スパイ ファミリー ヨル。 【スパイファミリー】14話ネタバレ感想|ロイドの作戦が雑過ぎるww

スパイファミリーのヨルがかわいい!髪型の構造と過去をまとめ!|漫画Plus!

スパイ ファミリー ヨル

スパイファミリーのヨルのかわいい名場面! いつのまにやら書影が出ていたようです。 何もすることがない正月休みのお供に、ぜひ。 弟にも優しいお姉さん。 料理はへたくそだけど強くて素敵な母です。 しかしその正体は、 暗殺者。 コーヒーを入れる手がまた上品! しかし、家では ゆったりニットを着ていて肩が出ている! がっつりセクシーである…!! かわいいシーン2:2話逆プロポーズ 少しの間、ロイドと仮の夫婦になる約束だったが 逆プロポーズをするヨルさん。 目を合わせようとせずに言うところが、かわいい…! かわいいシーン3:7話母親 イーデン校の制服に初めて袖を通したアーニャ。 そのアーニャを見たヨルさん 「かわいいですかわいいですぅ!」 と盛り上がる。 その反応がかわいい!! その後、アーニャに特訓といって パンチを伝授しているヨルさん。 ポニーテール姿…! かわいいシーン4:12話&13話ロイドとキス!? ある日、シスコンの弟ユーリが家に訪問してきます。 ロイドとの婚姻関係を疑うユーリ。 「今ここでキスしてみろ」 と言われ焦る、ロイドとヨルさん。 ロイドは腹をくくるが…! ヨルさん、めっちゃ動揺!! しかし13話にて、お酒の力を得て 攻めの姿勢になるヨルさん…!! 瞼を閉じるロイド… これはお金を払ってでも見る価値あり!! ユーリ思わず 「姉さんなんてみだらな…!!!」 と涙…w もうそのあとユーリをボコボコにする流れは爆笑ですw かわいいシーン5:3巻エクストラミッション2 ヨルさんとロイドが2人きりのデートをします! いばら姫になったときに、 お尻にケガをしていたため ずっと痛みに耐えており、笑顔が無かったんですが…。 その内容が、かなり衝撃的で…! ユーリとヨルの両親はいなくて貧しかった。 そのため、ヨルはバイトをしていた。 そのバイトは今もやっている稼業。 つまりヨルは 幼いころから殺し屋をやっていたのだ…!! 返り血を浴びて帰ってきて 笑顔で、ユーリのために図鑑セットやお菓子を買ってきたりしていたという。。 そんなエピソードをサラッと書いているので、重めな内容に感じなかったんですが、普通に考えたら結構衝撃的な人生を歩んでいるんです。。 スパイファミリーのヨルについてのまとめ! 以上、スパイファミリーのヨルさんについてまとめてきました!髪型の謎や過去については3巻にまとめられています!そして、かわいいと思った名場面はまだまだいっぱいあって本当は画像を載せたいぐらい。

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スパイファミリー20話ネタバレ最新話確定|アーニャを母ヨルが寸前のところで救出!

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是非にお読み頂ければ幸いです〜。 MISSION:12• MISSION:13• MISSION:14• MISSION:15• MISSION:16• MISSION:17• EXTRA MISSION:2 の計7話が掲載されています。 EXTRA MISSION:2は、週刊少年ジャンプ47号に出張掲載された読み切りです。 互いがスパイと秘密警察であることを隠しながら、黄昏とユーリは腹を探り合う。 姉を偏愛するユーリは黄昏に本物の夫婦であることを証明しろと迫り…!? ユーリがフォージャー家に訪問• 出張掲載されたEXTRA MISSION:2 この中でもユーリがフォージャー家に訪問、ロイドとのやり取りに注目です! 台風むかつきすぎてジャンププラスいれてスパイファミリー読んでた。 すげー可愛いし面白い。 漫画買おうかな。 当然のごとくユーリくんが好き アニメ化するなこれは・・ — みみみん🐈 srkrrk3 ヨルがロイドと結婚したことを知らなかったユーリ。 シスコンのユーリは、いても立ってもいられなくなり、ロイドがヨルの夫にふさわしいか見極めるためにフォージャー家に訪問。 ユーリはヨルの結婚を認めていません。 それもそのはずで、ヨルはユーリに結婚したことを伝えていませんでした。 一年間も結婚したことを黙っていればユーリが納得いかないのもしかたありません。 ユーリがヨルになぜ黙っていたのか追求するとロイドも呆れるほどのとんでもない言い訳が! しかし、とんでもない言い訳でユーリが納得してしまいロイドもびっくりです。 結婚したことは、認めました。 ここからは、ロイドが夫としてふさわしいのか追求が始まります。 お酒を飲ませてロイドの本性を暴こうとするも自分が飲みすぎるハメに。 ユーリは、ロイドとヨルのある行動を見て本当に夫婦なのか疑います。 本当の夫婦であるなら証明して見せてほしいと無理難題をロイドとヨルにぶつけます。 週刊少年ジャンプに出張掲載されたEXTRA MISSION:2が面白い!.

