「平らかに成る」と書いて「へいせい」と読む。 今上天皇がご退位される平成31年 2019年 4月30日、平成の時代は終わりを迎えます。 前元号の「昭和」を一言で言い表すときに、第二次世界大戦、高度成長、バブル経済と「激動の時代」ともいわれました。 では「平成」は一言でどんな時代だったのでしょうか?自分は、とにかく、地震、豪雨、台風、火山活動と「大規模自然災害の時代」という印象があります。 その一方で、「スイーツ番長」が登場したのも「平成」 笑。 だからというわけではありませんが、平成は「スイーツの時代」という思いが強くあります。 昭和の後半からのバブル経済は、平成初期に終焉を迎えましたが、男女雇用機会均等法が平成直前の昭和61年に施行され、そんな時代に創刊された女性雑誌が「Hanako」です。 「キャリアとケッコンだけじゃ、いや。 」という大胆キャッチコピーで、昭和63年に世に出た女性向けの雑誌は「Hanako族」という社会現象を生み、翌年の平成元年の流行語大賞に「Hanako、Hanako族」が選ばれるほどでした。 ケーキ、チョコ、アイス、デザートなど全てを「スイーツ」と最初に称したのが「Hnako」。 まさに平成はスイーツと共に始まったのです。 平成スイーツ クロニクル(平成スイーツ史) 「スイーツブーム史」など、まとめサイトのコピペがネット上に散見されますが、稚拙なものが多く、ブームを羅列することに意味はなく、ブームとトレンドをスイーツ番長が考察し、平成スイーツ史としてまとめ、公開いたします。 ここでいう「スイーツ」の定義ですが、和、洋菓子を問わず、大手菓子メーカーなどで製造され、量販店、 コンビニなどの商品棚に陳列され販売されるスナック菓子やチョコレート菓子、 ガム飴類(チルドデザート製品は除く)は対象外とします。 前述の「Hanako」平成2年4月12日号に「ティラミス」の大特集を掲載。 これまで馴染みのなかったティラミスに世間は飛びつきました。 その5月「デニーズ」は、コーヒーを沁み込ませたスポンジとマスカポーネクリームを交互に重ね、ココアパウダーをかけた現在の「ティラミス」の原型ともなるものに一新、新発売しました。 そして「ティラミス」はカフェやケーキ屋などに爆発的に広がっていき、令和を迎える現在では大定番のスイーツとなったのです。 LA BETTOLA のドルチェで「ティラミス」 アイスクリーム輸入自由化~高級アイスクリームの台頭 平成2年にはスイーツ界に革命的な事が起きました。 「アイスクリーム輸入自由化」です。 高級アイスクリームブランドの「ハーゲンダッツ」はいち早く反応し、アイスバーの輸入を開始、パイントやガロンなどの大型カップを国内生産から輸入に切り替え、同時に高級アイスクリームのミニカップの国内生産と販売ルートを強化。 セブン-イレブンやローソンなどコンビニなどで販売開始します。 すると他のアイスクリームメーカーも、高級アイスクリームのミニカップ化、コンビニ販売に活路を見出だし、プレミアムアイスクリーム市場が拡大していくのです。 これがタピオカブームの最初と言われているが、実はこれは今のタピオカとはまったくの別物です。 このタピオカと呼ばれていた西米露は、タイやマレーシアの華僑圏のデザートで、広東料理では定番の甜品(デザート)として楽しまられていました。 白い粒々の「西米(シミ)」は「sago(サゴ)」というヤシ科の植物のデンプンで作られ「サゴパール」とも呼ばれています。 現在のタピオカと原材料はキャサバというイモ科のデンプンで作られるというのは、メディアにより衆知となりましたが、おわかりのとおりに、まったく異なるものです。 当時はタピオカよりも、ココナッツミルクの味のほうを楽しんでいたように思う。 バブル後半はエスニック料理ブームで、 自分も90年代前半に本格的タイ料理レストランとして上陸してき たコカレストランで食べた記憶があります。 なので、 エスニックブームの延長でトレンド雑誌もてはやし系のブームと言 えるでしょう。 以後、コンビニなどでナタデココ入りのカップデザートが販売される。 なめらかプリン パステルが「なめらかプリン」を販売開始。 