ニンテンドースイッチ「ファイアーエムブレム 風花雪月」について、ニンテンドードリーム2020年5月号で開発者がコメントしています。 今回は、クロードの名前は本名か偽名かについて明らかにされています。 FE 風花雪月、クロードの名前 「ファイアーエムブレム 風花雪月」には、クロードという名前のキャラクターが登場します。 クロードは、金鹿の学級の級長であり、今作の主要キャラの1人です。 また、クロードのフルネームは、クロード=フォン=リーガンというものであることが明らかにされています。 ただ、「ファイアーエムブレム 風花雪月」は、名前やフルネームが判明しているキャラクターであっても、ゲームを進めるとそれは偽名だったと明らかにされるパターンがあります。 このため、クロードも本名なのか偽名なのか気になるという声が一部で出ていました。 今回、この回答が開発スタッフによって出されています。 本名か偽名か ニンテンドースイッチ「ファイアーエムブレム 風花雪月」のクロードの名前が、本名なのか偽名なのかと一部で言われるようになったのは、「煤闇の章」が配信されてからです。 煤闇の章は、今作の有料ダウンロードコンテンツの一部であり、ストーリー追加コンテンツです。 この煤闇の章では、クロードが偽名を使っているのではないかと匂わせるシーンが登場します。 ただ、結局この話は、特に詳しく展開されることなく終わるので、「ファイアーエムブレム 風花雪月」や、そのDLCのゲーム内では、クロードが本名なのか偽名なのかはよく分からない状態になっています。 今回、この件について、開発スタッフがコメントしています。 これによると、「ファイアーエムブレム 風花雪月」のクロードの名前は、本名ではなく偽名だそうです。 クロードの本名は、「カリード」というものになっています。 カリードが本名であるという内容については、開発段階では、ナデルからカリードと呼ばれるシーンがあるなど、ゲーム内で明らかにされる予定だったそうです。 ただ、上手く着地させることが出来ず、そのシーンはカットになり、本名を明かす機会がなくなっていたとのことです。 被っている理由にも… ファイアーエムブレムシリーズには、クロードという名前のキャラクターが他にもいます。 クロードは、「聖戦の系譜」にも同じ名前の別人がいるので、「風花雪月」の重要キャラに付ける名前としては避けた方がよかったとも言える名前です。 これについては、開発者も事前に把握していたものの、クロードは偽名であり、本来はゲーム内でカリードという名であることを明かすつもりにしていたので、被っていることは問題にしなかったとのことです。 ちなみに、グレイやカムイなど、他にも名前が被っているFEキャラはいるので、別にいいかなという思いもあるそうです。
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授業が終わり、食堂で夕食を食べ終えた後も、クロードは書庫にこもりきりになっていた。 だが、クロードが真に欲する歴史の真実について書かれた本に関しては、なかなかお目にかかることができなかった。 セイロス教の教義に反する本や、語り継がれる伝説とは違う内容の学説が書かれている本などは、見つけ次第セテスが処分しているという噂もある。 「これも、特に目新しい話はなし……か」 一冊一冊棚の本を手にとって調べながら、クロードは書庫の本のあまりの膨大さに溜息をついた。 ふと気付いて壁の掛け時計を見ると、門限が迫っていた。 今日はここまでか、と棚に本を戻す。 そのまま書庫を去りかけたその時、クロードは自分の他にもう一人、書庫に残っていた生徒がいることに気付いた。 木の椅子に腰掛け、熱心に分厚い本を読みふけっている。 クロードは彼女に近づき声を掛けた。 「よう、イングリット。 随分熱心だな」 イングリットは驚いたように肩を震わせ、はっとしてクロードを見上げた。 よ、ともう一度手を上げながら挨拶をすると、彼女はようやくクロードを認識したらしく、肩の力を抜いた。 「ああ、クロード……あなたでしたか」 「驚かせちまったか? 悪いな。 お前もこんな時間まで残ってるとは思わなかった」 えっ、とイングリットは驚いた様子で掛け時計を見た。 寮に戻る門限が迫っているのにようやく気付いたらしく、慌てたように立ち上がる。 その時、テーブルが揺れた勢いで、重ねてあった本がばさばさと床に落ちた。 急いで拾おうとしゃがむイングリットと一緒に、クロードもしゃがんで本を拾ってやった。 「すみません、クロード」 「そんなに慌てなくてもいいって。 今から出たら十分間に合うしな」 笑って本を返してやると、イングリットは安堵したように幾分か表情を和らげた。 「何を読んでたんだ?」 棚に本を戻すイングリットを見ながら尋ねる。 ええと、と珍しくイングリットが言いよどんだ。 