【中止のお知らせ】 東京国立博物館は、新型コロナウイルス感染防止のため2月27日(木)から臨時休館としていますが、このたび政府からの緊急事態宣言が出されたため、当面は臨時休館を継続いたします。 これにともない、5月10日 日 までの会期を予定しておりました 特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」は大変残念ながら開幕を断念し、中止することといたします。 本展覧会を楽しみにしてくださっていた皆様には本当に申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 なお、チケットの払い戻しについては、緊急事態宣言が解除され次第開始する予定です。 払い戻し期間や払い戻し方法は、をご覧ください。 また、展覧会公式図録や関連グッズの販売についてはで販売しております。 世界遺産・法隆寺。 その西院伽藍(さいいんがらん)の中心をなし、世界最古の木造建築である金堂には、およそ1300年前の飛鳥時代に描かれた壁画がありました。 東洋仏教絵画の白眉と言われた貴重なこの壁画は、戦後間もない昭和24年(1949)の火災により大半が焼損してしまいましたが、焼損前に描かれた模写の数々やガラス乾板などが残されているおかげで、今でもその威容をうかがい知ることができます。 2020年は、法隆寺金堂の火災をきっかけに、1950年に文化財保護法が成立してから70年となる節目の年です。 本展では、法隆寺金堂壁画の優れた模写や、焼損後に再現された現在の壁画、そして日本古代彫刻の最高傑作の一つである国宝・百済観音など金堂ゆかりの諸仏を展示します。 法隆寺金堂の美の世界を体感していただくとともに、文化財を保護し継承することの大切さを伝えていきます。
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法隆寺金堂壁画のこと 世界最古の木造建造物として、世界遺産にも登録される法隆寺は、創建当時からの建造物のほとんどが国宝に指定されています。 その中でも、法隆寺の中心となる「西院伽藍」の本堂でもある国宝『』には、やはり国宝の仏像が所せましと安置されています。 壁画は四方の12面にあり、浄土図や菩薩像などが描かれていました。 この壁画は古くから評価が高く、明治から戦前にかけて、数多くの画家により模写されています。 法隆寺金堂壁画「復元陶板」出雲と大和展より 法隆寺金堂壁画「復元陶板」出雲と大和展より 法隆寺金堂壁画と百済観音 展 法隆寺金堂の火災を機に、文化財保護に対する取り組みが見直され、翌年の昭和25年(1950年)に現行の「文化財保護法」が成立しました。 今年は保護法の成立から70年目の節目の年なので、失われた壁画の記録や復元を中心にした展覧会になるようです。 今も図録やグッズを作ってらっしゃる「便利堂」が撮影した記録写真で往時を振り返り、桜井香雲・鈴木空如・安田靫彦・前田青邨などが模写した作品も展示されます。 もう1つのテーマは『』で、スラリとしたお姿の観音像です。 元は金堂に安置されていたようですが、現在は「大宝蔵院」という宝物館に安置されています。 他にも、金堂の本尊両脇に安置される『』も出展され、こちらは本堂内で細部が見えづらいので、博物館で隅々まで観られるのは貴重です。 法隆寺に行けば、拝観時間内ならお目にかかれますが、寺外に出ることはめったにないそうです。 この2躯は、法隆寺の創成期からは時代が下がり、平安時代中頃に作られた像です。 1mほどとそれほど大きくないですが、彩色や截金が状態良く残っていて、平安仏らしい穏やかな姿をしています。 今回の出店はほんの一部なので、一度は現地に行ってこれらを観ていただきたいです。 【建造物】 西院中心伽藍:、、、、、中門 西院:、聖霊院、東室、三経院、西室、食堂、綱封蔵、南大門、東大門 東院:、東院鐘楼、東院伝法堂 【彫刻】 金堂:、薬師如来坐像、四天王立像、 講堂:薬師如来・両脇侍坐像 聖霊院:聖徳太子・山背王・殖栗王・卒末呂王・恵慈法師坐像 上堂:釈迦如来・両脇侍坐像 西円堂:薬師如来坐像 五重塔:塔本四面具 夢殿:、行信僧都坐像、道詮律師坐像 大宝蔵院:、観音菩薩立像(夢違観音)、阿弥陀如来・両脇侍像・木造厨子(伝橘夫人念持仏)、地蔵菩薩立像、観音菩薩立像(九面観音) 【工芸品】 四騎獅子狩文錦、、黒漆螺鈿卓• Advertisement 関連する記事• 2019. 26 目次 1. 京都 醍醐寺-真言密教の宇宙-展 2. この展覧会で観られる国宝 3. 展覧会 概要 4. 鑑賞ログ 京都 醍醐寺-真言密教の宇宙-展 2[…]• 2019. 28 目次 1. この展覧会で観られる国宝 2. 文[…]• 2018. 24 目次 0. 新・桃山の茶陶 0. この展覧会で観られる国宝 0. 志野茶碗 銘 卯花墻[三井記念美術館] 1. 展覧会イベント 1. 1[…]• 2019. 02 目次 1. 川端康成と美のコレクション 1. 川端と古美術 1. 川端文学と装丁画 1. 川端と近現代工芸 1. 川端と近現代絵画 1[…]• 2019. 10 目次 1. 春の優品展「和と漢へのまなざし」 2. 出展される国宝 2. 六祖挟担図 偃谿黄聞賛 2. 源氏物語絵巻 3. その他の出[…].
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特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」の開催中止が決定。 国宝 法隆寺金堂と五重塔 写真飛鳥園 1949年に起こった法隆寺金堂の火災をきっかけに文化財保護法が成立してから70年目の節目に開催される本展では、法隆寺金堂の美の世界とともに、文化財保護・継承の大切さについても紹介する。 飛鳥時代に描かれた、その貴重な壁画は1949年の火災により大半が焼損してしまう。 巨大な壁画群の「法隆寺金堂壁画」には、本尊釈迦三尊像を中心に仏教世界が彫刻、絵画で表現されている。 中でも、仏菩薩浄土を大画面に描き出した壁面12面は、インド風の表現を残し、中国・唐時代の様式を踏襲した本格的な古代仏教絵画となっている。 保存・記録の両軸で、作品保護に努めた。 火災による焼損後は、安田靫彦や前田青邨といった日本画家を中心とした模写事業によって再現壁画を制作。 荘厳な壁画の全容をうかがい知ることができる。 すらっとした8頭身の長身、柔和なアルカイックスマイル、流れるような曲線を描いて翻る天衣など、その美しさが多くの人々を魅了してきた。 1997年にはフランスのルーブル美術館でも公開されている。 国宝 吉祥天立像 平安時代・承暦2年 1078 法隆寺蔵 通期 画像提供;奈良国立博物館 撮影:森村欣司 また、法隆寺金堂の本尊釈迦三尊像の左右に安置されている国宝「毘沙門天立像」や国宝「吉祥天立像」など、選りすぐりの寺宝が集結する。 <チケットの払い戻し>緊急事態宣言が解除され次第開始予定。 詳しくは展覧会公式サイトよりお知らせ。 入館の際に障がい者手帳など提示が必要。 正門チケット売場 窓口 にて申し出が必要。 【問い合わせ先】 TEL:03-5777-8600 ハローダイヤル.
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