以降、カップデザートや洋菓子店のプリンは「なめらか化、とろける化」する傾向になり、プリンは「固め派?とろける派?」という論争もおこるほどに。 平成4年にサントリーが粉末の「即席パンナコッタ」を製造販売開始し、平成5年にはデニーズでメニュー化、森永乳業がカップ入りを商品化し、平成6年にかけてブームとなる。 カヌレ スイーツまとめサイトなどに、この年ブームだと散見 コピペw)されるが、言葉が独り歩きした珍しい現象。 実際に販売した店は少なく、小ぶりでありながら売価も高く、口にしたことがある人も少なかった。 カヌレがメディアに初めて登場したというのが正しいところでブームに至っていない。 社会現象となる。 コーヒーなのに、もはやスイーツだった「モカフラペチーノ」の衝撃と言ったら、当時の自分には革命で、週に何度も通ったものだ。 それにしても、生まれた時からスタバがある世代のトップが、もう二十歳を超えているということに驚く。 東京ディズニーランドに、キャラメルポップコーン専用ワゴンが登場 ポップコーンといえば映画のお供、と言われるほどの映画館の定番オヤツ。 そんなポップコーンに革命をもたらしたのが、東京ディズニーランド トゥーンタウン内でのワゴン「トゥーン ポップ」などて販売された、キャラメルポップコーン。 甘い香ばしいキャラメルポップコーンの香りは当時の大人を魅了し、アトラクション並みにポップコーンに大行列ができたりした。 そのポップコーンたっぷり入ったスーベニバケットを斜めがけして、手をベタベタさせランド内を楽しんだ思い出は、今となっては小っ恥ずかしい(笑) その後2013年にグルメポップコーンがアメリカから上陸しブームとのる。 同年に新宿にも開店し買い求める人で行列。 平成9年にはマネケン創業者が本国ベルギーから勲章をもらい、ベルギーワッフルが世間から注目され、専門店がいくつも誕生し、コンビニにも登場。 今でもコンビニに取り扱い商品化され、マネケンの店舗は行列している。 伝統菓子クイニーアマンを知られるきっかけとなるが、当時は本来のクイニーアマンはブームにはいたらず流行ったのはあくまで、コンビニの菓子パンである。 だが現在は本格フランス菓子店やブーランジェリーでよく見かける。 ロールケーキのスイーツ化 昭和の時代、ロールケーキといえば、菓子パンメーカーで製造販売される、スポンジ生地に油脂クリームやジャムを渦巻き状に巻いたもので、ポリプロピレンフィルムに包まれ、常温で取り扱いできスーパーなどで安売り特売されたりする菓子パンの類であった。 その後、国内の乳業メーカーの努力で、安定的に良質の「生クリーム」が普及するようになると、洋菓子店で「ホイップ生クリーム」を巻いたロールケーキが製造販売されるようになる。 しかしロールケーキは前世代の菓子パンのイメージを払拭できずにいたが、そのイメージを覆し、ロールケーキをスイーツ化したのが熊谷喜八氏率いる「KIHACHI」グループであった。 平成2年に「パティスリーキハチ」1号店を開業。 その後「キハチ カフェ」、「キハチ チャイナ」などを開業し、10年の「キハチ イタリアン」がオープンするころには、「KIHACHI」のシグネチャーデザート「トライフルロール」が大人気になり、店頭販売していた各地の「パティスリーキハチ」では品切れが続出した。 この「トライフルロール」とは、薄めのしっとりスポンジ生地でイチゴ、バナナ、パパイヤなどのフレッシュなフルーツとたっぷりの生クリームで巻き、中心にカスタードクリームもあって、これまでのロールケーキの菓子パンというイメージを一新してくれた。 シナモンロール アトランタから東京に上陸したフロストシュガーのシナモンロール専門店「シナボン」が2時間待ち行列に。 思えばこれが「上陸系スイーツの行列の元祖」といえるのかも。 シナモンロールはシアトルコーヒーショップチェーンですでに出回っていたが、この年から、コンビニやデパチカのベーカリーで「シナモンロール」が多く商品化される。 そもそもフレンチは当時は一般化されておらず、カセットボンベ式のバーナーも多く普及しておらず、食べられる場所もつくるところも少なかったのだ。 