見出し• 貧血ってそもそもなに? 私たちの血液人は大切な役割があります。 それが酸素をカラダに運ぶことです。 この酸素を運ぶために欠かせないのが血液中になるヘモグロビンという赤血球の中にあるものです。 このんヘモグロビンが多いのか、少ないのかで私たちのんカラダに酸素を運ぶ量が変わってくるために結果的にカラダに不調を引き起こす原因になり酸素が必要量を運べなくなるのです。 貧血は4種類ある 貧血と言っても大きく分けると4つの種類に分けることができます。 それぞれの特徴をみてみます。 鉄欠乏性貧血 貧血の中でもよくあるのがこの貧血です。 そのために、60〜80%の人が鉄欠乏性貧血と言われているのです。 この貧血の原因は・・・・• 生理過多• 消化管から出血• 痔など 悪性貧血 悪性貧血と聞くと悪いイメージを持ってしまいますが、よくあるイメージが貧血は鉄分が不足しているというイメージです。 しかし、赤血球を作るためには、鉄分を補うだけではありません。 赤血球を作るためには、ビタミンB12や葉酸なども必要な栄養なのです。 こうした栄養が不足していることでも貧血は起こるのです。 ビタミンB12が不足する欠乏貧血 これは、ビタミンB12が不足することで起こる貧血で、ビタミンB12は、胃で吸収されることでからだんいん行き届くようになります。 しかし胃が正常に機能していないことでビタミンB12が吸収できなくなっていると赤血球も作ることができず貧血が怒ってしまうのです。 葉酸が不足する欠乏性貧血 葉酸はビタミンB群の仲間で、水に溶ける水溶性ビタミンの一つです。 この葉酸はタンパク質や細胞を作る時に必要な核酸を合成する役割があり、もちろん赤血球の細胞の形成を助ける働きもあります。 ただ、普通に生活をしている中での食生活では不足することはありませんが、欠乏する原因を作っていることで貧血を起こしてしまうのです。 ダイエットをしている• 偏食である• アルコールの取りすぎ こういたことで葉酸が不足するのです。 溶血性貧血 赤血球には120日程度の寿命があります。 この寿命が溶血性貧血の場合には、この寿命が短くなることで生成がが破壊に追いつかなくなる事態になります。 そうなることで赤血球が不足し補なくなるのです。 ただこの原因には外的要因、つまり激しいスポーツをしているような状態にあることで赤血球が壊れてヘモグロビンが流れてしまうことで起こる貧血なのです。 再生不良貧血 再生不良貧血は、そのまま字のごとく赤血球だけでなく白血球などの血球自体を作ることができなくなる病気です。 この理由には、血球が骨髄で作られていますが、骨髄組織の多くの場合は、脂肪に置き換わっていることで血球が作られない状態になる難病なのです。 貧血が起こる原因って? 必要な栄養が不足している 食事をダイエットのためやそもそも偏食な人の場合など、不規則な食生活を送っていることでカラダに必要な栄養が取ることができなく、カラダに不足している状態になると貧血を起こしてしまいます。 特に貧血がある場合に、必要な栄養はビタミンB12や葉酸などのヘモグロビンを作るために必要な栄養が必要です。 また非ヘム鉄を効率よく吸収するためにはタンパク質も不足していると貧血をおこす原因にもなります。 カラダの外に血液が出てしまう 怪我をするなどでカラダから外に出血をすることで血液が失われることで貧血になることがあります。 また病気としてガンや痔など出血を伴うような疾患による出血があると貧血を起こすことがあります。 赤血球が壊れる 赤血球には寿命があります。 本来であれば120日の寿命があるはずが、赤血球の膜が早く壊れることでヘモグロビンが流れ出てしまうことがある溶血性貧血というものがあります。 これは古くなることで脾臓や肝臓で破壊されるようになっていますが、様々な原因によって早くに壊れてしまうようになるのです。 溶血性貧血の特徴には・・・• 目が黄色くなる• 皮膚が黄色くなる といったことがありますが、基礎疾患が原因になっていることもありますが、マラソン選手のようなスポーツや激しいスポーツをすることも壊れる原因にあるのです。 貧血の気になる症状とは 頭痛がする 貧血によって頭痛が起こることもあります。 そもそも貧血と頭痛とはあまり結びつきが内容におもわれるかもしれません。 それよりも貧血によってめまいがおこる方がしっくりくるかもしません。 しかし、実際に貧血がおこるのは血液が少ないことで起こるのではなく、酸素が不足することによって起こるものです。 そして酸素を運ぶ役割をしているのが赤血球で、貧血が起こるのにはこの赤血球が少なくなることが原因なのです。 そして酸素の消費が大きい脳では、酸素の消費量も多くカラダ全体で見ればじつに1/4も消費しているのです。 