耳 だれ 臭い。 耳掃除の後の綿棒が黄色い!耳垢には種類がある

耳垂れとは?原因は?臭い膿で放置は危険?止まらない場合の治療法と薬についても!

耳 だれ 臭い

原因 風邪をひいた際に、のど・鼻の奥にある細菌・ウイルスが、耳管(耳と鼻をつなぐ管)を経由して鼓膜の奥の中耳に入り、感染を起こすことで生じます。 お風呂やプールなどで耳に水が入っても、中耳炎にはなることはありません。 生後6ヶ月〜6才位の子どもさんに多い病気です。 それは、乳幼児の耳管は大人の方に比べ太く短いため鼻から細菌などが中耳に侵入しやすいためです。 炎症が進行し、鼓膜に穴が開くと、耳漏(みみだれ)として出てくることもあります。 治療 中等度以上では、抗生物質・消炎鎮痛剤による治療を行います。 重症の場合や、高熱・痛みが強く、中耳に膿が多量に貯まって鼓膜がしっかり腫れている場合は、鼓膜切開といってメスで鼓膜に小さい穴をあけて、膿を吸い出すこと場合もあります。 また、鼻やのどの炎症を抑える処置や吸入、内服薬、点耳薬による治療も必要となります。 予後経過 通常は治療開始後、数日〜1週間ほどで急性炎症はおさまります。 その後、中耳に滲出液がたまる滲出性中耳炎に移行する場合があります。 この場合は、滲出性中耳炎の治療が必要になりますので、完治までは時間を要します。 原因 滲出性中耳炎は、中耳 鼓膜の内側 に水様〜粘性の滲出液がたまる疾患です。 耳管(耳と鼻をつなぐ管)が正常に機能しないことにより生じます。 幼稚園から小学校低学年の小児に多くみられます。 耳鼻科で「水が溜まる中耳炎」とか、「痛みがない中耳炎」と言われることもあるかもしれません。 急性中耳炎が完全に治りきらずに滲出性中耳炎へ移行することも多いです。 症状 急性中耳炎とは異なり、痛みや発熱はありません。 小さなお子様の場合は、以下の症状に周囲の大人が気づいてあげることが大事です。 特に、小児の滲出性中耳炎は繰り返すことが多く、通院回数も多くなりがちです。 中耳炎を繰り返し発症したり、治りが不十分であったりすると鼓膜の穴が開いたままになってしまう中耳炎です。 その場合、鼓膜の穴から細菌が入り込み、膿や耳漏が出るようになります。 症状としては難聴・耳鳴・耳漏があります。 主に2種類の治療方針があります。 耳洗や耳浴を行います。 耳浴とは、抗生剤を耳から入れて、そのまま横になった状態を保つことで治療する方法です。 鼓膜の穴が小さく程度が軽い場合は鼓膜形成術が行われます。 そうでない場合、すなわち難聴が改善されない鼓膜に空いた穴が大きすぎる、炎症がひどいときは鼓室形成術を受ける必要が出てきます。 正式名称は 耳垢栓塞 じこうせんそく といいます。 耳垢には、乾燥した耳垢「 乾性耳垢」と、どろっとした軟らかい耳垢「 湿性耳垢」の2種類があります。 これらは生まれた時から遺伝的に決まっているものであり、途中で変化するものではありません。 日本人の約7割が乾性耳垢で、残りの約3割が湿性耳垢と言われています。 西欧人では日本人と違い約9割が湿性耳垢です。 そのため湿性耳垢の多い西欧には、日本でいうところの「耳かき」が普及してしません。 湿性耳垢は、通称「あめ耳」「ねこみみ」とも呼ばれていますが、湿性であるから病気と言うことではありません。 耳垢のたまる速度は、その人の代謝によりますので体質による個人差がかなりあります。 成人で乾性耳垢の場合:耳垢は自然に排出されるようになっているので、耳掃除はほとんどしない or 1か月に1~2回で十分です。 子供・お年寄り・外耳道が狭い方は 耳垢が溜まりやすく、耳掃除が必要な場合が多いです。 しかしながら、耳掃除する際に以下の注意点があります。 ・きれいにしたいからとゴシゴシと擦ってはいけません ・奥まで入れて、ガリガリと掻いてもダメ 耳の入り口から1cm以上入れない 上の写真は乾性耳垢の患者さんで 頻回の耳掃除が原因で、本来「かたまり」であるはずの 耳垢が押し込まれてバラバラの状態です。 耳掃除が好きな方は注意が必要です。 耳掃除は程々がベストです。 耳垢が溜まりやすい体質、もしくは外耳道が狭いかどうかの判断は耳鼻咽喉医に尋ねてみると良いでしょう。 原因 耳と鼻をつないでいる管を 耳管といい、通常は閉じています 嚥下・つばを飲む時だけ開く が、耳管が開いた状態のままになってしまう病気を耳管開放症といいます。 原因としては、急激な体重減少で耳管周囲の組織が痩せることや、 顎関節症、 妊娠、ストレス、耳管周辺粘膜の血流障害・脱水などが考えられています。 症状 自分の声がひびいて聴こえる、自分の呼吸の音が耳にひびく、耳がつまった感じがする。 診断 体位で症状が変化する 寝る・前屈で頭を下にすると症状が軽快 かどうかの問診、鼓膜が呼吸によってふるえるかどうかの観察、内視鏡での耳管開口部の観察、試験的な通気で耳管に空気が流れ込みすぎないかを確認することで診断されます。 治療 軽度の耳管開放症には漢方薬(加味帰脾湯)が有効です。 内服薬で改善されない時は、鼓膜チューブ挿入術を行うこともあります。 原因 耳と鼻をつないでいる管を「 耳管」といいます。 通常は閉じていますが、嚥下やつばを飲む時だけ開いて圧の調整をおこなっています。 飛行機の上昇・下降に伴い圧が変化しますが、風邪やアレルギーで鼻の粘膜が腫れると、圧調整がダメで耳の内部 中耳 に炎症や出血を起こすことがあります。 これが「航空性中耳炎」です。 症状 飛行機の上昇・下降時の 耳の痛み、耳の詰まった感じ、難聴です。 治療と予防 繰り返し起こすことが多いので、事前の予防が重要です。 風邪をひいたり、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などがある人は予め治療をして「搭乗前に鼻を整えておく」ことが最も重要です。 機内で症状が出だしたら、飴を舐めたり、唾を繰り返し飲んでみます。 不変の場合は、鼻をつまんで唾を飲み込む 「トインビー法」をおこないます。 着陸後も症状が続く場合は耳鼻科を受診しましょう。 薬で治療しますが、重症の場合は鼓膜切開をおこなう事もあります。 着陸して翌日も耳症状が続く場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。 原因 爆発音など強大音をいきなり聞いた場合、それが一瞬であっても難聴の原因になります。 またロックコンサートなどで強大音を1〜2時間連続して聞いた場合にも難聴が発生します。 症状 強大音を聞いた直後から耳が詰まった感じ(耳閉感)や音が響く感じが出現し、それがおさまってから耳鳴や難聴に気づくことが多いようです。 診断 聴力検査をおこない、難聴の周波数・程度を調べます。 病気の初期には、4,000Hz ヘルツ に特徴的な「 C5dip」と呼ばれる聴力低下像がみられ、比較的容易に診断できます。 治療 血流改善剤、ビタミン剤、副腎皮質ホルモン剤、循環改善薬などが使用されます。 また、安静を保つことが大切です。 予防 音響外傷は、偶発的な強大音によって突発的に起きることが多く、突然大きな音にさらされるため、避けることは困難です。 しかしながら、強大音の予測が可能なコンサート等の場合は、スピーカーから距離を置いたり、耳栓を使用することで一定の予防効果は期待できます。 ポイント:早期治療が重要です。 大きな音を聞いてしまった 翌日も難聴・耳鳴が残っている場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。 