『アラジン』(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 世界史に類を見ないエンタテインメント・ブランドであるディズニーは、これまでに何度も黄金期を迎えている。 6月7日より日本公開され、映画動員ランキング5週連続1位。 現在、興行収入85億円を突破し、100億円超えを射程に入れる実写版『アラジン』の破竹にして怒涛の勢いもまた、最新のゴールデンエイジを証明するものだろう。 その前年にはアニメ版『美女と野獣』がロードショーされている。 この『美女と野獣』はアニメとして初めて最優秀作品賞にノミネートされたエポックメイキングな一作だった(当時、アカデミー賞にはアニメ部門はなく、『美女と野獣』は実写映画と同等の位置づけでノミネーションされるという一大快挙を成し遂げた)。 『美女と野獣』は、それまでのアニメに対するイメージを世界的に覆した。 子どもの付き添いで映画館を訪れた親たちも一緒に楽しめるというようなファミリームービーの域ではなく、大人の女性と男性がデートムービーとしてセレクトできる気品と奥深さがそこにはあった。 実写映画と遜色がないどころか、実写では生まれようのないエレガンスと深遠が波打っていた。 翌年の『アラジン』は、同じくロマンスが底辺にあるとはいえ、アニメというイメージの革新そのものだった『美女と野獣』に較べると、アニメ本来の原動力であり存在証明である活劇性に回帰した快作だった。 ディズニーのすごさは、同じアプローチでブランドを補強・推進するのではなく、イノベーションと温故知新の双方向からブランドの価値を編み上げていくことにあるのだと、1990年代初頭に思い知らされた記憶がいまもまざまざとよみがえる。 これまでとこれからの変化を見据えた上での「現代性」が渦巻く キャスト、スタッフが集結した『アラジン』USプレミア開催 あれから27年。 大ヒット中の実写版『アラジン』に遭遇すると、大きく新たな発見がある。 ディズニーは、時代の移り変わりと潮流を見極めて、コンテンツを練り上げ、投入している。 その鍛錬を怠ってこなかったからこそ、21世紀のいまも、娯楽の最前線で疾走し、映画界を牽引してもいるのだ。 まず結論を述べよう。 実写版『アラジン』は、1992年のアニメ版『アラジン』の単なるリメイクではない。 これは実写化ではなく「現代化」である。 これまでの変化、これからの変化を見据えた上での「現代性」がここには渦巻いており、そのことに圧倒される。 この要素は、かつての『アラジン』にはなかったものだ。 そして、このファクターは、2019年の「いま」だからこそ、多くのひとびとに必要とされ、また受け入れられるものになっている。 なによりも、そのことに感動する。 ディズニーはここ数年、『シンデレラ』『美女と野獣』『ジャングル・ブック』など、かつての名作アニメの実写化プロジェクトを継続している。 もちろん、その都度、21世紀にふさわしいかたちへの仕立直しはおこなわれている。 だが、その必然性が、ここまでクリアに到達した例はなかったのではないか。 禁無断複写転載 ORICON NEWSの著作権その他の権利は、株式会社oricon ME、オリコンNewS株式会社、またはニュース提供者に帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、モバイル、ブログ等)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。 また、ユーザーによるサイトの利用状況についても情報を収集し、ソーシャル メディアや広告配信、データ解析の各パートナーに提供しています。 各パートナーは、この情報とユーザーが各パートナーに提供した他の情報や、ユーザーが各パートナーのサービスを使用したときに収集した他の情報を組み合わせて使用することがあります。
