タッピング 看護。 楽に痰を出せる呼吸筋マッサージ法|アイユウの苑さこ 訪問看護|サービス一覧|社会福祉法人 松美会

タッピングやスクイージングって本当に意味があるの?:Aナーシング

タッピング 看護

【看護のポイント】 ・体位ドレナージを行う前に、吸入療法、タッピング、バイブレーションなどを行い、痰を喀出しやすい状態に整えておく。 ・前もってX線写真や聴診によって、痰の貯留部位を確認しておく。 これによりどの肺葉から排除させるか、体位のとり方を検討する。 ・1つの体位について15分~30分、最低1日2回毎日継続して行う。 起床時と入眠時に行えば、昼間の活動が快適である。 ・治療効果を確認するために、聴診によって肺雑音の状態を確認する。 また、排痰量や性状の観察も行う。 ・体位ドレナージを行いながら、タッピングやバイブレーションを行うと排痰しやすい。 排痰を促す方法として、胸部の圧迫による侵襲が少なく、効果的である。 ・老人、心疾患、強度の呼吸不全のある患者は、十分注意して行う。 無理のない時間や方法をとり、状態に応じて付き添うことも必要である。 ・ベッドからの転落に注意し、安全・安楽に行えるようにする。 ・悪心が強い患者や食直後は避ける。 ・実施中は必ず、痰コップ、ティッシュペーパー、タオルを用意し、すぐ使えるように整えておく。 ・終了後は含漱を行い、不快感を取り除く。 タッピング 手掌を軽く彎曲させて、リズミカルに軽く叩打することによって、胸壁を介して肺に振動を与えて、痰の喀出を容易にする。 【看護のポイント】 ・胸部X線、聴診によって、タッピングの必要な部位と体位を決定する。 ・腹式呼吸をするように指導する。 これによって患者の緊張をほぐし気道を広げる。 ・手で水をすくうような形をつくり、胸壁または背部に当て、呼気時に叩打する。 下図参照 ・胸壁または背部を1~2分間叩く。 前面は下部肋骨から肺尖部まで。 背面は下部肋骨から肩まで。 ・終了後は聴診により呼吸音の変化を確認する。 ・胸骨、脊椎、肩甲骨、腹部、女性の乳房部は叩かないようにする。 ・喀痰の喀出を十分に促した後、含漱を行い、不快感を取り除く。 ・合併症として肺出血、喘息の憎悪、分泌物の健常部への流入、肋骨骨折、感染や腫瘍の拡散、胸部の疼痛があるので、呼吸、脈拍、血圧、顔色を観察しながら行う。 呼吸訓練 術後無気肺の予防、慢性呼吸不全における息切れ対策として行う。 安静呼吸では、吸気の60%は横隔膜の働きによる。 肺気腫では全肺気量とともに残気量も増加するため、横隔膜が低位に押し下げられている。 そのため横隔膜の働きが制限され、肋間筋、補助呼吸筋の比重が高まり、呼吸困難増強の一因にもなっている。 そこで横隔膜の可動範囲を広げ、筋力を増すのが腹式呼吸の目的である。 その手を押し上げるように呼吸させることで 横隔膜をより有効に使うことを覚えさせる。 5~1. 0kgの負荷を与え、それを押し上げて呼吸ができるように訓練する。 口すぼめ呼吸 喘息や肺気腫患者では、呼出障害を伴う。 これは胸腔内圧が呼出時気道内圧より高くなり、気道閉塞を起こすため呼出ができなくなる チェックバルブ現象 ためである。 これを防ぐため、喘息患者の発作時や肺気腫患者では自然に呼気時に口をすぼめることで行っている。 自然に会得することも多いが、ときには積極的な指導も必要である。 トリフロー呼吸訓練 呼吸訓練を行うために最大吸気努力を行わせる機械。 吸気努力に応じてボールが浮き上がるようになっている。 術後患者の呼吸訓練に用いる。