良性発作性頭位めまい 寝ていて寝返りをうつ、頭の向きを変えると起きる「めまい」です。 めまいが起きても、しばらくのあいだ同じ姿勢でいるとおさまります。 内耳にある耳石(じせき)が原因と言われています。 通常、数週間〜数ヶ月でおさまります。 メニエール病 めまい・耳鳴・難聴を繰り返す内耳性疾患です。 内耳のリンパ水腫が原因と言われています。 過労やストレスや気圧変化などがきっかけで起こることが多く、同じような症状を「繰り返す」のが特徴です。 几帳面な性格の人がなりやすい病気です。 めまい発作時は、薬を服用して2週間くらいは無理をしないようにしましょう。 前庭神経炎 突然激しい回転性の「めまい」が起きます。 内耳にある前庭神経の炎症によるものです。 原因はウイルス感染と言われています。 通常、激しいめまいは数日以内に落ちつき、ふらつきのある期間を経て治癒します。 前庭神経炎を繰り返すことは、ほとんどありません。 原因 古くなった皮膚の塊 角化上皮 が、外耳道に異常に堆積。 そこに炎症が起こることで病変部分に皮膚上皮細胞が侵入して、骨が露出した状態となります。 外耳道に白い物質が充満 真珠のように見えるので 真珠腫と言います。 症状 耳だれ、慢性の鈍い耳痛みなどです。 稀ではありますが、骨の破壊が進行した場合 難聴、開口障害、顔面神経麻痺などを生じることもあります。 診断 外耳道に多量の角化物の堆積を認める。 また、それらを除去した際に骨欠損・骨破壊を認めた場合に外耳道真珠腫と診断されます。 CTで病変の進展を把握することもあります。 治療 堆積・増殖した真珠腫を定期的に除去することで病変の進行・拡大を防ぎます。

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耳垂れとは?原因は?臭い膿で放置は危険?止まらない場合の治療法と薬についても!

耳 だれ 臭い

原因 風邪をひいた際に、のど・鼻の奥にある細菌・ウイルスが、耳管(耳と鼻をつなぐ管)を経由して鼓膜の奥の中耳に入り、感染を起こすことで生じます。 お風呂やプールなどで耳に水が入っても、中耳炎にはなることはありません。 生後6ヶ月〜6才位の子どもさんに多い病気です。 それは、乳幼児の耳管は大人の方に比べ太く短いため鼻から細菌などが中耳に侵入しやすいためです。 炎症が進行し、鼓膜に穴が開くと、耳漏(みみだれ)として出てくることもあります。 治療 中等度以上では、抗生物質・消炎鎮痛剤による治療を行います。 重症の場合や、高熱・痛みが強く、中耳に膿が多量に貯まって鼓膜がしっかり腫れている場合は、鼓膜切開といってメスで鼓膜に小さい穴をあけて、膿を吸い出すこと場合もあります。 また、鼻やのどの炎症を抑える処置や吸入、内服薬、点耳薬による治療も必要となります。 予後経過 通常は治療開始後、数日〜1週間ほどで急性炎症はおさまります。 その後、中耳に滲出液がたまる滲出性中耳炎に移行する場合があります。 この場合は、滲出性中耳炎の治療が必要になりますので、完治までは時間を要します。 原因 滲出性中耳炎は、中耳 鼓膜の内側 に水様〜粘性の滲出液がたまる疾患です。 耳管(耳と鼻をつなぐ管)が正常に機能しないことにより生じます。 幼稚園から小学校低学年の小児に多くみられます。 耳鼻科で「水が溜まる中耳炎」とか、「痛みがない中耳炎」と言われることもあるかもしれません。 急性中耳炎が完全に治りきらずに滲出性中耳炎へ移行することも多いです。 症状 急性中耳炎とは異なり、痛みや発熱はありません。 小さなお子様の場合は、以下の症状に周囲の大人が気づいてあげることが大事です。 