クレーム・ブリュレが一般化するのは、原宿に平成7年 1995年 にオープンした「AUX BACCHANALES オーバカナル 」の登場以降だろう。 同店は「カフェ」や「ブラッスリー」といった業態が日本ではなじみのない当時に、制服のギャルソンを揃え、原宿の明治通り沿いにオープンカフェというスタイルで登場した、日本のカフェシーンのレジェンドである。 平成12年には恋愛ファンタジー映画「 アメリ」が公開され、主人公ア メリが「 クレーム・ブリュレ」の表面をスプーンで割って食べるシーンで、世界中の女子に クレーム・ブリュレブームを巻き起こりました。 この年に前述のAUX BACCHANALESでは、 クレーム・ブリュレを「クレーム・アメリ」として販売しブームとなりました。 そしてこの年以降にクレーム・ブリュレは待場のカフェで多く見かけられるようになったと思います。 パティシェブーム 自由が丘モンサンクレールの辻口シェフが、フジテレビ人気番組「料理の鉄人」(平成11年)に出演し勝利したことで、世間が海外のコンテストで受賞したシェフや、海外のミシュラン有名店で修業したパティシェというワードに注目。 焼き立て生地のシュークリーム シュー生地は常にオーブンで焼き上げ、目の前でクリームを詰めて販売する、シュークリーム専門店「ビアード・パパ」が11年に1号店をオープン。 その後順調に出店ラッシュ。 各地で行列がみられ同業態店も増えた。 平成19年開業したザ・ペニンシュラ東京のシグネチャースイーツもマンゴープリンで、マンゴープリンは、香港デザートからパティスリーやコンビニでもなどでも販売される定番人気スイーツ化した。 そして伊勢丹によりサロン・デュ・ショコラ初開催。 それまでチョコレート呼ばれていた、ヨーロッパブランドやパティシェメイドのものはショコラという言葉に置き替わり、内外から多くのブランドが登場。 ショコラブームは現在では短なるブームとは異なる定番となる。 バレンタインデーも当初本来の趣旨から大きく変わり、チョコレート楽しむ、爆買いするイベントと化した。 自由が丘スイーツフォレスト 平成5年新横浜ラーメン博物館に遅れること10年、ついにスイーツにもテーマパークが自由が丘に誕生した。 スイーツという言葉が、より一般化する。 1本売りロールケーキ 「TVチャンピオン」のケーキ職人選手権大会で何度も好成績を収めた小山進シェフの「エス コヤマ」が兵庫県・三田市にオープン。 番組でも取り上げられたロールケーキの1本売りを求め、店舗は連日大盛況。 予約が1~2か月待ちと話題になり、以降各地で1本売りのロールケーキを扱う店が全国に広がる。 ニューヨークチーズケーキ デパチカの洋菓子店「グラマシーニューヨーク」のホールタイプのニューヨークチーズケーキは、の1日3回販売時間、個数限定のため、整理券を配布したが、その整理券をもとめる列ができるほど人気に。 この年からニューヨークチーズケーキという呼び名が一般化する。 サービスエリアにしか店舗がなく他で購入できないことも相まって、メディアに大きく取り上げられ、さらにブレイク。 この後、「メロンパン専門店」が巷に増え、さらに「サービスエリア限定スイーツ」の人気のもととなる。 「スーパーショートケーキ」という商品は、一般的なショートケーキの3倍以上もしたにもかかわらず、連日完売。 このころから、プレミアムケーキ市場が開拓される。 各地に専門店も登場し、以降日本にも定番化する。 各店舗で大行列化。 フルーツタルト専門同業態店が拡大するきっかけになる。 実演販売する「グレイズドーナツ」を求めて2時間以上も行列する社会現象となる。 ひと巻きロールケーキ 1本売りのロールケーキブームから、うず巻きロール状ではなく、生クリームを真ん中にひと巻きにした「堂島ロール」が話題となり行列スイーツに。 その後、ひと巻きタイプのロールケーキは業界トレンドとなり、平成21年にローソンなどコンビニに登場する。 ホットケーキからパンケーキへ パンケーキ愛好家がブログを綴り、やがて専門店「パンケーキママカフェVoiVoi」を東京・三軒茶屋に開業。 