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はじめてみよう

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タッピング・タッチ こころ・体・地球のためのホリスティック・ケア タッピング・タッチとは:指先の腹の所を使って、軽く弾ませるように左右交互に優しくタッチ(タッピング)することを基本としたシンプルな技法です。 こころと体の緊張をほぐし、心身ともに健康であろうとする内なる力に働きかけ、本来の明るさや優しさを取り戻すことによって、みんなで仲良く生活することの楽しさを思い出させてくれます。 シンプルで、だれでも学べます。 そのため、教育、心理、福祉、医療など様々な専門分野での利用以外に、友達、夫婦、家族などの間でもどんどん活用され始めています。 幼い子供でもできるし、猫や犬などのペットにも効果があります。 主な効果としては 不安や緊張がほぐれる、リラックスする、ストレス症状や否定的感情が軽減する、お互いへの親しみや信頼感が高まる、などが実践と研究で知られています。 みんなで楽しくしあえます。 友達や家族みんなでやりあうとスキンシップが深まり、会話がはずみます。 また、タッピング・タッチのバリエーションとして、自分でする「セルフ・タッピング」と相手をケアするときに有効な「ケア・タッピング」があります。 いつでも、どこでも、誰とでもしあうことができます。 これまでに、タイ・プーケット、新潟中越、淡路島など、自然災害で被害にあった人たちへのさぽーとやこころのケアとして役立てられています。 また、紛争などでトラウマを受けた子供たちや元子供兵士たちの、心のケアとしてのタッピング・タッチの可能性をみるために、ウガンダのリハビリ施設でタッピングタッチが紹介され、描画などを使ったリサーチもおこなわれました。 一人ひとりの心を癒すことによって、傷の連鎖を断ち、平和をとりもどす試みです。 ウガンダでは、AIDS患者への心のケアとして、タッピングタッチの利用が試されました。 詳しくは、文献などを参照してください。

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こんな時、タッピングしますか?:看護師お悩み相談室

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写真 タッピングをするときの手 に引き続き、タッピングやスクイージングなどの肺理学療法の有効性について話してみたいと思います。 タッピング(tapping)はその名の通り、喀痰排出をしやすくするように胸壁をたたくことを意味します。 物理的に気管支が振動するので、その影響で喀痰が出しやすくなるとされています。 タッピングは昔から知られている民間療法の一つです。 小さな子どもの風邪や気管支炎でタッピングをしているお母さんは多いですよね。 また、 スクイージング(squeezing)は日本語で「絞る」という意味で、呼気時に胸郭の動きを補助してあげることで呼吸を楽にしたり排痰しやすくしたりすることを意味します。 胸郭を実際に絞ることはできませんが、胸郭を使って肺を絞るようなイメージで呼吸補助を行います。 しかし、「 タッピングにはエビデンスはない、今はスクイージングが主流だ」なんてことを耳にしたことはないでしょうか? あるいは、スクイージングをやっていて「本当に効果があるのだろうか」と疑問に思ったことはないでしょうか? 結論から言えば、 タッピングにもスクイージングにも厳密にはエビデンスはありません。 小さな報告はちらほらありますが、妥当性のある大規模な英語文献は存在しません。 海外ではバイブレーションによる肺理学療法が主流の国すらあるくらいで、国によってバラバラなんです。 「エビデンスがある/ない」は、会話をしている2人の間でも意味するところが食い違うことがあるので注意が必要です。 「エビデンス」という言葉が一人歩きしないように気を付けなければなりません。 私の個人的な意見としては、 タッピングやスクイージングには現時点では有意に患者さんの症状を軽快するという国際的コンセンサスはありませんが、喀痰の排出に対しては有効であると考えています。 厳密なエビデンスはないけれど、個人的に有効だと思っているということです。 ただ、それが病態にどのくらい影響を与えるのかは分かりません。 タッピングやスクイージングをしなくても変わらない程度の弱いパワーしかないのかもしれませんし、やらなかった場合と比べて劇的に症状が改善するかもしれません。 この問答に結論を付けるには、喀痰症状のある患者さんをたくさん集めて「タッピング群」「スクイージング群」「何もしない群」の3群に分けて統計学的に解析しなければなりません。 残念ながら、現時点でそういった臨床研究は存在しません。 タッピング タッピングは、お椀状に手を丸くして(写真)たたくのがよいとされています。 お椀にしなくても胸郭を伝わる運動エネルギーはさほど変わらないと思いますので、そこまで形にこだわらなくてよいでしょう。 小児科領域では3本の指でタッピングすることも有効とされています。 たたく速度は、1秒間に3回です 1)。 舞台やコンサートなんかで拍手するときと同じくらいの速度ですね。 あまり優しくタッピングしても効果はないので、ある程度強くタッピングする必要があります。 といっても、バシバシたたくと患者さんから「痛い!」とクレームがくることは間違いありませんので、「ほどほど」の強さにしなければなりません。 タッピングは気管支喘息の患者さんに対して禁忌という情報も聞いたことがありますが、タッピングのような衝撃だけで気管支の攣縮を悪化させるパワーはほとんどないので、そこまで神経質にならなくてもよいと思います。

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