北海道・東北• 東海・甲信越• 近畿・北陸• 中国・四国• 九州・沖縄• 米疾病対策センター(CDC、本部ジョージア州アトランタ)で世界保健担当上級顧問だったジョーダン・タッペロ氏が2017年に記した言葉だ。 感染症対策の世界で「世界最強」の機関とされるCDCは、「国境に到達する前に疾病と闘う」ことを21世紀の使命の一つに掲げる。 全米と世界各地に医師や研究者など1万4千人以上の職員を抱え、「米国の安全保障のため、世界中の新たな病原体や疾病に立ち向かう」としている。 専門家軽視の行動 タッペロ氏の言葉からわずか3年後、新型コロナウイルスが世界中へ広がり、米国も直撃を受けている。 トランプ米大統領が3月13日に国家非常事態宣言を発してからの1カ月間で感染者数、死者数がともに世界最悪となり、収束は見えない。 その原因の一つとして指摘されるのは、米国の利益を最優先する「アメリカ・ファースト(米国第一)」を掲げ、専門家の意見を軽視する政権の行動だ。 ウイルスに国境はない。 CDCは「国境到達前の闘い」を実践するため、世界60カ国以上に職員を派遣し、各国の専門家とも交流を重ねながら世界の牽引(けんいん)役となってきた。 02年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が中国を襲った際、米国がCDCの専門家40人を現地に送って支援したことをきっかけに、両国間の協力も加速した。 13年にH7N9型のインフルエンザが中国で発生した際は米中が共同研究を実施し、中国が開発したワクチンが米国側に提供された。 だが、トランプ政権の下で国際保健分野は冷遇されている。 政権はCDCの予算を削減しようとし、エボラ出血熱対策の教訓から設けられた国家安全保障会議(NSC)のパンデミック担当チームも18年に解体された。 そこに、通商分野を中心とした米中対立が追い打ちをかけた。 トーマス・フリーデン元CDC所長はロイター通信に「トランプ政権のメッセージは『中国に協力するな。 彼らは敵だ』ということだ」と語る。 同通信によると、中国版CDCに派遣されていた米国の専門家ポストは昨年7月から空席だ。 米国は今年初めに中国側から武漢での肺炎の集団発生を伝えられて専門家派遣を申し出たが、認められなかった。 ワシントン・ポストによると、米政府は武漢ウイルス学研究所と関係の深いテキサス大ガルベストン校経由で直接ウイルスの試料を入手しようともしたが、中国政府の介入で頓挫したという。 世界保健機関(WHO)の調査団の一員として米国の専門家が中国入りしたのは2月半ばだった。 SARSの流行期に北京の米国大使館で保健担当参事官だったデボラ・セリグソン・ビラノバ大学准教授は「医師同士、科学者同士の関係は今も良好だ。 しかし、政府が互いを尊敬しあっているか、疑っているかで大きく変わる」と話す。 「CDCの予算削減と米中関係(の悪化)のせいで、世界保健分野での協力は明らかに減っている」。 ランド研究所のジェニファー・ブーイ氏は議会下院に提出した書面でこう指摘した。 国際協力の代わりに、トランプ政権が1月末に打ち出したウイルス対策は、中国からの入国制限だった。 だが、CDCが開発した検査キットの不備もあり、国内感染は止められなかった。 3月に入ると米国内の各地で集団感染が判明。 感染ルートをたどる「接触者追跡」が不可能になっていた。 3月半ば、米下院公聴会に呼ばれたロバート・レッドフィールドCDC所長は「感染症対策にはいくつかの段階がある。 我々は(感染の被害を)『軽減する』段階にある」と述べた。 水際が突破されたと気づいた時には、米国内での封じ込めも失敗していた。
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北海道・東北• 東海・甲信越• 近畿・北陸• 中国・四国• 九州・沖縄• 米疾病対策センター(CDC、本部ジョージア州アトランタ)で世界保健担当上級顧問だったジョーダン・タッペロ氏が2017年に記した言葉だ。 感染症対策の世界で「世界最強」の機関とされるCDCは、「国境に到達する前に疾病と闘う」ことを21世紀の使命の一つに掲げる。 全米と世界各地に医師や研究者など1万4千人以上の職員を抱え、「米国の安全保障のため、世界中の新たな病原体や疾病に立ち向かう」としている。 専門家軽視の行動 タッペロ氏の言葉からわずか3年後、新型コロナウイルスが世界中へ広がり、米国も直撃を受けている。 トランプ米大統領が3月13日に国家非常事態宣言を発してからの1カ月間で感染者数、死者数がともに世界最悪となり、収束は見えない。 その原因の一つとして指摘されるのは、米国の利益を最優先する「アメリカ・ファースト(米国第一)」を掲げ、専門家の意見を軽視する政権の行動だ。 