る可能性があります。 そもそもなぜここまでぎんなんの毒性が現代にまで広く伝わったのかと言うと、戦後すぐの食糧難の際に自然と木に成るぎんなんばかりを食していたため、ぎんなん中毒が起きたと言われています。 実際にぎんなんの大量摂取で中毒死の報告もあるほどですから気をつけるに越したことはないでしょう。 ぎんなんには「メチルピリドキシン」という成分が含まれているのですが、この成分は大量に体内に入るとビタミンB6の働きを阻害し、上手く体内で働けなくなったビタミンB6の不足が原因で神経伝達の働きに障害が出て内臓や脳の機能に悪影響を及ぼします。 ぎんなんの食べ過ぎを回避するには何個までが目安? 上記で触れたようにぎんなんは食べ過ぎてしまうと考えていたよりも重篤な症状が出る恐れがあります。 きんなん好きには酷ですが、食べ過ぎを避けるように大人なら1日多くても10粒程度。 子供なら1日1~2粒程度に留めておきましょう。 ぎんなんを美味しく頂こう! ぎんなんについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 独特の香りと旨みは時期がくると食べたくなる味わいですよね。 栄養がたっぷりと詰まった食品でもありますから、上手にアレンジして是非ぎんなんを十分に楽しんでみてくださいね。
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銀杏の毒ってなに? 銀杏で中毒を引き起こす物質は 4-O-メチルピリドキシンという聞いたことのないような化合物で、ビタミンB6と構造がよく似ているため、多量に摂取すると体内でのビタミンB6の生成が阻害されて中毒症状が現れると考えられています。 (銀杏中毒の治療にはビタミンB6を投与すると劇的に回復するそうです。 また、4-O-メチルピリドキシンは熱に強いので、焼いても煮てもその性質が変わることはありません。 ) ビタミンB6は最近よく耳にするようになったGABAという神経伝達物質の生成に関わっていて、ビタミンB6が不足するとGABAの合成ができなくなり、痙攣などの症状が現れることもあるとのことです。 (公財)日本中毒情報センターによると、銀杏中毒の発生数はそれほど多くないものの、毎年数十件は報告があるそうで、月別に見ると10月から翌年3月にかけての発生が多いそうです。 秋に多く出回る銀杏ですが、寒い時期を通して発生するみたいです。 茶碗蒸しや鍋料理など、冬の料理によく使いますからね。 銀杏は何個までなら食べてもいい? 銀杏中毒を起こすのは5歳未満の小児が一番多く、報告されている事例のうち70%以上が10歳未満のお子さんです。 何個食べると中毒を起こすのかという量は特定されていません。 あまり参考にはならないと思いますが、これだけ食べたら中毒になったという次のような目安はあります。 小児 7~150個• 成人 40~300個 参考にならないと書いたのは非常にバラツキが多いためで、これは本人の持つビタミンB6の量が関係しているからです。 ビタミンB6は次のような食品に多く含まれていますが、これらの食品をあまり食べないという人は気をつけたほうがいいかもしれませんね。 (食品名の後ろの数値は100gあたりの含有量mg)• かつお 0.85• まぐろの赤身 0.76• 鶏レバー 0.65• サケ 0.64• 鶏のささ身 0.6• 豚ヒレ肉 0.54• バナナ 0.38• 赤パプリカ 0.38• さつまいも 0.26• weider-jp. 1個食べただけで中毒になったという例は報告されていないものの、数個で中毒症状が起きた小児がいたそうで、これまでに報告された約30の死亡例のうち、ほとんどが3歳以下の小児だということです。 さらに、食糧事情が悪かった戦中・戦後間もなくは銀杏の消費量も多く、記録はないものの多くの人が銀杏中毒になったそうです。 できることなら、10歳未満の子どもには何個であろうと食べさせないほうが賢明でしょう。 臭いところはアレルギーを持つ人には要注意 銀杏ってさくらんぼのように種の周りに軟らかい果肉のようなものがついてなっていますね。 