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【SPY×FAMILY】この漫画が大人気なのはヨルさんのおかげかもしれないよ

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「アーニャ欲しいものがある」 夕食後、ヨルが人数分のティーカップが乗ったトレーをそっとテーブルに置いた時、アーニャが突然切り出した。 「ステラ獲得のご褒美はもう上げただろ?」 ロイドが嗜めるように言った。 カーペットに寝そべっていたアーニャの愛犬ボンドがボフッと鳴いた。 「何が欲しいんですか?アーニャさん」 ヨルがにこやかに尋ねる。 「アーニャさん、この前の中間考査、頑張っていましたもんね。 買ってあげたらどうですか?ロイドさん」 「頑張ったって言っても、あんな点数・・・」 ロイドは頭を掻いた。 「・・・何を買ってほしいんだ?」 「買うものじゃない、つくるもの」 「つくる?」 ロイドが怪訝そうな声を出す。 裁縫か?DIYか? 大掛かりなものじゃないだろうな。 「ちちとはは、きょうどうさぎょう」 「共同作業?」 なんじゃそりゃ。 わからん。 「あのね、アーニャ、おとうと欲しい」 予期せぬ爆弾に、ロイドとヨルはしばし言葉を失った。 翌朝、スクールバスから降りたアーニャは校舎へと向かう生徒たちの群れに友人を見つけて駆け寄った。 「あら、おはようアーニャちゃん」 ベッキーが笑いかけるが、アーニャの顔は深刻そうに歪んでいる。 「ベッキー、アーニャのちちとはは、おとうと作れない」 「あら、昨日の話?弟が欲しいって言ったの?」 ベッキーはそう尋ねながら昨日の出来事を思い出した。 クラスメイトに弟が産まれたと話題になった。 そこから、みんなが口々に自分の兄弟の話を始めて、アーニャが自分も兄弟が欲しいと言いだしたのだ。 「アーニャ、あにが欲しい」 アーニャはデズモンドの次男とその父兄に、自分の兄を紹介するところを想像した。 犬がダメでも兄がいれば、父の任務と平和のために役立つかもしれない。 「自分より年上の兄弟はできないわよ。 アーニャちゃんに兄弟ができるとしたら、弟か妹ね。 」 ベッキーが冷静に突っ込んだ。 弟か妹なら弟がいい。 一緒にすぱいごっこができそうだ。 「兄弟が欲しいなら早くパパとママに言ったほうがいいわね。 赤ちゃんってママのお腹の中からなかなか出てこないからとっても待ち遠しいって聞いたわ。 」 ベッキーのアドバイスに従って、アーニャは早速夕食後の団欒時に切りだしたのだが・・・ 「パパとママはなんて言ってたの?」 「アーニャはまだまだ手がかかるから弟を育てる余裕がないって。 ボンドもいるから子供はもういらないって」 「ふーん。 そういうものなのかしらね。 」 打ちひしがれたようなアーニャに、ベッキーは相槌を打った。 「でも、子供がいらないって思っててもできるときがあるんだって。 」 ベッキーが励ますように言う。 「子ども、勝手にできる?おとうと、勝手にうまれる?」 「パパとママがうんと仲良くしてたら弟か妹ができるんだって。 うちのばあやが言ってたから間違い無いわ。 うちのばあや、とっても物知りなの。 」 ベッキーが得意げに言う。 うんと仲良くか。 アーニャはしばし腕を組んで考えた。 ちちとはは、いちゃいちゃって言ったら、してない!っていつもおこる。 いちゃいちゃ、させたら、おとうと、できる? アーニャは不敵な笑みを浮かべた。 アーニャの爆弾発言から一夜明け、翌朝ロイドは何事もなかったかのように出勤していった。 いつものように淡々と任務をこなす一方で、アーニャになんといって弟を諦めさせるかを考えていた。 