特に、小児の滲出性中耳炎は繰り返すことが多く、通院回数も多くなりがちです。 中耳炎を繰り返し発症したり、治りが不十分であったりすると鼓膜の穴が開いたままになってしまう中耳炎です。 その場合、鼓膜の穴から細菌が入り込み、膿や耳漏が出るようになります。 症状としては難聴・耳鳴・耳漏があります。 主に2種類の治療方針があります。 耳洗や耳浴を行います。 耳浴とは、抗生剤を耳から入れて、そのまま横になった状態を保つことで治療する方法です。 鼓膜の穴が小さく程度が軽い場合は鼓膜形成術が行われます。 そうでない場合、すなわち難聴が改善されない鼓膜に空いた穴が大きすぎる、炎症がひどいときは鼓室形成術を受ける必要が出てきます。 正式名称は 耳垢栓塞 じこうせんそく といいます。 耳垢には、乾燥した耳垢「 乾性耳垢」と、どろっとした軟らかい耳垢「 湿性耳垢」の2種類があります。 これらは生まれた時から遺伝的に決まっているものであり、途中で変化するものではありません。 日本人の約7割が乾性耳垢で、残りの約3割が湿性耳垢と言われています。 西欧人では日本人と違い約9割が湿性耳垢です。 そのため湿性耳垢の多い西欧には、日本でいうところの「耳かき」が普及してしません。 湿性耳垢は、通称「あめ耳」「ねこみみ」とも呼ばれていますが、湿性であるから病気と言うことではありません。 耳垢のたまる速度は、その人の代謝によりますので体質による個人差がかなりあります。 成人で乾性耳垢の場合:耳垢は自然に排出されるようになっているので、耳掃除はほとんどしない or 1か月に1~2回で十分です。 子供・お年寄り・外耳道が狭い方は 耳垢が溜まりやすく、耳掃除が必要な場合が多いです。 しかしながら、耳掃除する際に以下の注意点があります。 ・きれいにしたいからとゴシゴシと擦ってはいけません ・奥まで入れて、ガリガリと掻いてもダメ 耳の入り口から1cm以上入れない 上の写真は乾性耳垢の患者さんで 頻回の耳掃除が原因で、本来「かたまり」であるはずの 耳垢が押し込まれてバラバラの状態です。 耳掃除が好きな方は注意が必要です。 耳掃除は程々がベストです。 耳垢が溜まりやすい体質、もしくは外耳道が狭いかどうかの判断は耳鼻咽喉医に尋ねてみると良いでしょう。 原因 耳と鼻をつないでいる管を 耳管といい、通常は閉じています 嚥下・つばを飲む時だけ開く が、耳管が開いた状態のままになってしまう病気を耳管開放症といいます。 原因としては、急激な体重減少で耳管周囲の組織が痩せることや、 顎関節症、 妊娠、ストレス、耳管周辺粘膜の血流障害・脱水などが考えられています。 症状 自分の声がひびいて聴こえる、自分の呼吸の音が耳にひびく、耳がつまった感じがする。 診断 体位で症状が変化する 寝る・前屈で頭を下にすると症状が軽快 かどうかの問診、鼓膜が呼吸によってふるえるかどうかの観察、内視鏡での耳管開口部の観察、試験的な通気で耳管に空気が流れ込みすぎないかを確認することで診断されます。 治療 軽度の耳管開放症には漢方薬(加味帰脾湯)が有効です。 内服薬で改善されない時は、鼓膜チューブ挿入術を行うこともあります。 原因 耳と鼻をつないでいる管を「 耳管」といいます。 通常は閉じていますが、嚥下やつばを飲む時だけ開いて圧の調整をおこなっています。 飛行機の上昇・下降に伴い圧が変化しますが、風邪やアレルギーで鼻の粘膜が腫れると、圧調整がダメで耳の内部 中耳 に炎症や出血を起こすことがあります。 これが「航空性中耳炎」です。 症状 飛行機の上昇・下降時の 耳の痛み、耳の詰まった感じ、難聴です。 治療と予防 繰り返し起こすことが多いので、事前の予防が重要です。 