次の『アラジン』 アラジンは、1992年公開のディズニー長編アニメーション映画です。 ディズニーの黄金期に制作・公開された作品であり、ディズニーにとっても大成功を収めた作品の1つです。 日本で公開された当時は、ビデオの売上本数が歴代1位になったほどの超話題作でした。 続編も数本発表されており、2019年には実写版のミュージカル映画も公開されています。 ・ 砂漠の国アグラバーという架空の王国を舞台に、すばらしい音楽やユーモアあふれるキャラクター、魅力的なストーリーで展開されるとても楽しい作品となっています。 世代を問わず楽しめる作品で、現在も世界中に根強いファンの多いディズニーの名作アニメ映画です。 アニメーション映画『アラジン』:あらすじ アラジン 一方、国王から絶対の信頼をおかれている国務大臣ジャファー、実は相棒のオウム・イアーゴと王国の乗っ取りを企んでいました。 ジャスミン王女と自分が結婚して王国を自分のものにしようと画策するジャファーにとって、アラジンは目障りな存在です。 ジャファーはアラジンを亡き者にしようと色々手を尽くしますが、ジーニーの助けもありうまくいきません。 そこで、ジャファーはアラジンから魔法のランプを盗み、ジーニーの主人になって魔王の力を手に入れてしまいます。 ジャファーはジーニーに自分を最強の魔法使いにするよう願います。 アラジンはジャファーの魔法によって本当の姿、貧乏なドブネズミだった頃の姿をあばかれ、ジャスミンに嘘がばれてしまいます。 強大な力を手に入れたジャファーはアラジンを追いつめますが、ジャスミンの勇敢な行動とアラジンの活躍によってついに返り討ちにされます。 ジャファーはイアーゴと一緒に魔法のランプに閉じ込められ、アグラバーを永遠に追放されてしまいました。 アラジンとジャスミン 王国を救ったアラジンは国王に認められ、ついにジャスミンと結婚することができました。 アラジンは3つの願いのうち最後の願いでジーニーを自由にし、ジーニーは夢だった世界旅行に旅立っていったのです。 アニメーション映画『アラジン』:歌 アニメ映画『アラジン』は、名曲の数々を生み出した映画でもあります。 今もなお歌い続けられる、挿入歌をまとめました。 フレンド・ライク・ミー ジーニーが歌う「フレンド・ライク・ミー」はノリノリの音楽です。 ランプの魔人を味方につけたにも関わらず、いまいちピンと来ていないアラジン。 そんなアラジンに、あんたは最高にラッキーな青年だ!とジーニーが歌う歌です。 外の世界を見たことがないジャスミンを、アラジンが魔法の絨毯に乗せて連れ出します。 君が見たことのない素晴らしい世界を、僕なら見せてあげられるというアラジン。 ジャスミンも、城の外にこんなに美しい世界が広がっていたなんてと感動します。 アラジンとジャスミンの掛け合いがロマンチックなデュエットソングです。 アニメーション映画『アラジン』:キャラクター・声優 アラジンには、魅力的で個性豊かなキャラクターたちが登場します。 超有名な青色のランプの魔人ジーニーから、一度見たら忘れられない悪役ジャファーなどディズニーの中でも人気の高いキャラクターが勢ぞろいです! アラジン(羽賀研二) アラジン アラジンは、物語の主人公です。 18歳の貧しい青年で、猿のアブーと一緒に暮らしています。 泥棒のようなことをしながら食いつなぎ、身なりも貧相なことからドブネズミと呼ばれたこともありました。 衛兵に追われながらやっと手に入れたパンを貧しい子ども達に分けてあげる優しい青年のアラジン。 ある日、街で助けた王女ジャスミンに恋をします。 なんとかジャスミンとお近づきになりたいアラジンですが、相手は王女…。 諦めかけていたところにランプの魔人ジーニーと出会います。 アラジンはジーニーに頼んで王子にしてもらい、王女ジャスミンと仲良くなることに成功します。 