ウイルスに国境はない。 CDCは「国境到達前の闘い」を実践するため、世界60カ国以上に職員を派遣し、各国の専門家とも交流を重ねながら世界の牽引(けんいん)役となってきた。 02年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が中国を襲った際、米国がCDCの専門家40人を現地に送って支援したことをきっかけに、両国間の協力も加速した。 13年にH7N9型のインフルエンザが中国で発生した際は米中が共同研究を実施し、中国が開発したワクチンが米国側に提供された。 だが、トランプ政権の下で国際保健分野は冷遇されている。 政権はCDCの予算を削減しようとし、エボラ出血熱対策の教訓から設けられた国家安全保障会議(NSC)のパンデミック担当チームも18年に解体された。 そこに、通商分野を中心とした米中対立が追い打ちをかけた。 トーマス・フリーデン元CDC所長はロイター通信に「トランプ政権のメッセージは『中国に協力するな。 彼らは敵だ』ということだ」と語る。 同通信によると、中国版CDCに派遣されていた米国の専門家ポストは昨年7月から空席だ。 米国は今年初めに中国側から武漢での肺炎の集団発生を伝えられて専門家派遣を申し出たが、認められなかった。 ワシントン・ポストによると、米政府は武漢ウイルス学研究所と関係の深いテキサス大ガルベストン校経由で直接ウイルスの試料を入手しようともしたが、中国政府の介入で頓挫したという。 世界保健機関(WHO)の調査団の一員として米国の専門家が中国入りしたのは2月半ばだった。 SARSの流行期に北京の米国大使館で保健担当参事官だったデボラ・セリグソン・ビラノバ大学准教授は「医師同士、科学者同士の関係は今も良好だ。 しかし、政府が互いを尊敬しあっているか、疑っているかで大きく変わる」と話す。 「CDCの予算削減と米中関係(の悪化)のせいで、世界保健分野での協力は明らかに減っている」。 ランド研究所のジェニファー・ブーイ氏は議会下院に提出した書面でこう指摘した。 国際協力の代わりに、トランプ政権が1月末に打ち出したウイルス対策は、中国からの入国制限だった。 だが、CDCが開発した検査キットの不備もあり、国内感染は止められなかった。 3月に入ると米国内の各地で集団感染が判明。 感染ルートをたどる「接触者追跡」が不可能になっていた。 3月半ば、米下院公聴会に呼ばれたロバート・レッドフィールドCDC所長は「感染症対策にはいくつかの段階がある。 我々は(感染の被害を)『軽減する』段階にある」と述べた。 水際が突破されたと気づいた時には、米国内での封じ込めも失敗していた。
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アメリカ国内の感染状況(7月15日夜時点(日本時間7月16日朝)) 感染者数と死者数は、ジョンズ・ホプキンス大学を情報源としたCNNより 赤字は前日からの変更、カッコ内は前日からの増減数 感染者数 3,495,536人(+66,983人) 死者数 137,358人(+928人) 感染者の分布状況 ニューヨーク州:404006人(+831人)(うち、 死者32427人(+19人)) カリフォルニア州:353563人(+10363人)(うち、 死者7352人(+131人)) フロリダ州:301810人(+10181人)(うち、 死者4521人(+112人)) テキサス州:289808人(+10244人)(うち、 死者3488人(+132人)) ニュージャージー州:176278人(+363人)(うち、 死者15634人(+52人)) イリノイ州:157825人(+1187人)(うち、 死者7427人(+8人)) アリゾナ州:131354人(+3257人)(うち、 死者2434人(+97人)) ジョージア州:127839人(+3862人)(うち、 死者3091人(+37人)) マサチューセッツ州:112347人(+217人)(うち、 死者8368人(+28人)) ペンシルべニア州:102269人(+1003人)(うち、 死者6957人(+26人)) 感染者が1万人以上10万人未満の州• ノースカロライナ州:91837人(+1837人)(うち、 死者1589人(+18人))• ルイジアナ州:84131人(+2082人)(うち、 死者3461人(+16人))• ミシガン州:78913人(+1049人)(うち、 死者6330人(+4人))• メリーランド州:75016人(+756人)(うち、 死者3341人(+7人))• バージニア州:73527人(+1084人)(うち、 