風邪をひいたり、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などがある人は予め治療をして「搭乗前に鼻を整えておく」ことが最も重要です。 機内で症状が出だしたら、飴を舐めたり、唾を繰り返し飲んでみます。 不変の場合は、鼻をつまんで唾を飲み込む 「トインビー法」をおこないます。 着陸後も症状が続く場合は耳鼻科を受診しましょう。 薬で治療しますが、重症の場合は鼓膜切開をおこなう事もあります。 着陸して翌日も耳症状が続く場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。 原因 爆発音など強大音をいきなり聞いた場合、それが一瞬であっても難聴の原因になります。 またロックコンサートなどで強大音を1〜2時間連続して聞いた場合にも難聴が発生します。 症状 強大音を聞いた直後から耳が詰まった感じ(耳閉感)や音が響く感じが出現し、それがおさまってから耳鳴や難聴に気づくことが多いようです。 診断 聴力検査をおこない、難聴の周波数・程度を調べます。 病気の初期には、4,000Hz ヘルツ に特徴的な「 C5dip」と呼ばれる聴力低下像がみられ、比較的容易に診断できます。 治療 血流改善剤、ビタミン剤、副腎皮質ホルモン剤、循環改善薬などが使用されます。 また、安静を保つことが大切です。 予防 音響外傷は、偶発的な強大音によって突発的に起きることが多く、突然大きな音にさらされるため、避けることは困難です。 しかしながら、強大音の予測が可能なコンサート等の場合は、スピーカーから距離を置いたり、耳栓を使用することで一定の予防効果は期待できます。 ポイント:早期治療が重要です。 大きな音を聞いてしまった 翌日も難聴・耳鳴が残っている場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。 良性発作性頭位めまい 寝ていて寝返りをうつ、頭の向きを変えると起きる「めまい」です。 めまいが起きても、しばらくのあいだ同じ姿勢でいるとおさまります。 内耳にある耳石(じせき)が原因と言われています。 通常、数週間〜数ヶ月でおさまります。 メニエール病 めまい・耳鳴・難聴を繰り返す内耳性疾患です。 内耳のリンパ水腫が原因と言われています。 過労やストレスや気圧変化などがきっかけで起こることが多く、同じような症状を「繰り返す」のが特徴です。 几帳面な性格の人がなりやすい病気です。 めまい発作時は、薬を服用して2週間くらいは無理をしないようにしましょう。 前庭神経炎 突然激しい回転性の「めまい」が起きます。 内耳にある前庭神経の炎症によるものです。 原因はウイルス感染と言われています。 通常、激しいめまいは数日以内に落ちつき、ふらつきのある期間を経て治癒します。 前庭神経炎を繰り返すことは、ほとんどありません。 原因 古くなった皮膚の塊 角化上皮 が、外耳道に異常に堆積。 そこに炎症が起こることで病変部分に皮膚上皮細胞が侵入して、骨が露出した状態となります。 外耳道に白い物質が充満 真珠のように見えるので 真珠腫と言います。 症状 耳だれ、慢性の鈍い耳痛みなどです。 稀ではありますが、骨の破壊が進行した場合 難聴、開口障害、顔面神経麻痺などを生じることもあります。 診断 外耳道に多量の角化物の堆積を認める。 また、それらを除去した際に骨欠損・骨破壊を認めた場合に外耳道真珠腫と診断されます。 CTで病変の進展を把握することもあります。 治療 堆積・増殖した真珠腫を定期的に除去することで病変の進行・拡大を防ぎます。

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耳掃除の後の綿棒が黄色い!耳垢には種類がある