アーニャは時折こちらを見透かしたような駄々の捏ね方をして、要求を飲ませることがある。 もちろんアーニャはこちらの都合なんか知りもしないだろうが、お城に行かないと学校を辞めるだの犬を買わないと学校を辞めるだの、こちらはヒヤヒヤさせられるのだ。 弟ができないなら学校を辞めるなんて言いだしたらどうしようか。 この偽装家族にもう1人赤ん坊を増やすなんてとんでもない。 いや、でも。 より普通の家族らしく見せるために本当に子供をこさえる手もあるだろうか。 しかし、夫婦とは言えヨルとは契約結婚だ。 アーニャの為に子供を産んでくださいなんて言えるわけがない。 ロイドは激しい頭痛を覚えた。 仕事へ出掛けたロイドを見送ったヨルもまた、昨日のアーニャの発言が頭から離れずにいた。 弟が欲しいと思うアーニャの気持ちはとてもよくわかる。 このくらいの子供が下の子を欲しがるのはよくあることだ。 それに、自分に弟が生まれたときはそれはそれは嬉しかった。 幼くして母を亡くしたアーニャにとって、一人っ子は想像以上に寂しいものかもしれない。 だが、ヨルとて別の顔がある。 殺し屋の顔だ。 偽装結婚の目的も、この裏の顔を守るためだった。 身重になれば裏の業務に支障が出る。 本末転倒だ。 幸せな家庭なんて、自分には望めない。 いや、この仮初の家庭ですら自分にとっては十分すぎるほどの幸せだった。 ヨルもまた、アーニャを何と言って説得させるか頭を抱えた。 ロイドが帰宅した時、アーニャとヨルは夕飯を食べ終えたところだった。 「すみません、先に頂いてしまいました。 」 「構いませんよ。 」 ヨルの言葉にロイドが微笑む。 アーニャの例の発言で集中力が妨げられたのか、仕事を片付けるのが遅くなってしまった。 今日はなんだか疲れた。 「先に風呂に入るよ。 」 ロイドがヨルに声をかけると、 「アーニャも一緒に入る!!」 リビングからアーニャが飛び出してきた。 「アーニャ、ちちとははと一緒におふろ入る!!!」 アーニャがロイドを通せんぼするように立ち塞がった。 な、な、な、何を言っているんですか!アーニャさん!!! アーニャの頭に声にならないヨルの心の叫びが聞こえる。 「何言ってるんだアーニャ。 疲れてるからどきなさい。 」 対するロイドは冷静だ。 「やだ!アーニャ、ちちとははと入る!!」 アーニャも食い下がる。 まったく・・・ ロイドはため息をついた。 「ヨルさん、一緒に入りましょうか」 ヨルは再び、声にならない心の叫びを上げた。 [newpage] 「アーニャさん、痒いところはないですか?」 ヨルに頭を洗ってもらいながら、アーニャは上機嫌だった。 ベッキーが言っていた。 仲良しの夫婦は一緒にお風呂に入るのだと。 「ちちとはは、なかよし」 「はいはい、なかよしだから。 もう風呂に3人で入るのはこれきりにしろよ。 狭くてかなわん。 」 ロイドはユニットバスに浸かりながら言った。 ロイドとヨルは水着をつけて風呂に入るという手段をとった。 アーニャは2人の水着姿を特に気にしなかったようだ。 とにかく3人で風呂に入れれば良かったのだろう。 「すみません、ヨルさん」 ロイドがヨルにそっと耳打ちすると、ヨルは笑顔で首を振った。 ほっとしたのも束の間、寝る頃になってまたアーニャの我儘が始まった。 今度は3人で一緒に寝るというのだ。 ロイドはまたしても深いため息をついた。 スパイたるもの他人の前で眠ってはいけない。 だからこそ今日は自室でゆっくり休みたかった。 ヨルはロイドに遠慮がちに声をかけた。 「ロイドさん、私はあの、構わないですよ。 仲睦まじい夫婦セットのダブルベット、大きいからアーニャさんと川の字で寝れば・・・」 「やたー!」 アーニャが嬉しそうに飛び跳ねた。 