しかし、国を横取りしようと企む国務大臣ジャファーによってアラジンとジャスミンは大ピンチ! ジャファーの力は強大でしたがアラジンの活躍によってアグラバーは救われ、その後ジャスミンと結婚することができました。 アニメーション映画で日本語吹き替え版の声優を務めたのは羽賀研二さんです。 歌の部分はミュージカル俳優の石井一孝さんが担当しました。 ジャスミン(麻生かほ里) アグラバーの王女ジャスミンは、物語のヒロインです。 長い黒髪と大きな瞳を持ち、とても美人なプリンセス。 15歳ですが、これまでほとんどお城の外に出たことがないので、友達は虎のラジャーだけ。 父親のサルタン王からは望まない結婚を急かされウンザリしています。 まるで囚われの身のようなお城での生活を嫌い、夜中にこっそりお城を抜け出してしまいます。 初めての外の世界を楽しむジャスミンですが、街でトラブルに巻き込まれているところをアラジンに助けられ2人は徐々に惹かれ合っていきます。 守られるだけの王女ではなく、自ら悪に立ち向かう勇敢で賢い女性です。 声優の麻生かほ里さんが、セリフと歌を担当しています。 ジーニー(山寺宏一) ジーニー ジーニーは、魔法の洞窟の中でアラジンと出会ったランプの魔人です。 アラジンに出会うまでは魔法のランプの中に1万年も入っていましたが、いつもハイテンションで冗談好きの陽気な性格です。 ジーニーの願いは自由になること。 ランプの精は主人に絶対服従なので、自分のためには生きられません。 ジーニーは、いつか3つの願いのうち、1つを使って自分のために「自由」を願ってくれる人を待っていますが、そんなお人好しはいないと半ば諦めています。 アラジンと協力して国の乗っ取りを企むジャファーを撃退し、ジーニーとアラジンの間にはいつしか強い絆が芽生えていました。 アラジンに3つ目の願いで自由にしてもらった後、夢だった世界旅行に旅経ちました。 ジーニー役は、ディズニーで多数のキャラクターを演じている山寺宏一さんです。 ずる賢い性格ですらっとした長身にヒゲを生やし、コブラをモチーフにした杖を持っています。 国王からは絶対の信頼をおかれていますが王女ジャスミンからは嫌われており、王女を疎ましく思っています。 国務大臣として王に忠誠を誓うふりをして、裏では国を乗っ取ろうと企み催眠術で国王を操ります。 アラジンからランプを奪いジーニーの主人となって絶大な力を得ますが、あと少しというところでアラジンとジャスミンの抵抗にあい返り討ちにされます。 最後はランプに閉じ込められ、アグラバーから永遠に追放されました。 日本語吹き替え版の声優は宝田明さんが担当しています。 イアーゴ(神谷明) アラジンの歌&曲特集 アラジンの魅力はなんといっても個性豊かなキャラクターたちです! ディズニーでは初めての男主人公であるアラジンは、そのルックスとやさしい性格で女性からとても人気があります。 そして、これまでのディズニープリンセスとは一味違う王女ジャスミン! ディズニーのプリンセスといえば、アラジンが公開されるまでの作品では王子様を待ちつづける上品で静かな受け身のプリンセスでした。 そんなディズニープリンセスの殻を破り、ジャスミンはじゃじゃ馬娘ともいわれる程の活発な女性として描かれ、女性ファンからの好感度も高い人気のプリンセスになったのです! そして「アラジン」で一番の人気者といえば、ジーニー! お調子者で冗談ばかりのジーニーはディズニーの中でもとびぬけて存在感の強いキャラクターです。 ディズニーシーでもジーニーグッズがたくさん販売されています。 おなじみの人気者たちが登場する「アラジン」、あなたのお気に入りのキャラクターを見つけてみてくださいね。 ディズニーシーのマジックランプシアター 舞台上のシャバーンとジーニー マジックランプシアターはステージ上で行われる本物の手品ショーと3D映像を融合させたアトラクションです! 自称世界一のマジシャン「シャバーン」と、助手の「アシーム」が繰り広げるコミカルなマジックショーが楽しめます。 