では重力加速度とは何か簡単に見ていきましょう。 結論から言ってしまうと重力加速度とは、 物体に重力がかかることによって発生する加速度のことです。 簡単に言えば質量のある物体を何も力を加えずに落下させたときに、 その物体が落下していく速さというのはどんどん上がって(加速)いきますよね。 このように物体に対して重力がかかることで発生する加速度のことを、 重力加速度と言っているんですね(詳しくは次の章で図解します)。 重力加速度は物体に重力がかかることによって発生する加速度のことで、 加速度というのは速さがどんどん増していく度合いのことを言います。 なので周囲に空気が存在している場合でも、少なからず重力加速度は影響を受けてしまいます。 では空気抵抗と重力加速度の関係について見ていきましょう。 結論から言ってしまうと、 空気抵抗があることで重力加速度は小さくなります。 まず空気抵抗とはどういうものかと言うと、空気によって逆向きに発生する力のことです。 空気は無色透明な気体で目で捉えることはできませんが、 空気自体には質量もあって存在していないわけではありません。 あなたが全力でダッシュしたときのことを思い出してほしいのですが、 ダッシュしているとき体に前方から何かが当たってくる感覚があったと思います。 あれこそまさに空気によって逆向きの力を受けている(空気抵抗)ということなんですね。 そして 空気抵抗は簡単に言うと、空気と衝突しているということです。 空気と衝突することで邪魔されるので、走っているときに思うように前に進めなくなります。 つまり空気が存在していれば、物体が落下するときに空気抵抗がかかってしまうということになります。 上図のように物体に重力がかかって落下していきますが、 下向きにかかる重力とは逆方向の上向きに空気抵抗が発生します。 ちなみに空気抵抗があった場合落下させるモノによっては、 速く落ちるモノと遅く落ちるモノがありますよね。 例えば鉄と綿を落としたときをイメージしてみてください。 鉄と綿を落下させると鉄の方が落下速度が速く、綿の方が遅くなります。 この鉄と綿の落下速度の違いは何によって起こるのかと言うと、 それぞれの物質の密度の差によるものです。 私たちが普段から重い軽いと言っているのは物質の密度を比較しているからで、 密度が大きい物質ほど重くなり、密度が小さい物質ほど軽いです。 空気よりも密度が小さい物質であれば空中に浮いてしまいますが、 落下していくということは空気よりも密度が大きい物質だということです。 そして空気よりも密度が大きくて空気の密度に近い物質ほどゆっくり落下して、 空気の密度よりも密度が大きい物質ほど落下速度が速くなります。 これが落下速度が速いモノと遅いモノが存在する理由です。
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重力加速度について 「重力加速度って何なの?どうやって計算するの?」 小学生からの質問です。 最近の子どもは重力加速度という言葉をしっているのかああああ!! と、思ったのですが、いざ説明すると小学生に理解してもらえません。 そしたら、 「例えば2kgのものを10mから落としたときの衝撃とか分かんないの?」 といわれました。 知るかああぁああぁぁあ!!!! ベストアンサーは実際に小学生に見てもらって一番分かりやすいものにさせていただきます。 小学生に解るようにというのが難しいのですが(高校レベルの物理ですから)、がんばってみます(できるかな…)。 空中で物体をそっと離すと落下しますが、落下の速度は一定ではなく、最初は0で時間が経つにつれて速くなります。 この速くなる割合が加速度で、物体の落下は重力によるものですから、重力加速度と呼ぶわけです。 重力加速度の計算方法はそう難しくはないのですが、小学生に理解できるようにとなると…。 重力加速度はその天体の表面における重力の強さと密接に関係しています。 天体の質量や半径を知っていれば、その天体の表面における重力加速度をこの式で計算する事ができます。 例えば、月の場合、質量が7. 万有引力定数は6. 月の重力は地球の約6分の1だという事を聞いた事があるかと思いますが、それはこういう事なのです。 落下の衝撃の大きさは地面にぶつかるときの速度が重要なのですが、物が潰れるのにかかる時間によっても変化します。 例えば、同じ高さから飛び降りても、ウレタンマット上に落ちるのとコンクリートの上に落ちるのでは衝撃の大きさが違いますよね。 ここでは単純に接地するときの速度の大きさでお茶を濁す事にします。 加速度の説明をしたところで出てきたとおり、長時間落下するほど、速度は大きくなります。 ただ、実際には空気抵抗を受けますので、あまりに軽いものとかあまりに高いところから落下させた場合は、この式で得られる結果からのずれが大きくなります(空気抵抗によってある速度より速くはなりません)。
