ロキソニンは、医療機関だけでなく、薬局でも市販されている解熱鎮痛薬です。 即効性に加えて、 胃にも優しいロキソニンは、多くの人に使用されています。 ロキソニンには、 ロキソプロフェンナトリウム水和物という成分が含まれています。 この成分が、熱や痛みを引き起こす原因物質を素早く抑制して、解熱・鎮痛を促します。 頭痛や生理痛などに悩まされたとき、わざわざ病院へ行かなくても、ロキソニンなら近くの薬局で手に入れることができます。 外出先でも手軽に買うことができるロキソニンは、とても便利なお薬ですが、だからといって誰でも服用できるわけではありません。 なぜなら、全てのお薬が副作用を起こす危険性を持っているからなのです。 副作用を引き起こす確率が大変低くても、危険性は0ではありません。 ロキソニンにも、 副作用や飲み合わせなどの禁忌事項があります。 万一、副作用が起こったときには、早期発見・早期治療が必須です。 お薬の基本的な知識を持っていれば、ちょっとして症状でも見過ごすことなく、発見することができます。 今回は、解熱鎮痛薬ロキソニンの副作用や飲み合わせなど、注意するべき事項をご紹介いたします。 スポンサードリンク Contents• ロキソニンの副作用とは ロキソニンには様々な副作用があげられています。 しかし、副作用の起こる頻度は非常に低い確率だといわれています。 ですので、一応このような副作用があったら服用を控えるように覚えておきましょう。 その場合は、お薬の服用は止めて、早めの治療がお勧めです。 そのような場合は、直ちに服用を中止し、医師や薬剤師の指示に従いましょう。 稀に、下記のような重篤な症状を引き起こすことがあるので要注意です。 ・消化管出血(嘔吐や吐き気、吐血、黒いタール状の便、血便、腹痛などの症状) ・消化管穿孔(消化管に穴があく、吐き気や嘔吐、激しい腹痛などの症状) ・小腸・大腸の狭窄・閉塞(吐き気、嘔吐、腹部膨満感、腹痛などの症状) 「小腸・大腸の狭窄・閉塞」については、2016年3月22日に新たに加えられた項目です。 これは 「重大な副作用」として、 PMDA(医薬品医療機器総合機構)によって追加されました。 小腸・大腸の狭窄・閉塞とは、小腸や大腸の潰瘍が原因で狭窄や閉塞が起こる疾患です。 発症する確率は 1億分の1以下と極めて低い確率ですが、万一、発症した場合は緊急処置が必要です。 上述通り、ロキソニンには様々な副作用が挙げられていますが、「危険な薬」ではありません。 「このような場合もある!」という認識をしておきましょう。 スポンサードリンク 飲み合わせの注意事項とは? ロキソニンを服用するときには、 「同時に服用してはいけないお薬」があります。 併せて覚えておくことがお勧めです。 下記が、ロキソニンと併用することを禁じられている薬になります。 ・糖尿病薬 ・ワーファリン(抗凝血薬) ・リウマトレックス(リウマチ治療薬) ・リーマス、キノロン系抗菌薬(躁病治療薬) ・チアジド系利尿薬 など 上記のお薬をロキソニンと併用すると、作用が増強しすぎるなど、「本来のお薬の作用」に影響を及ぼしてしまいます。 常時お薬を服用している場合は、医師または薬剤師に必ず告知してください。 その他の禁忌事項は? 次の項目に該当する人は、服用を控えたほうがよいといわれています。 ・妊娠している ・消化性潰瘍を患っている ・血液異常を患っている ・肝障害を患っている ・腎障害を患っている ・心機能不全を患っている ・含有している成分で過敏症を引き起こした経験がある など 過敏症については、もう少し詳しく説明しましょう。 例えば、 「アスピリン喘息」があげられます。 アスピリンをはじめ種々の解熱鎮痛薬に対して過敏になり、それが原因で引き起こる喘息をアスピリン喘息といいます。 ときには、重篤な状態に陥ることもあるため、ロキソニンの服用は避けましょう。 また、インフルエンザに感染したときには、解熱鎮痛薬を用いることは要注意です。 解熱鎮痛薬を服用すると、インフルエンザ脳症やライ症候群を引き起こす危険性があります。 そのため、ボルタレンやポンタールなどは、服用が禁忌されています。 ロキソニンは、インフルエンザ脳症を発現する確率は非常に低いといわれています。 医療機関では、「高い熱を下げる」「激しい頭痛を緩和する」など、対症療法としてロキソニンが処方されることがあります。 まとめ ロキソニンは多くの副作用があるとされていますが、発症の確立はとても低いと言われています。 しかし、なにも知らずに飲み続けるのは危険です。 からだを守ってくれるはずの「お薬」が、「害」になってしまうことも多々あります。 お薬については、自己判断で服用せず、医師や薬剤師に相談しましょう。 スポンサードリンク.
