海外では、東南アジアやヨーロッパなどで麻しんの流行が続いています。 平成29年1月以降、東南アジアに渡航した人が帰国後に麻しんを発症し、その患者と接触した人が国内で発症する事例が相次いでいます。 麻しんは空気感染、飛沫感染及び接触感染でうつり、以下のような症状が出現します。 疑わしい症状がある場合には、必ず事前に医療機関に電話連絡をした上で、マスクを着用して受診してください。 ただし、麻しんが全くなくなったわけではなく、海外からの輸入例も見られ、横浜市内でも報告があります。 (発生数について詳細は の「全数情報(三~五類感染症)」を参照) 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。 感染力がとても強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。 重い合併症を発症して、命に関わることもあります。 日本では排除されていても、いつ海外から麻しんウイルスが持ち込まれるか分かりません。 一人ひとりが免疫を持つことが大切です。 麻しんは過去の病気ではありません!麻しんを予防するために、予防接種を受けましょう!!• 感染力が強く、抗体がない人が感染するとほぼ100%発症します。 特別な治療法はなく、合併症がなくても入院を要することもあり、回復までに時間がかかる重い病気です。 麻しんは、麻しんウイルスによる感染症です。 感染すると、約10~12日間の潜伏期ののち、熱やせき、鼻水など、風邪のような症状が出ます。 発しんの出現する前後に、ほほの内側に白い斑点(コプリック斑)が出ることもあります。 合併症がなければ、主な症状は7~10日でほぼ回復しますが、発しんは、茶色くなってしばらく残ります。 麻しんにかかると一時的に免疫力が低下し、回復するまでに1か月程度かかるといわれ、その間は他の感染症にかからないよう、注意が必要です。 合併症を併発すると、時に命に関わることもあります。 合併症は、全体の約30%に併発するといわれています。 このうち、肺炎と脳炎が麻しんによる死亡の大きな原因となっています。 肺炎…合併症の約半数を占め、麻しんウイルスによる肺炎の場合と細菌による肺炎の場合等があります。 脳炎…患者約1,000人に0. 5~1人の割合で合併します。 約60%は完全に回復しますが、20~40%に中枢神経系の後遺症を残し、致死率は約15%と言われています。 亜急性硬化性全脳炎(SSPE)…ごく稀(10万人に1人)ですが、麻しんにかかってから7~10年程経ってから発症します。 知能障害、運動障害が徐々に進行し、発症から平均6~9か月で死に至る病気です。 このほか、中耳炎(約5~15%)、クループ症候群(喉頭炎・咽喉頭気管支炎)、心筋炎などを合併することがあります。 〇 麻しん患者と最後に接触のあった日から2週間(最大3週間)は毎日体温を測り、健康観察をしましょう。 万が一、麻しんのような症状が現れた場合は、次のことを事前に医療機関に連絡し、医療機関の指示に従って受診しましょう。 受診前に電話等で医療機関に症状を伝える。 麻しん患者と接触があった旨を話す。 」 等• 医療機関に受診方法を確認する。 〇 最近は、さまざまな場合に、予防接種を受けておくことが求められるようになりました。 大学への進学の際や部活動に参加する場合、海外へ旅行する場合などに、予防接種を受けているか、麻しんの抗体(抵抗力)が十分にあることを証明することを求められることが多くなっています。 特に、海外の学校に進学する場合などは、予防接種を2回接種していることを確認することが求められます。 麻しんの抗体があるかどうかを調べる血液検査(抗体価検査)は、医療機関で受けることができます(自費)。 医療や福祉、教育、保育関係など、免疫の弱い方や子どもなどに接することが多い仕事に就く方は、自らが感染源となって麻しんを広げないよう、予防接種をしておくことが求められます。 一部の企業では、就職の際に予防接種歴を確認するところもあります。 〇 麻しんの患者が発生すると、こんなこともあります。 麻しんにかからないよう予防することが大切です。 学校で麻しんの患者が出ていたが、行事(卒業式や修学旅行等)を予定どおり実施したところ、何人も麻しんにかかった人が出た。 1人が麻しんにかかったら、家族も次々に発症した。 予防接種を受ければ、感染や発症、重症化を防ぐことができます。 海外旅行中に麻しんにかかっていることが分かり、現地の病院に隔離された。 付き添って病院に行った人も、同様に隔離された。 また、患者と接触した疑いのある人全員が、麻しんの抗体があるかを調べる血液検査を受けた。 このため、帰国が延期された。 渡航先の感染症流行情報を確認するとともに、渡航前に、予防接種を受けておくか、麻しんの抗体があるか調べておくことが必要です。
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海外では、東南アジアやヨーロッパなどで麻しんの流行が続いています。 平成29年1月以降、東南アジアに渡航した人が帰国後に麻しんを発症し、その患者と接触した人が国内で発症する事例が相次いでいます。 麻しんは空気感染、飛沫感染及び接触感染でうつり、以下のような症状が出現します。 疑わしい症状がある場合には、必ず事前に医療機関に電話連絡をした上で、マスクを着用して受診してください。 ただし、麻しんが全くなくなったわけではなく、海外からの輸入例も見られ、横浜市内でも報告があります。 (発生数について詳細は の「全数情報(三~五類感染症)」を参照) 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。 感染力がとても強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。 重い合併症を発症して、命に関わることもあります。 日本では排除されていても、いつ海外から麻しんウイルスが持ち込まれるか分かりません。 一人ひとりが免疫を持つことが大切です。 麻しんは過去の病気ではありません!麻しんを予防するために、予防接種を受けましょう!!• 感染力が強く、抗体がない人が感染するとほぼ100%発症します。 