しかし、3人が到着した時には既に、先遣隊は壊滅寸前!蜘蛛の糸で操られ味方同士で切り合いをさせられ、「柱」でないと手に負えないほどの大惨事となっていたのでした。 蜘蛛の鬼たちは「家族」と称されていますが本当の家族ではありません。 十二鬼月・累から力をあたえられ、「家族」の役割を割り振った寄せ集めただけの「家族ごっこ」。 鬼になった際に両親を殺してしまった累は、母と父が恋しいあまり「家族」を作り那多蜘蛛山を牛耳っていたのでした。 那多蜘蛛山編は、 炭治郎・善逸・伊之助の3人が初めて共に任務に当たった回でもあります。 「癸(みずのと)」にして「柱」級の鬼に挑んだ3人は、それぞれ力を覚醒させるのです。 三者三様の戦いっぷりにも注目しましょう! 那田蜘蛛山編ストーリー1:ヘタレ過ぎて逆にすごい?!善逸って誰? 我妻善逸(あがつまぜんいつ)は鬼殺隊の最終選抜を生き残った5人のうちの1人。 20人のうち5人しか生き残ることができなかった厳しい選抜…善逸は紛れもない精鋭なのです!しかし、当の本人は「選抜で死んだほうがマシだった」と思っている節があり…。 せっかく生き残ったのに「ここで生き残っても結局死ぬ」「次の仕事で死ぬ」と口癖のように 死ぬ死ぬと常にネガティブ発言。 これにとどまらず、声をかけてくれた女性に「いつ死ぬかわからないから結婚して!! 」と泣き落としの求婚…。 しかも「声をかけてくれたからこの娘はボクのことが好き!」というトンデモ理論で積極的に迫ります。 さすが16歳にして女に騙されて借金をする男! しかも善逸に迫られて困っている女性を炭治郎が助けると「炭治郎のせいで結婚できなかった!俺が結婚できるまでお前が俺を守れよな!」と 正々堂々としたヘタレっぷり…。 そしてなんと 祖父は鬼殺剣士の育手だったのです。 毎日の地獄のような鍛錬、そして危険な選抜試験…。 これに生き残ってしまうものだから、終わることのない恐怖の日々! しかし、 祖父は善逸に剣士としての素質を見出していました。 常人離れした聴力を持つ善逸は、 恐怖が極限を迎え失神し、解放された時こそ本来の力を発揮するのです!意識を失った状態でも敵の位置がわかるのは並外れた聴力のおかげ。 本来のスピードを発揮し繰り出される技はまるで別人です!「ずっと寝てたほうがいいんじゃないか」とも言われる善逸ですが、怯えながらも自分より人を守ろうとする場面も。 その屋敷は、 元・十二鬼月である響凱の住まう屋敷…鼓の音とともに間取りが変わる不思議な屋敷でした。 その屋敷の中では、 「稀血」の少年をめぐって鬼同士で殺し合うという異様な状況。 「稀血」とは珍しい血の持ち主のこと。 「稀血」の人間1人を食べるだけで、50人~100人の人を食べたほどの栄養を得ることができるといわれているのです。 響凱は稀血を食べることで力をつけ、鬼舞辻無惨に認められ十二鬼月に戻りたいともくろんでいたのでした。 高速回転と鋭い爪に夜攻撃に炭治郎は苦戦を強いられます。 しかも前の戦いの傷も言えていない…そんな中、敵の攻撃を見切り急成長を遂げた炭治郎は「水の呼吸・水流飛沫・乱」で攻撃をかわし、響凱の首を落とすのでした。 文字書きとして生きていた頃も認められず、鬼となっても切り捨てられてしまった響凱…炭治郎の 「君の血気術はすごかった」という言葉を得て、心穏やかに消えていくのでした。 研究のためには禰豆子の血液と、より多くの鬼の血が必要なのだとか。 人間を鬼にする能力のある鬼舞辻無惨の血が鬼となった人間を元に戻す手掛かりになる…つまり、 鬼舞辻無惨の血を濃く引く、強い鬼の血が必要なのです。 その中でも十二鬼月は、目に数字が刻まれた鬼舞辻無惨の直属でその強さは別格。 炭治郎は禰豆子を人間に戻すため、危険で厳しい戦いに身を投じることになるのでした。 一時でも十二鬼月であった響凱は、鬼舞辻無惨の血を濃く受け継いでいるはず。 まず1つ、禰豆子が人間に戻るための材料を得るのでした。 関連記事をご紹介! 那田蜘蛛山編ストーリー4:新たな仲間!