「その、レスター諸侯同盟の風俗や文化、などを」 「へえ。 興味があるのか?」 「興味……といいますか。 実に勤勉で真面目な彼女らしい思考だと思う。 郷に入っては郷に従え、ということだ。 クロードも含め、この学級の生徒達が特にそういうことを気にする質とは思えないが、彼女の気が済むか済まないかという問題なのだろう。 イングリットが本を返し終えるのを確認してから、二人は書庫を出た。 一階へ下り、大広間を出て士官学校の北の道を通りながら、クロードはふと夜空を見上げた。 日中爽やかな晴れ模様だった空は、夜になっても雲一つなく、鮮やかな黄色の三日月と、満天の星が広がっていた。 「クロード?」 星空に夢中になるあまり、足を止めていたらしい。 少し先を歩いていたイングリットが、怪訝そうな顔で振り返っていた。 「見てみろよ、空」 クロードが天を指すと、イングリットもつられるように見上げる。 直後、イングリットの口から感嘆の溜息が洩れた。 少し口を開けたまま、濃紺の空に広がる星達を食い入るように見つめている。 そんなイングリットを微笑ましい目で見つめながら、クロードは首の後ろで手を組んだ。 「ちょっと見て行かないか? せっかくなんだしさ」 「でも、門限が……」 我に返って躊躇いを見せるイングリットの背を、いいから、とクロードは軽く押す。 「敷地内から出るわけじゃなし。 見つかったらすみませんでしたって戻ればいいだけだ」 「そんな、あなたはそうやっていつも……」 真面目な彼女は微かに抵抗の素振りを見せたが、クロードは有無を言わせず勢いで押し切って、近くにあったベンチに座るよう促し、自身も隣に座った。 見張りの兵や夜の礼拝を終えた修道士の姿もなくはないが、彼らはほぼ無言のまま自分の目的を果たすのみで、生徒達のように無駄に騒ぎ立てたりはしない。 そのおかげで、二人は思う存分星空を堪能することができた。 「綺麗ですね……こんな綺麗な星空を見たのは久しぶりです」 先程の抵抗の色はどこへやら、イングリットの瞳は少女のように煌めいていた。 「確かにな。 俺もこんなにゆっくり空を見上げるのは久しぶりだ」 ベンチの背もたれに身体を預けて、クロードは濃紺の空を見つめた。 幼い頃、クロードは星空を見るのが好きだった。 強い人間になれと、父親に馬で引き回されて泣いた時も、同年代の子ども達に異物扱いされて悲しみに暮れた時も、美しい星空を見ると徐々に心が癒された。 無限に広がる星空を見ていると、母の故郷フォドラに思いを馳せることもできた。 自分の身体には二つの血が流れている。 母親の出身地フォドラは、幼いクロード少年にとってはまだ未知の場所だった。 異物扱いを受けることはあっても、その血を誇りに思い続けることができたのは、この星空を通じて、フォドラに憧れに似た気持ちを持つことができていたせいかもしれない。 そのフォドラも憧れそのものの土地とは言い難かったが、だからこそ、クロードは自分の野望を何としても達成しなければならない、との決意を強く固めた。 そうしてクロードが幼い頃に思いを馳せていると、ふと、左肩に何かがもたれかかってくる感触があった。 ん、傍らを見るとすぐ、イングリットのブロンドの髪が目に入った。 驚いたことに、彼女の口からは感嘆の溜息ではなく、安らかな寝息が洩れ聞こえていた。 星空を見ているうちに、気が緩んでしまったのだろうか。 彼女が人前で寝る姿など一度も見たことがなかったクロードにとって、その光景は新鮮そのものだった。 「……疲れてたんだな」 今日のイングリットは、昼間の授業も当然真面目に受け、夕食後も門限ぎりぎりまで書庫の本を熱心に読んでいた。 更にクロードは、授業後から夕食までの間、彼女が訓練場で鍛錬に励む姿を見かけたことを思い出した。 一体いつ休んでいるのかと、心配になるほどだったのだ。 先程レスター諸侯同盟の風俗や文化を学ぼうとしていたように、この学級に移ってからというもの、彼女なりに馴染まなければと気が張っていたのかもしれない。 真正面から見ることはかなわなかったが、彼女の寝顔はとても安らかなものだった。 クロードと話をする時は大概皺が寄っている眉間も、引き締められた頬も、真一文字に結ばれた唇も、全てが柔らかく緩んでいた。 顔は可愛いのに、と評した自分の見立てが間違っていなかったことを確信する。 「いつもこんな可愛い顔してりゃ、そこら中の男が放っておかないだろうにな」 そう呟いた後で、『クロード!』と怒鳴る彼女の声が聞こえた気がして、クロードは思わず苦笑した。 「……ほんと、こんな可愛いのに、な」 無意識に彼女の前髪を払おうと手を伸ばしかけ、いやいや、と我に返る。 いつもは彼女に素行を改めるよう怒鳴られる立場だが、さすがにその分別はあった。 とはいえこのままで朝を迎えるわけにもいかず、クロードは軽く彼女の肩を叩いた。 