PC電源の違いによる音の聞き比べというマニアック過ぎる検証に、なんと声優にして音楽クリエイター、そしてヘッドホンマニアの小岩井ことりさんが降臨! 普段はPC内蔵電源の静音性や電圧の安定性、またノイズの多さなど数値的なデータを取って電源のよしあしを解説している筆者。 ここで筆者が音を聞いてウンチクをたれても説得力に欠けるのは確か。 そこでスペシャルゲストにお越しいただき、「PCの電源による音質の違い」を検証していただくことにした。 さて実は小岩井ことりさんこと、ことりん。 ただの声優さんじゃない! マジかっ! 小さい頃からPCをたしなみ、MIDIを操りDTMに超詳しいだけでなく、自ら作詞・作曲もする音楽家でもあるのだ。 スゲー! 「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」では「天空橋 朋花」役としても有名。 そんな自身の演じる朋花様のキャラクターソングを作詞・作曲、そして製作し、自ら歌ってしまう「完パケ納品できる唯一無二の声優」。 自分以外にも楽曲や詞を提供する、かわいい「秋元康」か「つんく」といったところだ。 そんな「超耳がイイ」ことりんは、以前にもでAKIBA PC Hotline! にお招きしたが、今回のテーマはコレ! 電源がスゲー! と、やっぱ音もスゲー! ショボイとそれなり!? 筆者も含めた全国1千万のファンども! いくぞ!! 【検証環境(2台共通)】 CPU Intel Penium Gold G5400(3. 0、500GB) PCケース Thermaltake Versa H26(ATX) CPUクーラー CPU付属クーラー(トップフロー) OS Windows 10 Pro 64bit版 そしてどちらかのマシンには、先日レビューしたPlatinum認証なのに低ノイズで今後の鉄板となりそうなSeasonicの「FOCUS-PX-750」(市場価格26,000円前後)が入っている。 そしてもう一方には、80PLUS Gold認証のごく一般的な電源(市場価格9,000円前後)が入っている。 早速試聴開始!ことりんはテスト前は分かりますかね……という感じで、スタッフ一同緊張に包まれたが、数曲聞き比べて何か感じた様子! ことりん: 「黒マシンは音がなめらかで高音域の伸びが違います。 白は音の粒1個1個がぶつかってくる迫力がある感じがしますね。 高音がない分中低音が来るのでソレが迫力になっているみたいです。 白の音が好みという方もいらっしゃるかもしれませんが、いわゆる高級オーディオだと、なめらか系のほうが多いですよね。 黒マシンはそのなめらか系の方向性だと思います。 正解(より高級で音がよいと思われるFOCUS-PXを搭載しているの)は黒です!」 俺: 「ボリューム最大でホワイトノイズを効いてみたけど、どちらも無音で分からないっす。 ただ白いマシンのほうが、聞きやすい感じがしたので白!」 正解は!? ことりんのが指摘した黒マシンが正解! テストに立ち会ったオーディオ好きの編集部員も、ことりんと同じように高音域のクリアさや、高音域の伸びが違うというのだ。 少ないサンプルだが耳のイイ人の臨床結果から「低ノイズ電源で音楽を聞くと高音域がよく出てなめらかになる」という結果が得られた。 「黒マシンのほうがオーディオ的には音がいい、とビシッと指摘することりん。 自分とは反対の答えだったことに驚きを隠せないぜっ!(左) でも、やはりというか当然というか、ことりちゃんがよい音だと答えた黒マシンにはSeasonicのFOCUS-PXが搭載されていた(右) やさしい女神ことりんは、間違えた俺をこうフォローしてくれた。 「ホント失礼なこと言っちゃってごめんなさい! 人間、歳を重ねると、どうしても高音域のほうから耳の感度が鈍くなってしまうんです。 モスキートノイズが聞こえなくなることが有名です。 だから、高音域に差が出る今回の実験が聞き取れないと言うのも納得です。 あと、2台のマシンの音質差がどれくらい大きいのかあえて表現すると、水の味の違いに近いレベルです。 ミネラルウオーターと水道水って、コーラとオレンジジュースほどの違いはありませんが、確かに違いますよね。 」 ことりさん! 天使! 俺のダメ耳のフォローまでしてくれて、涙が出たよ! ことりちゃんがこの日のためにと持参したChord のUSB DAC、「Hugo 2」。 