猪突猛進の伊之助 嘴平伊之助(はしびらいのすけ)は、響凱の屋敷で出会ったイノシシの毛皮を頭からかぶった15歳の青年。 「猪突猛進!」が口癖で、生き方も戦い方も真っすぐ直進!細かいことは考えずガンガン進んで行くといった性質のあるキャラクターです。 読み書きはできないそうで、典型的な肉体派といえるでしょう。 伊之助は最終選抜で生き残った5人のうちの一人。 育手のいない伊之助は、鬼殺隊の隊員と力比べをして刀を奪い、特別枠として最終選抜に参加、そして鬼殺隊入りした異例の人物。 戦い方も野性的で、まるで四本足の獣のような戦闘スタイル! 伊之助は山育ちのため触覚が非常に優れており、呼吸法も我流! 「獣の呼吸」の「漆ノ型 空間識覚」は優れた触覚を生かし、 広範囲にわたって索敵を行うこともできます。 さらに、異常なまでに柔らかい関節で、予想もできない縦横無尽な体術…何から何までイレギュラーなのです。 ライバルは炭治郎! 性格は負けず嫌いで、 なぜか炭治郎をライバル視しことあるごとにちょっかいをかけます。 おかずを取ったり頭突きをしたり…逆に仲良しにも見えますね。 そんなガサツで粗暴な伊之助ですが、 イノシシの毛皮を脱ぐとまるで女の子のように可愛い素顔…。 そんな伊之助、心根はまっすぐで勇敢な人物。 恐れを知らないその性格は、仲間をも勇気づけていることでしょう! 関連記事をご紹介! 那田蜘蛛山編ストーリー5:ついに出発!那田蜘蛛山へ 鬼滅の那田蜘蛛山編で善逸覚醒からのわんちゃん死ぬんじゃないなって思ったとこ — りん 漫画プレゼント中 rin7589 怪我が癒えたころ、3人に下った指令…それは 「那多蜘蛛山へ一刻も早く向かえ」というものでした。 そして那多蜘蛛山の麓につくやいなや、 重傷を負った鬼殺隊員が助けを求めている…恐ろしいことが起こっていることを示唆しています。 しかも、その隊員は まるで糸で惹かれるかのように森へと吸い込まれてしまいます。 明らかに罠…それでも、 炭治郎と伊之助は仲間を助けるために指令通り那多蜘蛛山へと入っていくのでした。 ここでも 善逸はヘタレ全開で入山拒否。 置いてけぼりを繰ってしまいます。 そしてビビったのは自分なのに「普通仲間を置いてく?なんで説得しない?」といじける始末。 しかし、炭治郎が禰豆子を背負ったまま行ってしまったことに気が付いたことで善逸の態度は一変! 「危ないトコ連れてくな女の子を!! 」 と全力で追いかけ始めます。 こうして、3人みんなで那多蜘蛛山へと入山するのでした。 — 人間ノクズ humannokuzu 入山して炭治郎と伊之助が目の当たりにしたのは、 鬼殺隊員同士で切り合う惨状…糸で操られた隊員たちは、 糸により操られ意に反して戦わされていたのです。 それは骨が折れようと重傷を負おうと関係なしに続けられ…激しい痛みを伴うむごいものでした。 そして傀儡となるのは生きている人間だけではありません。 死体を強力な傀儡として操り、まるで無敵のゾンビのような兵士として操っていたのです!現れた首のない傀儡に伊之助は大慌て! 「 急所がねェぞ!ないものは切れねぇ!! 」 炭治郎は冷静に首から脇にかけて斬り下ろす「袈裟斬り」にすればいいと提案。 2人は初めて協力して敵を倒すのでした。 首のない傀儡を斬ったのは伊之助でした。 しかし、戦いの流れを見て行動した炭治郎にライバル意識発現! 「お前にできることは俺にもできるわボケェエエ!! 」 叫ぶや否や、 炭治郎を上空高く投げ上げます。 その先に居たのは、傀儡を操っている「母」役の鬼なのでした。 那田蜘蛛山編ストーリー7:苦痛のない死…「千天の慈雨」 鬼滅の刃の那田蜘蛛山編を読んで、母蜘蛛の帯が累のお母さんの着物の柄と一緒になっているのに気づいて、累は本当に親が恋しかったんだ。 — 布団人 BRujgqPHzql2IA3 伊之助のお膳立てにより、傀儡を操る本体の鬼へと迫る炭治郎。 師を思い鬼は恐怖しますが、それは一瞬のことでした。 「死ねば解放される。 