23年には原宿に個人店「レインボーパンケーキ」が開業し、スフレタイプのパンケーキが人気となるきかっけとなり、時代は「ホットケーキ」から「パンケーキ」とその呼び名が変貌し、パンケーキは単なるブームに終わらない、国民的なスイーツとして定着すようになる。 ラスク ガトーフェスタハラダのホワイトチョコレートがけしたラスク「グーテ・デ・ロワ」の都内百貨店の出店により大行列。 ラスクがギフトとしてもてはやされる。 生キャラメル 生キャラメル元祖のノースプレインファームが販売し、タレント田中義剛の花畑牧場ブランドで大ブレイク。 スイーツは女性が楽しむものという世間から注目される。 このタピオカらほぼ現在のタピオカと同じ、キャッサバを原料とした、カラメルを入れて煉られた黒い球体のものである。 さらに後の平成30年、原宿エリアに人気店が相次いで出店してインスタ映えと相まって再ブレイク中 マラサダ ハワイのご当地ドーナツ「 マラサダ」の有名店が日本に初出店、「マラサダドーナツ」がコーヒーショップ各社で販売される。 21年はコンビニ各社の売上高は前年比微増という厳しい環境の中、スイーツだけで好調に推移したという。 ロールケーキ、シュークリームなどチルド洋生菓子は、コンビニ各社が展開するオリジナルブランド商品が人気を集め、コンビニのスイーツ全体の売り上げの過半数を占めるほどに成長したほど。 この年からコンビニスイーツが本格多様化し競争も激化しさらに高品質化。 これまでは、コンビニスイーツ市場は、意外にも男性優位市場だったが、高品質化によりデパチカや洋菓子店を利用していた女性客をとりこむようになる。 天然氷かき氷 「食楽」といった。 グルメ雑誌で天然氷のかき氷店が紹介され、食通が注目。 東京から離れた秩父、藤沢といった郊外の店が平日でも行列し、その後の「かき氷」大ブームのきっかけとなる。 たい焼きブーム ド定番の「たい焼き」がブームだったというの実感した人は意外と少ないのでは?タピオカ粉でつくる「白いたい焼き」を、メディアが面白がり追いかける一方で、従来からのたい焼きも消費者に再認識されたのがこの年で、21年のたい焼きチェーン市場は前年(78億円)の5倍近くの急成長(388億円)を遂げた(富士経済調べ)。 まさに「たい焼きブーム」だったのだ。 訳ありスイーツブーム 急成長する、ネット通販業界の食品部門の売り上げを牽引したのが型崩れしたものや、規格外商品などを、まとめて激安価格で販売する商品だ。 中には、そのお店の販売売上数が、正規品よりも多いという、ありないバカげた状況もあったそうで、この影響からネット通販スイーツの安かろう、悪かろうというネガティブな印象を持つ者がいたのは残念である。 各社がわらび餅など和スイーツを多様化 パンケーキブロガー&パンケーキブーム 「たっちゃんずパンケーキ部」「ミスター黒猫」などといった人気パンケーキブロガーが活躍することで、パンケーキ市場がより活性化。 作り手と食べ手のネットワーク、一体化で、パンケーキ非常が、新たな「食」のムーブメントとなる。 楽天ショップのスイーツ マダムシンコのバームクーヘン「マダムブリュレ」や、バニラビーンズの「ショーコラ」が品切れになるほど人気となり、メディアにも紹介され、ネット通販スイーツが注目される。 エスプーマ かき氷の登場 現 「和kitchenかんな」の 田中完二氏の店にてかき氷にエスプーマ を使用したメニューを提供。 以降、エスプーマ を使った創作かき氷が、各所で提供されるようになり、後のブームにつながる。 ポップコーンだけど高価格なのに行列が話題に。 シメパフェ 札幌エリア飲食店で流行りだした、夜のシメパフェが話題となり、全国に知られだす。 ショコラティエ 平成15年から毎年新宿伊勢丹で開催されている、チョコレートの祭典「サロンデュショコラ」に公式サイトがリリースされ、「ショコラティエ」というワードが知れ渡り、ショコラブームがさらに過熱。 海外から多くのブランドが日本市場に参入してくる。 