死者1992人(+15人))• オハイオ州:69311人(+1316人)(うち、 死者3075人(+6人))• テネシー州:69061人(+2273人)(うち、 死者783人(+16人))• サウスカロライナ州:62245人(+1856人)(うち、 死者998人(+5人))• アラバマ州:59067人(+1812人)(うち、 死者1211人(+47人))• インディアナ州:53370人(+685人)(うち、 死者2785人(+10人))• コネチカット州:47636人(+105人)(うち、 死者4380人(+6人))• ミネソタ州:43742人(+572人)(うち、 死者1558人(+10人))• ワシントン州:43046人(+742人)(うち、 死者1421人(+17人))• ウィスコンシン州:38727人(+821人)(うち、 死者827人(+1人))• ミシシッピ州:38567人(+1025人)(うち、 死者1290人(+18人))• コロラド州:38137人(+469人)(うち、 死者1744人(+6人))• アイオワ州:36322人(+463人)(うち、 死者772人(+15人))• ユタ州:30891人(+413人)(うち、 死者233人(+7人))• ネバダ州:30468人(+849人)(うち、 死者618人(+6人))• アーカンソー州:30292人(+480人)(うち、 死者334人(+3人))• ミズーリ州:30057人(+824人)(うち、 死者1119人(+6人))• オクラホマ州:22814人(+1074人)(うち、 死者432人(+4人))• ネブラスカ州:21977人(+260人)(うち、 死者290人(+4人))• ケンタッキー州:20666人(+451人)(うち、 死者643人(+9人))• カンザス州:20349人(+462人)(うち、 死者304人(+5人))• ロードアイランド州:17640人(+52人)(うち、 死者987人(+2人))• ニューメキシコ州:15841人(+327人)(うち、 死者557人(+6人))• オレゴン州:13081人(+278人)(うち、 死者247人(+4人))• デラウェア州:13050人(+81人)(うち、 死者521人(+3人))• アイダホ州:11720人(+0人)(うち、 死者103人(+0人))• ワシントンDC(コロンビア特別区):11026人(+80人)(うち、 死者571人(+3人))• プエルトリコ:10379人(+256人)(うち、 死者171人(+2人)) 感染者が1人以上1万人未満の州• サウスダコタ州:7652人(+80人)(うち、 死者111人(+2人))• ニューハンプシャー州:6113人(+17人)(うち、 死者394人(+2人))• ノースダコタ州:4565人(+72人)(うち、 死者88人(+0人))• ウェストバージニア州:4557人(+150人)(うち、 死者98人(+1人))• メイン州:3578人(+12人)(うち、 死者114人(+0人))• モンタナ州:2096人(+144人)(うち、 死者34人(+0人))• ワイオミング州:1985人(+35人)(うち、 死者22人(+0人))• アラスカ:1631人(+52人)(うち、 死者17人(+0人))• バーモント州:1318人(+13人)(うち、 死者56人(+0人))• ハワイ州:1292人(+28人)(うち、 死者22人(+0人))• グアム:313人(+1人)(うち、 死者5人(+0人))• バージンアイランド:243人(+37人)(うち、 死者6人(+0人))• jpg? jpg? 日本の情報はもちろんのこと、各国の感染者情報や渡航情報もとても気になるところです。 ここでは、アメリカ国内の感染状況やアメリカが出している渡航規制などの情報を日々更新し提供していきます。 これまでの推移は、下のリンク先のページをご覧ください。 アメリカ国内の感染状況(7月15日夜時点(日本時間7月16日朝)) 感染者数と死者数は、ジョンズ・ホプキンス大学を情報源としたCNNA state-by-state breakdown of US coronavirus casesより 赤字は前日からの変更、カッコ内は前日からの増減数 感染者数 3,495,536人(+66,983人) 死者数 137,358人(+928人) 感染者の分布状況 