〔photo〕gettyimages 10月1日に社名をスタートトゥデイからZOZO(3092)に変更した同社の株価を見てみると、確かに今夏には5000円近くあった株価がいまや3000円台前半…。 7月18日には4875円の高値をつけていたところ、直近10月5日には3215円まで落ち込んでおり、この 2ヵ月半で約35%も株価が急落しているかたちである。 株価下落の直接的な引き金となったのは、ZOZOが発表した18年4-6月期決算。 成長著しいZOZOだけにマーケットの期待感が高まっていたところ、いざフタを開けてみると 「本業の儲け」を示す営業利益が26%もの大幅減益(前年同期比)であることが判明。 これまでZOZOの成長を信じてきた機関投資家たちが、突然のネガティブサプライズに慌てて、一斉に「ZOZO売り」を加速させたのだ。 「さらに、投資家たちを不安視させているのが、前澤社長が乾坤一擲の勝負を賭けているプライベートブランド商品『ZOZO』の動向です」(財産ネット企業調査部長の藤本誠之氏) 顧客が自分のスマホなどを使って採寸できる「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」を無料配布して、一人ひとりの体型に合ったプライベート商品を販売するのがプライベートブランド『ZOZO』のビジネスモデル。 しかし、サービス開始当初からゾゾスーツの配送遅延が発生したり、受注したビジネススーツの納品まで時間がかかるなど、課題が次々に判明。 画期的なビジネスモデルではあるものの、その先行き不透明感が高まっているのだ。 「そもそもZOZOSUITで採寸した人たちが、どれくらいプライベートブランドを購入するかがまったく不透明。 4-6月期の取扱高実績は約1. 1億円だが、ZOZOはこれを7-9月期に15億円、10-12月期に77億円、1-3月期に107億円まで拡大させるという壮大な計画を立てている。 前澤社長が掲げるその目標に達することができるのか、 マーケット関係者たちはいま『疑いの目』を持ち始めている」(証券アナリスト) ZOZOはZOZOSUITの配布をさらに増やしていく意向だが、目下の物流費の高騰からコスト懸念も高まってきた。 こうした事態を受けて、ZOZOの目標株価を引き下げる大手証券も出てきた。
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「」より ファッションECサイトの最大手「 ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を展開する スタートトゥデイが7月31日、2019年3月期第1四半期(4-6月)決算発表を行い、株式市場では株価の急落という評価を受けた。 同日の終値4485円に対して、翌8月1日の始値は4150円と実に7.5%もの株価下落から始まってしまった。 時代を席巻してきたZOZOTOWNが成長の踊り場を迎えているのか、さらなる成長の一手をどこに求めようとしているのか。 今回の発表や直近の前澤友作社長の発言から分析してみよう。 営業利益が大幅減 市場が嫌気を示した最大の原因は、第1四半期の営業利益(連結ベース、以下同様)58億円強が、前年同期比で26.4%減というマイナス成長で終わったことだろう。 この営業利益額は「商品取扱高」704億円に対して8.3%という水準で、企業としては悪くない数字だが、前年、前々年と12%台で走ってきた同社だけに失望感が広がった。 同社の主要事業であるZOZOTOWNは、楽天と同じ出店モール型のネット通販サイトなので、同サイトで売り上げた出店社の売上合計が同社の商品取扱高となる。 同社は商品取扱高から10%以上とされる手数料を徴収し、その手数料収入が同社の売上高となる。 前四半期の業績について同社は「巡航運転の時期」という説明をしていたが、今四半期は利益額ベースでのマイナス成長となった。 本当に短期的な「巡航運転、そして巡航成長」なのか、「成長の踊り場」なのか、それとも「成長のピーク」がやってきているのだろうか。 ZOZOTOWNはファッションECとしてガリバー ZOZOTOWNでの年間購入者は739万人(7月31日同社発表資料、以下同じ)にも達しているが、男女比をみると女性が68%と圧倒的に多い。 アクティブ会員(過去1年に購入した登録がある会員)の平均年齢は33歳だが、20~30代でZOZOTOWNを知らない人は少ない。 スタートトゥデイの19年3月期第1四半期の商品取扱高は704億円強だったが、そのうち97%に当たる683億円もがZOZOTOWN事業で占められている。 その他の事業としてはプライベート・ブランド事業(自社開発によるファッション製品)やBtoB事業、広告事業などが報告されているが、それらを合わせても全体の3%に満たない規模だ。 今のところ同社はZOZOTOWN運営がメインの会社であり、社名もこの10月1日に「ZOZO」に変更する。 前述のとおりネット通販のビジネスモデルとしてZOZOTOWNは楽天と同様に多数のブランドが出店するプラットフォームであり、「モール型EC」ということになる。 出店会社は1139店、それらが出店しているブランド数は6820にも及んでいる。