平成26年 2014年 カップケーキ アメリカの人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」に登場し、アメリカにカップケーキブームを巻き起こした『マグノリアベーカリー(MAGNOLIA BAKERY)』が表参道に海外初出店。 台湾か らは雪花冰の人気ブランド「アイスモンスター」が原宿に上陸。 さらに人気テレビ番組「マツコの知らない世界」でかき氷が特集され、大ブレイク。 かき氷を求め食べ歩く者を「カキゴーラー」「かきごおりすと」と呼称するようになる。 クロナッツ ニューヨークよりドミニク・アンセルベーカリーが海外最初の店舗として、表参道にオープン。 クロワッサンをドーナツのように揚げるクロナッツが日本に初登場、このころから、スイーツを掻き合わせたものを「ハイブリッドスイーツ」と呼ぶようになる。 その後のインスタブームもあり、平成26年以降もシーズンにはいちごスイーツが多出することになる。 グラノーラ 厳密にいうと、食品でスイーツではないのかもしれないが、ブームの影響から、パフェやパンケーキのトッピングに使われたり、パティスリーで製造販売されるようになる。 22年ごろからカルビーの「フルーツグラノーラ」の人気が際立ち、5年後の27年には売上が7倍に上ったという。 その後、同業態店が各地に出現しブームに。 パイ 西海岸で人気店が新宿に上陸。 西海岸スタイルの同業態パイ専門店が各地に。 ビーン トゥ バー チョコレート ビーントゥバー(Bean to Bar)とは、Bean=カカオ豆 to=から バー=板チョコ、のことで、カカオ豆の仕入れや焙煎など、チョコレート製造の全工程を一ヵ所で行うクラフトチョコレートの事で、23年ごろから日本でも注目されはじめ、28年ごろに国内外のブランドが出揃う。 ホテルアフタヌーンティーセット インスタ映えを狙ったメニューが、各ホテルから出そろい、インスタ女子などで、予約が大盛況に フルーツサンド 断面萌えなどのインスタ映えでブームに スムージーボンボン 韓国発のカップに入ったスムージーとフルーツのパフェ。 苺ブームと相まって、行列店も出没する。 コッペパン専門店 盛岡のソウルフード、コッペパン専門店「福田パン」の成業を見て、各地にご当地コッペパン専門店が登場。 チョコミント 昭和のころから、地味ながら存在感を放ち、脈々と支持され続けてきたチョコミントがついにブレイク。 17年放送のバラエティ番組「マツコの知らない世界」でチョコミントが特集され、インスタの「映え」によりさらに話題拡大に。 第3次タピオカブーム 平成25年に本場台湾のタピオカミルクティーの元祖「春水堂」が日本上陸したのを皮切りに、台湾のタピオカティー人気店が、原宿・表参道エリアに出そろい、地方にも進出。 雨後の筍のように各地に独自のタピオカ入りティーショップが誕生、インスタ映えで一大ブームに。 桃スイーツ インスタ映えすることから、桃パフェなどがブレイク。 それこそ太宰府の{梅が枝餅」などにもスポットあてたいし、万葉のふるさと「奈良」や「明日香」のスイーツにも注目です!!.
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タピオカのブームの原点は、実はスタバにあった?人気の「賞味期限」を占う Photo:PIXTA 今年、日本で大ブレイクしたタピオカ。 そのブームももう終わるのではないかと言われ始めた。 それは本当だろうか。 タピオカが国民食となっている台湾の出身で、日本で活動する経営者のJack Huang氏が、日本にタピオカが根付く可能性を行動経済学の視点から分析する。 タピオカは日常生活に定着するか 「ブームは終わり」との声も 2019年の年の瀬が迫る今、「タピオカ」と聞いてまず思い浮かべることは、「そろそろブームが終わるのでは?」ということではないだろうか。 街中にタピオカ店が乱立する一方、店の前の行列が減っていく様を見ると、「終わりの始まり」を感じずにはいられない。 しかし、ブームは鎮静化したかというと、必ずしもそうとは言い切れない。 SNSではまだまだタピオカが被写体になる確率は高い。 また、地方都市のタピオカ店や、黒糖やフルーツを使った「バリエーションタピオカ店」の人気は、まだ伸びしろすら感じられる。 