楽になれる」 「父」役の鬼に怯え痛めつけれらる日々からの解放を望んで、「母」役の鬼は 自ら炭治郎に首を差し出すのでした。 それを受けて炭治郎が選んだ剣技は 「水の呼吸 伍ノ型 干天の慈雨」。 これは切られても 苦痛をほとんど感じないという慈悲の剣撃。 これは他の流派にはない唯一の技です。 消えゆく中、人間だったころ優しくしてくれた人物のことを思いだす「母」役の鬼…。 穏やかに消えゆく中、炭治郎に 那多蜘蛛山に十二鬼月がいることを伝え消滅するのでした。 さらに進んだところには、人間が蜘蛛に変化させられている蜘蛛の巣が!! そして畳みかけるように、 巣の主である巨大な人面蜘蛛が姿を現したのでした。 「俺お前みたいな奴とは口利かないからな!! 」 善逸はそう叫んで逃げ出そうとしますが、既に 人面蜘蛛になる毒を打ち込まれていることを知ります。 善逸の恐怖ボルテージはみるみる上がり、奇声を上げながら木の上に上り愚痴りまくる善逸…。 そして蜘蛛化が進んでいることの一環なのでしょう… 髪の毛がごっそりと抜け落ちてしまいます。 それを見た瞬間、 善逸の恐怖心は最高潮に達し失神してしまうのでした。 まるで別人!善逸は意識を失ってからが本番 いよいよ目前!! 気弱でも一撃必殺!我妻善逸をお届け!! しかし、その 1つの技は極限までに研ぎ澄まされた何よりも強靭な刃! 本来「雷の呼吸」には6つの技があります。 しかし、1つしか習得できなかった全いつに、祖父はその技を極めるように教えを授けたのです。 そして、善逸がこの鬼を倒すために編み出したのは 「壱ノ型 霹靂一閃 六連」!これは「霹靂一閃」を6連続するという独自の剣撃。 これで鬼を倒した善逸は、満身創痍でした。 しかし、楽なほうに転んだら…「死んでしまったらじいちゃんと炭治郎達に怒られてしまう」と思い直します。 そして 少しでも毒を遅らせるよう「呼吸」を使いながら助けを待つのでした。 那田蜘蛛山編ストーリー9:ラスボス登場?!蜘蛛家族の父登場で大ピンチ! 鬼滅の刃の重大発表はやはりアニメ化でしたか 嬉しくもあり早ぇーよって気もあり 那田蜘蛛山編くらいまでは行くのかなぁ — ボッツ石松㌠ BotsISMT 上空から出現した 「父」役の鬼…その身体は非常に硬く、日輪刀の刃が通らない!これに加えて圧倒的怪力…炭治郎は吹き飛ばされて 伊之助は1人で父蜘蛛と戦うことに。 刃の通らない敵とどうやって戦うのか…頭を悩ませていると「炭治郎が戻ってくるまで待とう」という考えが頭をよぎります。 ライバル視している炭治郎に助けを求めるなんて…伊之助はそんな自分が許せません! 「考える俺なんて俺じゃねぇぇえぇ!」 お決まりの猪突猛進とばかりに敵に突進し、 2つの刀を使うことで固い体を切断することに成功!しかし、ピンチを悟った父蜘蛛は一時撤退、 脱皮をしてパワーアップして戻ってくるのです。 刀を折られ、腕力も圧倒的…頸椎を握りつぶされる寸前、 助けに現れたのは水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)! 伊之助が苦戦した父蜘蛛を一瞬にして殲滅…その実力に伊之助はワクワクが止まらないのでした。 関連記事をご紹介! 那田蜘蛛山編ストーリー10:人を殺めた罪は消えない…胡蝶しのぶはドSっ娘?! OP映像見る限りでは最低でも那田蜘蛛山編まで行くはず。 つまり胡蝶しのぶさんが出る。 それだけで満足。 — ゆっせ 1005Daggar 「姉」役の蜘蛛は我が身可愛さに累のいいなりとなり、何人もの人間を殺してきました。 禰豆子を気に入った累に「姉」として地位を挽回させるため、逃げた鬼殺隊員を始末している彼女が出くわしたのが 蟲柱・胡蝶しのぶ。 優しい笑顔とは裏腹の殺気に恐れをなした姉蜘蛛は、 「累に逆らうと体に巻き付けられて糸で殺されてしまう、仕方なかった」と命乞いをします。 それを受けて胡蝶は、助ける代わりに何人の人間を殺したのかを白状するように言います。 その理由は、 人を殺した人数分鬼を拷問するため。 