「イングリット、おい、イングリット。 気持ちは分かるが、こんなところで寝たら風邪引くぞ」 「……ぅう、ん……」 微睡みから覚める彼女の声の、あまりの無防備さに、心奪われてしまいそうになる。 目を大きく見開いて、身体を思い切り引いた彼女は、真っ赤になってクロードを見つめている。 「おはようさん。 いい夢、見られたか?」 クロードが笑いながら言うと、イングリットは顔を真っ赤にしたまま何度も首を横に振った。 「い、今のは、違います、忘れてください!」 「まあ、そう慌てんなよ。 すごく気持ち良さそうに寝てたし、起こすか迷ったんだけどな。 お前の寝顔、なかなか可愛かったし」 「ク、クロード! それ以上言ったら……!」 「はは。 ま、それはともかく」 羞恥のあまり必死に抗議するイングリットを右手で制し、クロードは少し表情を引き締めた。 「あんまり無理するなよ。 俺たちはもう、お前のこと、同じ学級の仲間って思ってんだからさ」 「え……」 イングリットの口から間の抜けた声が出る。 クロードは唇の端に笑みを浮かべた。 「お前が勉強熱心なのはいいことだし、イングリットらしいとも思うけどな。 知らないことはこれから少しずつ知っていけばいいし、そんなに根を詰めなくてもいい。 心配しなくても、俺も、他の皆も、お前のことはとっくに認めてるんだから」 強張っていたイングリットの肩の力が、ゆっくりと抜けていったように見えた。 はあ、と深い溜息を吐く。 それは何かに呆れたり悲しんでいるというより、どちらかというと安堵の溜息のように、クロードの目には映った。 「ありがとうございます、クロード。 私、無意識のうちに気を張っていたみたいで……」 「だろうと思った。 ま、これからもし何かあったら俺に言えよ。 一応級長だから、さ」 首後ろで手を組みながらクロードがそう言うと、イングリットはようやく表情を緩めた。 「ふふ……そうですね。 あなたは普段の言動こそいい加減ですが、人のことはよく見ていますし。 きっとあなたのような人こそ、人の上に立つにふさわしい人間なのでしょうね」 「褒められてるのか貶されてるのかわからんが、一応褒められてるって解釈しとくぞ?」 クロードが尋ねると、イングリットはくすくすと笑いながら頷いた。 さて帰るか、とベンチから立ち上がり、二人は再び寮への道を歩き出した。 訓練場の前を通り、寮の一階を通り過ぎ、二階へ上がったところで、クロードは口を開いた。 「いいか、イングリット。 今日はもう何もせずにゆっくり休めよ。 明日のためにもな」 「ええ、そのつもりです。 お気遣いありがとうございます、クロード」 「それでよし。 じゃ、おやすみ」 「はい。 おやすみなさい」 イングリットの部屋の前で手を振って別れ、クロードは廊下を更に奥へ歩いて行く。 首にかかった彼女のブロンドの髪の感触を、今更のように思い返していた。 無意識に首筋を指でなぞる。 彼女の柔らかな表情も、安らかな寝息も、微睡みから覚める無防備な声も、はっきりと思い出されてしまって、クロードはやれやれと首を振った。 「眠れないのは俺の方だったりして、な」 皮肉めかして笑う。 クロードの長い夜が、今まさに始まろうとしていた。
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ツイッターでの「次に解説してほしい紋章」アンケートで金鹿の学級キャラの紋章4つから選んでもらったところ「獣の紋章」が最多票を獲得し、トップバッターとしていろいろ言われてくれました。 そして二位に盟主どの、 「リーガンの紋章」がつけてきましたので、今日はこの紋章について作中での描写を解説していきます。 級長キャラクターなので、今後別ルートでみられる描写のなかでもいろいろ描かれてる可能性はバリバリですが、それはまた追記していくとして、 対応するアルカナは 月、 対応するキャラは クロード=フォン=リーガンです。 一見 パリピ風のクロードがなぜ、「星」とか「太陽」でなく月なのでしょう?• 同盟領諸侯の紋章とアルカナ リーガンの紋章と「月」アルカナの話をする前に、 同盟領諸侯の紋章とアルカナについて確認しておきます。 当方が『風花雪月』を始めて最初に感動してオォンと泣いたのは、 オープニングデモムービーで、この「同盟領の標章」が映ったときです。 (早すぎるだろ) 最初に映る帝国の標章は「 双頭の鷲となんかの紋章(のちにフレスベルグ家の セイロスの紋章とわかりました)」が描かれて神聖ローマ帝国的な伝統と権威が表され、次に映る王国の標章は「翼ある獅子に乗った 騎士となんかの紋章(のちに ブレーダッドの紋章とわかりました)」が描かれて剛健な騎士の国感が表されました。 そののちに映った同盟の標章の絵柄が、 「同盟の各諸侯の権能をあらわす、対等にセパレートされた多種の紋章の寄せ集まり」だったからです。 