この果肉のような臭いところを珠皮外層(しゅひがいそう)と言うんですけど、食べるのは珠皮外層を取り除いた種子の中身です。 皆さんは交差性反応(または交叉性反応)という言葉を聞いたことがありますか。 交差反応とは、ある特定の物質にアレルギーがあるとき、その物質とよく似た別の物質にもアレルギ反応を示すとき、交差性反応が起きたと言います。 珠皮外層にはビロボールという成分が含まれていて、ビロポールはウルシに含まれているウルシオールという物質と交差性反応があります。 また、ウルシオールはマンゴーやカシューナッツと相同性(形態や遺伝子の祖先が共通であること)のある成分を含むため、ウルシに触れたり、マンゴーやカシューナッツを食べてアレルギーを起こす人は、銀杏の珠皮外層にも注意が必要です。 ちなみに、銀杏の珠皮外層があんなに臭いのは、種子を動物に食べられないようにするためだそうです。 終わりに 銀杏は秋の訪れを感じさせてくれる味覚のひとつです。 これまでは、スーパーに並んでいるのを見ると買ってきて殻を取り、フライパンで炒めて塩をふってかなりの量を食べてました。 お酒のおつまみにもぴったりですしね。 でも、銀杏を食べすぎると中毒になることもあり、中毒死した人もいたなんでびっくりです。 今まではラッキーだったのかもしれません。 皆さんも銀杏を食べるときには量に注意して下さいね。 特に小さなお子さんには食べさせないことが一番ですよ。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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銀杏は食べ過ぎると危険と言う話を聞いたことはありませんか? 秋の味覚として茶碗蒸しなどの具に使われたり、酒の肴にされたりする銀杏ですが、実は中毒症状を起こす成分が含まれていて食べ過ぎたり、子供が食べたりすると中毒症状を起こす他、それ以外にも腹痛、下痢、鼻血と言った症状を引き起こす危険性があり注意が必要。 しかし万が一中毒症状やその他の異常が起きた時どうしたら良いのか? あるいは起こらないようにするためにはどうしたら良いのか? 何か症状がでないようにするには一日に何個までなら大丈夫なのか? こうしたことを知るためにはどうして銀杏ヘの理解が必要不可欠。 そこで今回は銀杏の食べすぎによる体の異常を起こさないようにや、起こした時の参考になればと思い 『 銀杏の食べ過ぎの危険性!1日に何個までなら大丈夫?銀杏中毒の症状や対処法について』と言う記事を書かせていただきました。 実は意外と知らない人も多い銀杏の食べ過ぎによる症状や対処法について興味ございませんか? Topics• 銀杏で中毒を起こす理由 まずは銀杏の食べすぎで1番危険な銀杏中毒をどうして起こすのかの理由をご紹介させていただきます。 銀杏中毒を起こす原因は、微量ではあるものの銀杏の中に含まれている 「ギンコトキシン(4-O-メチルピリドキシン)」です。 この「ギンコトキシン」はイチョウが精製する所謂 「神経毒」でして、ビタミンB6に拮抗して働きを阻害し、 「グルタミン酸」と言う興奮性の神経伝達物質を分解できなくしてしまうために、神経の伝達系統に異常を起こさせ、痙攣などのてんかんの発作のような症状を引き起こします。 この神経系統に異常が起きるため、 吐き気や目まい、酷くなると呼吸困難や不整脈、痙攣などを起こします。 大人の場合ですとかなりの数を摂取しなければそこまでの異常は出ませんが、体内にどれほどビタミンB6やグルタミン酸があるかによってかなり変わるので 1日5・6粒程度でも中毒になることがあります。 もっともやはり一番危険なのは子供。 銀杏中毒報告数の70%ぐらいが5歳未満の小児であり、子供ですと出来れば最初から食べるのを控えたほうが良いぐらいです。 続いてこうした銀杏中毒を起こした場合の予防方法についてご紹介します。 銀杏中毒に対する予防方法 まず銀杏中毒は当然ですが、銀杏を食べ過ぎなければ簡単に予防することができますが、こちらは後ほど【銀杏は1日に何個までなら大丈夫?】でご紹介させていただきます。 