マグネシウムサプリメント。 マグネシウムの副作用|サプリメント

本当は教えたくない「マグネシウム」の効能とその実体験【とらない意味がわからない】

マグネシウムサプリメント

ずっとコントレックスというミネラルたっぷりのお水を飲んでいたのですが、タラ夫を始め、姪や他の家族までもが嫌がるので、アルカリイオン水に変えました。 そこで私の身におこったのが、体内のミネラル不足。 おもにマグネシウム。 これによって、肩こりが重症化し、起きたら頭痛、やる気がわかない、とにかくダルイという状況になりました。 確定申告と家族の用事に振り回されて、睡眠不足が1週間以上続いたのもあって、頭痛薬をほぼ毎日飲んでました。 ってサプリ飲んでたの覚えてますか? あれ飲み終わって、イマイチ劇的な変化を感じてなかったからリピをせず、その上お水をアルカリイオン水なんかにしたもんだから、この始末ってわけですよ。 全部微妙に効いてたんでしょうねw疑った罰ですかねwww 私は日に2リットルぐらいのお水を飲みます。 ペットボトル1本と別に、紅茶を入れて飲むので、カナリ水分を摂るんですね。 常夏シンガポール生活中、大量に汗をかく日々で、お水を飲まないと頭が痛くなっちゃうのがきっかけで、水中毒レベルで摂取するようになったのが功をなしてか、ここ数日、マグネシウムサプリを導入して、頭痛と肩こりが和らいだので、報告です。 一般的には「お水を2リットル近く飲まないと、マグネシウムサプリは吸収されない」という理由で、マグネシウムサプリは効果なしという烙印を押されているそうです。 が、ここで水中毒ってレベルで飲水する私は、効果を得られたんでしょうねw タラ夫なんかは、日に1リットルも飲まないのですが、一般的に2リットル以上の水分を摂取する人って珍しいのですかね。 私クラスの汗っかきになると、寝起きでまずコップ3杯ぐらい飲まないと、寝汗においつけないんですけどww 話が長くなるので、頭痛を今すぐ解消したい!肩こりやばいって人は、まずコントレックス飲みましょう。 カルシウムとマグネシウムがたっぷり入った硬水です。 癖があるので飲みにくさ満点ですが、冷やせば飲めるって話。 私は冷たい水飲めないので常温で飲んでましたが、慣れればグビグビ飲めます。 1日で慣れた。 コントレックスを日に2リットルぐらい飲めば、頭痛も解決!なんですが、もっと深くマグネシウムの事追求したいという人は、続きも読んでくださいw長いですけどwww 目次• マグネシウム不足を招く原因• 乳製品の摂りすぎ マグネシウムとカルシウムのバランスは、理想が1 Mg :2 Ca なのに対し、牛乳だと1:10、チーズだと1:30、にもなります。 もちろん少ない方がマグネシウムです。 牛乳を飲む、チーズやヨーグルトや洋菓子などの乳成分を含む食品を摂取する事で、マグネシウムは消費されます。 アルコールの摂取 お酒を飲むと、排尿排尿回数が増えますね。 その際マグネシウムも排出されます。 私のように水分を沢山摂取する人も、きっと排尿は他の人より多いはず。 排尿によりマグネシウムは排出されていることをお忘れなく。 汗をかく 運動が好き、半身浴が好き、ただ暑かった、汗をかくのはよくある事ですよね。 マグネシウムは汗と一緒に体内から出ていきます。 砂糖・小麦などの精製食品の摂取 白砂糖は消化の過程でマグネシウムを大量消費します。 リンを多くふくむ食品の摂取 ソーセージやハム、缶詰、調味料、インスタントラーメンなどの加工食品や清涼飲料水の摂りすぎは、リンの過剰摂取になりがち。 スルメ、タラコ、イセエビやクルマエビなどの食品、レバーなどの肉類、チーズなどの乳製品にもリンは含まれ、加工品食べてないと安心してても、チーズ超好きとか言ってたら普通にマグネシウム不足。 マグネシウム:リン:カルシウムの理想バランス=1:1:2なのをお忘れなく。 強いストレスを受ける ストレスを受けると、尿中に排出されるカルシウムとマグネシウムの量が増加します。 この要因を読んで思ったのが、マグネシウム足りてる人なんか、現代に居ないんじゃないのって事です。 私は汗っかきで甘いものが好きですが、割とノンストレス生活でインスタントのものはあまり口にしませんし、毎日玄米食べてますし、チーズは好きだけど、繰り返しますが玄米食べてますし、小麦アレルギーであまり小麦も摂りません。 それでいてこの強烈な頭痛&肩こりですからね、気づいてないだけで結構ストレス感じてるんですかね。 体が丈夫でマグネシウム不足に気づいてない人は居ても、マグネシウム超足りてるって人は、あまり居ないんじゃないかな。 日本は土壌が悪くて、日本の作物でマグネシウム超摂れるって食品は少ないですからね。 ちなみに、マグネシウムは豆類や藻類、種実類や魚介類などに多く含まれます。 あおさ、あおのり、まこんぶ、のり、わかめ、大豆、干しエビ、さくらえび、かたくちいわし、ヒマワリの種、ゴマ、アーモンド、カシューナッツ、落花生、ピーナツなどを好んで食べまくってる人は大丈夫かもしれないけど、それ以外の人は他人事ではありません! マグネシウムの働き• エネルギー代謝そ促進して疲労回復 マグネシウムは、体内でエネルギー代謝に関わる酵素の補酵素として重要な役割をします。 疲労回復、筋肉の働きを調節、筋肉痛の緩和、イライラの解消、体温や血圧を正常に保つ、など生理作用にかなり影響します。 