たくさんの人数を収容できるので、平日であれば30分も待てば入れますよ。 ただし、雨の日には待ち時間が伸びる傾向にあるようです。 天気の悪い日に室内で休みたいと考える人が多いのかもしれませんね。 マジックランプシアターはファストパスに対応していますので、待ち時間が伸びているようならぜひ活用してみてください! お客さんも巻き込んだ楽しいステージは、ディズニーを歩き回ってちょっと疲れた時にもぴったりですよ。 アドリブで楽しませてくれるシャバーンの楽しいショーは大爆笑まちがいなし! 何度行っても毎回違うセリフで楽しませてくれるのでリピーターの多い人気アトラクションです。 楽しいショーと3Dの迫力ある映像の融合したショー、アラジン好きの方はもちろん、本格的なマジックショーも楽しめる絶対におすすめのアトラクションです! ・ アラジンのグッズ&お土産 大人気のアラジンは、ディズニーでたくさんのグッズが販売されています。
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中東の国を思わせるような、エキゾチックな街の描写とアラビアンな音楽が特徴的です。 盗むことで日々をしのぐアラジン 王のような優雅な生活に憧れながら、盗みで日々を食いつなぐ青年アラジンがこの物語の主人公。 いつか生活を大きく変えてやるという気持ちを胸に持ちながらも、今日食べるものに必死な毎日を繰り返していたのです。 アラジンの憎めないところは、やっとの思いで盗んだ食べ物を貧しい子どもたちに簡単にあげてしまうところ。 盗む=悪ですが、アラジンは本物の悪党ではなく実は純真な心の持ち主なのです。 アブーという名の相棒のサルをかわいがっているところも高ポイント。 映画の冒頭から見る者の心をグッとつかみます。 ついつい彼に肩入れしてしまいますよね。 世間知らずでピュアな心の持ち主ジャスミン ある日市場でお金がなく困っている女性を見かけたアラジン。 何とか助けたいのですが、彼もまたお金を持ち合わせていません。 そこでアラジンは知恵とひらめきで、店主を騙して女性を助け出します。 途中でバレて泥棒として追われることになるのですが、2人はなんとか力を合わせて逃げ切りました。 そんな彼が市場で出会ったのは、王宮での生活に嫌気がさしお城をこっそり抜け出して市場を訪れたアグラバー国の王女・ジャスミン。 餓えた子どもに売り物のパンをためらいなく渡してしまうあたりに、彼女の育ちのよさと世間知らずな一面が端的に表現されているような気がします。 優しさと正義感を持っているけど、王宮というよろいに守られている幼さも感じますね。 自身は無一文なのに子どもたちにパンを渡したことでジャスミンは泥棒の濡れ衣を着せられ、アラジンが彼女を助けて2人は恋に落ちます。 この時点では、まだ アラジンの片思いって感じですけどね。 現実ではそうそうありえないシチュエーションですが、恋が始まる時の甘い感じって、きゅんとしますよね。 アラジン、魔法のランプを探しに行く アラジンは、王に仕える大臣・ジャファーからの命で「魔法のランプ」を探し出します。 ジャファーはランプを我がモノにして王宮を乗っ取ろうと画策していました。 けれども、アブーのおかげでランプはジャファーの手に渡らずアラジンのものになりました。 ランプを捜索中に助けた魔法のじゅうたんも、味方としてアラジンの活躍をサポートします。 ランプの魔神、ジーニー登場 ランプから現れた魔人・ジーニーはとってもひょうきんで楽しいキャラクター。 1万年近くランプの中だったので、誰かと会話できたり外に出られたりすることの喜びが爆発しています。 このシーンは、子どもも大人も思わず笑顔になる楽しいシーンなんじゃないかな。 しかし、ひょうきんなだけではないのがジーニーです。 ランプの魔人はとらわれの身。 力を手に入れた代わりに、自由になることは許されません。 