クリエイターの方々が各々の絵柄や色味、感性を駆使して生み出される素晴らしいイラスト作品は、世の中にたくさんあります。 しかし、その制作プロセスの多くは公開されておらず、どのように描いているのかが分からないものが多いのではないかと思います。 メイキングとして公開されているものも千差万別で、人によって大きく異なります。 イラストを描くとは別に、イラストに加工を加えることで印象を大きく変えることができます。 そこで今回は、描くこととは別に、イラストに加工を加えることにズームアップして考えていきたいと思います。 目指す印象によって加工方法も大きく異なるのですが、理想のイメージに更に近づけるものとして、様々な加工方法を駆使することができます。 日常の中で、スマートフォンで撮った写真を加工することはよくあると思いますが、それは自分好みの雰囲気にしたり、より良く写真を見せるために加工をしますよね。 イラストもそれと同じで、加工をすることによって得られる効果があり、印象を良く変えるために一手間加えるのではないかと考えます。 画法や絵柄、色味の違いがあるように、加工方法も人それぞれです。 その加工も自分のものにできれば、イラストの印象を決める強い武器になります。 今回使ったソフトは、「CLIP STUDIO PAINT」。 「Photoshop」や「SAI」でもほぼ同じように加工できます。 元イラストはこちら。 加工なし状態です。 ・全体をふわっとやわらかく 「ガウス」と呼ばれる、ぼかし効果です。 元の画像を複製し、ガウス ぼかし をかけて透明度を下げることで、下地のしっかりしたイラストが透けてみえる状態にします。 そこから透明度の調整をしたり、ガウスの画像をオーバーレイに変換したりすることで、ふわっとしたイメージになります。 右上にある色が実際に乗せた色ですが、「オーバーレイ」に変更することでこのような仕上がりになります。 スクリーンよりもまろやかな発光です。 上記の例は一色ずつでしたが、これを絵に合わせて色を変え、乗せていくとこのような表現もできます。 左:オーバーレイ 右:スクリーン ・立体感?色の重なりが増える! セロファンのような、色ズレをあえて起こす効果。 カメラで写真を撮ったときに、カメラのレンズによって起こるこの効果は色収差と言われています。 三原色である赤・青・緑を乗算クリッピングマスクでかけたレイヤーを3つ作り、それを少しずつズラすというもの。 上二つのレイヤーをスクリーンにすると、元の色に戻ります。 こちらのレイヤー状態は、乗算レイヤーと元画像レイヤーを結合し3枚にした状態です。 また、元画像と同じ色で表すためには純粋な原色 255,0,0 で分けましたが、この色を変えることで全体の色味を変えることもできます。 ズラす幅、原色の色変更で、更に見え方が変わってきます。 ・逆光でガラッと変わる 暗めの色の乗算レイヤーを重ねただけもの。 さらに絵に合わせて身体に沿って色を削ると、一層後ろから光が当たっているように見えます。 簡単な一手間で暗い場所や背後からのスポットライトなどを彷彿とさせます。 ・表情を加える! テクスチャをクリッピングマスクで上から重ねます。 重ねるテクスチャによってそれぞれ違った仕上がりになるので表現は無限大です。 馴染みました。 ・微妙な色味調整も自由自在 細かな色の調整はトーンカーブやカラーバランスなどを使って調整することができます。 グラフ状のカーソルを動かすことで変えられるのですが、少々感覚を掴むまで初めは苦戦するかもしれません。 CLIP STUDIOの場合はシャドウ、中間色、ハイライトに分けての細かい調整が可能です。 様々な個性的な加工が可能です。 フリーとは思えない最強コストパフォーマンス。 ・印刷紙のような仕上がり! こちらの加工を使えばデジタルでも印刷紙上で表現されるようなドット表現が可能です。 ・その他も色々な個性的な効果 ドット以外にも線幅を変えられるものや、ふわっとした効果の反対、全体をシャープにする効果など 先程ご紹介した色ズレ効果、色収差もワンタッチで作ることが可能です。 こちらはシャープ効果。 数値で調整できます。 未加工のものと比べると線がはっきりとしました。 いくつかの加工方法をご紹介させて頂きました。 これらを組み合わせたり、ここから自己流で派生させたり……。 ご紹介した方法もあくまで一例なので、作業をしていく中で自分の進めやすい方法が見つかれば、より効率良く作業を進められるのではないでしょうか。 それぞれの好み、画風に合った加工で、もう一段階表現の幅が広がれば大きな武器になるのではないでしょうか。 今回ご紹介したもの意外にも加工方法はまだまだあるかと思うので、ぜひ色々な加工に挑戦してみて下さい!.
