MEMO 受験者数もピークの2010年から徐々に下がっていますので、今後数年は2千人台の合格者数となるのではないでしょうか。 昨年このようなコメントをしましたが、やはりしばらく合格者数は2千人台で推移するものとみられます。 合格基準点と救済科目 【合格基準点】 選択式 26点(ただし社会保険一般常識は2点以上) 択一式 43点 選択式試験の合格点は26点。 科目補正いわゆる救済科目は、 社会保険一般常識の1科目となりました。 選択式試験に関しては、ほぼ想定の範囲内でしたが、労働一般常識で基準点割れをしてた方にとっては残念な結果となりました。 以下の厚生労働省から発表されている科目別平均点を見ると、 最も低いのが社一で1. 労働一般常識は社一に続く2. 5点とかなり平均点は引くなっていましたが、以下の基準を満たしていないため科目補正は行われませんでした。 【総得点】 前年度の平均点との差に応じて前年度の合格基準点を上げ下げする。 【科目基準点】• 科目基準点(選択式3点、択一式4点)以上の者が 全受験者の50%未満の科目を引き下げる。 引き下げによる基準点を 満たしてないものが30%以上いない場合は、引き下げは行わない。 択一式はほぼ想定より低めの43点。 受験者数全体の平均点は30. 2点で昨年の平均点32. 1点よりも2ポイント近く下回っています。 例年通りの得点化と思われましたが、若干取りにくい問題だったことが伺えます。 とはいえ、今後も合格点の範囲は45点前後で推移していくはずですので、択一式の得点力が合否を分けるといってもいいでしょう。 今後の社労士試験 3年続けて合格率は6%台、合格者は2,000人台と合格点や合格者、合格率が数年安定傾向になっています。 以上のことから社労士試験は、以前のように1 0%を超えるような合格者を出すことは無いと考えた方がいいかもしれません。 受験者数約4万人の中から選ばれるのはわずか2,000人程度。 100人の中で5~6人しか受からない試験ですので、資格学校の合格判定ではAランクを維持するくらいの意気込みでないと 合格は難しい試験になっています。 とはいえ、社労士試験は手の届かない超難関試験ではありません。 数年間専門の大学に通わないと合格できないという類の資格ではなく、 うまく立ち回れば1発合格も目指せる資格試験なんです。 ですので、決してこの合格率や合格者数にひるまないでください。 忙しいサラリーマンでもやり方次第では、数回の受験で十分合格できる試験です。 それでいて利用価値も高くコストパフォーマンスも良いため、 常に人気ランキング上位の資格となっています。 社労士試験は努力が報われる資格試験です。 今年悔しい思いをした方は、絶対にあきらめずまずは自分の成績を分析しなおし、必ずや来年以降のリベンジを果たしてください。
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合格率 2000年 第32回 50,689人 40,703人 3,483人 8. 同じく、受験者数に関しても第42回(2010年)を境に減少傾向となり第48回(2016年)は現在の試験制度となってから最小となります。 受験生としては最も気になる部分でもある「合格率」に関しては概ね7~8%だったものが、2013年に5. 4%、2014年に9. 3%、2015年に2. 4%と振れ幅が過去と比較すると大きいですね。 「合格率が下がったから受験者数も激減している」という情報もなんだか説得力がありそうですが・・・。 「受験者数」と「難易度」はおそらくそれ程関連性はないと思われます。 受験する人にとって確かに合格率は気にはなると思いますが、初めて受験する人にとっては 「9%」も「5%」も(2%は若干低いと気になるかもしれませんが・・・)「難関」である事に変わりはありません。 皆「自分は受かる!」と思って学習をスタートすると思います。 僕も「本気でやれば必ず合格する!」と意気揚々と挑んでいきましたからね。 さて、以下のグラフをご覧ください。 少なくとも2000年以降に関しては相関関係がありそうです。 あまり「景気が良い」とは感じませんが2016年の失業率は3%程度のようです。 個人的には「数字」もそうですが 「報道」も大きい気がします。 かつては「リストラ」や「内定取り消し」などが大きく取り上げられて雇用不安(それでも先進各国の中での失業率は低い水準ですが)を感じる人が多かったと思います。 一方で団塊世代が引退後は 「仕事がない」というよりも「労働力不足」の報道が多いように感じます。 