その拷問を終えた時、罪も許されるのだと…。 「お嬢さんは鬼ですから死んだりしませんし、後遺症も残りません!」 笑顔である胡蝶が逆に恐ろしい…。 それを聞いて逆上した鬼を 胡蝶は「毒」で鬼を仕留めるのでした。 「柱で唯一首が切れない」というよりは「毒を使って鬼を殺せる」と言うほうが適切だと感じるほどの鮮やかさ…。 薬学に精通する胡蝶ならではですね。 そしてこの 累こそ十二鬼月!恐怖心で服従させることを「絆」と呼び「家族」を作っていました。 そして、累は身を挺して炭治郎を守った禰豆子に絆を感じ、自分の家族に加えようと考えてのです。 累の作り出す糸は非常に硬く、日輪刀は折られ禰豆子も捕えられてしまいます。 強大な力の前に 炭治郎が死を意識した瞬間、蘇ったのは 父に教わった「ヒノカミ神楽」。 炭治郎はせめて累と相打ちになり、禰豆子だけでも助けようと立ち向かうのでした。 「今の禰豆子ならできる…お兄ちゃんまでしんでしまうわよ」その言葉で目を覚ました禰豆子は、鬼としての力を覚醒させます。 その名も 「血鬼術 爆血(けっきじゅつ ばっけつ)」! 禰豆子の血が沁み込んだ糸は燃え上がり、瞬く間にすべての糸を焼き切っります。 そして、炭治郎の 日輪刀には偶然にも、禰豆子の血が付着していました。 それが爆ぜることで斬撃の威力が倍増。 炭治郎は累の首を切り落とすことに成功するのでした。 しかし、首を落としても累は消滅せず… 力を使い果たした炭治郎は再び窮地に。 寸でのところで駆け付けた 冨岡に助けられ、厳しい戦いに幕を閉じるのでした。 それを裏切りと感じ、累は自らの手で両親を殺してしまいます。 それが自分に向けた愛だったと気が付いたのは両親を殺した後。 その後、 累は鬼となっても累は父と母を求めていました。 首を落とされた後、禰豆子をかばうようにしている 炭治郎の方に引き寄せられる累の体…まるで「絆」のぬくもりを求めているようでした。 その身体に炭治郎が触れた時、累は 陽の光を浴びたような温かさを感じます。 鬼も元々人だった…その思いを抱えながら戦う炭治郎は他の鬼殺隊員としては異質な存在なのでしょう。 ボロボロになりながらも、人だけでなく鬼の心も救う炭治郎の戦いには目頭と胸が熱くなります。 【鬼滅の刃】 「機能回復編」では禰豆子の存在が明るみに。 ハラハラの展開、お見逃しなく! 関連記事をご紹介!.
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「ゆうぐも」 基本情報 艦種 運用者 建造期間 1964年 - 1977年 就役期間 1966年 - 2005年 前級 準同型艦 (計画中止) 次級 (DD) 要目 を参照 やまぐも型護衛艦(やまぐもがたごえいかん、: Yamagumo-class destroyer)は、のの艦級。 搭載のとして、まずに基づき度計画より3隻が建造されたのち、派生型のを挟んで、・でさらに3隻が追加建造された。 2次防で建造された3隻(37〜39DDK)を前期型、3・4次防で建造された3隻(44〜49DDK)を後期型としており、後期型については あおくも型と称する場合もある。 の建造単価は38. 7億円(度)であった。 来歴 [ ] 海上自衛隊では(1次防)前後、予算や装備導入上の制約のなかで兵力を整備するため、艦隊のワークホースとして、砲熕兵器を減じて対潜戦偏重としてと、対潜兵器を若干減じて砲熕兵器を強化したによるハイ・ロー・ミックス構成を採択した。 その後、(2次防)においては、海洋国家としての日本にふさわしい海上防衛力の方向と骨格の形成を目標とすることになった。 当時のは主力の2個群と旧式艦による1個群の計3個護衛隊群しか有しておらず、特に第3護衛隊群には、まだ、艦隊駆逐艦からは性能的に大きく劣る戦時急造護衛艦であるが残っているなど 、兵力整備は依然途上の状況であり、限られた予算の枠内でも新造護衛艦の数の確保が求められていた。 