いったいこの熱気がいつまで続くのかと、考えずにはいられない。 タピオカは一過性のブームで終わるのか、はたまたパンケーキのように日常的な消費の一部として定着して行くのか、FNB(Food and Beverage)業界人として、これほど気になる問いは他にない。 そこで「行動経済学」的なアプローチを用いることにより、筆者が研究する「ハンドドリンク業界」の成長要因と今後のトレンド分析を通じ、タピオカブームがいつまで続くのかを占ってみよう。 行動経済学の3つのキーワードは 「フラペチーノ」「ハーディング」「心の財布」 行動経済学から見たタピオカブームのきっかけは、スタバの「フラペチーノ」だと言えよう。 2006年発売以降、売上がうなぎのぼりに上昇していったフラペチーノ。 その結果、スタバは「1杯600円以上するドリンクを購入する習慣」を持つ消費者群を育て上げた。 この習慣を持つ消費者たちが、フラペチーノからタピオカへと移ったことで、タピオカブームにつながった側面は小さくないのではないかと、筆者は分析している。 ご存じのようにタピオカドリンクも、多くの商品は500円を下らない価格設定であり、普段飲むことのない中高年の消費者は、割高に感じることも多いといわれる。 ビジネスパーソンよりも可処分所得が少ないはずの若者たちが躊躇することなくタピオカドリンクを消費する背景には、「おいしい飲み物は多少値が張るのが当たり前」という価値観が、スタバを中心とする高価格帯のコーヒーショップが普及したことによって、もたらされたと考えることができる。
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梅村実礼(うめむら・みれい) タピオカナビゲーター 役者を志すかたわら、11年で累計1000杯以上のタピオカティーを飲み歩く。 タピオカ情報を届ける「タピオカナビ」を主宰し、雑誌やラジオなど各メディアでも活躍。 現役のタピオカティー店スタッフでもあり、日本初のタピオカドリンク専門店「パールレディ」でイメージガールを務めていたことも。 外部サイト \疑問を一挙解決/ 【1】そもそもタピオカって何? 【2】日本でのブームをおさらい 【コラム】THE ALLEYについて知る 【3】家でおいしく飲むコツ3つ 【コラム】秘密のタピノートを拝見 【4】春夏におすすめな飲み方 【5】カクテルに紫芋タピオカ!? これからの流行は いざ話を聞くべく、待ち合わせのお店へ! 「キャッサバから作られたタピオカ。 これはみなさんご存知の通り、台湾などのアジアを中心に食べられていますよね」(梅村さん) --芋って、カロリーもそれなりにありそう 梅村さん 梅村さん 「はい……! でも グルテンフリーなので、ミルクが入っていないお茶ならヴィーガンの人でも楽しめます。 モデルさんなど、体形維持を気をつけている職種の方でも愛飲している人が多いんですよ」 --おお! 梅村さん 梅村さん 「小腹も満たされ、無糖にもできますしね。 そんな風に 自分好みに合わせられるというのも人気が出た理由だと思います。 少し甘さを足すだけで、甘いものが食べたい欲も満たされますし」 \もうひと1知恵/ 「タピオカ」と「ボバ」って何が違うの? 梅村さん 梅村さん 「 同じです! 国によって呼び方が違って、アメリカは バブルか ボバ、 タピオカや パールはアジア圏ですね。 日本でも、アメリカやイギリス発のお店はボバと呼んでいることが多いんです」 パールレディのイメージガールも務めていた梅村さん。 この頃は今のようにたくさんのお店はなかったそう。 「2008年頃からパールレディの店舗が増えて、第一次ブームになったのかなと思っています」(梅村さん) --そこから数年、続くわけですね 梅村さん 梅村さん 「ただそのあとは、新たなブランドが増えている印象はないですね。 2010年ごろからはパンケーキブームが起こり、タピオカの人気は落ち着いてしまいました」 --ということは、2次ブームが起こるきっかけがあった! 