このことからも酸素が不足することで頭痛を引き起こしてしまうのです。 吐き気やめまいが起こる めまいの感じ方は個人差がありますが、頭がフワフワしたり、視界がぐるぐると回るようなイメージを持つひともいると思います。 こうしためまいが起こる原因には、消化器系がうまく働いていない状態になるような胃粘膜の炎症や腫瘍や出血といったことから鉄がうまく吸収されないことで貧血を起こすこともあります。 また三半規管と周りの器官とのバランスがうまく取れていないことでめまいを起こすこともあります。 これは血圧が低いことによって血液がしっかりと行き渡っていないことからも起こることです。 耳鳴りが起こるところには自律神経と関わっていることもあり、よく頭がフワフワするやグルグルしためまいがするなどの表現をすると思います。 フワフワする• 過度にストレスが多い グルグルする• 三半規管に水が貯まることで起こる• ストレスに寄るところが大きい 立ちくらみが起こる 立ちくらみを経験したことがある人も多いと思いますが、急に立ち上がったり、起き上がったりすることでめまいを起こすことで立ちくらみが起こります。 これは立ち上がる時など、急に頭の位置を上へ移動させることで起こる脳貧血と呼ばれることが原因です。 この主な原因は急に立ち上がることで血液を下半身に集めるようになり、下半身の血管を縮めることで血液を押し上げることで上半身の血液を保つようになっています。 しかし、自律神経の乱れが起こることでこの反応がうまくできなくなってしまい上半身の血液が不足してしまうことで立ちくらみが起こるのです。 耳鳴りが起こる 貧血から耳鳴りを感じる人も少なからずいます。 人口の10%〜15%程度の人が貧血から耳鳴りを感じています。 これは周りに音を感じていない状態でも音がしているように感じることがあります。 また人によっては自分自身のカラダの中の音が聞こえるということもあるのです。 こうした耳鳴りの原因には、免疫力の低下から炎症を起こし感染することで起こる場合と、自律神経失調症から血液の流れが悪くなると起こることもあるのです。 動悸が起こる 貧血によって同期がおこる理由は、赤血球が不足していることで、脳に一時的に血液が不足していることで起こります。 息入れがする 酸素を運ぶためのヘモグロビンが不足していることから、酸素だけでなく栄養も行き届かないために、ちょっとした運動をしても息切れを起こしたりします。 いわゆる酸欠状態になってしまうのです。 食欲がなくなる 貧血が起こる理由をこれまでにお伝えしているところで貧血になる原因があります。 それが鉄欠乏性貧血にも関係していますが、普段の食事で鉄分が不足するような食事や無理なダイエットをしていることで引き起こされることがあります。 また脳に酸素が行き届かなくなっていることで食欲を調節している視床下部が関係しています。 特に酸素が脳内に欠乏していることから食欲調節がうまく行かなくなり食欲がなくなってしまうのです。 朝起きれなくなる 貧血の原因に低血圧が関係していると、朝になかなか起きることができなかったり、起きることができてもめまいや立ちくらみを起こすことがあります。 この原因には、睡眠中には本来、副交感神経が働くようになっており、また活動する時は交感神経が働くようになっています。 しかし、この交感神経と副交感神経をうまく切り替えができなくなることで朝になかなか思うように起きれなくなてしまうのです。 貧血で眠気が起こるのはなぜ? 貧血を感じるようになるとめまいや動悸といったこと以外にも眠気を感じるようになることがあります。 この原因には、食事などでとった鉄分は眠っている時に腸管で吸収されることにあります。 そのため睡眠がしっかりと取れていなければ貧血を起こしやすくなるのです。 また、貧血によって脳へ酸素がしっかりと供給できていなければ睡眠障害を起こし眠気を引き起こすこともあるのです。 貧血の症状が起きたら!!吐き気やめまいの治し方は 横になり安静にする 貧血を感じるようになった時に、真っ先にできる対処法としてはどこか横になることができる場所で安静にすることです。 またこの時に、頭は低くし、脚を少し高く上げることで血液を脳へお切りやすくする対応もあります。 また横になっている間は目を閉じることでも緩和されます。 貧血を感じた時は、自律神経を整えることが貧血を落ち着かせることになるのです。 そして横になる場所がないときは椅子に座るようにしましょう。 椅子に座り頭を両脚の間に入れるような姿勢をとると良いです。 カラダを閉めるものは緩める 血液の循環からいって、カラダを締め付けるものを身につけているベルトや下着などきつくなるものは一度外すか緩めるかして血流を上手に循環できるようにしてください。 