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急性中耳炎 最も一般的な中耳炎で、乳幼児に多くみられます。 中耳腔に細菌やウイルスが入り込み、急性の炎症が生じて膿が溜まります。 症状 ズキズキする激しい耳の痛み、発熱、耳だれ(耳漏)、耳がつまった感じ、などがあります。 乳児などでは、言葉で痛みを訴えられないために、機嫌が悪くなってぐずったり、しきりと耳に手をやったりします。 検査 耳鼻咽喉科医が鼓膜を見て、鼓膜が赤かったり、腫れていたりすることを確認します。 また、鼓膜が破れているのが観察できることもあります。 治療 軽症の場合は経過観察する事もあります。 抗生物質などの服用や、炎症をやわらげる薬液を耳に垂らすことで治療します。 膿が溜まって鼓膜の腫れがひどく、痛みが強い時や、熱が高い場合は鼓膜を少しだけ切開して、溜まっている膿を排出します。 慢性中耳炎 慢性中耳炎には、二つのタイプがあります。 一つは急性中耳炎が治らずに、鼓膜に穴が開いたままになり、耳だれ(耳漏)を繰り返すものです。 もう一つは真珠腫性中耳炎と呼ばれ、周囲の骨を壊しながら進行します。 症状 耳だれ(耳漏)を繰り返します。 真珠腫性中耳炎では、めまいを招いたり、顔面神経麻痺を起こしたり、悪くすると髄膜炎になってしまうこともあります。 検査 鼓膜の状態の視診、細菌検査、耳のX線撮影検査などで診断します。 治療 基本的には急性中耳炎と同じです。 薬を飲んだり耳の処置をすることによって耳だれは止まりますが、鼓膜に穴が開いているため、耳に水が入ったり、風邪をひいたりすると耳だれを繰り返します。 再発防止のためには、鼓膜の穴を塞ぐ手術が必要になります。 真珠腫性中耳炎を完全に治すためには、ほとんどの場合に手術を要します。 外耳炎 外耳炎とは、耳介と鼓膜までの外耳道を合わせた外耳に、炎症が生じる病気のことです。 症状 強い耳の痛みと痒みが挙げられます。 症状が進行すると臭いを伴う黄色、または白色の耳だれが出るようになります。 外耳道が炎症によって腫れ上がると聴力の低下を招くため、中耳炎と取り違えられることもあります。 また、耳におできが生じる「限局性外耳炎」は、おできが破れると膿と血液が出ることもあります。 検査 症状から診断がつきますが、外耳炎と中耳炎を見分けるためには、特殊なカメラを使うこともあります。 原因となる病原微生物が細菌なのか、真菌(カビ)なのかで治療法が変わってきたりしますので、耳だれの細菌培養検査を行うケースもあります。 治療 綿棒や吸引管などを使って耳を清潔にした上で、局所への点耳薬投与、軟膏塗布や抗生物質の投与を行います。 痛みが激しい場合は、鎮痛剤を用います。 耳垢栓塞 耳垢とは、空気中のほこり、皮膚の残骸、および外耳道の耳垢腺というところから出る分泌物などが混ざり合ったものです。 外耳道に耳垢がつまった状態を「耳垢栓塞」と言います。 症状 耳の閉塞感、難聴、耳鳴りなどを起こします。 検査 耳垢を除去しても聞こえが悪い場合には、聴力検査を行うこともあります。 治療 耳の中を顕微鏡で見ながら、鉗子(かんし)や異物鉤(いぶつこう)、吸引管などを駆使して、丁寧に耳垢を取り除きます。 耳垢が硬くなってなかなか取れないような場合には、耳浴を行って軟らかくしてから取ることもあります。 痛みが強かったり、頑固でなかなか取れなかったりするような場合は、2~3回に分けて除去することもあります。 耳鳴症 耳鳴症(耳鳴り)がどうして起こるのかは、今もってよくわからないのが実状です。 耳鳴りを訴える人の多くは、何らかの聴力障害を持っている方が多いのですが、検査上は正常でも、耳鳴りを訴える場合があります。 