「ヨルさんがいいのであれば。 」 今夜は徹夜決定だな。 ロイドは再びつきそうになるため息をぐっと飲み込んで、寝室へと向かった。 YESの枕が2つ並んだこのベッドに本当にヨルと眠る日が来るとは、ロイドは思っていなかった。 しかし今宵、ロイドとヨルの間にはアーニャがいる。 変な気持ちにはならなかった。 ベッドに入ると、最初こそアーニャははしゃいでいたが、電気を消すとものの数分で眠ってしまった。 そしてまたヨルも同じくらい寝つきが良かった。 もしかしたらロイドと同じく、昨日よく眠れなかったせいかもしれない。 しんとした部屋にアーニャとヨルの規則正しい寝息が響く。 ロイドはなぜかそれに安心感を覚えた。 まぶたの向こうがうっすらと明るくなったのを感じてロイドは目を開けた。 他人の前では眠らない、と思っていたのに。 いつの間にか眠っていたようだ。 ロイドはそっと起きて身支度を整えた。 アーニャが起きてきた時、テーブルにはロイドの作った朝食が並んでいた。 「おはよう、アーニャさん」 「遅刻するぞ、アーニャ。 」 いつもと変わらない父と母の姿だが、アーニャは2人が穏やかな空気に包まれているように感じた。 もしかして、これは。 「ちちとはは、おとうとできた?」 穏やかな空気が凍りつく。 「きのういっしょにおふろはいって、いっしょに寝た。 ちちとはは、なかよし」 アーニャがニヤニヤする。 「ばかなこと言ってないで早く食べなさい!」 ロイドが一喝した。 学校でベッキーを見かけるなり、アーニャはさっそく昨日のことを報告した。 「アーニャちゃんも一緒におふろに入って一緒に寝たの?」 ベッキーが呆れたように言った。 「ダメじゃない。 パパとママの邪魔しちゃ。 」 「アーニャ、おじゃまむし?」 「そうよ。 パパとママ、2人きりでなかよくさせてあげることね。 」 ベッキーが諭すように言う。 いちゃいちゃむずかしい。 アーニャはしかめっ面をした。 アーニャがいないと2人はお風呂にもベッドにも一緒に入らないような気がする。 「でも、アーニャちゃん。 弟か妹ができるとパパとママは自分だけのものじゃなくなるのよ。 下の子にとられちゃうの。 だから、本当に弟が欲しいなら覚悟しておいた方がいいわよ。 」 ベッキーの言葉の真意を、アーニャはすぐに理解することなる。 「アーニャきかんしたー!」 アーニャが勢いよく玄関のドアをあけると、おぎゃーっと声が聞こえてきた。 赤ちゃんのこえ! アーニャはリビングに駆け込む。 ロイドとヨルがソファに座って小さな赤ちゃんをあやしていた。 「おとうと?!うまれた?!」 アーニャが興奮して尋ねた。 「知り合いの赤ちゃんを預かることになったんだ。 3日間だけな。 だからお前はお姉ちゃんとして、この子を弟だと思ってしっかりお世話するんだぞ。 」 アーニャはヨルの胸の中にいる小さな生き物を見つめた。 これがアーニャのおとうと。 ちっちゃい。 かわいい。 心の声、なんて言ってるか全然わかんない。 「アーニャさん、この赤ちゃんはアーニャさんの本当の弟ではないけれど、いつか弟ができた時の予行練習と思ってしっかりお姉さんしてくださいね。 」 ヨルがにっこりと微笑んだ。 「アーニャ、すぱいごっこしたい。 」 「スパイごっこはまだ早いな。 まだ赤ちゃんだからな。 お姉ちゃんなんだから、今までより良い子にするんだぞ。 」 アーニャ、お姉ちゃん・・・ アーニャはくすぐったい気持ちになってふふふっと笑った。 何を隠そう、この赤ん坊はロイドが組織に頼んで用意してもらったものだ。 組織の息がかかった孤児院から連れてきたのだろう。 3日間預かって良いと言われた。 ヨルには、本当にたまたま知り合いの子供を預かることになったと話した。 