スポンサードリンク 社会保険労務士の難易度上昇!合格率は下がっていく? 前述の 「合格率推移のみ」から判断をするとしても、これから合格率が下がり続けて、試験の難易度が「これからも」上がっていくと判断するのは早計だと思います。 46回(2014年)は今回の試験制度で過去2番目に合格率が高いわけですし、47回(2015年)48回(2016年)は過去の平均と比較すると確かに過去最低ではありますが現時点ではまだ一過性とも考えれらます。 第42回(2010年)から第45回(2013年)にかけても、合格率が下がり続けたため、今後は「難化」すると言われていましたが、結果的には第46回(2014年)では合格率は大きく上がりました。 確かに、受験者数や合格者数が増えた事で、行政側が 「「合格者数」と資格を与えるべき「適正数」との間にミスマッチが生じている」と考えて、合格者数を減らしているのではないかといった情報を見聞きすると説得力があるようにも感じます。 第47回(2015年)、第48回(2016年)の社会保険労務士試験の合格率に関しても「訴訟代理権」等社労士の権限範囲の拡大に向けて動いている事と、関連性があるといったような文脈で語られる事もあります。 真偽のほどは分かりませんが、もしかすると「まさしくその通り」という可能性も考えられない事ではないかもしれません。 ただ、仮に 現時点で「合格者を絞る」という意識が行政側にあったとしてもそれが、このまま数年にわたって実施され続けるとは考え難いと思います。 前述のデータでもお話しさせて頂きましたが「資格取得熱」というのは社会情勢とも関連があると思われます。 非正規が増えている部分があるとは言え失業率がこのまま下がっていくと行政側(連合会側)が考えるよりもさらに受験者数が減少する可能性もあります。 (勿論、景気が悪くなってまた受験者数が増大する可能性もあります) 未来は誰にも分からない以上、過去と比較して「今回は難関だった」「今回は平易だった」という議論は成立しても、 試験制度が大きく変わらない限りは未来まで含めて「難化する」「易化する」といったの議論は中々「答」は出ないのではないかと思います。 社会保険労務士の難易度は昔と変わらない? 社会保険労務士試験の難易度を合格率から予測したり、考えたりするのは難しいとお伝えしました。 一方で「社会保険労務士の難易度は昔と変わらない」という意見もありますね。 合格率が下がっている時にこちらもよく聞くのが 「受験生の質が下がっているから」という議論です。 僕自身は「難易度が昔と変わらない」というよいりも 「勉強方法は変わらない」「合格の当落線上へ辿り着く難しさは変わらない」、といった方がより理解が得やすいのではないかと思います。 試験制度は少なくとも2000年以降同じ形式ですし、各種予備校のテキストやカリキュラム、価格は概ね変わっていません。 ではなぜ、社会保険労務士試験の難易度は議論が錯綜してしまうのでしょうか。 社会保険労務士の難易度「議論」を難しくしている試験制度 どんな試験でっても 「インプット(理解)」と 「アウトプット(問題を解く)」が対策の基本だと思います。 僕が聞いた感じでも合格された方は概ね「過去問10年分は理解した」と言っている方が多いように感じました。 個人的にも過去問10年分を5回位回した頃で「あ、これは合格できるかも」と手応えを感じました。 (結果は不合格でしたが・・・) 一通り科目の学習を終えて過去問も理解した頃には各種資格学校等の「模擬試験」の結果も合格ラインを超えてきます。 勿論「実際に合格」するか否かは分かりません。 社会保険労務士の試験に限らず 「試験は水物」ですからね。 しかし、社会保険労務士試験に関しての 「水」はその「試験制度」のため 「ただの水」ではない部分があります。 社会保険労務士の難易度を試験制度から考える 社会保険労務士試験は「択一式」と「選択式」から構成されており基本的には以下の基準が基本となっていると言われています。 選択式(40点満点) 各設問5点満点中3問以上正解し、かつ総得点が28点(総得点の7割)以上• 択一式(70点満点) 各設問10点満点中4問以上正解し、かつ総得点が6割~7割 択一式に関しては基準点は「4点」つまり各科目4割なのですが、選択式に関しての「3点」はつまり各科目6割という事になります。 社会保険労務士試験の選択式の「1点の重み」はハンパなく重いです。 特に「白書」も試験範囲となる 「労働に関する一般常識(略して労一)」に関しては試験範囲も広いため対策が難しいと言われています。 