電池駆動はモバイル環境向けというだけでなく、PCのUSB電源の影響を避けるという意味もあるようだ といって取り出してきたのが、Chord Electronicsの「Hugo 2」。 マジか! スゲーマニアックじゃん! USB DACへの給電方式にはいくつかあって、USBポートから給電されるタイプならPCの電源の影響をマザーボードのサウンド回路と同じくらいに受けるかもしれない。 しかし、ACアダプタや電池駆動といったPCから独立した電源を使うタイプではどうなのか? USBの信号はPC電源の影響下にあるが、デジタル信号なのでそこまで大きな違いが出るのか……。 編集部員も「この組み合わせは違いが分からなくても気にしないでくださいネ」ってフォローに入ってるし。 そこをあえてチェックすることりんって、さすがアーティスト! その声をよく拝聴するのだ! というワケで急遽、こんな実験に! バッテリで動くUSB DACでもPCの電源のノイズで音質がかわるのか? 結果は、以下のとおり。 ことりん: 「わー! これ結構違うかも! 低ノイズの黒はボーカルの伸びの範囲が長いんです。 でも白は範囲が短いですよ。 低ノイズだと音が減衰する時間が長くてなめらかなんですよ。 リバーブの余韻を聞き比べると違いがよく分かります」 俺: 「今度はホワイトノイズじゃなくて、曲を一生懸命聴きました(笑い)。 確かに違いはある! 違いはあるけど、どっちがよい音質なのかは、俺の感覚では表現できません。 黒マシンに低ノイズの電源が入っていると知ってるから、黒のほうがいいんだよね!? って程度」 こちらもさきほどの編集部員が聞いたところ、やはりことりんと同じことを指摘していた。 ともあれ、PC電源からの電力を受け取って動くオンボードサウンド回路でも、乾電池で駆動するUSB DACでも、PC内部にある電源ユニットによって音が変化することが臨床的に実証された! ただ、その原因についてオーディオ業界の門外漢である筆者が語ることは避けておきたい。 おそらく音声のアナログ信号の波形をオシロスコープで調べても分からないだろう。 業務用のスペクトラムアナライザにかけて、ようやく高音の出かたの違いなどがわずかに可視化できる程度ではないだろうか? 今後追求したいおもしろいテーマを見付けた。 S'NEXTの「final E500」というバイノーラル録音コンテンツの再生に特化したもの。 直販価格で2,020円とかなり安い。 正直言ってこんなに安い機器で差が出るのか? 石鹸を削る音や耳かきの音、同人業界では添い寝やサキュバスのささやき音声など、頭の形をした特殊なダミーヘッドマイクを使って録音した、バイノーラル録音やASMRなどが盛り上がりを見せている。 筆者も同人のバイノーラルは大好きで、聞きながら寝たりすることもある! もちろんサキュバス系なっ! イマドキのゲーマーならなら、TPSやFPSなどのゲームで敵の位置を素早く判断するには、視覚情報だけでなく、銃声や足音などの音声情報も頼りにしているだろう。 ガチで勝ちにこだわるなら、イコライザーで銃声の周波数帯を持ち上げてヘッドホンで耳を澄ましたりしているかもしれない。 つまり敵の位置を察するには、どの方向から音が聞こえるか? が勝敗を握ると言ってもよいだろう。 音の立体感はPC内部の電源のノイズで異なるか? いきなり結果から。 これはことりんも俺もまったく同じ判定結果!ノイズの少ない電源を積んでいる黒マシンの圧勝だ! ことりんいわく「藤山さんは、音源定位の耳はスゴクいいと思います! 音の方向や立体感は、年齢による衰えなどがないので、一瞬で聞き分けられたんですね!」と。 まぁね! 俺「ゴーストリコン ワイルドランズ」で南米の麻薬組織と戦ってたことあるんで(笑い)。 視聴したのは、ことりんオリジナルソングで、頭の回りをグルグル回りながら歌うというものだが、聞こえ方がまったく違うのだ。 音源は先と同じバッテリで駆動するUSB DACを使った。 普通の80PLUS Gold認証電源(=白マシンに搭載): 頭蓋骨の内側でことりんがグルグル回って歌っている• Seasonic FOCUS-PX(=黒マシンに搭載): 自分の頭から20~30cm離れたところを、ことりんがぐるぐる ってな感じでまったく違う! これビックリ! ああっ、耳元でことりんがささやくこの臨場感……。 頭蓋の中で再生されるといかにもイヤホンで聴いている気がしてしまうが、耳元再生だともはや別世界の感覚なのだ そしてことりんは、こう補足する。 