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2019. 17 ジェットコースターや戦闘機で 「G(ジー)がかかる」 というような表現をしているのを見たり聞いたりしたことはありませんか? 例えばジェットコースターだと、一瞬ですが、3Gから5GくらいのGがかかることがあります。 飛行中の戦闘機で は、同じ位のGが、長時間かかるため、初めて経験したパイロットは、気絶してしまうそうです。 当サイト(輸送品質. com)では、輸送中の衝撃による破損トラブルを解決するために、記録計(ロガー)や注意喚起シールなどの商品を各種とりあつかっています。 その商品ページでも「G値」という言葉が出てきます。 例えば、主力商品のショックウォッチでは、反応G値別に選ぶことができます。 そのため、はじめてショックウォッチの購入を検討する方の中には、「G値」って何?と不安に思う方もいらっしゃいます。 こんな表が「ショックウォッチ」のページにあります。 comでいう「G値」とは、ジェットコースターや戦闘機のそれと同じものなのでしょうか? Gは、標準重力加速度と同じ値を1Gとした加速度の単位です。 輸送品質. comの衝撃の度合を図る衝撃値も、同じものと考えていいでしょう。 しかし、そもそも 「重力加速度」や 「加速度」がどういう意味なのか? 物理を勉強してこなかった人にとっては、頭の中が「?マーク」でいっぱいになってしまいます。 そこで一度、 「加速度」や 「重力加速度」「G値」「衝撃値」について簡単に整理してみたいと思います。 加速度とは? 「加速度」とは、単位時間あたりの速度の変化率のことで、 1秒間にどれだけ速度が増すか を表します。 加速度は、速度を時間で割ることで求めることができます。 重力加速度はどんな重さでも同じです 加速度を理解したところで、重力加速度について説明したいと思います。 重力加速度とは、物体を落としたときに、その物体の速度が単位時間あたりどれだけ早くなるかを示した量です。 昔、ガリレオ・ガリレイの有名な実験に「ピサの斜塔から大小2つの金属の玉をを落としてどちらが早く地面に落ちるか?」というものがあります。 その実験により「物体の落下速度は、その物体の重さによらず一定である」ということが証明されました。 その実験の通り、重力加速度は、物体の重さによって落下する速度が早くなったり遅くなったりはしないという性質があります。 同じ高さから落としたものは、鉄の塊でも羽でも、 どのような重さでも、同じタイミングで地面に落ちます。 高い所から落としたものほど、加速度は増していきます。 重力加速度は計測する場所によってその結果が異なるため、 標準重力加速度 (9. POINT• 重力加速度は物体の重さで変わることはありません。 落下する速度は、たんだん上がる傾向があります。 標準重力加速度は 9. 加速度の単位のG 標準重力加速度を基準とした、加速度の単位で「G」というものがあります。 この場合は、重力加速度の単位のgとは違い、大文字で G と書かれます。 少しややこしいですが、以下のように覚えてください。 それに対して、0Gは加速度が全くかかっていない状態です。 POINT• 「G」とは加速度の単位です• 私たちが体感する加速度のGはどれ位? 加速度のGの例をあげてみます。 エレベーターに乗ったときに上がるときに体が重く感じたり、一方で下がるときにフワッと軽くなる感覚を経験したことはありませんか?エレベーターでは、上下方向に最大で+0. 2Gと-0. 2Gの加速度を感じるといいます。 