またインスリンの分泌を促進したり、蛋白質の合成にも大きくかかわります。 カルシウムと共に骨を強化 カルシウムと共に骨を強化し、歯のエナメル質を強化します。 カルシウムだけでは歯や骨は丈夫になりません。 動脈硬化や心筋梗塞や脳卒中の予防 マグネシウムには血液を固まりにくくする効果もあり、腎臓や血管壁へのカルシウムの沈着を防ぎます。 高血圧や疲労により血管内部が傷つくと、傷の修復の為カルシウムが集まります。 この状態が長く続くと、カルシウムをとりこんだ細胞は死に、動脈硬化が始まります。 これが動脈硬化や脳卒中へと変化するのですが、マグネシウムがこのカルシウム沈着を防ぐ働きを行ってくれます。 結果的にマグネシウム不足は、脳卒中と動脈硬化リスクを上げるという事になります。 細胞膜の濃度差維持 細胞膜の内外では、ナトリウムとカリウムが一定の濃度で保たれているのですが、この濃度差を維持する為にはマグネシウムが不可欠です。 マグネシウムが不足すると細胞内に取り込まれる水分が多くなりますので、浮腫みやすい人、あんがいマグネシウム足りてないって事ありそうですよ。 私は浮腫みがひどいタイプですw• 気分のムラや、落ち着きの無さを解消 マグネシウムとカルシウムは、ホルモンバランスや筋肉や神経の働きに影響を与えます。 筋肉や神経の鎮静作用があります。 よく集中力がなかったり、イライラしてたら、「カルシウム足りてないんじゃない?」と言われるのは有名な話ですが、カルシウムだけあっても、マグネシウムが不足してたら、結局イライラして集中できません。 偏頭痛の予防 カルシウムが血管や筋肉をを収縮させようとする働きがあるのに対し、マグネシウムはその逆の働き、血管を開き、筋肉をほぐす働きがあります。 肩こりなどの緊張型頭痛の人は、マグネシウムで筋疲労を回復させ、血管を開くことによって頭痛がおこりにくくなります。 じゃあマグネシウムどうやって摂ろうってなりますよね。 水が家族に拒否されるとなると、サプリメントかなと思います。 でもサプリメントは吸収できないって言うし・・ ですが、私たちのアイハーブさんにはありました!キレートという技術で吸収力を高めてくれてるマグネシウムサプリ!効果は私の身体が保障します。 効き目抜群! キレートとは、そのままでは吸収率の低いミネラルを、アミノ酸を挟んで体内で吸収力を高める為の加工術の事です。 マグネシウムのみではなく、鉄などのミネラル成分は、キレート加工されていない場合、沢山摂取してもあまり体内で吸収されないのが現状です。 大事なのはキレート加工の有無。 酸化マグネシウムと言えば、便秘薬で有名ですよね。 マグネシウム系を摂ったら下痢になるという症状で、マグネシウムの摂取を諦めていた方には朗報です。 このドクターずベストの高吸収マグネシウムはお腹が緩くなりにくいそうです。 私のお腹はびくともしてません。 サプリメントの形状は長細いタブレットです。 5粒になりますね。 この辺は自分で調節してみてください。 カルシウムマグネシウム摂ってる人とかも居るでしょうし。 サプリメントが手軽で確実なので、私はサプリメントがおすすめですが、サプリは嫌いという人は、塩化マグネシウム(にがり)をお水に溶いて飲むのもいいでしょう。 お米に混ぜたりもいいかも。

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マグネシウム

マグネシウムサプリメント

もくじ• マグネシウムの概要 マグネシウム(magnesium、Mg は、骨や歯の形成に必要な栄養素です。 特徴必須ミネラルであり、生体に存在するミネラルのうち4番目に多く存在します。 マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。 マグネシウムやカルシウム、その他のミネラルを補給するサプリメントに配合されているほか、飲料や菓子、ふりかけなど、一般の食品に添加されていることもあります。 マグネシウムの1日摂取目安量と含まれる食品 推奨量:(成人男性)340〜370mg 成人女性)270〜290mg マグネシウムは筋肉収縮、神経伝達、血液凝固、骨代謝などに関与し、体内の多くの酵素に必須なミネラルです。 またカルシウムとのバランスが多くの細胞反応に重要であり、骨や歯の形成や心臓・血管の健康維持に必要です。 多く含む食品としては、ナッツ類や魚介類、豆類、野菜、果物、穀物、種、動物性食品、乳製品などです。 医薬品やサプリメントに使用されるマグネシウム 栄養機能食品の栄養成分のひとつであり、75mgから300mgの含有で「マグネシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。 マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。 」の表示が可能です。 医療用医薬品では、便秘薬(酸化マグネシウムでは1日2g 、制酸薬 酸化マグネシウムでは0. 5〜1g 、栄養剤などに配合されています。 一般用医薬品では、便秘薬、制酸薬、栄養剤、カルシウム剤などに配合されています。 酸化マグネシウムの場合、一般用医薬品では制酸薬として1日最大1gまで、便秘薬として1日最大2gまでの配合が認められています。 