ニューヨーク州:404006人(+831人)(うち、死者32427人(+19人)) カリフォルニア州:353563人(+10363人)(うち、死者7352人(+131人)) フロリダ州:301810人(+10181人)(うち、死者4521人(+112人)) テキサス州:289808人(+10244人)(うち、死者3488人(+132人)) ニュージャージー州:176278人(+363人)(うち、死者15634人(+52人)) イリノイ州:157825人(+1187人)(うち、死者7427人(+8人)) アリゾナ州:131354人(+3257人)(うち、死者2434人(+97人)) ジョージア州:127839人(+3862人)(うち、死者3091人(+37人)) マサチューセッツ州:112347人(+217人)(うち、死者8368人(+28人)) ペンシルべニア州:102269人(+1003人)(うち、死者6957人(+26人)) 感染者が1万人以上10万人未満の州 ノースカロライナ州:91837人(+1837人)(うち、死者1589人(+18人)) ルイジアナ州:84131人(+2082人)(うち、死者3461人(+16人)) ミシガン州:78913人(+1049人)(うち、死者6330人(+4人)) メリーランド州:75016人(+756人)(うち、死者3341人(+7人)) バージニア州:73527人(+1084人)(うち、死者1992人(+15人)) オハイオ州:69311人(+1316人)(うち、死者3075人(+6人)) テネシー州:69061人(+2273人)(うち、死者783人(+16人)) サウスカロライナ州:62245人(+1856人)(うち、死者998人(+5人)) アラバマ州:59067人(+1812人)(うち、死者1211人(+47人)) インディアナ州:53370人(+685人)(うち、死者2785人(+10人)) コネチカット州:47636人(+105人)(うち、死者4380人(+6人)) ミネソタ州:43742人(+572人)(うち、死者1558人(+10人)) ワシントン州:43046人(+742人)(うち、死者1421人(+17人)) ウィスコンシン州:38727人(+821人)(うち、死者827人(+1人)) ミシシッピ州:38567人(+1025人)(うち、死者1290人(+18人)) コロラド州:38137人(+469人)(うち、死者1744人(+6人)) アイオワ州:36322人(+463人)(うち、死者772人(+15人)) ユタ州:30891人(+413人)(うち、死者233人(+7人)) ネバダ州:30468人(+849人)(うち、死者618人(+6人)) アーカンソー州:30292人(+480人)(うち、死者334人(+3人)) ミズーリ州:30057人(+824人)(うち、死者1119人(+6人)) オクラホマ州:22814人(+1074人)(うち、死者432人(+4人)) ネブラスカ州:21977人(+260人)(うち、死者290人(+4人)) ケンタッキー州:20666人(+451人)(うち、死者643人(+9人)) カンザス州:20349人(+462人)(うち、死者304人(+5人)) ロードアイランド州:17640人(+52人)(うち、死者987人(+2人)) ニューメキシコ州:15841人(+327人)(うち、死者557人(+6人)) オレゴン州:13081人(+278人)(うち、死者247人(+4人)) デラウェア州:13050人(+81人)(うち、死者521人(+3人)) アイダホ州:11720人(+0人)(うち、死者103人(+0人)) ワシントンDC(コロンビア特別区):11026人(+80人)(うち、死者571人(+3人)) プエルトリコ:10379人(+256人)(うち、死者171人(+2人)) 感染者が1人以上1万人未満の州 サウスダコタ州:7652人(+80人)(うち、死者111人(+2人)) ニューハンプシャー州:6113人(+17人)(うち、死者394人(+2人)) ノースダコタ州:4565人(+72人)(うち、死者88人(+0人)) ウェストバージニア州:4557人(+150人)(うち、死者98人(+1人)) メイン州:3578人(+12人)(うち、死者114人(+0人)) モンタナ州:2096人(+144人)(うち、死者34人(+0人)) ワイオミング州:1985人(+35人)(うち、死者22人(+0人)) アラスカ:1631人(+52人)(うち、死者17人(+0人)) バーモント州:1318人(+13人)(うち、死者56人(+0人)) ハワイ州:1292人(+28人)(うち、死者22人(+0人))... やだこ 55yam. adako gmail. com Administrator やだ旅.
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