これは100%卵ですね。 言い切れます。 丁度今産卵の時期ですね。 ゲンゴロウ類ではありませんが以前ミズカマキリを飼育しているときに似たような事がありました。 そのときの卵はどうやら無精卵のようでしばらくしたらカビてしまいましたが・・・ タガメなどでも交尾相手がいない場合などは無精卵を水中に産み落とす事があるようで今回の卵も無精卵の可能性は十分あるかと思います。 ただ産み落としてしまう卵もあるようでなんともいえません。 産み落とした卵ですがこういうものの孵化の可能性は基本的に通常のものより低いと思っていたほうがいいかと思います。 卵の取り扱いですが水ゴケは他の方のいうとおりオススメ出来ません。 私は水の中におく方がいいかと思います。 卵の呼吸ですが他の水中に産卵する水生昆虫同様 おそらく水中の溶存酸素を得る事で呼吸していると思います。 ですので酸素が無ければ卵は死滅しますがそこまで気にする必要はないでしょう。 この卵が有精卵で生きて成長した場合、日にちがたてば幼虫の目や体が透けて来ます。 シャープゲンゴロウモドキの場合は大体産卵から二週間くらいで孵化します。 二週間から三週間以上たっても全く卵に変化が無ければおそらく卵は死んでいると思いますので残念ですがあきらめましょう。
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11月16日、今日は大学の講義が終わり、アパートで採集準備を済ませてからゆっくり休んだ後、深夜(17日)から青森県の東通村へ向かった。 今日の目的はエゾゲンゴロウモドキの採集である。 エゾゲンゴロウモドキは東北地方、 北海道に広く生息しているが分布やや局所的なので採集が難しいとされているというのを 図鑑で目にした。 未だゲンゴロウの採集さえしたことのないのに、少々順序が間違っているような気も するが、まあ、そんなことは気にもせず何事も挑戦だと言い聞かせ、採れる気満々で現地 へ向かった。 過去に一度だけ東通村へゲンゴロウ採集に出かけたことがあったが、めぼしい成果は でず、残念ではあったが本種だけでなく、ゲンゴロウ類全般における採集経験が浅すぎる ことを悟り(そりゃそうだ、ゲンゴロウ採集はこれが初めて)、逆に学ぶことの方が多く、 かなり楽しかった。 そのため今回は前回のリベンジ(?)として、何としてでもエゾゲンゴロウモドキをゲットして帰ろうと思う。 岩手県から北上して、青森県東通村まで9時間から10時間ほどかかる。 場所はとある県道沿にある放棄水田脇にある用水路である。 現地では東北地方のほぼ最北端であるため、11月といっても流石に寒さが応えた。 用水路はかなり濁っていて土は少し灰色がかった色をしていて、水は薄い赤褐色であった。 こんな濁ったところには・・・と疑問に感じたが、以前この辺りに来た時にはあまり用水路 のある付近を探さなかったため、このあたりの適当な場所からあたってみようと思い、目 に付いた場所から早速網を入れた。 すると、マツモムシが大量に、ミズスマシが2匹、さらに続けてコオイムシが4匹に種類は 分からないがヤンマ科のヤゴが3匹入った。 流石に水が冷たいだけあって動きが鈍い。 ヒメゲンゴロウやガムシなどの水生昆虫は入ってくるが、なかなかお目当てのものは入らない。 用水路の底は落ち葉や木の枝が堆積していてかなり腐食した土になっていた。 汚い土の色だなぁなどと思いながらも、どんどん攻めた。 今日、もって来た網は普通に市販されているものでも安い網であったため根元の 金具部分が掬った泥の重みに耐え切れず折れてしまったが、折れた網でガバッと勢い よく掬ったところ泥がかぶさって少し黒褐色を帯びた3cm以上ある大きな物体が、 のそりのそりと動いた。 大きかったためガムシかな?と思ったが、動きが明らかに自分の直感でガムシではないと分かった。 何だ?これは?と指で動く物体の背面の泥をどけると前胸背の周辺が黄色で縁取られ た、今まで見たことのない大きなゲンゴロウが目に飛び込んできた。 こ、これは・・・?(うおおおおおぉぉぉ)、図鑑で何度も見たあのエゾゲンゴロウモドキである。 本当にうれしい。 冗談にも水のきれいな場所とは言えないけれど、普通は溜池や沼地などで採集できるも ので、正直こんな汚いところでは採れないだろうと勝手に思い込んでいただけに、今のこ の状況にかなり驚いた。 その後、ペアで採集できた。 エゾゲンゴロウモドキがなぜこんなところにいるのか、今はそんなことを考 えられるほど冷静ではなく、非常に興奮しまくっていた。 ポイント探しだけでも2日ぐらいかかるだろうと予想していたが、現地についてから、 いきなり採集できてしまったため、正午前までにはノルマ達成となった。 採ったブツをじっくりと観察したかったため観光もせず、早速帰路に着いた。 今日は1ペアだけであったが、別の日にまたここへ来た時には6ペアものエゾゲンゴロウモドキが採集できた。 前翅が羽化したてのツルツルピカピカだったことや採れた時期もほとんど似たような時に 来たので、11月までには羽化して活動できる状態になっていると考えられる。 近くに池が地図で確認できたのと4月ごろここへ採集に来たときにはいなかったので、 その池から一時的にやってきたものと考えられる。 下の画像は見にくいですが、全てエゾゲンゴロウモドキです。
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ゲンゴロウモドキの紹介と飼育繁殖 ゲンゴロウモドキ Dytiscus dauricus 体長30〜36mm。 北海道と本州の一部に生息。 国内にはシャープゲンゴロウモドキ(アズマゲンゴロウモドキ、コゲンゴロウモドキ) 、エゾゲンゴロウモドキ、いろいろなゲンゴロウモドキがおりますが、これが本家本元!? ゲンゴロウモドキ 俗称【タダゲンモ】でゲンゴロウ属でいうタダゲン(ナミゲン)的な存在。 関西での飼育下における産卵は2月下旬ごろからポツポツと始まり、3月末〜4月中旬ごろにピークを向かえ5月下旬〜6月上旬ごろ終了。 自家繁殖個体を飼育・繁殖にチャレンジしてみたいという熱心な方にお分けしています。 お分けしますのページは。 6 幼虫を確認 2003. 11 2令出現 2003. 28 3令中期 2003.. 2 3令後期(上陸時) 蛹室脱出直後の新成虫 2003.
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