3つ目の願い事の約束 心優しいアラジンは「3つ目の願い事はジーニーの自由をお願いする」と約束します。 会ったばかりの相手を信頼して、希望を叶えてあげようとするアラジンの優しさが身に沁みますね。 ジャスミンとの関係を壊したくないあまり、「王子は仮の姿」なのだということをアラジンは打ち明けられなくなってしまいます。 現実世界でもそうですが、外見や身なりは必ずしもその人の本質ではないということなんですよね。 アリ王子として嘘に嘘を重ねるアラジンは、嘘を見抜いたジャファーにつかまって海の底に沈められてしまいます。 嘘って、やっぱりいつかバレるよね。 そう思わせるシーンです。 2つ目の願い事で命を救われる ジーニーによって助けられたアラジンは、ここで図らずも2つ目の願い事を使ってしまいます。 そしてこのあたりから、2人の考えにも変化が表れます。 ジーニーにとってアラジンは主従関係で結ばれたご主人でなく、いつの間にか大切な友人になっていたのでした。 3つ目の願い事、アラジンの心に芽生えた葛藤 一方アラジンは、3つ目に願うと約束していたジーニーの自由よりもジャスミンと自身の幸せな未来を優先したい…。 とっても悩ましい場面ですね。 どんなに純真な心を持っていても、他人より自分の幸せを優先したいと思ってしまう。 誰もが持っている利己的な一面が、アラジンの人間くささという形で表現されているような気がしますよね。 結局アラジンは、ジャスミンに嘘がバレることを懸念し「君の自由を願えない」とジーニーに告げてしまいます。 ランプがジャファーに奪われる そんなとき裏で国の乗っ取りを企む悪い大臣ジャファーにランプを奪われてしまい、国が危機に陥ります。 つまりジーニーは、ジャファーの願い事を聞くことに…! 人生の岐路に立たされ、欲に目がくらんで間違った選択をしてしまう…妙なリアリティがあります。 ジャファーは狙いどおり国王の座を手に入れ、アグラバー国はめちゃくちゃになってしまいます。 ジャファーの暴走を止めようと立ち向かうアラジンでしたが、強大な力を手に入れたジャファーにかなうはずがなく絶体絶命の危機が訪れます。 その時彼がとっさに機転をきかせ、ジャファーは最強の力を手に入れるためにランプの魔人になることを願い、魔人となったジャファーはランプに閉じ込められて物語はエンディングに向かいます。 遂にハッピーエンドに アラジンは必死に知恵を絞り戦ってそのジャファーを倒します。 アグラバー国はジャファーの支配から解放されました。 ですがアラジンの仮の姿は解け、元の貧乏人の姿をジャスミンに知られてしまいます。 そしてアラジンはジャスミンに嘘をついていたことを伝えます。 幻滅されたと思いこむアラジン。 ですがジャスミンは、彼の心の温かさや優しさに惚れたのだと主張します。 王は彼の勇気を讃え、身分違いでも二人は結婚することを許されます。 そして再びランプを手にしたアラジンは、3つ目のお願い事としてジーニーの自由を願うのです。 ついに自由になったジーニーは友人との別れを惜しみつつ、旅立つ。 退屈する暇がないほど、真剣に見入ってしまうストーリーです。 「アラジン」ストーリーの魅力 わたしが感じるアラジンのストーリーの魅力は大きく2つです。 1、魔法という非現実的な面と身分制という現実的な面の融合 何でも願いを叶えてくれる魔法のランプが存在する世界、いかにもディズニーらしい夢のあるストーリー設定です。 しかしあまりにも非現実的すぎると、子供のうちはそれで良くてもある程度大人になってから見ると少し冷めた見方をしてしまうこともありますよね。 この物語はそこに、その日暮らしのアラジンと何不自由なく暮らす王女ジャスミンという身分の違いを出すことでリアリティが加わり、見る方が世界観を具体的に抱きやすいよう工夫されています。 2、ハッピーエンドの恋物語の中にもしっかり教訓を織り込んでいる 貧乏時代は心が優しかったアラジンが魔法の力で王子様となり、恋にのめり込むあまり徐々に大切なものを忘れ仮の姿から戻れなくなる様子は、思い当たる節がありませんか? 