STEP2: キャラクターを配置する 次に、キャラクターを配置していきます。 キャラクターを配置する上で注意すべき点は、棒立ちにならないことです。 できるだけキャンバスの縦・横の線に沿っていない動きをつけるようにしましょう。 例1 この絵ではキャンバスが縦長なので、キャラクターをS字にしています。 例2 キャンバスを縦に割った場合、以下のようにキャラクターが垂直になり動きをつけることが難しくなってしまします。 こういった場合には、キャラクターを斜めに配置して動きをつけると良いでしょう。 例3:キャラクターをS字に配置したイラスト このイラストは、例1と同じようにS字にしてあります。 S字にすることによって女性らしさも表現できます。 STEP3: キャラクターを描く 次に、キャラクターを描いていきます。 ここでは、キャンバスから頭をまっすぐに描かないことがポイントです。 まず、頭に角度をつけましょう。 さらに、手や足などを曲げることによって動きをつけていきましょう。 キャラクターを以下のように塗りつぶした際に偏(かたよ)りが出るとバランスが悪いので、体を左に持ってくるなら足を右側に持ってくるなどの工夫をしましょう。 次にスカートを描いていきます。 「ピタっ」としたものを描くのではなく「フワッ」としたスカートを描くと動きが出やすくなります。 こまめにキャンバスを反転させてバランスをチェックしましょう。 STEP4: 小物と背景を描く ここでは、小物などを加えて絵本のような可愛らしさをつけていきます。 空きスペースやスカートの部分に置いていくのがオススメです。 小物はイラスト全体の密度を増すことを意識しつつ描いていきましょう。 また、レイヤーを分けながらやるといいでしょう。 小物はテーマにそったものを入れていきましょう。 今回の場合は蜂蜜の匂いにひかれた蝶々などを描きました。 連想ゲームのようにして考えると楽しいです。 小物を描く時は小物にも角度をつけることがポイントです。 こちらでおおまかなラフの完成です。 STEP5: 二次ラフを描く おおまかなラフから二次ラフを描いていきます。 顔が重要になってくるので描く際は反転などして、バランスをチェックしながら描いていきましょう。 一次ラフではおおまかな服の形のみだったので、二次ラフでは服の設定をきちんと決めていきます。 小物も微調整しながら描いていきましょう。 この時にレイヤーを分けておくと便利です。 一次ラフから二次ラフに描き起こした際に何か物足りないと思ったら、背景にリボンなどを配置して絵本のようにするのもオススメです。 以上で、「イラストの構図の取り方講座」は終了です。 また、動画講座では実際に描いていきながら解説を行っていますので、記事よりも更に理解しやすくなっています。 ぜひチェックしてみてくださいね!.
次の
クリックできる目次• 構図を決めるときは重心を意識する はじめは構図の重心をつかむのが難しいかもしれません。 ですがあえていいます。 構図を決めるときは、キャンパス(漫画なら原稿用紙)のどこに重心を置くか意識しましょう。 重心は構図を構成するときに大切な考え方なんです。 といわれても、「重心」……わかりづらいですよね。 まずはこの絵をご覧ください。 この左右の絵。 左側は 下に絵が描いてあるので、 重心は下にあります。 ということは、右側は 絵が上に描いてあるので、 重心は上にある。 ということになります。 「重心」は絵の密度が高いほうにきます。 ではなぜ、この重心が構図を考えるときに大切なのでしょう。 たとえばこの一枚の絵。 絵の 密度が高くなっている下に、重心があります。 重心が下にくると、絵は 安定感をもちます。 逆に 重心が上にくると、 不安定感をもちます。 落ち葉と、舞ってる木の葉をイメージしてもらえるとわかりやすいかな、と思います。 重心が下にある絵は安定感があり、画面に動きが出しずらい構図です。 反対に 重心が上にある絵は、不安定感があり、画面に動きがでる構図です。 どちらが良い、悪い。 ではなくて、表現したいモノによって構図を選択します。 動きを出したいなー、と思ったら画面に不安定感のでる構図。 どっしりとさせたいなー、と思ったら画面に安定感がでる構図。 そしてその構図を選択するときに、「重心」という考え方が大切になってきます。 またこの 「重心」をバランスよくつくると、まとまりのいい構図になります。 構図を構成する例:11パターン 構図の例を11パターンご紹介します。 イラストや漫画を描くときの参考にしてくださいね。 水平構図 キャラクターの体が横へ広がり、 水平になるように配置した構図です。 空を飛んでいたり、寝そべっていたりするシチュエーションも考えられますね。 重心を上にしてもまだ比較的、 安定した構図といえます。 配置するキャラは複数人でもOKです。 その場合 手前と奥を意識して遠近感がでるように配置すると リズミカルな効果を出すことができます。 