このことから、2次防においても、高性能のDDAと、数を確保するためのDDKによるハイ・ロー・ミックス構成が踏襲されることとなった。 これによって建造されたDDAがであり、そしてDDKとして建造されたのが本型である。 派米調査等の関係でたかつき型の計画年度が1年遅れたことから、本型のが2次防護衛艦の先頭を切ることとなった。 まず度計画から度計画で各年1隻ずつ、計3隻が建造された。 度計画以降の建造艦3隻は、主兵装をからに転換するよう改設計されたとされたが、に米海軍がDASHの運用を中止したことと実用性等を鑑みて、同年度および度計画については、再びアスロックを主兵装とするよう回帰して建造されることとなった。 また、中の度計画艦については、主機を採用するなどした発展型のとして予定されていたが、の影響で計画は縮小され、最終的に本型の設計に基づいて建造されることとなった。 設計 [ ] 本型の設計は、多くの点でに基づいている。 基本計画番号はE104。 船体 [ ] 船型としては、2層の全通甲板を備えた遮浪甲板型を踏襲している。 船体中央部3区画は機関室に占有されており、その給排気路は前後2本に分けて配置された。 艦橋構造物は2層(前部のみ2. 5層)で、やはりいすず型以来の両舷ウィング付き閉鎖式艦橋とされた。 その後方に連続して、左舷軸機からの第1煙突が設置されている。 その後方は、中部甲板を挟んで、第2煙突と一体化した後部上部構造物(第2方位盤(Mk. 63)、アスロック予備弾庫など)が配置されている。 ただしこの方式は、艦橋構造物とその周囲の各種電子機器に対してディーゼル主機の振動の悪影響が大きく、後期型では1メートル離されて別の構造物とされた。 搭載艇はDDの標準で、と各1隻である。 なお後期型においては、たかつき型後期型やみねぐも型に準じて、艦首外舷に凌波性向上のためのナックル・ライン、艦尾にオーバーハングを付し、艦橋上部に防空指揮所を設け、後部マストがラティス構造とされるなど各部に改正が施され、船体寸法も若干大型化している。 また前期型でも、IVDSを後日装備した艦では、艦尾にオーバーハングを付す改修がなされている。 機関 [ ] という主機方式は、と同様であるが、本型では高出力中速6基による構成が採用されている。 当時、世界最速・最大出力のディーゼル推進水上戦闘艦として注目された。 これによって、小型の艦型と少ない燃料搭載量のわりに長い航続距離を確保できたものの、主機出力は3万馬力にも達せず、最大速力は、海自が目標としてきた32ノットはおろか、31DDAの30ノットよりも更に遅い27ノットで妥協せざるを得なかった。 搭載機関には三菱方式と三井方式がある。 これに対し、三井方式は「おおい」の搭載機(1228V3BU-38V; 出力4,250馬力)を4基と、これを化して5,600馬力に出力増加した1628V3BU-38Vを2基使用する。 機関配置はシフト配置を採用しているが、配置方法はきたかみ型とは異なり、タービン艦と同様に左舷軸用が前に、右舷軸用が後側に配されている。 前・中・後部の3つの機械室を有し、前機室の2機と中機室の左舷機で左舷軸を、同様に中機室の右舷機と後機室の2機で右舷軸を駆動する。 このような機関構成であるため、戦闘速力を使う場合は主機の使用台数を増やす準備のための時間が必要とされていた。 また、第1戦速以上を使用すると振動と騒音が大きく、熟睡している乗員の目が覚めるほどだったといわれる。 この振動と騒音は電子機器の保守管理上悪影響であり、また特にソナーの受波器入口雑音レベルの高さから探知距離への制約ともなったことは、対潜護衛艦としての本型にとっては大きな問題であった。 電源としては、いずれもディーゼルが用いられており、前期型では出力400kWの主発電機が2基、200kWの非常発電機が1基が搭載され、後期型では主発電機の出力が500kWに増強された。 