「ノイズの少ない黒マシンは、音楽のときと同じで高周波成分がしっかり出ているんです(=音声信号がノイズに埋もれない)。 ボールを遠くに投げたように、高音がだんだん小さくなっていくところまで再生しきれている感じです。 だから広い空間を再現できるんだと思います」 だからバイノーラルやASMRを聞くなら、極力ノイズの少ない電源にするとよい。 電源を交換するだけで、より臨場感を増してゾクゾクする音になるはずだ。 さらに同人のサキュバスや添い寝CDは、隣に人がいるような錯覚を覚えるハズ。 爆萌え! FPSやTPSのゲームなら、ノイズを少ない電源でプレイすると、自分の頭から離れた場所に聞こえるので、方向を見きわめやすいだろう。 たとえば自分の頭を太陽だとすると、ノイズの多い電源だと水星の軌道辺りから音が聞こえる感じ。 しかしノイズの少ない電源だとより遠い火星の辺りから音が聞こえる感じがするので、より高い精度で敵の方位が分かるというわけ。 しかしここで音のプロである小岩井ことりさんをお招きして、いろいろな実験を行ない、実際に視聴して聞き比べてもらったが、PCの電源によって再生される音質に違いがあることについてのウラが取れた。 いわばことりさんに電源ライターとしての首をつないでもらう結果となった(笑い)。 ここで分かったポイントは次の三つ。 PCオーディオで原音に忠実な再生を求めるなら、電源ユニットにもこだわれ! Seasonic FOCUS-PXなら効果アリ• たとえバッテリ駆動のUSB DACでもPCの電源ユニットの影響を受ける! 内蔵サウンド回路より影響が大きいことも• バイノーラルやASMR、FPSやTPSをより楽しむなら良質の電源を強く推奨 最後にことりんは、こう〆てくれた。 「音楽制作をする際には、作曲・編曲して、ミックスダウンをスタジオさんに任せる場合などもあるので、できるだけ標準的な機材などを用いるようにしてます。 今回、聞き比べをしてみて、こんなにも電源によって音が変るものなんだ! と驚きました。 なるべく多くの音をとらえて聞きたいという場合は、低ノイズのSeasonicのFOCUS-PXシリーズがいいなと感じました。 高音域までしっかり再生でき、なめらかで音の情報量も多い。 自分のPC用に欲しくなりました。 電源としてはちょっと高い25,000円とお聞きしましたが、2万円台ですよ。 イヤホンとかヘッドホンとか何十万円もするものがあるので、ソレに比べたら電源だけでこれだけ音が違うとなれば、コストパフォーマンスは高いです。 もし音質面を意識しないで電源を選んでいないとすればスゴくもったいないなと、今回の実験でよく分かりました!」.
次のハイレゾは必要? 2017. 10 改訂 ハイレゾは必要? 最近 ハイレゾという言葉をよく耳にする。 いうまでもなく、 ハイレゾとはハイレゾルーション (高分解能)の略語で、通常のCDの規格であるサンプリング周波数 fs 44. 1kHz (収録可能音域の上限: 22. 05 kHz)、分解能 (ビット深度) 16ビット (収録可能 ダイナミックレンジ:96dB を上回る規格を持つデジタル録音方式のことをいい、通常 fs= 96kHz または 192kHz、ビット深度 24 ビットのPCM方式か、いわゆる のことをさす。 () しかし、CDの規格は人間の聴力の限界を厳密で大がかりななテストで調査した結果、 録音した音楽信号を再生した場合、高域限界は16kHz あれば十分で、それ以上の成分をカットしても、いわゆるブラインドテストでは区別出来ない という事実を基に決められたもので、CDはこれを大きく上回った規格でありこれ以上音質が向上するかどうかはなはだ疑問である。 ここでは、その後の客観的な検証を紹介し、その当否を論じる。 なお、この件についてはAudio BBS で活発な議論が行われのでこちらも参考にして下さい。 とりあえず結論を先にいうと、• 音源 (いわゆるマスター音源)が同じならハイレゾとCDの音質の違いは聴いてもわからない。 これは以下に述べる、通常の瞬時切り替え法によるまっとうなブラインドテストの結果で証明されている。 ただし、超音波成分を強く含む音源 (越前琵琶など)を長時間 (2分程度)聴き比べると、まれに聴き分ける人もいるそうである。 また、テストに当たって、聴き分けの訓練をすると聴き分ける確率が大きくなるという報告もある。 