大人でもドキッとさせられます。 自分の真の姿や心からの気持ちよりもプライドや見栄を優先してませんか? 恋人との時間を大切にするあまり周りの友人をないがしろにしてませんか? ・・・など現代社会で生きるわたし達にとっても教訓となる学びが多く得られる映画です。 「アラジン」から学べること この物語には、色んな学びが隠れています。 そして何と言っても素晴らしいのは、悪者にも救えるエンディングを用意していることではないでしょうか。 悪党を殺したりせず、ランプの魔人として生かしておくというところが、ディズニーらしく素敵な結末だな~と思います。 ジャファーとしても、願い事は3つ叶ったわけですから。 それぞれがそれぞれの願いを叶えて未来に進んでいく中で流れる「Whole New World」のテーマソングも格別です。 みんなの幸せな結末を見届け、観客までもがハッピーな気分になれる素敵な映画。 それがアラジンです。 特に、アリ王子のお通りは、映像も相まって見てるだけでワクワクしてしまう作りになっていて、とても面白かったです。 また、実写版のオリジナルの曲も、実写版とアニメ版の違いをよく表現できている素晴らしい曲でした。 実写版のジャスミンは、国民のためを思っているけれどそれを王女だから実行できない、自分を抑え込むしかない、と悩んでいるキャラでした。 しかし、実写版ジャスミンの持ち曲、スピーチレスはその心情を曲と映像でうまく表現していました。 また、話の途中でジャスミンはその悩みに打ち勝って自分を押し出せるようになるシーンがあります。 そこでスピーチレスを歌うのですが、先ほどと打って変わって自分をしっかりと持っているかっこいい曲になっていました。 このシーンの映像も、ジャスミンの思うがままに行動をしていて、見ていてとても気持ちが良かったです。 映像はド派手で目が離せない! 映像もとても素晴らしかったです。 特に実写版アラジンはミュージカル映画なので歌やダンスのシーンが多かったのですが、画面の暴力と言ってもいいくらい目が離せないほど派手で楽しい映像になっていました。 ジーニー の歌うフレンドライクミー Blu-rayでも見たのですが、もちろん空を飛びました、自宅でww ディズニーなので、映像系のアトラクションの技術を使っているのでしょう。 それでもただの映画館で、しかも2Dの映像で空を飛んでいる感覚を味わえたことに胸がトキメキました。 あの瞬間、わたしもアラジンとジャスミン と共に絨毯に乗って空を飛んでいるかのよう! 是非とも空を飛ぶ感覚を色んな人にも感じて欲しいです。 実写版アラジンで初見1つだけ疑問に思ったこと【ネタバレ】 ラスト、ジーニーは人間なります。 ジーニーは自由になりたがっていたのに、人間になる=自由に繋がるのか、と思いました。 しかし、もう一度見返した時別の感想に変わりました。 実写版のジーニーは、ただ自由に自由自在に動きたいのではなく、自由に生きて好きになった人と自由に恋をしたいのだと感じました。 それを象徴するのが、実写版オリジナルキャラクター、ジャスミンの侍女ダリアかな、とわたしは思いました。 実写版アラジンではジーニーはダリアにほぼ一目惚れをします。 自分がランプの魔人であるという事実は隠してダリアにアプローチをします。 2人はいい雰囲気になりますが、ジーニーは敵であるジャファーに使役することになってしまいます。 その際ジーニーはダリアを見るのですが、とても悲しそうな顔をします。 それを見てわたしは、ジーニーはご主人が変わるたびに、それどころが新たなご主人が見つからないとずっとランプの中で過ごすことになり、1人の人間とは一緒に過ごすことができません。 そのため、ジーニーは自由に生きたい、自由な恋愛をしたい、人間になりたい、という願いに変わったのだと思いました。 