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もくじ• ロキソニンの作用おさらい! そもそもロキソニンは、次のような疾患・症状の、解熱・鎮痛・抗炎症作用がある薬です。 ・関節リウマチ ・変形性関節症 ・腰痛症 ・肩関節周囲炎 ・頸肩腕症候群 ・歯痛 手術後、外傷後、抜歯後の鎮痛・消炎を抑える働きもあります。 アスピリン喘息• 消化性潰瘍• ロキソニンには眠くなる成分(鎮静成分)は含まれていません。 そのため、ロキソニンを服用しても、眠くなることはありません。 レバミピドって、どんな薬? レバミピドは、胃炎・胃潰瘍治療剤です。 以下のような病態のときに使います。 ・発疹 ・薬疹様湿疹 ・じんましん ・かゆみなど このような症状があれば、医師または薬剤師に相談しましょう。 胃潰瘍や急性胃炎にはレバミピド! 胃薬は、作用別に、大きく3つの種類に分けられます。 それぞれに役割・作用が違いますが、レバミピドは 「防御因子増強型」と呼ばれるタイプに分類されます。 1) 胃酸分泌抑制型…胃もたれの時に レバミピドは胃もたれの治療薬としては、向いていません。 胃酸やペプシンという酵素は、胃を攻撃します。 そのために、「攻撃因子」とも言われますが、胃酸の分泌を抑制するのが次の薬です。 ・タケプロン(ランソプラゾール) ・ガスターなど 胃もたれは、胃の運動・消化する力が弱まると、起こります。 胃がもたれるときは、胃酸分泌抑制型の胃薬がいいでしょう。 胃酸などの攻撃から、胃を守る粘膜・血流を防御因子と言います。 防御因子増強型には、ほかに次のような薬があります。 ・ムコスタ ・セルベックスなど 3)機能改善型…吐き気・食欲不振の時に 胃の運動を調節して、吐き気・食欲不振などの症状を、改善します。 ・プリンペラン ・ドグマチール ・ナウゼリン ・ガスモチン ロキソニンは胃薬と一緒に飲むのがよい? ロキソニンの副作用には、次のような消化器症状があります。 ・食欲不振 ・胃の不快感など 胃では、「プロスタグランジン」という物質が、胃粘膜の保護や、血流を維持しています。 ロキソニンは、プロスタグランジンを増やす酵素を邪魔します。 ロキソニンを服用すると、胃の粘膜の血流を悪くし、胃粘膜の保護作用も低下するため、胃を荒らしてしまうことがあります。 あるいは、痛いときだけ飲む場合に、何か少し食べてから飲むようにしてください。 レバミピドの他に、同じ防御因子増強型胃薬の「セルベックス」という胃薬を処方されることもあります。 ロキソニンだけを単独で飲み続けた場合、胃が傷つき、その状態が長く続くと、胃潰瘍を起こしてしまいます。 胃薬ならなんでもいいの? レバミピドと 「セルベックス(一般名:テプレノン)」はどちらも「防御因子増強型」胃薬なので、働きは同じです。 レバミピドは食事の影響を受けませんが、セルベックスは食事の影響を受けます。 食後に服用したほうが、薬の有効成分が、体内に吸収されやすくなるのです。 そのため、ロキソニンを頓服で服用する時は、食事の影響を受けないレバミピドを、一緒に服用するほうがいいとされています。 しかし、ロキソニンとセルベックスを併用する場合もあるので、服薬の指示に従いましょう。 まとめ ロキソニンは、痛み止めの代表といっていいのかもしれません。 医療機関でも、ロキソニンだけを、処方されることがあると思います。 もともと胃が弱い方・胃潰瘍になったことがある方は、担当医にその旨を話したうえで、胃薬を処方してもらうようにしましょう。 OTC(一般医薬品)を服用するなら、胃の弱い方は、胃の粘膜保護剤が配合されているロキソニンSプラスのようなものを選ぶとよいでしょう。 次の記事もチェック! 【参考文献】 日医工 添付文書 胃炎・胃潰瘍治療剤 日本薬局方 レバミピド錠 第一三共ヘルスケア株式会社HP くすりと健康の情報局 胃もたれの原因 三共製薬株式会社 添付文書 鎮痛・抗炎症・解熱剤 日本薬局方 ロキソプロフェンナトリウム錠 公益財団法人日本医療機能評価機構HP Mindsガイドラインライブラリ ガイドライン解説-胃潰瘍を理解していただくための解説 QLife 株式会社QLife運営医療サイト レバミピド錠100mg「NP」.