特別な治療法はなく、合併症がなくても入院を要することもあり、回復までに時間がかかる重い病気です。 麻しんは、麻しんウイルスによる感染症です。 感染すると、約10~12日間の潜伏期ののち、熱やせき、鼻水など、風邪のような症状が出ます。 発しんの出現する前後に、ほほの内側に白い斑点(コプリック斑)が出ることもあります。 合併症がなければ、主な症状は7~10日でほぼ回復しますが、発しんは、茶色くなってしばらく残ります。 麻しんにかかると一時的に免疫力が低下し、回復するまでに1か月程度かかるといわれ、その間は他の感染症にかからないよう、注意が必要です。 合併症を併発すると、時に命に関わることもあります。 合併症は、全体の約30%に併発するといわれています。 このうち、肺炎と脳炎が麻しんによる死亡の大きな原因となっています。 肺炎…合併症の約半数を占め、麻しんウイルスによる肺炎の場合と細菌による肺炎の場合等があります。 脳炎…患者約1,000人に0. 5~1人の割合で合併します。 約60%は完全に回復しますが、20~40%に中枢神経系の後遺症を残し、致死率は約15%と言われています。 亜急性硬化性全脳炎(SSPE)…ごく稀(10万人に1人)ですが、麻しんにかかってから7~10年程経ってから発症します。 知能障害、運動障害が徐々に進行し、発症から平均6~9か月で死に至る病気です。 このほか、中耳炎(約5~15%)、クループ症候群(喉頭炎・咽喉頭気管支炎)、心筋炎などを合併することがあります。 〇 麻しん患者と最後に接触のあった日から2週間(最大3週間)は毎日体温を測り、健康観察をしましょう。 万が一、麻しんのような症状が現れた場合は、次のことを事前に医療機関に連絡し、医療機関の指示に従って受診しましょう。 受診前に電話等で医療機関に症状を伝える。 麻しん患者と接触があった旨を話す。 」 等• 医療機関に受診方法を確認する。 〇 最近は、さまざまな場合に、予防接種を受けておくことが求められるようになりました。 大学への進学の際や部活動に参加する場合、海外へ旅行する場合などに、予防接種を受けているか、麻しんの抗体(抵抗力)が十分にあることを証明することを求められることが多くなっています。 特に、海外の学校に進学する場合などは、予防接種を2回接種していることを確認することが求められます。 麻しんの抗体があるかどうかを調べる血液検査(抗体価検査)は、医療機関で受けることができます(自費)。 医療や福祉、教育、保育関係など、免疫の弱い方や子どもなどに接することが多い仕事に就く方は、自らが感染源となって麻しんを広げないよう、予防接種をしておくことが求められます。 一部の企業では、就職の際に予防接種歴を確認するところもあります。 〇 麻しんの患者が発生すると、こんなこともあります。 麻しんにかからないよう予防することが大切です。 学校で麻しんの患者が出ていたが、行事(卒業式や修学旅行等)を予定どおり実施したところ、何人も麻しんにかかった人が出た。 1人が麻しんにかかったら、家族も次々に発症した。 予防接種を受ければ、感染や発症、重症化を防ぐことができます。 海外旅行中に麻しんにかかっていることが分かり、現地の病院に隔離された。 付き添って病院に行った人も、同様に隔離された。 また、患者と接触した疑いのある人全員が、麻しんの抗体があるかを調べる血液検査を受けた。 このため、帰国が延期された。 渡航先の感染症流行情報を確認するとともに、渡航前に、予防接種を受けておくか、麻しんの抗体があるか調べておくことが必要です。
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眼の結膜充血、涙やめやに 眼脂 が多くなります。 くしゃみ、鼻汁などの症状と共に発熱し、口内の頬粘膜にコプリック斑という特徴的な白い斑点が見られます。 熱がいったん下がりかけ、再び高熱が出てきた時に赤い発しんが生じて発しん期になります。 発しんは耳の後ろから顔面にかけて出始め、身体全体に広がります。 赤い発しんが消えた後に褐色の色素沈着が残るのが特徴です。 発熱は発しん出現後3~4日持続し、通常7~9日の経過で回復しますが、重症な経過をとることもあり、急性脳炎は発症1,000人に1~2人の頻度で生じ、脳炎や肺炎を合併すると生命の危険や後遺症の恐れもあります。 麻しんは年齢にかかわらず重症になることがあります。 特に妊娠中にかかると流産や早産を起こす可能性があります。 公財 予防接種リサーチセンター「予防接種と子どもの健康 2015年度版 」から転載 一部改変 公益社団法人 日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所で予防すべき感染症の解説」より一部改変 特徴 原因となる病原体 麻しんウイルス 感染経路 空気感染、接触感染 かかりやすい年齢 乳児期後半から幼児期に多い。 最近では高校生以上になってからかかることもあります。 その約半数が肺炎で、頻度は低いものの脳炎の合併例もあり、特にこの二つの合併症は麻疹による二大死因となり、注意が必要です。 その他の合併症に、中耳炎、クループ症候群、心筋炎、亜急性硬化性全脳炎があります。 公益社団法人 日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所で予防すべき感染症の解説」より一部改変 麻しん排除計画について WHO 世界保健機関 は、日本を含む西太平洋地域において、2012年までに麻しんを排除する目標を定めました。 これを受けて2007年8月、日本でも2012年までの麻しん排除を目標とした 「麻しん排除計画」が策定されました。 さらに、2008年4月1日から5年間、従来の対象者 第1期・第2期 に加え、麻しんワクチン接種を1回しか行っていない世代に、中学校1年生・高校3年生に相当する年齢での2回目の接種 定期接種 を受ける機会を設け、一定の効果が得られたことから2013年3月に終了しています。 そして、2015年3月27日、WHOにより、日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。
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