すごいタイミングですね、アーニャさん喜びますね、とヨルは笑っていた。 これで、アーニャもお姉さん気分が味わえて少しは落ち着くだろう。 ロイドとヨルはそっと笑みを交わした。 アーニャが赤ちゃんに話しかける姿はまるで天使のように可愛らしい、とヨルは思った。 本当に弟か妹を産んであげられたら、という思考を慌てて打ち消す。 だが、そんな微笑ましい気持ちを持てたのも赤ん坊が来て最初の数時間ほどだ。 ヨルが想像する何百倍も、赤ん坊の世話というのは大変だった。 そしてロイドもまた、赤ん坊なんて軽い気持ちで連れてくるんじゃなかった、と後悔したのだ。 何故泣いているかが分からない、どうやったら泣き止むか分からない。 こんな得体の知れない生き物を世の母親はどうやって育てているのだ。 赤ん坊を見ていると、アーニャですら何て手がかからないのだろうと思う。 ロイドはオペレーション梟のミッションに必要な子供が6歳児で良かったなと思った。 赤ん坊の世話でバタバタしているうちにすっかり夜になった。 「ちち、ボンドマンいっしょにみたい」 「今ミルクあたためてるから、あとでな」 「はは、アーニャここあ飲みたい」 「すみません!オムツを変えるのでちょっと待っててください!」 「おとうと、アーニャとすぱいごっこ、する?」 「おぎゃ〜〜〜!」 「アーニャ!何泣かしてるんだ!お姉ちゃんだから優しくしないとダメだろ。 」 アーニャはとぼとぼと自室へ向かった。 ボンドだけが心配そうにアーニャに寄り添っていた。 「ちちとはは、おとうとにつきっきり。 アーニャ、ほったらかし。 」 ボンドを撫でながらぽつりと呟く。 口に出したら余計寂しくなってしまった。 ベッキーが言っていたのはこのことだったのだ。 次の日は土曜日だったけれど、ロイドは仕事に行ってしまった。 ヨルは朝から1人での育児にてんやわんやだ。 アーニャは何度も泣いている赤ん坊の心を読もうと試みたが、分かるのは「不快」という感情のみ。 お腹が空いているのか、眠たいのか、オムツなのか、正確に読み取ることはできなかった。 ミルクを飲み、オムツを換え、やっと赤ん坊がすやすやと眠りについた。 「おとうと、すごい寝る」 「そうですね」 ヨルはくすくすと笑った。 あんなに手を焼かされているのに、ヨルが赤ん坊を可愛く思っているのがアーニャに伝わってくる。 赤ちゃんって本当に可愛らしいですね。 アーニャさんが赤ちゃんの頃もそれは可愛いかったでしょうね。 アーニャはヨルの心に耳を傾けた。 いつか私にも赤ちゃんを産む未来がくるでしょうか。 いえ、殺し屋をやってる限り無理ですね。 でも、いつか世界が平和になって、殺し屋をする必要がなくなったら。 いつか・・・ 赤ん坊が微かに呻いて、ヨルの思考は途切れた。 そうか、はは、殺し屋してるから、おとうと産めない。 アーニャは一瞬、赤ん坊を背負ってナイフを両手に持ち、返り血に塗れたいばら姫を想像して、ぶんぶんと頭を振った。 ロイドが帰宅すると、ヨルがちょうど赤ん坊を寝かしつけたところだった。 「すみません、ヨルさん。 今日一日赤ん坊の世話を押しつけてしまって。 」 「お仕事なんだから仕方ないですよ。 でも、赤ちゃんもアーニャさんもとってもいい子でしたよ。 」 「あれ?アーニャは?」 ヨルはふっと笑って手招きをしてみせた。 ヨルとロイドがそっと部屋を覗くと、先日3人が川の字で寝たダブルベッドにアーニャと赤ん坊がすやすやと眠っていた。 「アーニャさん、今日は一生懸命赤ちゃんをあやしてあげてたんですよ。 とってもお姉さんらしかったです。 」 ヨルが温かいハーブティーをいれてロイドに差し出した。 「そうですか。 」 ロイドがティーカップに口をつける。 明日には赤ん坊を組織に返さなければいけない。 