マグネシウムは栄養機能食品の栄養素として認められており、1日摂取目安量を満たした商品については、栄養機能表示が認められています。 マグネシウム供給源としての食品素材としてドロマイトが使用されることがありますが、その他に実際に使用できるのは食品添加物に収載されているマグネシウム化合物に限定されています(硫酸マグネシウム、リン酸三マグネシウム、炭酸マグネシウ厶、酸化マグネシウム、塩化マグネシウムなど(いずれも強化剤として))。 医療用医薬品:酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、マグラックス、ミルマグ、マグミット錠 協和化学工業 、コンクライト-Mg ニプロファーマ) —般用医薬品:スラーリア便秘内服液、新三共胃腸薬 マグネシウムの作用 「高血圧、心血管疾患、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓発作、食欲、悪心、嘔吐、便秘、胃酸分泌、胃食道逆流疾患、神経伝達、神経過敏、抑うつ、妄想、不安、興奮、錯乱、痙攣、昏睡、片頭痛、注意欠陥多動性障害、ADHD、鎮痛、子癇前症、月経前症候群(PMS 、月経困難症、糖尿病、腎臓結石、尿失禁、震え、脱力感、こむらがえり、線維筋痛症、骨量、感覚異常、難聴、喘息、歯の形成不全、慢性疲労症候群(CFS 、高山病」 高血圧、心血管疾患との関連が示唆されており、軽度〜中等度の高血圧の治療に対する有効性、効果を示唆する報告があります。 冠状動脈疾患を持つ人における狭心症発作の低減に対する有効性、効果を示唆する報告があります。 便秘時および手術や検査前の下剤として有効です。 胃酸過多、胃食道逆流疾患(GERD の症状緩和(中和)に対する有効性、効果を示唆する報告があります。 神経筋肉伝達に働く効果があります。 片頭痛の予防に対する有効性、効果を示唆する報告があります。 米国では妊娠後期の妊婦や陣痛中の重篤な高血圧を防ぐ薬として用いられていますが、証明はできていません。 マダネシウム補給の子癇前症の予防に対する有益性は不明ですが示唆されています。 子癇に対する硫酸マグネシゥムの投与は有益です。 2型糖尿病に対する有効性、効果を示唆するコホート研究(追跡調査)報告があります。 ラットにおいて、マグネシウムがインスリンによる糖の酸化効果を増強することが確認されているとの報告があります。 マグネシウムの補給でシュウ酸カルシウムの腎臓での形成(腎臓結石)を抑制することが示唆されており、腎結石の再発防止に対する有効性、効果を示唆する報告があります。 ビタミンDがカルシウム効果を示す際に必要だとみなされています。 老人の骨量減少を遅らせるといわれるとの報告があります。 マグネシウムの妊娠中のこむらがえりに対する有効性、効果を示唆する報告があります マグネシウム摂取は骨粗しょう症に対する有効性、効果を示唆する報告があります。 重症度の高い急性喘息の人に対するマグネシウム静注は有益である可能性が高いといわれています。 高山病の治療に用いられるとの報告があります。 マグネシウム欠乏による症状 マグネシウムが不足すると、血管壁で痙攣が起きやすくなり、狭心症や心筋梗塞を起こす可能性があります。 実際、マグネシウムに対するカルシウムの摂取比が高まるほど心臓発作の死亡リスクが上昇します、 マグネシウム欠乏により、狭心症、不整脈、心筋梗塞、高血圧が起こりやすくなるとの報告があります 利尿薬を投与されていて慢性的にマグネシウム欠乏を起こしている高血圧患者ではマグネシウムの補給で降圧効果があるとの報告があります。 マグネシウム欠乏により食欲不振、悪心、嘔吐を招くといいます。 マグネシウム欠乏により神経過敏症、抑うつ、妄想、不安感、興奮、錯乱、痙攣、昏睡、睡眠障害などを引き起こします。 マグネシウム欠乏により低クエン酸血症を招き、高シュウ酸尿症患者でシュウ酸結石のリスクを上げる、欠乏により腎不全、腎臓結石の報告があります。 マグネシウムが欠乏すると筋肉細胞でのカルシウムとのバランスが崩れ、筋肉の収縮がうまくいかず、痙攣、震え、脱力感、振戦などの症状が出るといいます。 マグネシウムを欠乏すると歯の形成不全を招くといいます。 マグネシウム過剰摂取での副作用・毒性 マグネシウムの副作用・毒性などの危険性は以下の通りです。 マグネシウムは適切に用いれば、経口および腸管外投与でほぼ安全です。 マグネシウムを経口で過剰摂取すると下痢、静注で悪心、嘔吐、筋力低下、血圧低下、反射低下、呼吸抑制などが起こります。 高マグネシウム血症は、渴き、低血圧、傾眠、吐き気、嘔吐、精神混乱、筋力低下、呼吸低下、徐脈、昏睡、心臓発作、死に至ることもありますが、腎機能が正常な人ではまれです。 重篤な中毒はマグネシウム含有薬(制酸薬、下剤)などが重篤な腎不全を持つ患者に慢性的に投与された場合に生じます。 一方、治療目的で高マグネシウム血症となっても上記以外の患者では、マグネシウムが早く排泄され、それほど危険はありません。 通常の食品に含まれるマグネシウムの摂取だけによる好ましくない影響に関する報告は見当たらず、妊娠中、授乳中においても適切に用いればほぼ安全です。 排出促進薬(利尿薬、アンホテリシンB、シスプラチンなど)との併用はマグネシウム摂取の効果を低下させる可能性があります。 