装備 [ ] 本型の装備は、およびきたかみ型(36DE)のそれをベースとしているが、多くの点で刷新されたものとなっており、国際水準に追いついた武器等を装備した海自初の護衛艦と評されている。 センサー [ ] 艦の・中枢となる(CIC)は、前部上部構造物内、艦橋後方に隣接して設けられており、戦術中枢と操艦中枢が隣接したことで、運用性は大きく向上した。 また後期型では、艦橋上部に防空指揮所を設けている。 としては、対空捜索用として国産のを初搭載している。 これはアメリカ製のをモデルとして国内開発されたもので、を配置した特徴的なアンテナを使用していた。 またでも、前期型ではアメリカ製のが初搭載され、これを艦首底に配置して護衛艦初のバウ・ソナー艦となった。 バウ・ドームは、米海軍に倣ってトラス構造の縦横骨組みを持つ薄板構造であり、錨鎖の接触に耐える強度と音波の透過損失の低減を図るため、薄い板とされた。 また後期型では同等の性能を備えた国産機であるに更新された。 なお、後期型「あきぐも」「ゆうぐも」は就役時から、前期型「やまぐも」「まきぐも」は後日装備として(IVDS)を搭載しているが、運用性が低い割に、吊り下げ式で位置が安定しないため情報精度が低く、運用実績は艦隊を満足させるものではなかった。 としては、前期型ではあやなみ型より装備化されたものの改良型である、後期型では性能向上型のNOLR-5が搭載されている。 また後期型では、装備位置が2倍以上高くされたこともあり、探知性能は向上した。 なお「あおくも」では、度に、NOLR-6Bに後日換装されている。 武器システム [ ] としては、あやなみ型以来のが踏襲されているが、前期型では従来通りの57式であったのに対し、後期型では制式化版の68式とされた。 また主としては、アメリカ製最新式のを初搭載した。 これはXバンドのMk. 35レーダーを備え、自動追尾・盲目射撃が可能な高性能の機種であり、で一度装備を要求したものの、アメリカ側に認められずに断念されたという経緯がある。 なお後部の副GFCSは、あやなみ型と同じとされているが、国産のが付加されている。 ただし、アスロックによる対潜攻撃中は、Mk. 56はこちらの管制(ロケットの追尾など)に用いられ、対空射撃は手動のMk. 63のみとなり、経空脅威対処能力の低下が課題とされた。 後期型では、主・副GFCSともに、自動追尾・盲目射撃可能な国産のとして統一されたことで、この課題が解決された。 対潜兵器としては、きたかみ型で導入されたスウェーデン製のをした71式ボフォース・ロケット・ランチャー、およびの後期建造艇(36PC)で導入されたが搭載されたのに加えて、より長射程のとその8連装発射機を護衛艦として初搭載している。 その発射機は中部甲板、予備弾庫は後部上部構造物に設置されており、艦首尾方向で相当の射界の制約があることが指摘されていたが、当時、攻撃の際には複数艦で敵潜を包囲し、各艦がソナー探知を維持しつつ円運動しながら攻撃するという「サーキュラー・アタック」と呼ばれる手法が採用されていたことから、用兵者の強い不満には至らなかった。 またこれらを管制する(SFCS)としては、前期型では、アスロック用にはアメリカ製のMk. 114、ボフォース用には国産のが搭載されていたが、後期型ではによって統合された。 諸元表 [ ] 前期型 37〜39DDK 後期型 44〜49DDK 建造期間 1964年 - 1967年 1970年 - 1978年 就役期間 1966年 - 1998年 1972年 - 2005年 基準 2,050 2,150 トン 満載 2,750 トン 2,850 トン 全長 114m 115m 全幅 11. 8m 深さ 7. 第22護衛隊所属艦として1995年のに災害出動する。 『』 第9巻に収録の「軍事同盟I」にて日本との友好条約締結の為、海江田が要求した上陸用の護衛艦として、所属艦として架空DD「DD-119やまぐも」が登場。 さらに同巻収録の「海から来た男」にて、「」に帰艦 国? する海江田の送迎として「DD-113やまぐも」が登場する。 