聴覚系の異常が、外耳、中耳、内耳、聴神経、中枢神経のいずれの部位であっても耳鳴りを起こします。 また、過労やストレス、心因的要因によっても耳鳴りは強くなったり、弱くなったりします。 症状 周囲に音がしていないのに、音がしているように感じます。 音の種類は「キーン」「ピー」「ジー」など、千差万別です。 検査 耳鳴りの検査には一般的な耳鼻咽喉科検査、聴力検査、X線検査、聴覚心理学を用いた客観的な耳鳴り検査などがあり、こうした検査から耳鳴りの原因になっている病気や、その性質を明らかにします。 治療 耳鳴りの主な治療には、原因療法、耳鳴りの抑圧療法、心理療法などがあります。 原因療法は、耳鳴りの原因がはっきりしている場合に行われます。 中耳炎が原因なら中耳炎の治療を、メニエール病や突発性難聴が原因なら、それぞれの治療を行います。 しかし、耳鳴りの原因を治せば耳鳴りが完全に消えるかと言うと、必ずしもそうとは言い切れません。 耳鳴りの抑圧療法は、いろいろな手段を使って耳鳴りを意識しないようにする方法です。 その手段としては、精神安定薬や鎮静薬、抗けいれん薬、漢方薬を用いる、ステロイドホルモンを耳(鼓室内)に注入して耳鳴りを抑制する、雑音で耳鳴りを遮蔽する(マスカー療法)、TRT療法(個人の聴力に合った雑音を用いて、耳鳴りを気にならなくする)、などがあります。 また心理療法は、カウンセリング、バイオフィードバック(筋肉の緊張度を色や音などを用いて示すことにより、緊張を緩める訓練をする療法)、自律訓練法などによって耳鳴りを自分でコントロールする方法です。 耳鳴りを訴える方は、経過が長きに及ぶケースが少なくありませんが、とにかく根気よく治療を続けることが大切です。 感音難聴 内耳、または聴神経の異常によって生じる難聴です。 感音難聴の原因はいろいろですが、大きく分けると、先天的な原因と後天的な原因があります。 先天的な原因による難聴(先天性難聴)は、出生した時に難聴が生じています。 主な原因は、遺伝性、または胎児期における発達異常です。 一方、出生後に発症する難聴(後天性難聴)には、加齢、外傷、強大な騒音、髄膜炎、聴神経にできた腫瘍など、様々な原因が知られています。 症状 単によく聞こえないというだけでなく、音の内容を把握できなくなり、「言葉が聞き取れない」ようになったりします。 検査 聴力検査を行います。 治療 難聴の程度により治療法は変わってきますが、補聴器の使用、人工内耳の装用などの方法があります。 突発性難聴 ある時、突然に耳が聞こえなくなる疾患です(通常は片側)。 突発性難聴の原因はまだわかっておらず、急激に発症する感音難聴のうち、原因不明のものを突発性難聴と呼んでいます。 症状 突然に耳が聞こえなくなる(高度の難聴)と同時に、耳鳴りや耳がつまった感じ、めまいや吐き気を生じることもあります。 検査 耳のX線検査、純音聴力検査が必要です。 場合により、精密な聴力検査や平衡機能検査も必要になります。 治療 急性期の治療として最も重要なのは、安静です。 突発性難聴の発症前には精神的・肉体的疲労やストレスを感じていることが多く、心身ともに安静にして、ストレスを解消することが肝心です。 難聴の程度によっては、入院治療が望ましいケースもあります。 突発性難聴については、どのような治療法が最も有効なのかは明らかにされていません。 厚生労働省の研究班で、突発性難聴に対する様々な薬剤の有効性が調査されましたが、どの薬剤が有効かについての結論は出ませんでした。 したがって、発症時の状況や臨床所見、既往歴などを総合的に判断し、治療法を決定していきます。

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