排出抑制薬(カルシトニン、グルカゴン、カリウム保持性利尿薬)との併用はマグネシウム摂取の効果を増大させ、血中濃度を上げる可能性があります。 フルオロキノロンとの併用で、同薬の吸収を低下させるおそれがあります。 キノロンはマグネシウム摂取の少なくとも2時間前か、4時間後に服用すること。 ジゴキシン、エストロゲン、ループ利尿薬、ぺニシラミンなど、医薬品の中にはマグネシウム濃度に影響を与えるものがあります。 高齢者は低マグネシウム血症になりやすいので注意が必要です。 心ブロック患者には静注は禁忌です。 吸収不良 胆汁分泌障害、腸内感染症などさまざまな要因による)の場合、マグネシウムの腸管吸収が低下することがあります。 腎障害を持つ人は注意して使用するようにしましょう。 大量の牛乳やカルシウム製剤との併用で、ミルク・アルカリ症候群 高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)が現れるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には中止します。 高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者への使用は注意します。 ジギタリス製剤、鉄剤等との併用で、これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意します。 にがり にがりは、塩化マグネシウムを主成分とします。 独立行政法人国立健康・栄養研究所は、「にがりの痩身効果には確実な根拠・文献などはない」として、過度の期待を抱いたり、過剰に摂取したりしないよう注意を呼びかけています。 にがりの原液を誤って飲まされた施設入所者が、死亡するといろ事故が起きています。 また、にがりを大量に摂取した慢性腎障害患者が、著明な高マグネシウム血症を起こし、心停止に至った例(後に回復)も報告されています。 しかしマグネシウム摂取に反応性の低い患者もいました。 マグネシウム摂取と血圧との関係性を確立するためには、より高用量での試験が必要です。 高血圧でマダネシウム濃度が正常の人々の血圧に対してマグネシウム補充が与える効果を示す科学的実証は、限定的で相反していることが見出されました。

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カルシウム/マグ 30日分

マグネシウムサプリメント

はじめに マグネシウムは体内に豊富にあるミネラルで、多くの食物中に自然に存在する。 他の食品に添加されたり、サプリメントとして利用されたり、また制酸剤や緩下剤のような薬剤に含まれることもある。 マグネシウムは、体内におけるさまざまな生化学反応(タンパク質合成、筋肉や神経の機能、血糖や血圧のコントロールなど)を制御してする300種類以上の酵素系の補助因子である[]。 マグネシウムはエネルギー産生、酸化的リン酸化、解糖のために必要である。 また、骨格系の発達に役立ち、DNAやRNA、抗酸化物質グルタチオンの合成にも必要である。 この他、マグネシウムは、神経インパルス伝導や筋収縮、正常な心調律にとって重要な過程であるカルシウムやカリウムの細胞膜通過時に、能動輸送の役割を担っている[]。 血清マグネシウム濃度の正常値は0. 75~0. 低マグネシウム血症の定義は、血清マグネシウム濃度が0. マグネシウムの恒常性は主として腎臓で調節され、通常1日に約120 mgのマグネシウムが尿中に排泄する[]。 マグネシウム濃度が低いと尿中排泄量は低下する[]。 大半のマグネシウムは細胞内または骨中に存在するため、マグネシウム量を評価することは困難である[]。 マグネシウム量を評価するために最も多く利用されている簡便な方法は血清マグネシウム濃度測定法であるが、血清濃度は体内の総マグネシウム量や特定の組織中の濃度との相関関係はほとんどない[]。 その他のマグネシウム量評価法には、赤血球中や唾液中、尿中のマグネシウム濃度を測定する方法、血中、血漿中または血清中のマグネシウムイオン濃度を測定する方法、マグネシウム負荷試験などがある。 どの方法も単独では不十分である[]。 専門家の中には、マグネシウム負荷試験(マグネシウム非経口注入後に尿中マグネシウムを測定)が成人のマグネシウムの状態を評価する最良の方法だと考えている人もいる[]が、反対意見もみられる[]。 マグネシウムの状態を総合的に評価するためには、臨床検査と臨床評価の両方を行う必要があると思われる[]。 推奨摂取量 米国科学アカデミー医学研究所の食品栄養委員会(FNB)が設定した食事摂取基準(DRIs)には、マグネシウムや他の栄養素の推奨摂取量が提示されている[]。 DRIは、健常人の栄養摂取の計画と評価に関する一連の基準値に対する総称である。 これらの基準値は年齢や性別ごとに異なり、次のような項目がある。 推奨栄養所要量(RDA):ほとんどすべての(97~98%)健常人が栄養所要量を満たすのに十分な平均1日摂取量。 適正摂取量(AI): RDAを設定するためのエビデンスが不十分である場合に示され、十分な栄養が確保できると推定される値に設定されている。 