それが王を戴かない諸侯共同体のゴチャゴチャさと、王のない国を維持していきたいというこれまでの歴史の無数の努力や争いを表したものだったからです……。 オォ゛ン゛(泣くな) そしてこの同盟の標章はまた、 同盟貴族の紋章とアルカナの関係の強力な裏付けにもなっています。 はっきり見える画像を見てみましょう。 左上にはバッチリと 三日月が描かれています。 これは リーガンの紋章とまるで同じかたちであり、リーガンの「月」アルカナを表しています。 左下には 車輪のようなものを持った女神か何か。 車輪と周りにふたつ描かれた同じモチーフは ゴネリルの紋章のかたちをしています。 この横顔はおそらく運命の女神であり、ゴネリルの「運命」アルカナを表しています。 右下には フードつきのマントを意匠化した中に グロスタールの紋章が描かれています。 フードつきのマントとランプは賢き「隠者」アルカナの象徴物です。 そして右上には、 左右二頭の反対向きの獣に支えられた輝きが描かれています。 その横にそれを意匠化したようなかたちで ダフネルの紋章が3つ。 対称でありながら対照的な二頭の獣に引かせる 二頭立ての馬車はダフネルの「戦車」アルカナに描かれているものです。 獣の紋章を除けば この4つの十傑の家門が同盟領の名家ということであり、中央の騎士の兜は 「&諸侯のみんなたちの円卓会議」を表しているのでしょう。 十傑の名家は対等な存在であり、また「諸侯のみんなたち」の共同体であることは 十傑の血筋にもまさる重大事なのだということがこの標章にあらわされているのです。 「月」の元型 そんな諸侯共同体の代表を歴任する名家である、「リーガンの紋章」と対応する「月」アルカナのカードの 中心的意味を拾ってみましょう。 カードに象徴として書いてあるモチーフは 「夜」の 「荒野」、 「水辺」から 「曲がりくねった道」が 「地平線まで遠く」続いており、サソリや狼などの 「危険な野生生物」もいるが、 「向こうの方には人工の砦も見える」、それを 「さまざまに姿を変える月」にうかぶ月の女神の 「無慈悲無関心」な冷たい横顔に静かに照らされている、です。 「悪魔」と「死神」は大アルカナの二大怖いカードですが、 なんともいえない不気味さという意味ではこのカードも負けない不吉をほこっています。 実際、このカードもどちらかというとアンラッキーや警告の意味の、ひねりの強いカードです。 「月」のアルカナが中心的に表すものを知るためには、タロットの 一連のストーリー性が特に役立ってきます。 ちょうど前回が近所の「悪魔」だったのでそこからおはなしを振り返ってきます。 なので、中心的な意味は 「希望と危険の入り混じった環境の中を、 夜明けに向かって手さぐりで歩いていく」 という状況です。 「悪魔」のカードは悪魔そのものではなく悪魔に惑わされる人間の精神のほうをあらわしているとで書きましたが、「月」のカードもこの月の女神の横顔よりも、 曲がりくねった道をおっかなびっくり歩いていく、絵には描いてない人間のほうのことを描いています。 つまりこの絵は一人称視点です。 この絵を見ているあなたが、これから水からあがり、ビッショビショで凍えながら、この危険な道を歩いていくのです。 不安で怖いでしょう? これのどのへんがクロードなのか? それでは、作中でどのように描かれたかをふりかえっていきましょう。 クロードでさりげな~く描かれた 「月」のカードの意味の大事なところは赤字で示していきます。 この 「正体不明」さは月アルカナの属性です。 暗くて、よく見えないわけです。 「今はまだ」見えない。 いずれ夜が明けるまで。 ドラクエ11の衣装色の記事でも詳しく書いていますが、クロードの、金鹿の学級と同盟の、そして「月」の輝きの「黄色」という色もヨーロッパの文化では 「(悪い意味の)怪しさ」「卑しさ」をあらわす色で、しかし、紋章や意匠に使われた場合それは一転して至高の色である「金色」に読みかえられ、永遠と真理と完璧な美をあらわす 揺れをもっています。 これはローレンツがクロードを 「得体の知れない」と監視していることも、フレンとの支援会話で彼女の正体をはっきりと突きとめなくともほぼわかっているような様子もそうです。 というより、 フォドラ全体のさまざまな謎、レアたちの正体、歴史に秘められた偽りなどが、 全部わかったようなわからんような微妙な状態をクロードによって強調されて進行し、やがて最後にはかなりの謎が解ける 同盟ルートの筋書き自体が「月」だといえるのです。 そして、パッと見最も明るそうに見える同盟ルートが迎える 結末もまた、実に「月」アルカナ的な意味合いを持っています。 明るそうなのに……? 猜疑心の塊 キャラ紹介でさえ言われているクロードの代表的なセリフが 「 猜疑心の塊の俺からしたら」です。 