ハイレゾとして売り出されているソフトは、高音質のマスター音源を選択するなど、それなりに注意して作られているだろうから、高音質のソフトに遭遇する確率は、玉石混淆のCDより高い。 (これは私の推測)また、ハイレゾの方がCDより高音質であると固く信じている人が聴いた場合、心理効果で実際そのように聴こえることは十分あり得る 参照)。 ブラインドテストの結果• CD規格設定に先立って行われた大規模なブラインドテスト Muraoka, T. , Yamada, Y, Yamazaki, M. Audio Engineering Soc. Vol. 26 1978 pp. 252-256. この論文は入手困難で、直接手に取って見たわけでないが、次に紹介する学位論文 (文献 3)で要点が記載されているので紹介しておく。 被験者は音響技術者を中心とした176人 (15〜56歳)で、オープンリール型のテープレコーダに収録された楽音を、14、16、18、20kHz をカットオフ周波数とする ローパスフィルターにより帯域制限をかけ、原音と比較して弁別出来たかどうかを回答する方式を採っている。 試行回数は20回でその結果を図1に示す。 図1 カットオフ周波数別の正答数の分布。 縦軸は正答回数で横軸は、その正答数に対応する年齢別の人数を示す。 20回の試行なので、正答数 10 はでたらめに答えた数に相当する。 16kHz 以上では10回を中心としてほぼガウス関数的な分布を示しており、典型的な聴き分け不能のパターンを示している。 この結果に対し、後に紹介するハイパーソニック効果の提唱者である大橋力氏は、その著書「音と文明」においてのような異議を唱えている。 NHKの実験 詳しくは上のリンク先ですでに述べているが、いろんな楽音について、20 kHz 以上の成分が入っている場合と、20kHz 以上をカットした場合を聴き比べ、有意差があるかどうか調べた。 この実験に先立って行われたハイパーソニック効果の結果も踏まえ、被験者には単純な瞬時切り替え法でなく、納得できるまで何度も聴き比べてもらうという方法をとっている。 比較的正答率が高かった被験者については再度追加テストを行ったが、その場合は有意差は認められなかった。 ハイレゾリューションオーディオの研究 これは電通大に提出された博士学位論文で、かなり長大である。 著者は 上の 文献2 の共著者であり、一つ目の実験は、上のNHK の報告と同じである。 ただ、長時間 (2分前後)聴きこんで比較した時、筑前琵琶という超音波成分のエネルギーが大きい楽器の場合、13名中若い2名の被験者 20歳代、30歳代の音大学生)に有意差が認められたと報告している。 ただし、これらの被験者も20 kHz 以上の音が聴こえているわけでなくハイパーソニック効果の可能性を示唆している。 もう一つの実験として、フォーマットの異なる音源が聴き分けられるかどうかを調べるため、同じ楽音を 48kHz-24bit、192kHz-24bit、DSD (SACD で録音再生した音源を比較したが有意差は認められなかったとしている。 外国の報告• 事前訓練による聴き分け率の向上 MetaーAnalysis とは過去の論文や報告を、著者の視点から解析し評価する手法で、この著者はハイレゾに関する18編の論文を取上げ解析している。 その結果、通常のブラインドテストによると、ごくわずかに有意差が認められる報告もあるが、事前に聴き分ける訓練をすると聴き分ける確率が大幅に向上するとしている。 このことは論文中の図2 (下図)を見るとよくわかる。 その他、年齢差、男女差、経験差による違い、思い込みの影響、テスト方法、音源の違いなど色々論じている。 図2 横軸は正答率 (点は平均値、その大きさはサンプル数に比例する。 横棒は偏差)。 上半分は事前訓練無し。 下半分は事前訓練を受けた場合を表す。 長時間聴取、事前訓練による結果 事前訓練と長時間聴取を行ったブラインドテストの一例。 訓練の内容は、あらかじめ聴き分けるためのポイントをリストアップしそれを参考に30分間聴き分けの事前訓練を行うという方法である。 音の呈示時間は30秒の休止時間をおき2分間呈示した。 被験者は27名で各自2回の試行を行っている。 この場合でもハイレゾ音 (192kHz 24bit とCDの差を正答した人の割合は57. 3となり有意差無しの範疇に入る。 ビット深度の違い 上記 2、3 の実験はいずれも20 kHz 以上の成分の有無が聴き分けられるかどうかの実験でありビット深度についてはいずれの場合も 24bit で行っている。 