推定平均必要量(EAR):健常者の50%において所要量を満たすと推定される平均1日摂取量。 通常、個人ではなく、母集団の栄養摂取量の妥当性を評価するために使われる。 許容上限摂取量(UL):健康上の有害作用を引き起こすとは考えにくい最大1日摂取量。 表1は最新のマグネシウムのRDAを示す[]。 食品栄養委員会(FNB)は、出生から12カ月までの乳児に対しては健康な母乳栄養児の、また7カ月~12カ月までの乳児に対しては離乳食を併用した母乳栄養児の平均マグネシウム摂取量に相当する量をマグネシウムのAIに設定している。 ホウレンソウのような緑色の葉野菜、マメ科植物、ナッツ類、種子類、全粒粉は優れた供給源である[,]。 一般的に食物繊維を含む食物はマグネシウムを含んでいる。 マグネシウムはまた、朝食用シリアルや栄養強化食品の一部にも添加されている。 穀物の栄養に富んだ胚芽や糠を取り除く精製工程のような処理を行うと、マグネシウム含有量は大きく減少する[]。 マグネシウムの供給源の例を表2に示している。 FDAは、消費者が食事全体における製品の栄養素含有量を比較するのに役立つようDVを設定した。 マグネシウムに対するDVは成人および4歳以上の小児で400 mgである。 しかしながら、FDAはマグネシウム強化食品以外には、食品の成分表示にマグネシウム含有量の記載を義務づけてはならない。 DVの20%以上が摂取できる食品は栄養価の高い供給源とみなされる。 サプリメント マグネシウムサプリメントは、酸化マグネシウムやクエン酸マグネシウム、塩化マグネシウムなどさまざまな形で入手できます[,]。 サプリメントラベルの栄養成分表には、マグネシウム含有化合物の総重量ではなく、製品に含まれるマグネシウム元素の量が記載されている。 マグネシウム吸収量は、マグネシウムサプリメントの種類によって異なる。 液体に溶けやすい形のマグネシウムは、溶けにくい形のものより腸で高率に吸収される[,]。 小規模研究の結果から、アスパラギン酸マグネシウム、クエン酸マグネシウム、乳酸マグネシウム、塩化マグネシウムといった形で含まれるマグネシウムは、酸化マグネシウムや硫酸マグネシウムに含まれるマグネシウムより吸収率や生物学的利用能が高いことが明らかになった[]。 医薬品 緩下剤の中にはマグネシウムが主成分のものもある[]。 たとえば、フィリップス・ミルク・マグネシア(商品名Phillips' Milk of Magnesia)は大さじ1杯中に500 mgのマグネシウム元素を水酸化マグネシウムの形で含有している。 説明書には青少年と成人の摂取量は1日あたり大さじ4杯までと指示されている[]。 (このようなマグネシウム量は安全上限値をはるかに超えており、医薬品の緩下作用が原因で一部のマグネシウムは吸収されない)。 また、マグネシウムは胃酸過多が原因の胸やけや胃の不調に治療薬として使われることもある[]。 例として、エクストラ・ストレングス・ロレイド(商品名Extra-strength Rolaids)は1錠につき55 mgのマグネシウム元素を(水酸化マグネシウムとして)含有している[]が、タムス(商品名Tums)はマグネシウムを含有していない[]。 マグネシウムの摂取状況 米国人の食事に関する調査によれば、マグネシウムの摂取量は継続的に推奨量を下回っている。 2005年~2006年の全米健康・栄養調査 NHANES のデータを分析すると、全年齢の大半の米国人はEARより少ない量のマグネシウムしか摂取していない。 71歳以上の成人男性と思春期の女性は、マグネシウム摂取量が少ない可能性が最も高いと考えられる[]。 2003年~2006年のNHANESのデータを用いて成人のミネラル摂取量を評価した研究では、マグネシウムサプリメントを摂取している人では、食物由来のみのマグネシウムの平均摂取量(男性350 mg、女性267 mgでそれぞれのEARと等しいかやや上回っている)が、マグネシウムサプリメントを摂取していない人(男性268 mg 、女性234 mg)より多いという結果が得られた[]。 マグネシウムサプリメントを摂取量に含めた場合、平均総マグネシウム摂取量は男性449 mg、女性387 mgであり、EARをはるかに上回っていた。 米国での現在のマグネシウム摂取状態は入手できてい。 マグネシウム摂取状況を評価するために、食事由来のマグネシウム摂取量を調査する方法が、通常用いられている。 NHANESは1974年以来、参加者の血清マグネシウム濃度を測定しておらず[]、また、病院やクリニックにおける電解質のルーチン検査ではマグネシウム濃度は測定されていない[]。 マグネシウム欠乏症 食事由来のマグネシウム摂取量が少ないことを除いて健康な人では、腎臓がマグネシウムの尿中排泄を制限するため、症候性マグネシウム欠乏症はほとんど認められない[]。 しかし、健康上の理由から日常的にマグネシウムの摂取量が少ない場合やマグネシウムの喪失量が過剰な場合、あるいは慢性アルコール依存症やある種の薬物を服用している場合は、マグネシウム欠乏症になる可能性がある。 マグネシウム欠乏症の初期徴候は、食欲不振、悪心、嘔吐、疲労、脱力感などがあげられる。 マグネシウム欠乏症が悪化すると、痺れ、刺痛、筋収縮、筋痙攣、てんかん発作、人格変化、不整脈、冠状動脈攣縮を発症する可能性があります[,]。 