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今回は 株式会社ZOZO 3092 の株価が下落する理由を考察していきます。 以前は「ZOZOSUIT」を利用したプライベートブランドが注目され、その期待感から株価が上昇しておりましたが現在はどうなのか、 ZOZOの株価や売上の推移もまとめてみました。 ZOZOの株価が下落する理由 結論から書いてしまうと以下です。 ・前澤社長の発言と会社の実態が伴っていない ・日経平均株価に採用されると思ったらされなかった ・外資系証券会社が目標株価引き下げ ・ファッション大手「オンワード」がゾゾタウンへの出品撤退 なにかと株主にとって不幸が最近続いています。 いろいろと売り材料はありますが ZOZOの株価が下落する一番の理由は前澤社長の「ビジョン」と会社の「実績」が乖離しすぎている という点でしょうね。 「宇宙行くとか言ってる暇あるなら株価対策しろや」というのが株主全員の意見ではないでしょうか。 笑 特にオンワードがゾゾタウン撤退というのは、 他のアパレルブランドも撤退するんじゃないかと連想されやすいのでこれはかなり売り材料ですね。 決して売上が悪いわけではないんですが、自分で上げすぎたハードルを全く超えられていない感じがしてしまうのが難点です。 以下、いろいろ数字をまとめていますので興味があればご覧ください。 株式会社ZOZO(3092)とは? アパレル関係のオンラインショッピングサイト「ZOZOTOWN」を運営する会社です。 ZOZOTOWNといえば、 ・送料を客が自由に設定できる「送料自由化」(現在はすでに終了) ・支払いを最大2ヶ月後まで延長できる「ツケ払い」 ・ZOZOが選んだコーデで服が届く「おまかせ定期便」 ・服が自分サイズで届く「ZOZOSUIT」 ・1日の労働時間「6時間」 などなど、いろいろとユニークな企業です。 というのもの、ゾゾタウンの創業者であり、現社長の「前澤 友作」さんが結構ユニークな方です。 高校時代バンドを結成し、メジャーデビューもしています。 笑 僕もTwitterをフォローしていますが、本当にすごい人です。 2018年10月1日より会社名が「株式会社スタートトゥデイ」から「株式会社ZOZO」に変更されています。 株式会社ZOZOの株価情報 それでは、ZOZOの現在の指数を確認していきましょう。 素晴らしい。 しかし残念なことに大納会(1年間の取引最終日)に年初来安値をつけてしまいました。 縁起が悪いですね。 ゾゾの株価が暴落している理由としては7月31日に出した1Qの決算で「経常利益」が27%減益していたからです。 さらに通期目標に対する進捗率が「14%」しかなかったことも原因です。 過去5年の平均が「21%」ということを考えるとかなり低い数値です。 まぁゾゾスーツ開発費などなど、先行投資したと思えば仕方ないですけどね。 計画で大きく出た割には軟調なスタートであったということがゾゾの株価が一気に下落した理由です。 その失望からZOZOの株価が大きく下落しています。 ZOZOの営業利益の推移 2015年3月期:150億円 2016年3月期:177億円 2017年3月期:262億円 2018年3月期:326億円(過去最高) 2019年3月期:400億円(会社予想) 2020年3月期:580億円(会社予想) 2021年3月期:900億円(会社予想) 順調な右肩上がりです。 中期経営計画を出しており、 2020年度に営業利益900億を目指すと言っています。 2019年度からの伸び方が異常ですね。 笑 果たして計画通りに行くのか疑問ですが・・・。 スポンサーリンク 1株当たり純利益(EPS)の推移 2015年3月期:27. 6(株式分割前) 2016年3月期:37. 4(株式分割前) 2017年3月期:54. 7 2018年3月期:64. 7(過去最高) 2019年3月期:91. 7(会社予想) EPSは株を買うかどうかを考える上で重要な指数です。 結局のところ、株主からすれば、1株あたりの価値が高まっていかなければ意味がありません。 こちらも順調な右肩上がりです。 ROEの推移 ROEとは、株主から集めたお金をどれだけ有効活用できているかが分かる指数です。 2015年3月期:39. 58% 2016年3月期:54. 27% 2017年3月期:71. 28% 2018年3月期:57. 04% とんでもない高ROE企業です。 日本企業の平均は「8%」です。 また、「10%を超えれば合格ライン」と言われている中でこのROEの高さは素晴らしいですね。 ゾゾが高ROE企業というのは有名な話ですが、半端じゃないですね。 ZOZOの今後 ・国内だけでなく世界を視野に入れて、今後10年以内に時価総額「5兆円」を目指す 時価総額5兆円というと、あのユニクロでお馴染みの「ファーストリテイリング」や「リクルート」、「任天堂」、「JR東海」などなど、日本を代表する企業たちです。 そう考えると時価総額5兆円がいかにすごいか分かりますね。 5兆円どころか先に5,000億円になってしまいそうな勢いでZOZOの株価は下落しています。 「天才」と言われる前澤さんの経営手腕に今後も期待ですね。 home1990.
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