ビット深度はダイナミックレンジに関わる量であり、が、図に示すように 聴覚の上限と一般居室の闇騒音を考えると、CD の規格である16 bit (96dB) のダイナミックレンジは十分余裕のある規格で (CD の規格を決める時14bit で十分であるという意見が強かったそうである)これ以上ビット数を増やしても聴き分けられるとは考えにくい。 実際、これについてもブラインドテストによる検証が行われており、、聴き分け不能であるとの結論が得られている。 アマチュアによるブラインドテスト 以上のテストは統計処理も考慮した、学会レベルの検証にも耐えられる、いわば「まっとうな」ブラインドテストの例であるが、アマチュアが行ったテストもネット上で散見できる。 以下にいくつかのサイトを紹介する。 SACDとCDの聴き比べでお遊び的なテスト。 個人のブログの記事。 1kHz 音源を比較したものだが、結果は有意差なしとなったとのこと。 このブログにはテスト開始前には十分聴き分け可能と思っており、テスト中も確かに聴き分けていると思っていたのに、ふたを開けてみると全くそうでなかったという体験談が書いてあり大変興味深い。 最後の結論は聴き分けられる人もいたということになっているが、これは業者サイドのサイトであり統計処理もせず、なんとか聴き分けられるという結論を出したいという強いバイアスがかかった試みである。 信憑性は読者にお任せする。 Audio BBS に投稿された本格的なの結果です。 市販のハイレゾBlu-rayとCDがペアーになった音源を使い、7名の被験者について行われた。 その内一名はp値 (正答率の50%からのずれが統計的揺らぎにより説明出来る確率)が臨界値0. ハイパーソニック効果 これは、上に述べたようなブラインドテストによる音質評価の結果に納得せず、超音波成分を強く含む音源を聴くと脳波や脳血流に影響を及ぼすということを示したもので、ハイレゾ録音の優位性を示唆する唯一の科学的根拠とされておりメーカーの宣伝などにも利用されている。 これについてはこのサイトでもをしており、提唱者大橋力氏の論文 (英文)は。 これについての私のコメントは。 いずれにせよ、この報告は音質の差を調べる実験でなく、超音波成分を強く含む特殊な音源が脳に与える影響を調べたものといってよく、これについては以前からもオルゴール療法などの例も有り、何らかの作用があることは否定できないだろう。 上に書いたように、超音波成分を強く含む音源の場合、特殊なブラインドテスト (長時間呈示)で差を感じる人がまれに見られるのはこの影響かも知れない。 通常の音楽ソフトでもこのような効果があるという例はまだ見つけていない。 これに類する報告として、最近といった報告があるが、学術論文として公表された報告でなく、宣伝的要素が大きい業者サイドの記事なので信頼性に欠ける。 デメリット ハイレゾ録音は物理的にはCDに比べ高い特性を持っているが、デメリットもある。 以下箇条書きにすると、• 現時点では価格がCDに比べかなり高い• ファイル容量が大きくなることで、CDに比べ数倍、高音質の圧縮音源 (256kbps AAC)に比べると数十倍のファイルサイズとなる。 つまり携帯プレーヤには向かない。 スピーカー (トイター)の非線形性により 20kHz 以上の高音成分の相互変調歪み成分が可聴周波数帯に現れ音を濁す可能性があるということである。 上で取り上げたブラインドテストではこの影響が現れないように注意を払っているため、音質差としては検知されていないが、一般のシステムではこの限りではなく、実際、相互変調歪みが。 まとめ ということで、最初に書いた結論に至るわけであるが、聴いて分かるような差が無いとすれば、それほど普及するとは思えない。 私自身はむしろ確実に効果のある映像付サラウンド音源に移行している。 参考 ハイレゾ音源を簡単に体験するにはONKYOのサイトの e-onkyo music のページから無料サンプル音源をダウンロードして、96kHz-24 bit 対応のソフト (Windows Media Player ver. 12 など)を使って聴くことが出来る。 またアマチュアがいわゆる生録をする場合は、クリッピングを避けるため24 bit マシンを使うのは意味がある。
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