シャーリー ホームズ。 ホームズ女性化!高殿円『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』は試みも内容も面白かった

ホームズ女性化!高殿円『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』は試みも内容も面白かった

シャーリー ホームズ

著者 ISBN 9784152094728 2012年、オリンピック開催に沸くロンドン。 アフガン帰りの軍医ジョー・ワトソンは、早々に除隊したものの、物価の高さと仕事のなさに鬱々としていた。 このままでは路頭に迷ってしまう。 そんな折、友人ミカーラからフラットシェアをすすめられた。 シェアの相手はシャーリー・ホームズ。 ちょっと変わった女性だという。 だが、実際に会ったシャーリーは、ちょっとどころではなく変わっていた。 乗馬服に身を包んだ清楚な美貌、人工心臓を抱えた薬漬けの身体、初対面で経歴を言い当てる鋭い観察眼、死体置き場で寝起きする図太い神経。 なにより驚いたのは、彼女が頭脳と電脳を駆使して英国の危機に立ち向かう、世界唯一の顧問探偵であることだった。 ベイカー街221bで同居を始めてまもなく、ヤードの女刑事グロリア・レストレードが訪ねてきた。 死体がピンク色に染まる中毒死が続発しているらしい。 いまだ無職のジョーはシャーリーに連れられて調査に赴く。 それは二人がコンビを組む、初めての事件だった。 表題作に短篇「シャーリー・ホームズとディオゲネスクラブ」を加えた、目覚ましい独創性と原作への愛に溢れた、女性化現代版ホームズ・パスティーシュ登場! 113775.

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ホームズ女性化!高殿円『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』は試みも内容も面白かった

シャーリー ホームズ

現代版、女性版という設定を抜いても、 斬新で面白かったです。 ただ設定が設定なだけに、探偵小説としては弱いです。 作品刊行時はまだありませんでしたが、 昨年ごろHuluのオリジナルドラマで「ミス・シャーロック」という女性版ホームズとワトソンを描いた作品もあり、モチーフとしてのシャーロック・ホームズが人気であることがよくわかります。 この作品では設定が今までになく、SFチックであるのも新しく面白かったです。 ミス・ハドソンがあぁなっているとは……。 そしてやたらとパンケーキが食べたくなります。 事件の動機、凶器、それからタイトルまで、女性らしさが前面に出ている作品だなと思いました。 緋色の憂鬱とは言い得て妙です。 良いところで終わっているのできっと続編があるのかなぁと思うのですが、4年は経過しているようで何時ごろ出るのでしょうか。 出版されたら読んでみたいです。

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シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗

シャーリー ホームズ

高殿円デビュー20周年 みんな待ってた! オリンピックイヤーだった前年に怪我で除隊した女医のジョー・ワトソンは、ベイカー街221bで、頭脳と電脳を駆使して英国の危機に立ち向かう世界唯一の顧問探偵シャーリー・ホームズと同居していた。 シャーリーのもとには、女刑事レストレードや政府高官の姉マイキーから難事件が舞い込み、ジョーは助手としてシャーリーと現場に赴いてはwebストランド誌に事件の成り行きを 自分たちを男性化して 連載している。 ある日、ジョーの叔母キャロルが結婚すると報せが。 夫となるヘンリーはデヴォン州アルスターの名家バルカヴィルの子孫で、最近、前当主が亡くなって跡を継ぐことになったという。 ジョーはバスカヴィルの屋敷に招待されるが、脱獄した殺人鬼と魔犬伝説が街を騒がせ、さらには叔母夫妻に脅迫状が届く。 華やかな結婚式の背後で、ジョーたちに見えない危険が迫っていた。 半電脳と人工心臓のためになかなかロンドンを離れられないシャーリーは、ジョーを助けることができるのか!? 突出した独創性とキャラ立ちで話題をさらった女性化現代版ホームズ・パスティーシュ『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』に続く、冒険と友情の第2弾! 2013年秋のロンドン。 オリンピックイヤーだった前年に怪我で除隊した女医のジョー・ワトソンは、ベイカー街221bで、頭脳と電脳を駆使して英国の危機に立ち向かう世界唯一の顧問探偵シャーリー・ホームズと同居していた。 シャーリーのもとには、女刑事レストレードや政府高官の姉マイキーから難事件が舞い込み、ジョーは助手としてシャーリーと現場に赴いてはwebストランド誌に事件の成り行きを 自分たちを男性化して 連載している。 ある日、ジョーの叔母キャロルが結婚するとの報せが。 夫となるヘンリーはデヴォン州アルスターの名家バスカヴィルの子孫で、最近、前当主が亡くなって跡を継ぐことになったという。 ジョーはバスカヴィルの屋敷に招待されるが、脱獄した殺人鬼と魔犬伝説が街を騒がせ、さらには叔母夫妻に脅迫状が届く。 ジョーたちに危険が迫っていた。 半電脳と人工心臓のためになかなかロンドンを離れられないシャーリーは、ジョーを助けることができるのか!? 突出した独創性とキャラ立ちで話題をさらった女性化現代版ホームズ・パスティーシュ『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』に続く、冒険と友情の第2弾! 著者について 兵庫県生まれ。 2000年に第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア 三つの星』でデビュー。 第1回エキナカ書店大賞受賞作『カミングアウト』をはじめ、『上流階級 富久丸百貨店外商部』『メサイア 警備局特別公安五係』『戒名探偵 卒塔婆くん』『政略結婚』『グランドシャトー』『剣と紅』『主君 井伊の赤鬼・直政伝』『カーリー』など、現代物から歴史物、ファンタジーまで、卓越したストーリーテリングと多彩な作風で人気を博す。 2010年に上梓した『トッカン 特別国税徴収官』で大好評を博した〈トッカン〉シリーズ 早川書房刊 が連続TVドラマ化されたほか、映像化・舞台化・コミカライズ化作品多数。 本書の前作にあたる『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』は、数あるホームズ・パスティーシュの中でも異彩を放ち、根強いファンに支えられて、2014年刊行以来、続篇が待たれていた。

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