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薬と薬の飲み合わせについては、多くの方が気にされています。 ・お腹の調子が悪くて、処方せん薬をもらって帰ってみると、家に他の病院でもらった血圧の薬があり、一緒に服用していいのか、気になった。 ・薬局で、ロキソニンを購入したが、いつも服用している胃薬と一緒に服用していいのか。 など、薬局には、このような薬の飲み合わせについての相談が多く持ち込まれます。 特に、慢性疾患で毎日薬を服用している方にとっては、当たり前のことでしょう。 さらに、医療用医薬品がOTC医薬品にスイッチ化する動きが盛んなっており、あの有名なプロピオン酸系解熱鎮痛消炎剤、ロキソニンが処方せんなしで購入できるようになりました。 しかし、OTC医薬品と言っても、もともとは医療用医薬品です。 やはり、薬と薬の飲み合わせに注意しなければなりません。 他にも、抗ヒスタミン薬のアレグラ、ジルテック、中性脂肪値改善薬のエパデール、消化管運動調律剤のセレキノンなどがOTC医薬品にスイッチしています。 では、ロキソニンの飲み合わせについて解説していきます。 プロピオン酸系解熱鎮痛消炎剤に分類されるロキソニンは、様々な疾患に対して、消炎・鎮痛作用を現します。 また、急性上気道炎の解熱・鎮痛効果もあります。 まず、飲み合わせですが、血液をサラサラにする抗凝血薬のワルファリン、リウマチ治療薬のリウマトレックス、躁病・躁状態治療剤のリーマス、キノロン系抗菌薬、糖尿病の薬、チアジド系利尿との飲み合わせに注意してください。 ワルファリンでは、ワルファリンの抗凝血作用を増強する可能性が、リウマトレックスは、リウマトレックスの作用が強まる可能性があります。 躁病・躁状態治療剤のリーマスでは、血液中のリチウム濃度が高くなるため、リチウム中毒を引き起こす場合があります。 クラビットなどが代表的なニューキノロン系抗菌剤との併用では、痙攣誘発作用を増強可能性があります。 糖尿病の薬の中で、スルホニル尿素系血糖降下剤と言われる、アマリール、グリミクロンなどでは、血糖降下作用を増強するおそれがあります。 フルイトランなどのチアジド系利尿では、ロキソニンとの併用により、利尿・降圧作用が弱まる場合がみられます。 また、今までにアスピリン喘息を引き起こした経験がある方は服用しないでください。 他にも、胃潰瘍や消化性潰瘍を治療中の方、既往歴のある方は、服用を避けてください。 ロキソニンは、解熱鎮痛消炎剤の中でプロドラッグと呼ばれ、体内で活性化して効果を発揮する仕組みを持つため、比較的胃腸への副作用が軽減されています。 しかし、胃腸への負担がない訳ではありません。 できるだけ、コップ1杯の多めの水で服用してください。 他にも、胃や肝臓への副作用がでやすくなるため、アルコールは控えるようにしてください。 このようにロキソニン1つをみても、飲み合わせがたくさんあります。 薬局で渡される薬の説明書や、市販のロキソニンの箱に入っている添付文書には、飲み合わせについて説明してはありますが、やはり、薬剤師に聞くことが一番です。 慢性疾患で定期的に薬を服用している方は、お薬手帳を常時携帯し、臨時に薬を服用する場合には、必ず、薬剤師に飲み合わせについて確認しましょう。
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