なにこの豪華なキャスト~~~~~!!! と、公演が決まった時に一人興奮したミュージカル「シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ」を観てきました。 1988年に音楽座ミュージカルとして誕生し、その後何度も再演された日本生まれのミュージカルということだったのですが、私は恥ずかしながら、本作も音楽座も全然しらなくて。 ストーリーも良くわからんけど、ラブストーリーらしいということぐらいで。 苦笑 芳雄さんとちゃん、そして、濱めぐさんに上原さん吉野さんなどという豪華キャストに心動かされて観劇を決めたのです。 (立地的には大阪公演の方が、遠征するにしても交通費とか時間とかもろもろ良かったのですが、めぐさんが東京公演のみの出演だったので、せっかくなら。 と思って東京遠征しちゃったよ~。 おかげで金欠苦笑) あらすじ 悠介はシャイで少し頼りない青年。 周りの人々からいつも心配されながらも、作曲家として身を立てるという夢を志して懸命に努力していた。 ある日、悠介はスリを生業としている少女・佳代と遊園地の迷路で出会う。 身寄りが無くひねくれて生きてきた佳代だったが、「いつの日か夢は叶う」と告げる悠介の姿は、佳代に忘れていた素直な気持ちを思い出させてくれるのだった。 悠介は作曲家として認められ始め、佳代も小さな幸せを大切に過ごしていた。 だが、佳代には本人も知らない秘密があった。 普段よく見ているミュージカルや宝塚と比べると派手な演出もセットもないし 舞台は『少し前の日本(たぶん、2、30年位前?)』なんですけど、 素朴とも思えるお話に宇宙人たちのストーリーなどが絶妙にミックスされ、また、耳なじみが良い覚えやすい楽曲、そして素晴らしいキャストの皆さんの好演で長く愛されていた作品ということがなんだか納得できました。 ゆる~く感想を(ネタバレしちゃってます) またしてもくるくるパーマの芳雄さん 笑 芳雄さん演じる悠介のお佳代に対する優しさ、彼女の過去も現在も罪も何もかも受け入れてくれるところに、もうなんだか胸が熱くなった。 最初の里美さんとの遊園地デートでは本当に頼りない男だったのに、佳代に出会ってどんどん頼もしい包容力のある男性になっていて。 1幕ラストで佳代を守るために佳代に対する想いを歌う「 わからないでしょう」場面はもう素敵すぎて。 2幕で佳代が義父を殺してしまった後も、お佳代に対する想いは少しも変わらず、(周りの反対されてもそれは変わらない)そんなまっすぐな姿にも心打たれ。 涙 最後に、お佳代をラス星人に託す場面だって、本当ならお佳代とずっと居たいはずなのに彼女との時間の差(人生の差)を埋めるために彼女を送り出してる場面とか。 (涙 その境遇からひねくれ者のお佳代。 そんなお佳代を体当たりで、そしてとても自然に演じられていたちゃん ゆうあんちゃん(悠介)に出会い彼女もまた良い方向に変わっていく。 それだけに、という形で義理の父親と再会し、せっかく作り上げてきた幸せが壊されてしまいそうになる場面はとてもつらい。 ゆうあんちゃんとの幸せな場面があればあるほど、そしてそれが割と早い時間に訪れただけに、ぜったいこの後なんか(悪い事が)起きる。 と思わせる、あの来客の場面。 芳雄さんとちゃんの(特に2幕の)「 ドリーム」は、ホント泣ける。 喫「」のマスターの吉野さんと春江さん役の濱めぐさん。 流石おふたり、とても良い味を出されていて、特に吉野さんの芸達者ぶり。 笑 ウメ役でも好演されていためぐさんも(個人的には)意外な一面でビックリしたり面白かったり。 ラス星人テムキ、ピア、ミラの3人(あと、ゼスも) 畠中さん、土居さん、内藤くん、そして上原さん演じる宇宙人。 苦笑 最初宇宙人???って感じだったのですが、なんでしょうね?この作品の力でしょうか、演出の力でしょうか?それとも演者の力でしょうか? 観劇前に抱いていたような違和感は全然感じなくて。 むしろ、ラス星人が地球人お佳代とゆうあんちゃん(悠介)を間近で観察する場面とかおかしいのに、(笑わせてもくれるけど)全然違和感を感じなかった。 