それを踏まえて下記の各年の合格基準を確認下さい。 調整に関しては 赤太字は調整科目数最高 (現試験制度開始の2000年以降) 社会保険労務士試験の難易度の「議論」を難しくしているのは毎年のように行われる 「得点調整」(社労士試験用語?では救済と言います。 )なんですね。 2000年以降、択一式に関しては総得点は概ね基準(6割~7割)に収まり、得点調整は6回(それでも多いと思いますが・・・)ですが、選択式においては毎年平均しても 2. 5科目の調整があり 第43回(2011年)は5科目が調整されています。 また、「調整」がなかった年が2回しかありません。 さらに、基準点が2点ではなく 「1点」に調整される年も4回あります。 一応、行政側の言い分としては 「試験の難易度に差が生じたことから、昨年度試験の合格基準を補正 」という事なのですが・・・。 3点が2点になるのはともかく、「1点」補正等はどうなんだ?という気もします。 10点満点なら2点という事です。 また、ごく普通に考えると「平均点が低かった」科目から調整が入りそうなものなのですが、この辺りは必ずしも機械的に判定されている訳ではないようです。 毎年何処かで「奇問」が出ると事が多いと言われている選択式(特に労一)に関しては悲喜こもごものドラマとなります。 勿論、多くの問題は「問題本文の中にヒント」があったり、広く労働経済などに興味を持って入れば何とか回答できるものが多いのですが、確かに「これは鬼問!(奇問)」という問題も出題される事もままあります。 「奇問」と言われる問題が出た年は総得点ではかなりの高得点を獲得しながら、選択式の1点に泣く受験生も多いのです。 特に、社会保険労務士試験に何度かチャレンジをされている方ですと「余計な情報」が入ってきてしまい問題文の裏を読んで、平常心であればあり得ないような選択をして結果中々合格出来ない方もおります。 一方で、初受験の方はあまり試験制度に関して深く考えたりしている訳ではない方も多いので、択一式に関しては合格点丁度位でありながら選択式もすんなりと通ってしまう方もいます。 結果、 初受験でも「6ヶ月」で合格出来ました!と言う方がいる一方で、3年連続択一式は軽く50点を超えたり、8割近い点数を獲得しながら1点に泣き続けるという方もいるのです。 以前スクールの講師の方から「50点以上3年連続で足キリになっている人」は見た事がないとの事でした。 その先生が言っていた言葉が重いなぁとベテランになってから感じました。 社労士試験が 「運」という方がいますね。 そうです。 でもそうじゃありませんか?どんな試験だって 「運」の要素はありますよ。 そして皆さんには 「運」を引き寄せて合格をして欲しいのです。 では、運はどうすれば引き寄せられるのか?それは確かな知識を積上げる事で引き寄せられます。 どうすれば確かな知識を積上げられるか?もう基本です。 問題集(過去問)とテキストの往復です。 確かな知識が積み上がった状態とはどんな状態か?択一で50点以上を獲得する事が出来ていれば 「確かな知識」があると考えて間違いありません。 そこまで追い込めたら、あとは諦めないで下さい。 必ず合格できます。 だってそうじゃありませんか?来年も試験はあるのですから。 社会保険労務士の難易度と合格率に関してまとめ ここまで考察してきたまとめです。 現状の合格率から将来の予測を立てるのは難しい。 (直近の合格率も上下しており、また、今後の受験者数の予測も難しい)• 合格当落線上までの難易度は大きく変わっていない。 (試験制度も変わっておらず理解しなければならない事は極端に変わってない)• 「得点調整」多発の試験制度、それが「難易度議論」を複雑にしている。 (6ヵ月で合格するのも嘘ではないし、高いレベルの人でも3年かかるという事も本当)• 択一で50点取れた頃に「確かな知識」が身についている。 (どんな試験にも運はある!運を引き寄せるのは確かな知識!) 以上、社会保険労務士試験の難易度と合格率に関しての考察でした。 スポンサードリンク•