アニメとは違う結末でしたが、それはそれでこれが実写版アラジンのジーニーの結末として素直に受け入れられました。 わたしは元々実写化には反対派だったのですが… 流石ディズニーです文句ない出来になっていました。 アニメ版アラジンにはない魅力をたくさん引き出していました。 キャスト 豪華キャストや声優についてお伝えしますね! ウィル・スミス 彼の底なしに明るい性格や言わずも知れたスター性、お調子者の喋り口調や軽快なダンスなど、彼の魅力が全面的に良い方向へ反映されているように感じました。 特に王子登場のパレードは彼の踊りや歌がノリノリで、見ているこちらまでとても楽しい気持ちになるため大好きなワンシーンです。 また王子となった少年が調子に乗って大切なものを見失っていく場面では、普段明るい表情のジーニーが非常に残念そうな表情を見せます。 画面を通してでも、辛くて悲しい心情がひしひしと届く彼の演技力の高さは、流石だなと改めて感動。 山寺宏一 本日「アラジン」マジックカーペットイベントに出演しました! 我々吹替えキャストに加え、なんとジーニー役のウィル・スミスと、数々のディズニーの名曲を生み出した作曲家アラン・メンケンも登場!一緒にステージに立てる日が来るなんて 涙 2人の即興コラボにも感動!6月7日公開です。 乞うご期待! — 山寺宏一 yamachanoha そしてもう一人。 映画アラジンを語る上で欠かせない声優が吹替版でジーニー役を演じた山寺宏一です。 大スターであるウィル・スミスの吹替なので、世間からの期待値や注目度も相当高いものでしたが、彼はそれを見事に越えてきました。 ウィル・スミス独特の喋り方やラップ混じりの歌い方を、日本語で違和感なく完璧に仕上げた彼の実力は認めざるを得ないレベルです。 実は彼はアラジン以外にも数多くのディズニー映画の吹替を担当しており、ディズニー好きなら誰もが知る常連の声優。 そんな彼の吹替の中でも、この「アラジン」のジーニー役は特にハマり役だったと感じます。 ぜひ「実写版アラジン」を見る際は、吹替版も合わせてチェックしてみてくださいね。 役者も吹き替えも上手かった 役者も吹き替えもとても演技がうまかったです。 あのうまさがあったからこそ、実写版の面白さを引き出していたと思います。 アラジン の役の人はアラジンで初めて見たのですが、まさにアラジン、かっこいい、と思ってしまいました。 アラジンがジャスミンを口説いているシーンでは、見ているこっちまで口説かれている気分になり、まるでアラジンのヒロインになった気分になりました。 一方ジャスミンはとても美しくかわいく、そして凛とした雰囲気も持ち合わせていました。 アニメ版では美しさが強調されていましたが、実写版は美しさと格好良さがいい塩梅になっていて、ジャスミン に惚れてしまいそうに…! アニメ版とは違って、ラストはジャスミンからアラジンにキスするシーンでは、ジャスミンのかっこよさ大爆発という感じで、わたしは女ですがジャスミンに惚れてしまいそうになりました。 敵であるジャファー役の人も、アニメとは違って元々アラジンと同じドブネズミだった過去があります。 なぜビックになりたいのか理由が示されていなかったアニメ版よりキャラが立っていて、それに加えて役者もとてもハンサムで、とてもかっこいい適役として最後まで君臨していてぴったりの悪役になっていました。 しかし、ディズニーの悪役として勧善懲悪もしてくれていました。 しっかりと決着をつける良い終わり方になっていたのが、またジャファーの悪役が更に引き立つようでした。 実写版アラジンは何度もリピートする最高の映画 実写版アラジンは、色んな人の努力があって素晴らしい映画になっていたと思います。 ディズニーには是非とも実写版アラジンのような楽しく引き込まれてしまうような作品をもっと作ってほしいと思いました。
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