<感染の仕方> 一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。 閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあります。 飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。 接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。 他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。 集団感染が生じた場の共通点を踏まえると、特に1. 密閉空間(換気の悪い密閉空間である)、2. 密集場所(多くの人が密集している)、3. 密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)という3つの条件が同時に重なる場では、感染を拡大させるリスクが高いと考えられています。 <一般的な症状と重症化するリスク> 発熱や呼吸器症状が1週間前後つづくことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多くなっています。 罹患しても約8割は軽症で経過し、治癒する例も多いことが報告されています。 一方、重症度は、季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高いことが報告されています。 特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方では重症化するリスクが高いことも報告されています。 皆様へのお願い• 皆様におかれましては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。 基本的な感染症対策に努めていただくようお願いいたします。 風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合にはマスクを着用していただくよう、お願いします。 集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。 換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。 新型コロナ受診相談窓口 (帰国者・接触者電話相談センター)(下記を御参照)では、新型コロナウイルス感染症が疑われる方の相談を受け付けています。 医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。 新型コロナウイルス感染症に係る電話相談窓口について 新型コロナ受診相談窓口 (帰国者・接触者電話相談センター) 新型コロナウイルス感染症に関する一般相談窓口(新型コロナコールセンター) (電話番号)0570-550571 電話番号のお掛け間違いにより、ご迷惑をお掛けするケースが発生しています。 頭の0(ゼロ)を忘れないよう、ご注意ください。 お問い合わせの際は電話番号を再度お確かめのうえ、お掛けくださいますようお願い申し上げます。
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新型コロナウイルスの受け入れを図ってきた東京都内の病院で院内感染が相次いでいる。 練馬光が丘病院(練馬区)では同院に関係する陽性者が27人に到達。 久我山病院(世田谷区)では23日までに看護師や入院患者12人が感染していたことが明らかになった。 院内感染が広がった病院では外来受診の停止などの対応を余儀なくされている。 久我山病院によると、内科や循環器科の患者が入院している8階の病棟で3月30日から入院中の患者1人が感染していることが今月13日に発覚。 濃厚接触者の特定を進めたところ、入院患者8人と看護師2人の感染が分かった。 外来担当看護師1人も感染していた。 同院では新たな外来患者の受け付けを中止し、予約患者のみに対応。 救急受け入れや新規の入院患者についても制限している。 同院の担当者は「引き続き保健所の指導の下、感染経路や濃厚接触者の特定を進める」と話している。 練馬区の練馬光が丘病院は23日、累計で27人の感染が判明したと発表した。 同院では新型コロナウイルス患者の受け入れをしていなかったが、13日の出勤前に発熱を訴えた看護師の感染が確認された。 外来受診や新規入院の受け入れを取りやめ、この看護師が担当していた病棟の入院患者と職員計79人を対象にPCR検査を実施。 それぞれ14人、13人の陽性が判明した。 当初予定していた検査は23日までに終了したが、新たに検査対象がいないか確認を進めるという。 同院は「保健所の指導の下、感染が広がらないよう気を付けながら対応する。 職員の健康チェックなどこれまで以上にしっかり取り組んでいきたい」としている。
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新型コロナウイルス感染症の影響で病院経営は厳しく、全国の3分の2の病院が赤字に転落している。 日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体が6月5日に公表した「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況緊急調査」の追加報告から、こうした状況が明らかになりました(日病のサイトは)(速報に関する記事は、最終報告に関する記事は)。 新型コロナ受け入れ病院、全国では78. 2%、東京都では89. 2%が赤字 新型コロナウイルス感染症にかかる緊急事態宣言は全都道府県で解除されていますが、一部地域でクラスター(集団感染)が発生し、東京都では患者数が再び増加傾向を示すなど、第2波・第3波への備え(感染拡大防止、医療提供体制確保など)が非常に重要となります。 そこで3病院団体は、新型コロナウイルス感染症の影響が本格化した2020年2-4月の状況を、前年度月(2019年2-4月)と比較分析するための調査を実施。 最終的に3病院団体の会員1307施設(速報時点では1141施設)から有効回答が寄せられました。 5月18日のが、5月27日のが明らかにされました。 さらに今般の追加報告では、新型コロナウイルス感染患者の有無別などに病院を分類したうえで、赤字病院と黒字病院の割合が整理されています。 新型コロナウイルスの影響がない昨年(2019年)4月において、医業利益率が赤字である病院の割合は「半数」程度ですが、今年(2020年)4月に赤字となっている病院の割合は「7-9割」程度に増加しています。 赤字病院の状況を詳しく見ると、次のようになっています。 【全体】(1203病院) 2019年4月の赤字割合:45. 3ポイント増加) 【新型コロナウイルス感染患者を受け入れている病院】(339病院) 2019年4月の赤字割合:54. 6ポイント増加) 【新型コロナウイルス感染患者を受け入れていない病院】(864病院) 2019年4月の赤字割合:41. 5ポイント増加) 【病棟を一時閉鎖せざるを得ない病院】(180病院) 2019年4月の赤字割合:50. 8ポイント増加) 新型コロナウイルス感染患者を受け入れている病院や、病棟閉鎖を余儀なくされた病院だけでなく、新型コロナウイルス感染患者を受け入れていない病院でも3分の2近くが「赤字」に陥っていることがわかります。 また、で「とりわけ厳しい」ことが明らかになった東京都所在病院に注目すると、次のような状況です。 【東京都所在病院全体】(88病院) 2019年4月の赤字割合:51. 2ポイント増加) 【新型コロナウイルス感染患者を受け入れている東京都所在病院】(37病院) 2019年4月の赤字割合:56. 4ポイント増加) 【新型コロナウイルス感染患者を受け入れていない東京都所在病院】(51病院) 2019年4月の赤字割合:47. 5ポイント増加) 【病棟を一時閉鎖せざるを得ない東京都所在病院】(19病院) 2019年4月の赤字割合:47. 8ポイント増加) さらに全国と東京都を比較すると、次のような状況です。 東京都所在の病院では、まさに「経営が危機的な状況にある」ことが分かります。 【全体の赤字割合比較】 2019年4月の赤字割合比較:東京都で5. 6ポイント高い(格差が4. 9ポイント拡大) 【新型コロナウイルス感染患者を受け入れている病院の赤字割合比較】 2019年4月の赤字割合比較:東京都で2. 0ポイント高い(格差が8. 8ポイント拡大) 【新型コロナウイルス感染患者を受け入れていない病院の赤字割合比較】 2019年4月の赤字割合比較:東京都で5. 3ポイント高い(格差が1. 0ポイント拡大) 【病棟を一時閉鎖せざるを得ない病院の赤字割合比較】 2019年4月の赤字割合比較:東京都で3. 8ポイント高い(格差が1. 6ポイント拡大) 新型コロナウイルスの影響で非常に多くの病院が赤字経営に陥ってることが分かった(日病・全日病・医法協調査追加報告 200605) 新型コロナウイルス感染症の影響が、非常に多くの病院の経営に深刻なダメージを与えていることが改めて確認できます。 こうした状況も踏まえ、3病院団体を含む日本病院団体協議会(日病協)では、診療報酬上の手当てのさらなる拡大(入院基本料や初再診料、外来診療料の引き上げや、概算請求(2019年度の実績に基づく請求)の実施等)などを要請しています(関連記事はと)。 なお、病院経営を考えるうえでは「自院の状況を客観的に把握し、経営指標の各要素を他院と比較することにより、課題等を確認する」ことが第一歩となります。 Gem Medを運営するしています。
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