脚注 [ ] 注釈 [ ]• 90-97. 98-101. , pp. 44-51. , pp. 66-73. , pp. 144-145. 80-85. 参考文献 [ ]• 阿部, 安雄「海上自衛隊護衛艦整備の歩み 海上自衛隊護衛艦史1953-2000 」『』第571号、、2000年7月、。 阿部, 安雄「護衛艦の技術的特徴 - 2. 推進システム」『世界の艦船』第742号、海人社、2011年6月、 106-111頁、。 勝山, 拓「日米対潜特別訓練の思い出」『世界の艦船』第671号、海人社、2007年3月、 108-111頁、。 「国産護衛艦建造の歩み」『世界の艦船』第827号、海人社、2015年12月、。 坂田, 秀雄「海上自衛隊FCSの歩み」『世界の艦船』第493号、海人社、1995年3月、 70-75頁。 多田, 智彦「3. 兵装 自衛艦の技術的特徴 」『世界の艦船』第630号、海人社、2004年8月、 246-253頁、。 平間, 洋一「海上自衛隊55年の歩み 特集・海上自衛隊 」『世界の艦船』第684号、海人社、2008年1月、 148-155頁、。 吉原, 栄一「船体 海上自衛隊護衛艦史1953-2000 -- 海上自衛隊護衛艦の技術的特徴 」『世界の艦船』第571号、海人社、2000年7月、 176-181頁、。 艦艇武器装備技術史「資料6 水中攻撃指揮装置(SFCS)の歴史」『第4巻 水雷』〈海上自衛隊 苦心の足跡〉、2013年、389-390頁。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 同時期の諸外国海軍の護衛駆逐艦・フリゲート•
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やまぐも 基本情報 建造所 玉野造船所 運用者 Sky Line 艦歴 発注 起工 進水 就役 練習艦に種別変更 退役 その後 とともににて解体処分 要目 基準 2,050 満載 2,750 トン 114 最大幅 11. 8m 深さ 7. 9m 3. の1番艦。 艦名は「山に立ちこめた雲」に由来し、日本の艦艇としては旧海軍6番艦「」に続き2代目。 艦歴 [編集 ] 「やまぐも」は、に基づく昭和37度計画2,000トン型警備艦2201号艦として、玉野造船所で1964年3月23日に起工され、1965年2月27日に進水、1966年1月29日に就役し、に直轄艦として編入されに配備された。 、第2護衛隊群隷下に第21護衛隊が新編され、同日付で就役した「」とともに編入された。 、、とに3回参加している。 、第21護衛隊が隷下に編成替え。 、第21護衛隊が隷下に編成替え。 、に種別変更され、艦籍番号がTV-3506に変更。 第1練習隊に編入され、定係港がに転籍。 なお、練習艦への改造工事は同年6月28日から10月24日の間で行われ、アスロック弾庫を実習員講堂(36名収容)に、士官寝室の一部が女性自衛官用(14名)に改造された。 1995年8月1日、除籍。 歴代艦長 [編集 ] 歴代艦長(特記ない限り) 代 氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考 是本信義 3期 艦長 加藤保 1989. 8 - 1990. 3 防大17期 参考文献 [編集 ]• 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)• 『 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)• 『世界の艦船 第750集』海人社、2011年11月号 ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。
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