「月」の基本的な読みは 「不安」と 「疑い」です。 このセリフはそれをキョーレツに描写してくれたものです。 そりゃあ、何もかもがぶっ壊れ、失い、小さな希望の星がひとつあるような「月」の状況では不安じゃないわけがないでしょう。 クロードも故郷では誇りをメタメタにされ、母の生まれを悪く言われ、そんなわけねーだろ!と思いました。 かといって、母の実家のフォドラに転がり込んでみてもそちらもガッカリなものでした。 何もない。 逃げ出せる場所ももうない。 それでクロードは 何もわからない世界の夜明けに向かって歩いてみることにしたのです。 もちろん暗くて秩序の壊れた世界を歩いていくのは非常に 危険なことです。 「月」のカードに描かれているように、 人間の秩序の外側である夜の荒野は命の危険がたっぷりです。 不安材料も疑うべきことも、頭が追いつかないくらいにたくさんあります。 クロードはそういう既存の秩序の外側に自分を置いてものを考えています。 クロードのこの「猜疑心の塊」発言ですが、 「本物の策略家はそんなことわざわざ教えない」というもっともな意見もあります。 「疑っている」ことが相手に警戒されてもあんまり利はないからです。 しかし「クロードの猜疑心」とは実は、戦略や駆け引きなんて みみっちいことにとどまらないものだったのです。 ご存知の通り、クロードが疑っているのは目の前の人間の言葉の裏どまりではなく、 この世界を規定しているルールです。 カードゲームならば、ディミトリは正攻法、エーデルガルトは相手の手や全体を読んでおり、そしてクロードは そのゲームのルールが誰によってなぜ決められ、なぜ自分たちはゲームをしているのか、それを利用できる方法はないか、そういうことを疑っています。 目の前を見ているだけでも、敵の心理を読んでいるだけでもありません。 三次元的に盤面を見た、さらに上のことを見ています。 だから彼は「卓上の鬼神」なのです。 なんだその頭のよさはと思うでしょうが、「頭のよさ」「知性」にもさまざまな種類があります。 クロードはそのさまざまな知性のうち、この 「疑い」にすぐれているということです。 並の「疑い」とは「そうじゃないかもな」をさしはさむ だけで終わり、こういうのは ただの屁理屈野郎になりかねませんが、本当の「知性」である「疑い」とは 「そうじゃないかもな」「こういうことかもしれん」「いやいやそれはまだはっきりしない」を はっきりしないまま保存しておく力のことです。 クロードはよく世界の謎に肉薄する仮説を唱えては、「……いや、まさかな…」と言いますが、あれは常識に縛られてるというより予断のきめつけを防ぎ、 「まだわからん」に戻しているのです。 人間のっていうか動物も含めてですが、思考はとにかく 「よくわからんもの」を嫌い、すべてのものごとを 「わかる」か「しらんわ(無視)」に分け、実質視界に「わかる」だけがある状態を維持しようとするものです。 野性動物の脳には視覚情報のうち「食べ物」「仲間」「危険なもの」くらいしか映りません。 都会生活をいっさい知らないアフリカの村の人に市街が舞台の映画を見せたら 偶然一瞬映り込んだニワトリしかまともな情報として伝わらなかったといいます。 「よくわからんもの」を 「よくわからんから、考えよう」「あとで人に聞いてみよう」「調べてみよう」「いつかわかるかもしれないから憶えておこう」と脳内に置いておくのは思考にとってたいへんストレスなことであって、それをするには膨大な思考キャパ、キッチンでたとえるなら でかくて片付いた冷蔵庫と広大なまな板、パソコンでたとえるなら めちゃくちゃでかいハードディスクとメモリが必要です。 それこそがクロードの並外れた胆力です。 「まず自分を疑う」なんて簡単に言いますけどものすごいストレスですよ。 何も意識しない常人はその「よくわからんもの」の存在ストレスに耐えられず、「よくわからんもの」を自分の世界には 「なかったこと」にします。 「そういうもんなんだよ」「そんなの常識だろ」あるいは「そんなこと知らなくても生きていける」みたいにして。 もちろんこれも脳の偉大な処理能力のひとつです。 いま重要ではないあらゆることに思考をさいていたら絶対に生きていけません。 クロードだって目に映るマジですべてのものの何もかもを疑っているわけではありませんから。 しかし、その脳の省スペース化に唯々諾々と従い続けていると、思考というキッチンが一口コンロとまな板置けるか置けないかの 狭い一人暮らしのアパートみたいになり、 とても餃子とか作れなくなります。 人間の学習能力や知性が退化するということです。 人間の人間性たる「 学び」や「発見」は 「よくわからんもの」を冒険する中にしかないからです。 太陰の女神 「よくわからんもの」とクロードの親しさといえば、 大地への親しみも挙げられます。 