また、キャラではなく風景を描くときは 海や山などの自然の広がりや 空に広がる雲を見せたいときに使うと効果的です。 垂直構図 キャラクターが 垂直になるように配置した構図です。 キャラが1人の場合は、重心をどこに置くかも考えると、画面に変化を与えられます。 この構図は、奥行きを出すようにキャラクターを並べていくと、リズミカルな動きを出すことができます。 ナナメの構図 画面に対してナナメに配置する構図です。 不安定感があるので、動きを出したいときなどによく使われます。 その傾き加減によっても、与える印象は変わってきます。 傾むくほど、画面に動きが出てきますが、やり過ぎると垂直構図に近づき、かえって安定した構図になっていきます。 イラスト全体のバランスを見ながら、傾き加減を調整していきましょう。 三角構図 三角形の角にキャラ(またはアイテム)を配置した構図です。 画面に抜群の安定感がでます。 安定しすぎて少しつまらなく感じたときは 武器を持たせたり 動きのあるポーズをつけたりすると ほどよい動きがでてきて面白いですよ。 逆三角形にするのもアリです。 逆三角形にすると、画面に少し動きがでてきます。 ひし型構図 ひし型になるようにキャラを配置した構図です。 安定感と、ほどよい軽快な動きがでます。 キャラ1人の場合は、少し手を広げたり、服や髪をなびかせたりして、ひし型をつくります。 キャラが複数人いる場合は メインのキャラの背後から、ひょっこり顔を出したりといったシチュエーションが考えられますね。 放射構図 画面のとある一点を中心として、そこから放射状に配置する構図です。 キャラが1人よりも、複数人いるときに使うといいですね。 配置するキャラは、正円になってなくても大丈夫です。 うまくバランスがとれれば、にぎやかな構図になります。 ジグザグ構図 ジグザグになるようにキャラを配置した構図です。 ほどよく遠近感を演出することができます。 手前にいるキャラが目立つため、そこにはメインとなるキャラを配置するのが定石です。 この構図で注意が必要なのは、遠近感を意識しないでキャラをジグザグに配置してしまうことです。 遠近感がないと単なる横並びになり、画面に奥行がでません。 奥行をもたせたほうが画面に動きもでてくるので、キャラの遠近感は意識しましょう。 ただし、キャラの身長差などを見せたい場合など、明確な意図があれば遠近感はなくてもOKです。 曲線構図 流れるような曲線を描く構図です。 曲線なので、やわらかな印象を与えることができます。 画面にも動きがでますね。 動きが出にくい垂直構図のキャラと対比させると面白いかもしれません。 らせん構図 らせんの線上にキャラを配置する構図です。 視線の動きは手前から後ろへ、らせん状に動いていきます。 そのため、この構図に安定感はありません。 画面に動きを出したいときに使うといいでしょう。 ふちどり構図 画面のはしをふちどる構図です。 トンネルやアーチ型の橋や門、おい茂る木々などで画面のはしをふちどります。 画面をふちどることで安定感が生まれ、 キャラを引き立たせる装飾的な役割にもなります。 シンメトリー構図 キャラを偶数人配置し、左右対称になるようにした構図です。 動きがあまりない安定した構図になるので、ポーズに動きを出すとよいでしょう。
次の
単純な シンメトリー(左右対称)の構図です。 シンプルですが整った雰囲気を出すことができます。 キャラクターを背中合わせに立たせる構図です。 キャラクター性を出しやすく、ドラマティックな演出ができます。 抱きついたり手を握ったりと、身体的接触をさせます。 カップリングイラストなどに向いています。 キャラクターを区切ったコマの中に入れてしまう構図です。 一枚絵を並べる、という考え方で配置をすることができます。 コマさえ増やしてしまえばかなりの人数を収めることができます。 同じ方向に走る、武器を向けるなど、統率のとれた構図になります。 キャラクターにアクション性を持たせることができます。 キャラクターを 手前と奥に配置することで前後感を出す構図です。 背景との親和性も高く、本の表紙などにもしやすいです。 複数人を配置した時でも 視線誘導のテクニックを使うと、ちらついた印象がなくなり すっきりとした構図になります。 顔やなびく布、手足など目につくパーツの配置には気を付けましょう。 単行本の装画や雑誌の表紙、ゲームのパッケージ、写真集など、参考になる構図は身近に山ほどあります。 自分のストックを増やすつもりで常に観察することをオススメします。 構図マスター目指して頑張りましょう! 著・画 安田昴 フリーランスのイラストレーター。 ソーシャルゲームの絵などを描きながらこちらで記事を書かせていただいてます。 CGデザイナーの経験あり。 何かありましたらこちらにお願いします Email:tvzyon gmail. com Tumblr:.
次の