カラダを温める 体温が普段から低く低体温と自覚している人にも言えることですが、貧血と体温との関係性には低体温になる原因と貧血になる原因に共通することがあります。 それが・・・ 栄養不足• 酸素や栄養素を届けるヘモグロビンの不足から熱を発生させることができなくなる 生活習慣 食事や睡眠時間などの生活習慣に関わる全般が乱れている• 喫煙をしている• カラダを冷やす格好や食事をしている• バランスの悪い食事をしている• 冷房の中にいることがおおい• お風呂をシャワーで済ませる• 寝不足になっている カラダを温めることが大切です。 貧血や低体温はじつは危険 貧血や低体温にあるカラダの状態は、様々な疾患を招きやすいのです。 生理不順• 自律神経失調症• 更年期障害• そこでカラダを温める飲み物や食べ物など、また就寝時にはカラダを冷やさないようにすることが大切なのです。 直射日光は避ける 貧血を感じている時に、野外にいることはあまりおすすめではありません。 貧血の症状の他にも日が当たっていることでカラダが熱を生み出す働きと熱を放出する働きのバランスを崩し熱中症を引き起こすこともあるからです。 これは体温が上がることで血液量が一時的に増えその後、熱を逃がそうとするために全身の血液が足らなくなり脳にまで血液が行き届かない状態になることがあるのです。 そのため、貧血を感じた時は日陰など快適な場所で休むことです。 食生活を考える 貧血になってしまう原因の多くは鉄分が不足することから起こることが多くあります。 そのために食事の中でも鉄分多い食べ物を積極的に取ることも大切です。 レバー(豚、鶏、牛)• 牛肉(はつ、ヒレ、タン)• 青魚(鮎、鰹節、イワシ、めざし) また、普段の食事から栄養をバランスよく取ることが難しのであればサプリメントから補う方法も一つの手段です。 睡眠不足をなくす 睡眠不足になっていると体温が下がる原因にあります。 体温が下がるということは、それだけ代謝も下がり血液の流れも悪くなります。 そうならないためにも、1日に最低でも6時間〜7時間半の睡眠を取るようにすることがおすすめでしょう。 貧血で頭痛!対処法は 貧血から頭痛を起こす原因は、一言で言えば脳が酸欠状態に陥っているからです。 これは血液中にある赤血球が運搬役になることで酸素を運んでいますが、赤血球が不足していることで酸素も運べず貧血になります。 よく耳にする例としては、高山病だと思います。 高い山の登ることで酸素が薄くなってくると貧血と同じように頭痛が起こるのです。 そのために貧血から頭痛がくる場合にはこういった対処法が必要になってきます。 食生活を見直す• 肉や魚を食べる• 大豆や乳製品の多く含まれるタンパク質を取る• 緑黄色野菜や果物に含まれるビタミンCをとる サプリメントを利用する• 食事の中で不足する栄養を補給する目的でとる 病院受診をする 通院する場合に処方されるであろうことは食生活と鉄剤の処方になります。 まとめ 貧血になるといっても個人差も大きいながら、その症状も人によって様々です。 吐き気をもよおす人もいれば頭痛を感じる人もいます。 こういった原因は、貧血を改善するための生活習慣や食生活にも大きく関わっています。 また様々な深刻な疾患が隠れている可能性も考えられます。 不安からすぐに解消されたいのであれば、かかりつけ医に一度受診することも必要ですし、普段からの生活習慣を見直していくことも大切なことです。
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貧血の人や貧血気味の人は、いつ貧血の症状が現れるかという不安になっていませんか。 こういう時には貧血になりやすい、とかこういう兆候が現れたら貧血になる、というパターンがある程度わかっているのであれば、慌てずに対応できるでしょう。 スポンサーリンク しかしながら、そのようなことがなく、いきなり貧血になってしまう人もいることでしょう。 そんなときのために困らないよう、貧血になった時にすぐできる対処についてお話ししましょう。 横になって休みましょう これが、最も簡単で確実な対処方法になります。 貧血の症状に気付いたら、まずは横になって休むことを考えましょう。 家にいるのであれば、ベッドやソファーなどに横になればいいですね。 外出先では、場所にもよりますが、座れるところを捜し出して腰掛けましょう。 会社や職場であれば、自分の席や応接室などのソファーで休めるでしょう。 電車やバスであれば、訳を話して席を譲ってもらうことです。 どうしても座れない場合であれば、倒れることを防ぐために何かにつかまることも大事です。 