いや大地の存在は明確ですが、ローレンツに 「なに地面がどうたら言ってるんだ?」とかイミフ顔をされているように、フォドラ人にとって大地とは女神の恵みがたえず降り注いで当然のただの足場であり、ものです。 「月」は 大地の実り、 食物の豊かな肥えも象徴します。 同時に 食べすぎや摂食障害も意味してしまうのですが。 でレオニーの好きなメニューの数が19個でトップだと述べましたが、クロードもそれに次ぐ18個の好きなメニューがあります。 将来メタボらないでくれ。 月は 満ち欠けし、それはウミガメの産卵だけではなく人間の出産にも影響し、農作物の世話のタイミングに響きます。 現代日本の、そしてフォドラの12か月の暦を太陽ベースで作られた「太陽暦」というのですが、 月ベースで作られた「太陰暦」が使われていた地域もかつては多くありました。 昔の日本を含め、農業をいとなむ人たちには太陰暦のほうが用いられたのです。 旧暦ってやつですね。 中国の旧正月とかの。 「月」の満ち欠けは、 一定せず、オンかオフかでなくグラデーションなものです。 ゆえに古来から男性の生理は太陽、女性の生理は月になぞらえられ、ヨーロッパでは月神は女神なことが多いです。 自然を人間の「もの」として管理するのではなく、思い通りにならない自然の力を畏怖するアジア的なクロードの価値観がそこにあります。 また、月はそのカタチから、またローマ神話の月の女神ディアナと同一視されたギリシャ神話の狩りと純潔の女神アルテミスのイメージから、 「弓矢」を意味します。 そして 「不安」「疑い」「暗く妖しく、命にかかわる危険な自然」を意味して輝く「月」の女神は男の常識を破壊する 「魔性の女(ファム・ファタル)」でもあり、クロードがファン界隈でしばしば「魔性の男」と呼ばれていることは象徴として正しいのです。 とびら開けて そんなわけで異質なクロードの価値観と疑いの知性は、フォドラの価値観に知らず知らず固定された他のキャラクターたちの常識を揺さぶり、ファム・ファタルよろしく限界打破を誘います。 クロードは他のキャラクターだけでなく、「卓上」のわれわれにも疑いをプレゼントしてくれるのです。 VSローレンツくん クロードにプレゼントされた疑いを、 いちばんよく噛んで食べてくれてるのがいわずとしれた ローレンツ=ヘルマン=グロスタールです。 よく噛んでゆっくりと食べるのが貴族らしい作法なのだ。 でも述べたようにローレンツはフォドラ貴族の模範であることを価値観の中心として生きています。 彼の追及する「理想の貴族」は 強く善なる憧れの的となるもの、秩序と平和と領民の幸福を叶えるものであり、そうなろうとすることには善しかありません。 何も「悪い」というところはない。 しかしローレンツの理想はキゾクキゾク仲間であるフェルディナント=フォン=エーギル!!と比べてさえかなり 硬い型にはまって狭いものであり、フェルディナントには「貴族と平民の垣根を払うということなのだよ」と言われ、クロードに「フォドラの内と外を隔ててる壁壊すぞ~」と言われてムムム…ってなります。 ローレンツは間違いなく「いいやつ」「正しいやつ」なのですが、一人では「それ以上」の何かにはなりません。 ローレンツにとってクロードは「月」アルカナの示す通りの 「伝統と栄光ある秩序をぶち壊しにする危険人物」だったでしょうし、クロードにとってもローレンツは最初は 「フォドラの内にこもって排他的な頑迷さの代表みたいな嫌な奴」だったでしょう(ヒルダに対しても最初は「貴族の見本みたいな怠惰な奴」と言っています)。 この「頑迷」はちなみに、ローレンツの「グロスタールの紋章」のアルカナである「隠者」の意味でもあります。 「最悪な出会い」系のラブコメみたいなもので、この二人は対立する価値観として常に近くで衝突し合うことによって自分の限界の輪郭を知り、少しずつ相手の価値観に信頼を置いていきます。 クロードにとってローレンツはフォドラの固い扉であり、ローレンツにとってクロードは 固く守る扉を開けて 混乱を呼び込む鍵なのです。 そしてこの扉と鍵には、 開かないまま近くでガチャガチャ試行錯誤する時間こそが最も重要でした。 手さぐりで、すぐに結果が出なくても進み続ける気長な勇気こそ必要であるときを、「月」のカードは表しています。 VSマリアンヌくん 「月」のアルカナの意味をとるには「悪魔」あたりからのストーリー性が大事だと最初のほうで述べました。 クロードのテーマ性はと密接につながっています。 おまえのどのへんがマリアンヌちゃんに似とるんじゃ、 根拠のないナンパをすなと思ってしまうようなこのシーンです。 似たようなこと(「俺は君の味方さ」)をシルヴァン野郎も言うのですが、これらはどちらもちゃんとアルカナの元型に象徴されるキャラクター性にもとづく意味があります。 根拠のないナンパではない。 