凄い良い曲なのに最後に笑わせてくれる「 守って」と、圧巻の「 いつの日にか」とへんてこりんなラス星人なのに、お歌もちゃんと聞かせてくれるんですよね~ あと、内藤くん、すごく良かった。 以前別の作品で見た時にはそこまで思わなかったんだけど、今回歌声聴いてて印象に残ったな。 そしてなんといっても、土居さん。 私、土居さんの事も全然知らなくて、最後のカーテンコールでの歌声を聞いて、その歌声から、もしかしてと思って観劇後にプログラムを読んでみたら、やっぱり。 土居さんが音楽座時代にお佳代を演じられていた、伝説のお佳代だったんですね。 これはオリジナル版から観劇されている人たちたら、今回の舞台は改めて凄い舞台だったんですね。 還暦も過ぎている年齢とは思えない歌声とスタイル(凄いっ!) 悠介の恩師早瀬を演じるのは上原さん 上原さんは教授とラス星人の二役を演じているけれど、ストーリー上どうしようもないけど、お歌が少なかったのがちょっと残念。 まぁ1幕の「 創ろうメロディ」2幕の「 こんなこともある」とソロナンバーではなかったとはいえ2曲も聞けましたしね。 (あと、ラス星人としても歌ってたかな?) 出番としてもお役としても早瀬の方が多いんだけど、なんだかギャップで宇宙人を演じている時の方が印象的でした。 笑 最初の場面で悠介とデートしている里美と、悠介の妄想(空想?)の中でのショーシーン、そして秋田のレポーター役で出ている仙名彩世さん 昨年宝塚を退団してから初出演ミュージカルでしたね。 ゆきちゃんが一番バブリーな格好してた(里美の時とレポーター役)笑 お化粧のせいもあるのでしょうが、ゆきちゃん超昭和顔だなぁ~と思いました。 苦笑 お歌はもちろんですが、まさか退団後にゆきちゃんの宝塚のショー(のような場面)を観れるとは思いませんでした。 流石歌って踊れるだけありますねっ! 最後に生命素にいたミラとオリーが目覚めて、地球人悠介と佳代の魂が、そうして宇宙へ続いていくような終わり方も素敵でした。 子供の頃に読んだ本に書いてあった、地球に暮らす私たちも(大きな意味では)宇宙に暮らす宇宙人。 という言葉を思い出しました。 ミュージカル『 シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』 原作:筒井広志『アルファ・ケンタウリからの客』 演出:小林香.
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赤坂ACTシアターでRカンパニー上演による「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」を見てきました。 作品・脚本そのものに関する感想は、今回の上演前に書いたの方がいいかも。 ネタバレですが。 10年待てますか・・・・・・・? 待ちました。 14年待ったんです、大好きな大好きな作品を。 私事ですが・・・・・・・・まにあってよかった。 大好きな大好きなあの作品を劇場で見る時のあの空気を、再び体感したかった。 記憶だけではなく、再度体感することで、幸せだった日の記憶を補完したかった。 だから、まにあったことが嬉しいです。 帰りの電車の中で開くつもりで、昔購入した台本をバッグに入れていきました。 涙腺は崩壊し、嗚咽をこらえるのに懸命で、脳内は完全におかしくなっていて、言葉なんかうまく出てこない状況。 でも、サインをお願いする時に、昔の台本をお見せする、今も大事に持っていることをお見せするという行為で、この公演を待ち続けていたのだということ、大好きな大好きな作品だったということがちょっとでも伝わるといいなあ。 そんなことを思い、その台本にサインをしていただきました。 ありがとうございました、とはなんとか言えました。 サインをして下さったことへのお礼だけではなく、音楽座ミュージカルという素敵な世界をくださったことへのお礼。 幸せな幸せな、本当に幸せな時間をいただけました。
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