重篤なマグネシウム欠乏症では、ミネラルの恒常性が崩れているため、低カルシウム血症または低カリウム血症(血清カルシウム値または血清カリウム値がそれぞれ低い状態)になることがある[]。 マグネシウム欠乏のリスク群 マグネシウム不足は、マグネシウム摂取量がRDAを下回っているものの明らかな欠乏症を防ぐために必要とされる量は満たしている場合に起こる可能性がある。 次の集団は、十分な量のマグネシウムを摂取していない場合が多いか、または腸管でのマグネシウム吸収を低下させたり、体外へのマグネシウム喪失量が増加したりするような病状が認められる(あるいは薬剤を服用している)ため、他の集団よりマグネシウム不足のリスクが高いと考えられる。 消化器疾患を有する人 クローン病、グルテン過敏性腸症(セリアック病)、限局性腸炎が原因の慢性下痢症や脂肪吸収不全症によって、徐々にマグネシウム欠乏が起こることがある[]。 小腸、特に回腸の切除術やバイパス術を受けると、多くの場合、マグネシウム吸収不全やマグネシウムの喪失が認められる[]。 2型糖尿病の人 インスリン抵抗性糖尿病または2型糖尿病では、マグネシウム欠乏や尿中マグネシウム排泄量の増加が起こる可能性がある[,]。 マグネシウムの喪失は、腎臓におけるグルコース濃度が上昇し、尿量が増加した後に起こると考えられる[]。 アルコール依存症の人 マグネシウム欠乏症は、慢性アルコール依存症の人によく見られる疾患である[]。 慢性アルコール依存症の人では、食事摂取量が少なく栄養状態が不良であること、膵炎に起因する嘔吐、下痢、脂肪便などの消化管異常、尿中への過剰なマグネシウム排泄を伴う腎機能障害、リン酸欠乏、ビタミンD欠乏症、急性アルコール性ケトアシドーシスおよび肝臓病に伴う高アルドステロン症などが、すべてマグネシウムを減少させる原因となり得る[,]。 高齢者 高齢者では、若年成人より食事由来のマグネシウム摂取量が減少します[,]。 さらに、年齢と共に腸管でのマグネシウム吸収が低下し、腎臓からのマグネシウム排泄が増加します[]。 また、高齢者は慢性疾患に罹患しやすく、マグネシウムの状態を変化させる薬剤を服用していることも多いため、マグネシウム欠乏のリスクが増加する可能性がある[,]。 マグネシウムと健康 日常的にマグネシウムの摂取量が少ないと、生化学的経路に徐々に変化を生じ、疾患のリスクが増加する。 この節では、マグネシウムが関与していると思われる4つの疾患および障害、すなわち、高血圧症、心血管疾患、2型糖尿病、骨粗鬆症および片頭痛に焦点を当てている。 高血圧症および心血管疾患 高血圧症は心臓病と脳卒中の主要なリスクファクターである。 しかし、これまでの研究によれば、マグネシウム補充療法の効果は、よくてもわずかに血圧を下げる程度であるとされていた。 12の臨床試験のメタアナリシスによれば、高血圧症患者545人を対象に8~26週間にわたりマグネシウム補充療法を実施した結果、拡張期血圧がわずかに低下した(2. 2 mmHg)[]。 マグネシウム投与量は1日あたり約243~973 mgであった。 他の22試験のメタアナリシスでは、正常血圧と高血圧の成人1,173人を対象にマグネシウム補充療法を3~24週間行ったところ、収縮期血圧が3~4 mmHg、拡張期血圧が2~3 mmHg 低下したと報告されている[]。 この効果は、9件のクロスオーバー試験において、参加者のマグネシウム摂取量が1日あたり370 mgを超えている場合にやや顕著にみられた。 果物や野菜を追加したマグネシウム含有量の高い食事を摂取した場合、低脂肪や無脂肪の乳製品を摂取した場合、また、全体的に脂質の少ない食事を取った場合では収縮期血圧が平均5. 5 mmHg、拡張期血圧が平均3. 0 mmHg低下したことが示された[]。 しかし、この「Approaches to Stop Hypertension(高血圧を防ぐ食事法)(DASH)」に基づいた食事でも、カリウムやカルシウムのような降圧に関与している栄養素の摂取が増えるため、マグネシウムのみが関与する効果を明らかにすることはできない。 マグネシウム摂取と心臓病の関連を検討した前向き研究も複数実施されている。 「地域における動脈硬化症リスク研究」では、45歳~64歳の白人およびアフリカ系米国人の男女14,232人のコホートにおけるベースライン時の心臓病リスクファクターと血清マグネシウム値を評価した[]。 平均12年の追跡期間を通して、正常な生理的血清マグネシウム値の四分位における最上位群(0. しかし、食事由来のマグネシウム摂取量と心臓突然死のリスクとの関連性は認められなかった。 米国で行われた別の前向き研究では88,375人の女性看護師を追跡し、研究の初めに測定した血清マグネシウム値と、2年から4年ごとに評価した食物およびサプリメント由来のマグネシウム摂取量が心臓突然死と関連があるかどうかを、26年間の追跡期間を通して調査した[]。 オランダで実施された心血管疾患の既往歴のない20歳~75歳の成人7,664人を対象にした前向き集団研究では、追跡期間中央値10. 5年を通して尿中マグネシウム排泄量(食事由来マグネシウム摂取量が少ないことの指標)が少ないことと、虚血性心疾患のリスクが高いことが関連していた。 