シルヴァンについてはまた「死神」ゴーティエの紋章の記事のときに。 クロードは「内と外」を俯瞰して見られるところにいます。 「月」のカードの中には 人間の作った既存の城壁が見えているのに、 道はその先にもずっと続いていて、クロードはその丘の先を目指しています。 つまり「篭の外」にいるのです。 最初からこの鳥籠の外にいる魂はありません。 何も知らない子供は自由な気持ちをもっているかもしれませんが、それは 自分を守っているルールがあると知らないだけです。 クロードもパルミラというルールの中で育ち、そのルールの理不尽に嫌気がさして、檻がきつくなって、檻を壊して逃げ出したのです。 これがタロットに描かれる「限界打破」のクライマックス部分、起承転結の「転」みたいな部分であり、もっともドラマティックな流れです。 「悪魔」マリアンヌはクロードの「月」にいたる 大胆な変身の始まるところにいるということです。 クロードがふらふらとはじめて飛び始めた蝶ならば、マリアンヌは閉じたさなぎです。 マリアンヌの閉じている力、現状への鬱々とした悲しみはきっとクロードにもあった段階なのです。 「月」のカードに描かれた「水辺」や「動物」も、「悪魔」のカードに描かれた獣の耳やしっぽが生えている人間と同じように、「獣性」、すなわち人間の中にもある 無意識の領域や自然の一部である 本能をあらわし、その 本能の水の檻の中に引き戻されそうになりながらもバランスをとっていくのが「月」アルカナです。 マリアンヌの鬱屈がさなぎの中で変身し殻をやぶって危険な外へ飛び出すパワーになる( 囚われた屈辱は反撃の嚆矢だ!)か、それともさなぎのまま死んでしまう結末に終わるのか。 五年後の約束をもたなかったマリアンヌはあるいはずっと前を向くことなく、後者になってしまったのかもしれません。 クロードは願わくばマリアンヌという仲間の蝶が力強く羽化してくれるよう、そっと励まします。 卵の殻を破らねば、この美しい小鳥も生まれずに死んでいくのです。 (少女革命ウテナ) たとえ世界の果てを越えた先が、あてのない荒野であっても。 どれほどの危険があろうとも。 パンドラの蓋を壊せ 現代日本に住んでいるわれわれの価値観からすると、同盟ルートってエーデルガルトもヒューベルトもディミトリも死にはしますがエンディング的には 平和で自由なトゥルーエンドだ!という感じがしないでもないですよね。 しかし、このエンドが4つの物語の中で他の三つから決して抜きんでていない対等な扱いであることからもわかるように、もちろんこのエンディングも「級長の人死に以外無欠なもの」とかではありません。 それが『風花雪月』のすばらしい目のつけどころだとおもいます。 王国ルートは古きよきファイアーエムブレム的な騎士の国が、帝国ルートはその逆に従来のファイアーエムブレム的な侵略帝国が勝者となり、その後のフォドラのありかたを規定していきます。 教会ルートは政教分離の歴史が長く宗教と生活の結びつきに無頓着な日本人には「ええっ、教会が統一王国を治めちゃうの? それはちょっと…」という感覚になりやすいとおもいますが、王国ルートにも帝国ルートにもそれぞれの 「それはちょっと…」があります。 そこで、対等な位置にある同盟ルートの、 クロードのどこが「それはちょっと…」であるのか考えさせることには現代日本社会の価値観に対する「月」のカードの 疑いの矢があります。 エーデルガルトも破壊者ですが、それは彼女やフォドラの歴史の現在過去未来すべての傷つけられてきた者たちの痛みを無反省に繰り返さないための破壊です。 彼女は宮城の決戦でのクロードとの戦闘時に、 貴方の理想は…… 私のものと近しい気がしないでもないわ。 でも、 この大地の痛みを知らない 貴方には……フォドラは任せられない! と言います。 クロードは痛くてしかたがないからとか、あるいは今とこれから死ぬより痛い思いをする人を減らすためにだとか、そういう理由でフォドラを解放しようとしているのではありません。 そういった意味で深刻さはぜんぜんうすい。 深刻な理由でなくとも正しいことなら行うことに何の問題もないのですが、 はたしてクロードが「フタをこじ開け」て「自由」になろうとしていることは「正しいこと」なのでしょうか? ここに、現代日本人が直面する 複雑な問題があります。 自由経済、資本主義、民主主義、身分制のない平等な社会、身体や思想宗教の自由などが人権として保障されているよ、というタテマエが常識となっている現代日本社会では、 「扉が開くこと」「自由になること」「交流や経済流通」「変化の風」「グローバル化」などは特に考えることもなく「善いもの」だと思われています。 事実、それらは善いものでもあり、戦後日本はその目標に沿ってすばらしい国を作ってきましたし、ジェンダーの平等などまだ叶えられていない自由平等はこれからもたえず目指されていくべきです。 