「井の中の蛙大海を知らず」というと、世間を知らず小さなコミュニティの中でいきがっているというようなマイナスのイメージがある。 「あいつ、井の中の蛙だよな」というように、失笑のもと悪口として使われることもあることわざだろう。 しかし、私は「井の中の蛙大海を知らず」でもいいと思っている。 ご存知の方も少なからずいると思うが、「井の中の蛙大海を知らず」には続きがある。 それは、「されど空の深さを知る」というもの。 「井の中の蛙大海を知らず されど空の深さを知る」 狭い世界にいたとしても、そこから見える空がいかに深く美しいかはもっとも知っている、というような意味だろう。 私は、北九州のワークショップで出会った高校生が、「ここから見える夕日が好き。 この夕日をいると、私はなんて幸せなんだと思える」と言っていたときにこの言葉を思い出した。 そして今日、私は知床にいる。 そこで出会ったネイチャーガイドさんが、「このあたりに耳に36の札をつけた野生の鹿がいるんですよ」とか、「この時期は、この川の下でクマが見えますよ」とかものすごく楽しそうに紹介をしていて、外を見ると本当に野生動物たちがいる体験で、また「されど空の深さを知る」の言葉を思い出した。 (まさか、人生で野生のクマを見ることがあるとは思わなかった・・・。 ) これまでは、「大海を知る」ことがあまりにもてはやされた社会だったように思う。 たしかに、広い世界は魅力的だし、私も行ったことないところに行くことは大好きだ。 しかし、最近気づいたこと。 私は、本当は「空の深さを知る」人に、心の底から憧れている。 私は「空の深さを知る」人が好きなのだ。 いろいろな生き方がある。 どんな道を選んでも、正解はない。 ただ、いま私は、「空の深さを知る」蛙でありたいと焦がれている。 <ツマミにこちらもどうぞ>.
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雑学クイズ問題 井の中の蛙とはどういう意味? A. 見識が狭いこと B. 考えが浅はかであること C. 特徴がなく凡庸であること D. 暗い性格の人 答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね! 井の中の蛙大海を知らずの意味や由来を解説、実は続きが存在します。 有名なことわざ 皆さんも学生時代、あるいは現在も学生という人は 学校で様々なことわざを習いますよね。 正直に言ってしまうと社会に出てからことわざを知っていて役立つことはそんなにありません。 しかし、いろいろなことわざを知っていたり、 ことわざに関する雑学を知っていると教養のある人に見えるのも事実です。 また、ことわざから学ぶことはとても多く、座右の銘をことわざにしているという人も多いのではないでしょうか。 今回は「井の中の蛙大海を知らず」ということわざについて解説しますが、 マイナスな意味で使われる一方で、実は続きがあってとてもポジティブな意味にもとれることわざなんです。 最後まで読むと「井の中の蛙大海を知らず」ということわざへの見方が変わっているかと思います。 「井の中の蛙大海を知らず」の意味・語源・由来とは? まずは「井の中の蛙大海を知らず」の意味や語源・由来について解説していきます。 実は「井の中の蛙大海を知らず」ということわざは日本で生まれたものではなく、 中国で生まれたものなんです。 中国の思想家である荘子の「秋水篇」には「井蛙不可以語於海者、拘於虚也」と書かれていて、これが由来語源となっているんですね。 簡単にいえば「 井戸の中にいる蛙はずっと狭い世界しか見たことがなく海を見たことがないため、視野が狭くありきたりの知識しかない」という意味になります。 「井の中の蛙だね。 」と言われたならば、それは 「視野が狭く見識のない人だね。 」と凄くネガティブな言葉となります。 しかし、冒頭で説明したとおり、このことわざには続きがあってその意味はとてもポジティブなものとなっています。 「井の中の蛙大海を知らず」の続きはポジティブ それでは「井の中の蛙大海を知らず」の続きについてです。 「井の中の蛙大海を知らず」には実は 「されど空の深さ(青さ)を知る」という続きがあります。 これは荘子の「秋水篇」には出てこないもののため、日本に伝わったのちに独自で付け加えられたものだと考えられています。 意味については「 狭い世界で自分の道を突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで知ることができた」という意味になります。 確かに広い視野をもって世界を見渡すことで自分の小ささや愚かさに気づくことがあります。 しかし、たとえ狭い世界だったとしても、 地道にその道を究めていけばその世界の深いところまで達することができるということですね。 歴史上の人物においても何かの分野の天才だったとしても、その分野のことにはとても詳しいのに、他のことは全くできないなんて人もいますもんね。 たまに広い世界を見ることも大切ですが、 愚直にその世界を見続けて努力をしてもちゃんと成長が出来るというとてもポジティブなことわざでした。 以上が「井の中の蛙大海を知らず」の意味や由来、続きについてでした、いかがでしたか? 注目記事 それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね? 雑学クイズ問題解答 雑学クイズ問題の答えは 「A. 見識が狭いこと」でした! この問題以外にも、思わず人前で披露したくなる楽しい雑学クイズ問題を用意しています。 全て解けたら雑学王かも!? 他にも、こんな雑学がお勧めです。 まとめ 「井の中の蛙大海を知らず」の意味は「見識が狭く自分の範囲内でしか物事を考えられない」ということである。 もともとは中国で誕生した言葉であり、中国の思想家である荘子の「秋水篇」には「井蛙不可以語於海者、拘於虚也」が語源由来となっている。 また「井の中の蛙大海を知らず」には続きがあり、日本に伝わったあとに「されど空の深さ(青さ)を知る」と付け加えられている。 続きの意味は「狭い世界で自分の道を突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで知ることができる」という意味である。
次のこんな小さな大会で天下を取ったような振る舞いをしていて、まるで井の中の蛙だ。 壁の向こうに「海」という大きな水溜りがあると知ったら、自分の存在が井の中の蛙ということに気づかされた。 このような感じでしょうか。 悪い意味で使われることが多く、いい意味で使われるときは少ないですね。 井の中の蛙の類義語は? さて、この「井の中の蛙」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。 針の穴から天を覗く• 夜郎自大• 夏の虫氷を笑う これらが意味としてよく似ていると思います。 あとがき 井の中の蛙とはどんな意味があるのか。 その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。 さて、まとめとして井の中の蛙を簡単にまとめますね。 意味 広い世界のことを知らず、自分の知っている範囲でしか知識がない 補足 井の中の蛙大海を知らず、されど、空の深さ(青さ)を知る といった日本独自で付け加えられた言葉もある。 使い方・例文 こんな小さな大会で天下を取ったような振る舞いをしていて、まるで井の中の蛙だ。
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