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資格試験を受験される方が気になる点のひとつとして、合格率が挙げられると思います。 社労士試験の合格率を調べてみると、 これがまぁ相当低いです… 以下に過去20年分の社労士試験の合格率をまとめてみましたのでご覧いただきたいのですが、見ての通り1桁合格率の年がほとんどとなっており、平成27年度の試験に至ってはなんと 合格率2.6%という過去最低の合格率となっております。。 本記事では、その社労士試験の合格率が低くなってしまう3つの理由について順に解説をしていきたいと思いますので、一緒に見ていきましょう。 記事の目次• 【合格率が低い理由その1】 年に1回の一発勝負の試験である 専門的な知識が必要となる国家試験の中には、科目合格制度を設けている試験も少なくありませんが、社労士試験に関してはその 科目合格制度はありません。 したがって、年に一度の一発勝負となります。 科目合格制度を採用している試験であれば、一度合格した科目は定められた年度までは受験が免除されるため、その分不合格だった科目に集中して取り組む事ができ、試験全体の合格率も多少は高くなる傾向になります。 代表的なものでは税理士試験が挙げられます。 税理士試験は複数ある選択科目の中から5科目 必須科目もアリ 選び、この5科目全てでそれぞれ60%以上の得点を取ってはじめて合格となるのですが、5科目同時に合格ラインを突破しないといけないという事はなく、何年かけても5科目合格すれば良いのです。 ですので、税理士試験の受験者は一発合格は狙わず、数年かけて試験合格を目指す方がほとんどです。 税理士試験も社労士試験と同じく年に一度ですが、科目毎に絞って勉強ができることもあり、それぞれ科目別の合格率は15%前後と、社労士試験に比べると倍近く合格率が高くなっております。 問題の難易度という点ではさほど差はないと思いますが、 社労士試験は一発勝負という点で合格のハードルがグンッと高くなっています。 1年を通じて苦手科目を無くしていくのはもちろんですが、得意科目も取り漏れのないように学力をキープする事が必要となり、試験のハードルは国家試験の中でも上位の難易度と認識しておいた方がよいでしょう。 【合格率が低い理由その2】 試験の対象となる科目数がかな~り多い、、 社労士試験は試験の対象科目数が多いということも合格率を下げる要因となっています。 試験科目は大きくジャンル分けすると労働保険と社会保険の2つに分けられ、 全8科目から出題されます。 労働保険関係科目• 労働基準法• 労働安全衛生法• 労働者災害補償保険法• 雇用保険法• 労働保険の保険料の徴収等に関する法律 社会保険関係科目• 健康保険法• 厚生年金保険法• 国民年金法 試験問題は上記8つの科目に加え、労務管理に関する一般常識と社会保険に関する一般常識を加えた 10個にカテゴライズされています。 特に、労務管理に関する一般常識というのが非常に難問で、出題範囲が広く対策が取りづらいです。 これらの科目を1つずつ勉強するとしても相当大変ですが、試験合格を目指すとなると一気に全ての科目を勉強する必要が出てくるため、合格率も10%を割るような難解試験となっています。 【合格率が低い理由その3】 「合格基準点」という試験制度がかなりのクセモノ 管理人は社労士試験を合格するにあたり、一番の壁となるのがこの 「合格基準点」だと考えております。 つまり、よくどの試験でもありがちな「得意科目で根こそぎ点を稼いでやるぜ!」という考えが通用しないということです。 どれだけ得意科目で点数を取っても、苦手科目がこの合格基準に達していなければアウトであり、極端に言えば、ある1科目だけ0点で他は全科目満点でも合格にならないんです。。 毎年、ある程度合格率と合格者数を調整するという理由で、救済措置が行われることもありますが、そこを最初からアテにしていては合格するのは厳しいでしょう。 救済措置といっても、本来は3点得点しないといけないところを2点でもいいことにしてくれるくらい微々たるものですから、自分の力で合格基準点をクリアしていく必要があります。 まとめ 社労士試験の合格率が低い理由を管理人の目線でご説明させていただきましたが、結論として言えることは 合格率自体はあまりアテにならないということです。 合格率という数値化できるものがあるがために、初めて受験される方はその合格率の低さから自信を無くしてしまうといったこともあるようですが、そんな数値はもういっそうのこと無視してしまいましょう! ここまで解説しておいてアレですが… 苦手な科目を作らずにしっかりと試験対策をして、過去問や予想問題等で 7割の正解率を維持できるようになれば十分合格する事ができる試験なので、自分自身の学力を上げる事に注力し学習を進めるようにしましょう。 当日は 「自分は絶対受かるんだ!」という強い気持ちを持って挑んで下さい!.
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