しかし、 中世ヨーロッパ社会において 「新しいもの」「変わったこと」というのは悪魔のしわざだったのです。 なぜフォドラが今までレアの管理と庇護のもと、内にこもって同じような社会体制をくり返してきたのかといえば、その第一の理由はレアの傲慢や特権維持のためなどではなく 単に危ないからです。 三国が協力してクロードの言う「蓋」の代表である「フォドラの首飾り」を作ったのもレアがガルグ=マクに士官学校を併設したのもフォドラをパルミラなどなどの侵略から守るためであり、レアとセイロス聖教会はフォドラの母として子らをいさめ守ってきたのです。 これはレアのセイロスの紋章の「女教皇」アルカナの表す慈愛です。 そういう努力に対してクロードが同盟エンドで それは喉元を越えてパルミラへ、 遠く大海を越えてダグザへ、 やがて到達することを希って… とかやったことは、グローバル化といえば聞こえはいいですが、 経済や文化の衝突、ときに武力をともなった 争いの火種をそこらじゅうに増やすことでもあるのです。 事実、この「グローバル化」「自由経済」は現代日本においても、環太平洋経済連携協定(いわゆるTPP)の関税撤廃によって国内の生産者が苦境におちいるという問題を招いていたりします。 要するに 外国の安い木材が大量に入ってくることによって国産の業者が死ぬとかってことですね。 それは 「全面的に悪いこと」ではありませんが「歓迎できること」でもないのです。 移民の問題など、「開かれた可能性」の 不都合な側面に皆気付きはじめています。 しかもクロードは帝国に対して有利を取っていく切り札として パルミラの軍勢を援軍として呼んでいます。 あれはかなりカッコいいシーンだったのですが、事情をよく知らない常識的フォドラ人からしたらあれも 狂気の沙汰です。 リーガンの若当主がパルミラにフォドラを荒らす口実を与えたってのか!? 普通こういうのは 外患誘致(外国と通謀して国に対し武力を行使させること)っていって、 日本だとストレートに死刑です。 実際はそんなことなくパルミラ軍はすぐ帰ってくれたのですが、あんな危ないことふつうしないからね!? そのくらいヤバいんですよクロードの「月」は。 江戸幕府が開国し、不利な状態から世界にケンカを売っていかなければならなかった歴史をみても、 閉じたままで回っていたものをわざわざ開くというのは たいへんなリスクをともなうおこないで、なんだったら開けた方がヤバいことが無限に飛び出してくるのです。 まるでパンドラの箱のように。 パンドラの箱からはあらゆる厄災が、数えきれないほど放たれます。 それから先、人は あらゆることを不安に思い、恐れながら生きていく痛みを背負わされます。 いつ終わるとも知れない、というか ずっと続く不安な道が「月」です。 檻を壊し、自分自身の道を勝手に歩いていく限りは無限の危険と付き合っていかなければならないと覚悟することが。 開けたらいいってものじゃない。 ただ鎖を壊せばいいってものじゃない。 しかしパンドラの箱の底には、「希望」が入っています。 たぶんそこにしかないものが。 夜明けの丘を越えて 「月」のカードに描かれた 「終わりのみえぬ道」は、どこまでも地平へのびています。 夜通し歩き続け、やがて月光のふりそそいだ大地には、しずかに夜明けがやってきます。 「大地の夜明け」です…… フォドラの夜明けぜよ! 『風花雪月』において「夜明け」とはすなわち先生の存在のことであり、先生の支援Sエンディングスチルは基本的に夜明けの空の微妙な色をバックにしています。 「月」の下を歩き続ける旅人は夜明けを待ち、夜明けに向かって歩き続けています。 クロードという異分子、先生という特異点が同時期にフォドラの表舞台に出てきたのは運命の符合であり、フォドラはどう変わるにせよ新しい朝を迎える長い夜の終わりのときに来ていたのです。 夜の終わり、丘の向こうの夜明けの曙光を見たいと思っていたのは、きっと自覚的に月の下を歩むクロードだけではありませんでした。 本当はフォドラの皆が、レアのあたたかな母の腕から起き上がるべきときを迎えていたのです。 危険なこと、不安なことがどれだけあっても、明日を見てみたいと思えるほど強く大きくなったのです。 だって、友達がいて、同じように不安に思い悩む隣人たちもいるのですから。 俺たちは弱き者だ。 だからこそ壁を乗り越え、手を取って、心で触れ合う。 生きるために! 同盟ルートと同様に、政治交渉や通商や文化交流、痛みを誰かに丸投げせず分かち合うことで「夜明け」を見ようとするテーマをもった『まおゆう魔王勇者』のセリフを置いて、いったんこの記事を終わりたいとおもいます。 私は人間です! もう私は、その宝物を捨てたりしない。
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