ロイドとしては、アーニャに少しでもお姉さん気分を味わわせて、弟欲しい攻撃が落ち着けばいいと思っていた。 しかし、3日間とはいえ情が湧いて赤ん坊を返したくないなどと言い出されては困る。 やはり赤ん坊を家に連れてくるのは早計だったろうか。 ロイドが思案していると、ヨルが口を開いた。 「私、今は仕事を頑張りたいと思ってるんです。 」 表も裏も、という言葉を飲み込む。 ロイドが顔を上げた。 「でも今みたいな緊迫した時代が終わって、もっと平和になって、仕事が落ち着いたら、いつか赤ちゃんを産みたいなって思いました。 」 平和になって仕事が落ち着く、という文脈はよく分からなかったが、ヨルの言わんとしていることをロイドは推察した。 今みたいに独身女性というだけで怪しまれるようなことがなくなって、偽装結婚の必要がなくなれば、本当の家庭を持ちたいという意味だろう。 「そしたらいつか、私、アーニャさんの弟か妹を産みたいです!」 ロイドはハーブティーを吹き出しそうになるのをすんでのところで堪えた。 「赤ちゃんをあやすアーニャさん、本当に可愛らしかったんですよ。 ロイドさんにも見せたかったです。 アーニャさん、きっと良いお姉さんになりますよ。 」 ヨルはニコニコと喋り続ける。 「・・・・」 ロイドが何と声をかけようかと言葉を探していると、ペタペタとアーニャがリビングに入ってきた。 「ちち、あかちゃん、ぐずぐずしてる」 「そうか、今行く。 アーニャお前は自分の部屋で寝ろ。 」 「うぃ」 アーニャを部屋へ見送ると、ロイドがヨルを振り返った。 「昼間は任せっぱなしでしたから夜は僕が。 ヨルさんは部屋でゆっくり休まれてください。 」 「え、でも・・・」 「僕も予行演習ですよ。 世界が平和になったら、弟か妹を産んでくださるんでしょう?」 ヨルはやっと自分がとんでもないことを口走ったのだと気づいた。 「ち、ちがっ!あ、あの、それは、そういう意味ではなくて!いや、違くないんですけど、えっと・・・」 真っ赤になったヨルにロイドはにっこり微笑んで赤ん坊のいる部屋へと入っていった。 ロイドはぐずぐずしている赤ん坊を抱き上げてゆらゆらと揺らした。 ヨルの天然は心臓に悪い。 でも、いつか東西世界が平和になって、黄昏を辞める日が来たら。 なれるだろうか、本当の家族に。 ロイドとヨルの間に子供が生まれて、4人家族になる。 そんな未来。 「・・・悪くないな」 ロイドはふっと笑って、赤ん坊に優しい眼差しを落とした。 月曜日、スクールバスから校舎に向かうアーニャの後ろから、ベッキーがおはようと声をかけた。 「アーニャちゃん、パパとママは仲良くしてる?」 アーニャはニヤッと笑った。 「へいわになると、アーニャにおとうとができる。 」 はあ?とベッキーは怪訝な顔をする。 「家庭が平和になるとってこと?あんたんちそんなに荒れてるの?」 アーニャはふふふと笑ってもう一度繰り返す。 「せかいがへいわになって、 ちちとははがスパイところしや辞めたら 、アーニャにおとうとできる。 だから、アーニャはやくステラいっぱいあつめて、いんぺるらるすっからんになる!」 「そうね、星をたくさんとったらパパもママも喜んでくれてきっと平和になるわよ。 」 ベッキーが大きく頷いた。 アーニャ、学校がんばろう。 ちちとははと、ずっといっしょがいいから。 いつかほんとうの家族になりたいから。 アーニャは体の中からやる気が満ち溢れてくるのを感じ、たまらず校舎へと駆け出して行った。 父 スパイ 母 殺し屋 娘 超能力者 今日も、東西平和のために スパイファミリーは奔走する。 おわり.

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