それは、体重が100㎏の人が、自らの体重を120㎏に感じたり、80㎏に感じるのと同じくらいの値だと言えます。 2Gでも、結構体感できることがわかったかと思います。 では、1Gの加速度とはどれくらいかというと、実は、一般の車ではなかなか出すことが難しい値です。 しかし、スポーツカーであれば体感することができます。 スポーツカーが急発進して、時速100kmに達するまでに、なんと3秒しかかかりません。 そのときに感じるGが 1Gにほぼ近いものといえます。 計算してみます。 加速度 =27. 94 G。 約1Gです。 1Gとは、地球の重力と同じ (自分の体重と同じ)力でシートに押し付けられる感覚です。 最初に「ジェットコースターや戦闘機は3Gや5Gの加速度がでる」とサラッと書きましたが、それがどれだけ凄い数字かわかってきました。 100㎏の人なら300㎏や500㎏の力で押しつけられる感覚ということになります。 ジェットコースターの場合は一瞬ですが、戦闘機は、その状況が続くのです。 はじめて乗るパイロットが気絶するのも想像に難くないですね。 このように、まず 速度と時間で加速度を求めてから、標準重力加速度で割れば加速度のGの計算をすることが可能です。 まずは、時速を秒速に直します。 42(G) 速度の変位量が変わっていないのに、止まるまでの時間が3秒から2秒に縮まったことで、加速度のGはおよそ1. 4倍くらいアップしましたね。 ここで分かることは、 スピードの変位量が大きく、それが短時間であればあるほど加速度(G値)は大きくなるのです。 簡単にいうと、 急発進であればあるほど、G値が大きくなる。 急停止であればあるほど、G値が大きくなる。 ということです。 当たり前ですよね。 6(G) です。 つまり、ドライバーの体重が70㎏なら、 なにもしない状態で重力(1G)がかかっていますから、 この56. 6倍の重力がかかるわけです。 3,962 ㎏とは約4t。 4t!! 衝撃値のG 輸送品質で扱われる衝撃値の単位は、加速度と同じ「G」となります。 再び、衝撃検知ラベルのショックウォッチの表に戻ります。 一番中間の感度レベルでも 56. 6Gの衝突事故と同じレベルだということがわかります。 衝撃というものがどれだけ負担がかかっているかがわかります。 衝撃値(G値)について、質問を受けたことがあります。 それは、「10㎏の荷物と、100㎏の荷物を同じ高さから落下させたら、どちらのG値が大きくなるの?」というもの。 一見、重ければ重い程G値が上がりそうに思います。 しかし、 重力加速度の性質がわかっている方だったら「物体の重さによって加速度が早くなったり遅くなったりはしない」と説明させていただいたとおり、衝撃値(G値)は荷物の重さによってはかわることはないと答えられると思います。 では、「10㎏の荷物と、100㎏の荷物が受けるダメージも同じか?」というと、それは同じではありません。 そのため、対象物の重量が「重ければ重いほど」そのものにかかる負荷は大きくなると考えてください。 例えば、70㎏の人の場合に4tの衝撃を受けたのと同じ衝突事故に、700㎏の機械が遭遇した場合は、40tの負担がかかっているということになるのです。 POINT• 対象物の重量が「重ければ重いほど」そのものにかかる負荷は大きくなる ショックウォッチ選びは難しくない さて、ここまで読んでいただけたらショックウォッチの選び方も簡単になってきたかと思います。 重ければ重いほど負担が大きくなるので、 重いものほど衝撃値(G値)の値の低いものを選んだほうがいいということです。 実際に輸送品質. comでは、大型の精密機械を送る場合は、反応G値が25~40Gの敏感タイプを選ぶことが多いです。 また、送る荷物が壊れやすいものなのか、壊れにくいものなのか、梱包が衝撃を吸収しやすい素材かなど、他の条件も加えて、判断してください。 可能ならば、 「どれだけの衝撃を加えたら輸送したい製品が破損してしまうか」という検証実験をおこなうことをおススメします。 その際にはGーMENやウォッチロガーなどの記録計(ロガー)を使って検証することができます。 この記事であつかった商品.
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