最悪、地面に座り込んででも、倒れるのだけは避けることです。 倒れて頭を打ってしまっては、大変なことになるかもしれません。 スポンサーリンク ベルトやボタンなどを緩めましょう できれば、体を締め付けている衣服を脱ぐのがベストなのですが、そうもいきませんので、ベルトやボタンなどを緩めることです。 それによって、締め付けから解放されるので、身体中に血液が循環されやすくなります。 貧血の症状も和らいでくるものです。 身体を温めましょう 貧血を起こした時には身体が冷えているものです。 ブランケットなどを身体にかけるだけでも、温かくなり血流が回復してきます。 それによって、貧血の症状も和らいでくるでしょう。 このような対処をするだけでも、かなり楽になるはずです。 いざという時のために覚えておくといいですね。 でも、こんなことにならないように普段から貧血対策をしておきたいものです。 次はこちらの記事です。 スポンサーリンク この記事は、気に入っていただけましたでしょうか? 少しでもあなたのお役に立てたのであれば、ソーシャルメディアボタンで共有して頂けますととても嬉しいです。
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急に立ち上がった時に意識が遠くなったり、目の前が真っ暗になると「貧血」だと思われがちですが、これは脳貧血であり、貧血とはまったく関係がありません。 疑われる症状がある場合は専門医を受診する必要があります。 貧血の原因は様々あるため、まずは内科を受診することをお勧めします。 急に立ち上がった時や、朝礼などで長時間立ち続けた時に、めまいや立ちくらみ、気分が悪くなって倒れてしまった経験のある人は決して少なくありません。 また、排尿時や排便時、お酒をたくさん飲んだ時に顔面蒼白で意識を失う、いわゆる失神を経験した方もいると思います。 立ち上がったりした時にフラフラっと立ちくらみが起こると「私は貧血だ」と思われがちです。 でも、健康診断で血液検査をしても、赤血球数やヘモグロビン値は正常で貧血ではない…。 そんな経験はありませんか? これらの症状は貧血によるものではなく、脳貧血が原因で起こります。 脳貧血とは、急に立ち上がったり、起き上がったりする際や、強い痛みを感じたり、排尿や排便をする際、一時的に血圧が下がることで脳に十分な血液が行かなくなるために起こります。 つまり、脳貧血は脳が酸欠状態となることで、めまいや立ちくらみ、失神が起こる病気の総称です。 脳貧血は起立性低血圧や血管迷走神経失神が原因であるため、貧血とはまったく異なります。 貧血は鉄分不足や造血機能の低下で赤血球が減少することによって発症しますが、脳貧血は血液を調べても異常はありません。 脳貧血は貧血の文字を含んでいるため、貧血の仲間であると思われがちですが、脳貧血と貧血はまったく異なります。 脳貧血は起立性低血圧や血管迷走神経失神など、脳への血流不足で起こる症状の総称であり、いずれも血圧が低下して脳に十分な血液が送られないために起こります。 座っていたり寝ていたりすると、下肢に血液がたまりやすくなり、急に立ち上がることで上半身の血流が不足し、血圧が下がるために、ふらつきや失神を起こしますが、これを起立性低血圧といいます。 健常な身体であれば、起き上がると同時に心拍を高めたり、血管を収縮させて血圧を維持しようとするため血圧が下がることはありませんが、なんらかの原因で血圧維持がうまくいかず、血圧が20mmHg以上下がると脳貧血の症状が現れます。 また、脳貧血は血圧の維持機能がなんらかの原因でうまくいかなくなると起こりますが、その原因の1つが血管迷走神経反射です。 迷走神経は体内に広く分布している神経であり、心臓や血管の働きの調節に関与しています。 そのため、強い痛みやストレス、排便、排尿などによって迷走神経が刺激されると、その刺激が脳幹血管運動中枢に伝わることで心拍を低下させたり、血管を拡張したりすることで、血圧を一時的に下げる働きがあります。 この一連の反応を血管迷走神経反射といい、これによって起こる失神を血管迷走神経失神といいます。 自律神経は血管の収縮などで血圧を調節していますが、精神的ストレスなどで自律神経が乱れる自律神経障害が起こると、血圧が維持できなくなることで立ちくらみやめまいなど脳貧血の症状が現れます。 特に10代では、思春期の心の悩みや体の変化など、精神的ストレスなどによって自律神経障害が起こり、それが原因となって脳貧血になることも少なくありません。 また、脱水による体液量の減少や、利尿薬や降圧薬を服用することによる血圧の低下、高齢者の場合は血圧調節機能がうまく働かなくなったり、心臓の血液拍出機能が低下することで、脳貧血の症状が現れやすくなります。 