血漿マグネシウム濃度は虚血性心疾患のリスクとは関連していなかった[]。 前向き研究の系統的レビューとメタアナリシスによると、血清マグネシウム値が高いほど心血管疾患のリスクが有意に低くなり、食事由来のマグネシウム摂取量が多いほど(最大で1日あたり約250 mg)心筋への血液供給の低下が原因で起こる虚血性心疾患のリスクが有意に低くなることが示唆されたた[]。 マグネシウム摂取量が多いと脳卒中のリスクが低下する可能性がある。 しかし、このような観察研究の欠点のひとつとして、脳卒中のリスクに影響を与えたかもしれない他の栄養素または食事の構成成分という交絡因子が存在する可能性がある。 食事やサプリメントから摂取したマグネシウムが、心臓の健康や心血管疾患の一次予防にどのように関与しているかをさらに理解するために、適切にデザインされた大規模臨床試験が必要である[]。 2型糖尿病 マグネシウムの多い食事が糖尿病のリスクを顕著に低下させる理由は、おそらく糖代謝におけるマグネシウムの重要な働きによると考えられるす[,]。 低マグネシウム血症は糖尿病の先行状態であるインスリン抵抗性を悪化させるかもしれないし、あるいはインスリン抵抗性の結果であるかもしれない[]。 糖尿病はマグネシウムの尿中への喪失を増やし、その後に続くマグネシウム不足がインスリン分泌とインスリン活性を障害するため、糖尿病の管理が難しくなる[]。 マグネシウム摂取と2型糖尿病に関する調査のほとんどは前向きコホート研究であった。 マグネシウム摂取量と2型糖尿病のリスクに関する2011年の前向きコホート研究には13の研究が含まれており、総計536,318人の糖尿病患者と24,516例の糖尿病が対象となった[]。 平均追跡期間は4年~20年である。 研究者は、マグネシウム摂取量と2型糖尿病のリスクとの間に用量反応性の逆相関が認められることを明らかにしたが、この逆相関は体重過多の被験者(肥満度指数BMIが25以上)でのみ統計的有意差が認められ、正常体重の被験者(BMIが25未満)では有意差が認められなかった。 ここでも、マグネシウム摂取に関連する食事中の他の構成要素やライフスタイル、または環境の変化が交絡因子となる可能性がこれらの観察研究の欠点となっている。 マグネシウム補充が2型糖尿病コントロールに与える影響については少数の小規模短期臨床試験のみが実施されており、結果も一致していない[,]。 たとえば、ブラジルの臨床試験では、コントロール不良の糖尿病患者128人がプラセボあるいは1日あたり500 mgまたは1,000 mgの酸化マグネシウム(それぞれマグネシウム元素300 mgまたは600 mgを補充)を含有するサプリメントを30日間摂取しました[]。 その後、血漿マグネシウム値、細胞マグネシウム値および尿中マグネシウム値を測定したところ、高用量群の患者では値が増加し、血糖コントロールが改善した。 メキシコで実施された別の小規模臨床試験では、2型糖尿病と低マグネシウム血症を併発している患者が塩化マグネシウムの液体サプリメント(マグネシウム元素1日あたり300 mgを補充)を16週間摂取したところ、空腹時グルコース濃度と糖化ヘモグロビン濃度がプラセボ群と比較して有意に低下し、また血清マグネシウム値が正常化した[]。 対照的に、インスリン投与を受けている2型糖尿病患者50人がアスパラギン酸マグネシウムサプリメント(マグネシウム元素1日あたり369mgを補充)またはプラセボを3カ月間摂取した場合には、いずれの群でも血糖コントロールに対する効果は認められなかった[]。 アメリカ糖尿病学会は、マグネシウムの日常的利用が糖尿病患者の血糖コントロールを改善することを裏づけるエビデンスは十分ではないと明言している[]。 さらに、ビタミンやミネラルのサプリメントが、栄養障害を基礎疾患に持たない糖尿病患者に有効であるという明白な科学的エビデンスはないとも述べている。 骨粗鬆症 マグネシウムは骨形成に関与しており、骨芽細胞および破骨細胞の活性に影響を与える[]。 またマグネシウムは、骨の恒常性を主に制御する副甲状腺ホルモンと活性型ビタミンDの濃度にも影響を与えます。 地域住民を対象とした複数の研究の結果、男女ともマグネシウム摂取と骨密度との間に関連性があることが認められた[]。 別の研究によれば、骨粗鬆症の女性は、骨減少症の女性または骨粗鬆症や骨減少症に罹患していない女性より血清マグネシウム値が低いことが明らかになった[]。 これらの結果から、マグネシウム欠乏症は骨粗鬆症のリスクファクターである可能性が示唆されている[]。 少数ではありますが、食物やサプリメント由来のマグネシウム摂取量を増加させれば閉経後の女性や高齢女性の骨密度が増加するという研究結果も示されている[]。 たとえば、ある短期試験によれば、20人の閉経後の骨粗鬆症女性に1日あたり290 mgのマグネシウム元素をクエン酸マグネシウムとして30日間投与したところ、プラセボと比較して骨代謝が抑制され、骨量減少が低下した[]。 推奨量のマグネシウムを含有する食事は骨の健康を促進したが、骨粗鬆症の予防と治療におけるマグネシウムの役割を解明するためにはさらなる研究が必要である 片頭痛 マグネシウム欠乏症は、神経伝達物質放出や血管収縮などの頭痛を助長する因子と関連している[]。 