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スクライブ&ブレイク加工は加工素材の物性を利用した切断加工方法です。 そのため、水を使用しないドライ加工であり、加工速度も高速化が可能です。 素材の物性(特に結晶方位)に大きく影響されるため、加工のプロセス条件を見出すことが難しい側面を持っています。 スクライブ方法(メカニカル、レーザー) MDIのスクライブ方法は、ダイヤモンド工具によるメカニカルスクライブとレーザー照射によるレーザースクライブのいずれにも対応しています。 さらに、材質や角度、溝数(分割数)、溝深さなどを組み合わせることで最適なスクライブを実現できます。 レーザースクライブはレーザーアブレーションを利用したスクライブ方法です。 レーザースクライブも加工材料にあわせ、レーザー波長、出力、繰り返し周波数などを最適な条件で組み合わせています。 加工材料や切断品質レベルによって、メカニカル、レーザーを選択し、それらの最適なプロセス条件を設定します。 加工材料によってはブレイクレスとすることも可能です(品質要求レベルによる)。 ブレイク方法 ブレイクはスクライブで形成された垂直クラックを進展させることで切断(分離)する工程です。 スクライブ状態にあわせてブレイク方法を選択する必要があります。 高い切断品質のためには、スクライブとブレイク、それぞれが加工材料に適切な条件になっていることが必要です。 また、レーザー照射によってクラック(亀裂)を進展させることも可能で、適切な波長のレーザー照射によるレーザーブレイクにも対応しています。 さまざまな手法で高品質な切断を実現します。 完全分離のために、ブレイク後にエキスパンド処理を行うこともあります。 スクライブ&ブレイクの基本な特性 スクライブ&ブレイク手法は、ガラスのような硬くて脆い材料 硬脆性材料 を切断する方法として古くから使われてきた手法です。 スクライブ工程では、基板表面に切り筋(スクライブライン)を作ることで板厚方向のクラックを形成します。 次のブレイクの工程では、このクラックをさらに進展させることにより基板を分離します。 MDIでは職人さんが使用するガラスカッターの製造ノウハウを活かし、さまざまな脆性材料を高品質で切断加工できる技術を開発しています。 高品位な切断加工のため、切断後の基板は曲げ強度が高い傾向を持つのも特性の一つです。 曲線加工への対応 スクライブ&ブレイク手法は直線だけでなく、曲線切断加工も可能です。 その応用で曲線への加工(3D加工)に対応しています。 スクライブホイールによるメカニカルスクライブの場合は、高品質で切断できるのは半径3mmまでの曲線となりますが、レーザスクライブでは更に小さい半径での切断が可能です。 複雑な形状の切断加工の場合は、スクライブよりブレイクに問題が発生しやすくなります。 スクライブ時に形成したクラックを進展させるときに、スクライブラインからのズレが発生する場合があります。 そのため、加工材料の不要部分にスクライブライン(捨て切り)を入れ、ブレイク品質を向上する必要があります。 スクライブ品質とブレイク品質、それぞれが切断品質を左右します。
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溶接方法:真空ロウ付け(ブレージング) 受託加工 真空ロウ付け加工のみ、または、部品製作まで対応いたします。 炉内の温度を高精度に管理調整できるため、精密部品の接合にも適しています。 2)ロウの浸透により、複雑形状部品や多点接合部品の同時接合ができる。 3)ロウ材の選択により、特殊な材料や異種材料の接合ができる。 4)歪が少なく、精度が良い。 5)フラックスを使わないので、外観が良い。 6)フラックスによる腐食の問題がない。 7)真空脱ガス作用により接合部に気泡が残りにくい。 8)再加熱により接合部の分離ができる。 うまく送信できないときには、へお願いします。 また、お急ぎの場合は電話・ファクシミリでもお問い合わせをお受けしております。 画面上は何も動きませんが、数分お待ちください。 お問い合せ内容 【必須】.
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