このほか、排尿時に突然意識を失ってしまう排尿失神もあります。 尿をギリギリまで我慢して膀胱が満タンになると、交感神経が刺激されて血管が収縮し、血圧が高くなります。 しかし、排尿することで副交感神経が刺激されて血管が拡張し、血圧が一気に下がることで脳貧血を起こしてしまいます。 小学校の朝礼などで長時間立ち続けていると、気分が悪くなって倒れたりする小学生がいますが、これも脳貧血です。 子供は下肢の筋力が弱いため、立ち続けている事で重力で血液が足のほうへ下がってしまい、脳に血液があまりいかなくなるために脳貧血が起こります。 私たちが立っている時に血液が一番たまるのは足の静脈です。 もともと静脈には血液を送り出す力はほとんどなく、血管周辺の筋肉の収縮を利用するなどして静脈血を上にあげています。 しかし、成長過程にある小学生ではそのような筋肉がしっかりできていなかったり、血管の弾力性に乏しい子供がいます。 そのような子供が長時間立ち続けていると、下肢にたまった静脈血を脳まで押し上げてやることができなくなり、脳貧血が起こります。 筋肉がしっかりと形成された大人では子供の時のような脳貧血は起こりにくくなります。 脳貧血の症状には現れやすい状況があります。 起立性低血圧の場合は、急に立ち上がったり、長時間立っていることで起こりやすくなります。 起立性低血圧の診断基準は、横になった状態から立ち上がって3分以内に血圧が20mmHg以上下がることとなっています。 具体的な症状としては、立ちくらみがする、気が遠くなる、頭がフラフラするなどのめまいがする、錯乱する、目の前が真っ暗になるなどの視野障害が起きる、手足や全身がしびれる、頭痛などがあります。 血管迷走神経失神の主な症状は、一時的に意識を失う失神です。 血管迷走神経失神は失神全体の約2割を占めており、失神前に冷や汗や動悸、吐き気などの症状が現れる事もあります。 意識を失って倒れたりすると重病のようなイメージがありますが、原因は脳への一時的な血流不足であるため、脳貧血で健康を害することはほとんどありません。 脳貧血で恐いのは立ちくらみなどの症状よりも、意識消失によって転倒し、頭を強打するなどの二次障害ですので注意が必要です。 脳貧血は脳への血流障害が原因で起こるため、症状が現れた場合には脳に十分な血液を送り届けてあげる必要があります。 具体的な対処法として、以下の例が挙げられます。 すぐに横になって休息する めまいがした状態で動き回らず、横になって脳に血液を送るようにしましょう。 この時、足を頭より高くするとより脳に血液が送られやすくなるため効果的です。 その場でしゃがむか座る 症状が現れた際には上記のように横になることが効果的ですが、どこでも横になれるわけではありません。 その場合には、なるべく頭を低くするようにしゃがむか、座るようにしましょう。 脳貧血は起こりやすい人もいれば、まったく起こらない人もいます。 もし、自分は脳貧血が起こりやすいという方は、転倒による二次障害を防ぐためにも脳貧血を起こさない予防対策をする必要があります。 具体的な予防法として、以下の例が挙げられます。 急に起き上がったりしない 立ち上がったりすると脳貧血が起こりやすい人は、横になった状態から急に立ち上がったりしないようにしましょう。 特に朝起きて慌てて起き上がってしまう人がいますが、ベッドサイドなどで一呼吸おいてから、ゆっくり立ち上がるようにしましょう。 長時間立ち続けない 朝礼などで長時間立ち続けていると、重力で下肢に血液がたまり、脳への血液量が少なくなるために脳貧血が起こりやすくなります。 脳貧血が起こりやすい人は、長時間立ち続けないようにすることと、気分が悪くなって倒れる前に座ったりするなど、姿勢を低くするようにしましょう。 運動で下肢の筋肉を鍛える 下半身には心臓がないため、重力によって下肢に下がった血液を上半身に送り出すには、下肢の筋肉が心臓の役割を果たしています。 そのため、下肢の筋肉が衰えている人は血液循環も悪くなりがちです。 脳貧血を起こさないためにも、ジョギングなどの運動によって下肢の筋肉を鍛えると効果的です。 ストレスの軽減と規則正しい生活 自律神経は血圧の調節に深く関わっているため、疲労やストレスによって自律神経障害が発生すると、血圧のコントロールがうまくいかなくなり、脳貧血が起こりやすくなります。 そのため、一日三食きちんと摂る事や、十分な睡眠をとるなど、規則正しい生活を送るのはもちろんのこと、ストレスを溜めこまないようにすることが脳貧血の予防につながります。
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