片頭痛を有する人では、片頭痛が認められない人よりも血清マグネシウム値と組織マグネシウム値が低くなる。 しかし、片頭痛を予防、あるいはその症状を軽減する目的でマグネシウムサプリメントを使用することに関する研究はあまり実施されていない。 小規模短期プラセボ対照試験4試験のうち3試験では、片頭痛患者に1日あたり最大600 mgのマグネシウムを投与した結果、片頭痛の頻度がわずかに減少することが明らかになった[]。 片頭痛予防法に関するレビューの著者は、マグネシウム300 mgを1日2回、単独摂取または他の治療薬と併用することで片頭痛を予防できると提案している[]。 米国神経学会および米国頭痛学会は、エビデンスに基づいた最新ガイドラインにおいて、マグネシウム療法は片頭痛予防に対して「おそらく効果あり(probably effective)」と結論づけている[]。 片頭痛予防に使用されるマグネシウムの一般的な用量はULを超えているため、マグネシウム療法は医療スタッフの指導や監督の下でのみ行われるべきである。 マグネシウム過剰摂取による健康上のリスク 健常者であれば、食物から過剰量のマグネシウムを摂取しても余剰分が腎臓から尿中に排泄されるため、健康上のリスクはない []。 しかし、サプリメントや治療薬から高用量のマグネシウムを摂取すると、しばしば悪心や腹部疝痛を伴った下痢が認められる[]。 最も下痢を引き起こしやすいマグネシウムの形は、炭酸マグネシウム、塩化マグネシウム、グルコン酸マグネシウムおよび酸化マグネシウムである[]。 マグネシウム塩による下痢や緩下作用は、小腸や大腸で吸収されなかった塩類の浸透圧活性と胃運動の促進によって生じる[]。 非常に高用量のマグネシウムを含有する緩下剤や制酸剤(通常1日あたりマグネシウム5,000 mg超を補充)はマグネシウム中毒を引き起こす可能性があり、生後28カ月の男子乳児[]および高齢男性[]において致死的な高マグネシウム血症が認められている[]。 マグネシウム中毒の症状は、通常、血清マグネシウム濃度が1. 74~2. 腎機能障害や腎不全が認められる場合は、過剰なマグネシウムを排泄する能力が低下または失われるため、マグネシウム中毒のリスクが高まる[,]。 FNBが設定したマグネシウムサプリメントのULは、健康な乳児、小児および成人のみを対象としている(表3参照)[]。 表3:マグネシウムサプリメント許容上限摂取量(UL)[] 表3:マグネシウムサプリメント許容上限摂取量(UL) 年齢 男性 女性 妊婦 授乳婦 生後0~12カ月 設定なし 設定なし 1歳~3歳 65 mg 65 mg 4歳~8歳 110 mg 110 mg 9歳~18歳 350 mg 350 mg 350 mg 350 mg 19歳以上 350 mg 350 mg 350 mg 350 mg 医薬品との相互作用 医薬品の種類によっては、マグネシウムサプリメントとの相互作用を有するか、マグネシウムの状態に影響を与える可能性がある。 次にいくつかの例をあげます。 このような医薬品やそれ以外の医薬品を定期的に服用している人は、マグネシウム摂取に関して医療スタッフと相談すべきである。 マグネシウム含有量の多いサプリメントや医薬品と経口ビスホスホネート製剤の服用間隔は2時間以上空けなければならない[]。 これらの抗生物質はマグネシウム含有サプリメントを摂取する2時間以上前か、または4~6時間後に摂取しなければならない [,]。 FDAのレビューによれば、マグネシウムサプリメントの摂取によって、プロトンポンプ阻害剤が原因で低下した血清マグネシウム値が上昇した例がいくつかある。 FDAは医療従事者に対して、長期PPI投与を開始する前に患者の血清マグネシウム値を測定し、その後も定期的に値を確認するよう注意を促している。 マグネシウムと健康的な食事 米連邦政府が発行する「アメリカ人のための食生活の指針2010」では、「栄養は主として食事から摂取すべきである。 栄養分を豊富に含む食品(多くは未加工品)には、サプリメントに含まれることの多い必須ビタミンやミネラルだけでなく、食物繊維や体によい天然成分も含有している。 ・・サプリメントは・・特定の状況下で特定のビタミンやミネラルの摂取量を増加させるには有益と考えられる」と述べている。 「アメリカ人のための食生活指針」では健康的な食事を次のように述べている。 さまざまな果物、野菜、全粒穀物、無脂肪もしくは低脂肪ミルクおよび乳製品の積極的な摂取が重要。 全粒粉と濃緑色葉野菜はマグネシウムの優良な供給源です。 また、低脂肪乳やヨーグルトにもマグネシウムが含有されている。 インスタントの朝食用シリアルの中にはマグネシウムが強化されたものもある。 赤身の肉、鶏肉、魚介類、豆類、卵、ナッツ類も摂取すること。 飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、コレステロール、塩分(ナトリウム)および添加糖質の摂取を少なくする。 1日に必要なカロリー摂取量を超えないこと。 健康的な食事に関する詳細はと米国農務省の食事の指針システム、を確認すること。 参考文献• Institute of Medicine IOM. 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