その為ここでは中毒症状を起こすのがビタミンB6とグルタミン酸をどれくらい体内に蓄えているのかに影響することに着目し、ビタミンB6とグルタミン酸の摂取での予防方法についてご紹介させていただきます。 まずビタミンB6ですが、こちらは食べ物ならば マグロやレバーなどを食べることで多く摂取することが出来ますので、普段から意識して食べておくとある程度多めに銀杏を食べたとしても中毒を起こしにくくなります。 他にはビタミンのサプリメントで補給したりすることも出来ますが、よほど食生活が偏る人でなければそこまで注意するほどではないです。 続いてもう一つの問題であるグルタミン酸についてですが、これの過剰摂取で最も、と言うか唯一警戒しないといけないのは 「味の素」を初めとする化学調味料です。 成分表記は「アミノ酸等」と書かれていることが多いですが、これが殆ど「グルタミン酸ナトリウム」と言う物質でして、この成分が 「天然の食事から取るグルタミン酸と比較してその濃度が100倍高い」と言う代物。 その為当然出来るだけ普段から控えるようにすることで銀杏中毒はもちろんのこと、神経系統への異常の予防になります。 銀杏中毒を防ぐためにはこうした事も大事ですので是非覚えておいてください。 続いてもし銀杏中毒を起こしてしまった時はどうしたらよいのかをご紹介します。 お酒を飲んでいる時は本人さえも酔っ払っているのか、銀杏中毒を起こしているのか判断つけがたいのですが、5・6粒程度でも中毒になることがありますので少し時間を置いても症状が収まるどころか悪化する場合は救急車を呼んだほうが良いです。 ちなみに一度銀杏中毒を起こすと一旦症状が治まっても再発することがあるので、治療後は入院して一晩安静にして様子を見るぐらいには銀杏中毒は深刻な症状。 繰り返しになりますが、 銀杏中毒は神経毒により体に異常が起きている状態ですので絶対に甘く見ないようにしましょう。 銀杏中毒以外の食べ過ぎでい起こる症状 続いては銀杏の食べ過ぎで起こる中毒以外の体の異常についてご紹介させていただきます。 銀杏中毒以外にも銀杏の食べ過ぎは以下のような体の異常を起こすことも考えられます。 腹痛・下痢• 口内炎• 発疹 このうち腹痛・下痢は銀杏中毒でも起こる可能性がある症状で、眩暈や吐き気も併発しているならすぐに病院に行きましょう。 また鼻血と腹痛・下痢、口内炎、発疹はそれぞれ別の理由です。 まず鼻血の場合は銀杏にある 血小板の機能を低下させる効果の可能性が高いです。 血小板とは簡単に言えば止血作用を持つ血液内の成分でして、毛細血管が弱く良く鼻血が出る人は銀杏の食べすぎとストレスによる作用で鼻血が出やすくなるのだそうです。 腹痛・下痢、口内炎、発疹に関しては銀杏に含まれるアレルギー物質である 「ギンコール酸」によるアレルギー反応である可能性が高いです。 このギンコール酸は主に葉の方に多く含まれる成分で、イチョウ葉茶などで問題にもなった成分なのですが、実は銀杏にも含まれており、大量摂取でアレルギー反応を起こしている可能性があり、出来るだけ体外に吐き出し病院での治療を受けることをオススメします。 銀杏は1日に何個までなら大丈夫? 最後にこの記事のまとめとして銀杏は1日に何個までなら大丈夫なのかに触れておきます。 結論から言いまして、個人差が大きく関わってくるので絶対とは言えませんが、 6歳以上の子供で7個、大人で40個が中毒を起こす可能性があるラインですのでこれを基準に考えてください。 5歳以下の子供に関しては出来れば与えないことが懸命です。 全く体が出来ていないため、例え1個でも中毒やアレルギー反応を起こす可能性があり、非常に危険です。 最後になりますが、かなり過激にまるで危険物のようにここまで銀杏について書いてまいりましたが過剰に食べなければ健康に良い効果も沢山あります。 そのためそこまで怖がる必要こそありませんが、銀杏が好きで良く食べる方、小さなお子様がいらっしゃる方は、こうした最低限の危険に関する知識だけは頭に入れておいて欲しいと思います。 それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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