梅村さん 梅村さん 「きっかけは 2013年に台湾発の『春水堂(ちゅんすいたん)』が日本に上陸したこと。 ここはタピオカミルクティー発祥のお店なんですよ。 世界中で展開するタピオカドリンク専門店『 CoCo都可』や、ここ『 THE ALLEY』の開店もこの年です。 つまり、手軽にタピオカティーを飲み歩く文化が根付いてきた感じ。 メニューも鉄観音茶(ウーロン)や緑茶(ジャスミン)などが定番化し、より個性的な味を追求するお店が出てきました」 「2次ブームではパンケーキブームの延長なのか、座って飲むカフェスタイルが主でしたが、いまは気軽に買えるスタンドも増えて。 こうしてタピオカがカルチャーとして馴染んできたのが3次ブームです」(梅村さん) --3次でより本場・台湾のカルチャーに近づいていったと 梅村さん 梅村さん 「はい! 現地は圧倒的に、スタンドで買うというスタイルなんです。 いまは東京のターミナル駅の周りなら、歩いている途中に高確率でタピオカティーのスタンドがありますもんね」 --割とすんなりスタンドスタイルが広まりましたよね 梅村さん 梅村さん 「おそらく、第1〜2次ブームの間に コーヒーを飲み歩く文化が浸透していたこともありますね。 第1次ブームのときは、街中でもあまりドリンク片手に歩いている人はいませんでしたから」 「全体的にタピオカティー専門店のレベルも上がっています。 日本発のブランドが続々登場しているのも影響して、いまはオーナーさんたちもすごく研究している。 3次ブームの後半はそういう流れになってくるはず」 --日本発のブランドも、個性の一つかもしれませんね。 日本発のブランドはメニューの出し方が台湾っぽくないなと思っていて! 日本人にも受け入れやすいよう台湾の文化を再構築している感じがする。 だから日本茶は、この国ならではの個性かなと」 「ここ数年でお茶自体はすごくおいしくなりました。 3時間くらい置いてもそこまで味を損なわないので、会社員の方のデスクのお供にぴったり。 これが、人気に拍車をかけた理由の一つかも」(梅村さん) --ほかにも注目しているお茶はありますか 梅村さん 梅村さん 「 今年はアールグレーティーが流行る予感がしていて。 洋風のアールグレーはタピオカと合わせるのが難しい感じもしますが、台湾ティーとはまた違う特徴的な香りやおいしさがあります」 --いろいろ出てきそうですね。 どんなお店が生き残っていくと思いますか? 梅村さん 梅村さん 「コアファンをいかにして掴むか。 タピオカティーに限らず、 個性と味の安定感は飲み歩くたびに大切だなと感じて。 ある程度みなさん飲んで味が分かっているから、いつも行くお店が季節商品で冒険していたりするとわくわくしますね」 \もうひと1知恵/ 「タピオカ」って何語なの? 梅村さん 梅村さん 「タピオカは 日本生まれの和製英語。 台湾は通じますが、アメリカでは通じません。 『Boba or bubble drink please(ボバまたは、バブルドリンクプリーズ)』と言いましょう」 タピオカティーの流行から、家で手作りする人も続出! 動画サイトでもレシピ動画が多く上がっていますが、実はお店クオリティに近づけるコツがあるんです! 家タピってなかなか難しいですよね! 柔らかさとか、合わせるお茶とか……。 「ポイントは3つ。 生タピオカを選ぶこと、茹でる&洗う、お茶の煮出し加減」と梅村さん。 一項目ずつ解説してもらいましょう! 【選ぶなら生タピオカを】 梅村さん 梅村さん 「販売しているタピオカは、 乾燥or生(真空パックのもの)の2種類。 生タピオカは少しの衝撃でも割れやすいので、保存が難しいという難点もあり……。 家タピでは乾燥タピオカを使う人が多いんですが、値段も少し高いけれど、生タピオカのほうが絶対においしい!」 「一気に作って食べきれなくても、ジップロックに小分けにして冷凍保存すれば、もちもち感もキープできますよ」(梅村さん)。 タピオカって繊細な食べ物なんですね。 お次は作る工程へ! 【茹でる&洗う】 梅村さん 梅村さん 「茹でて蒸した後は、ザルに入れてしっかり洗う。 この工程で砂糖の染み込み具合がぐっと変わります。 表面のぬめりを取るとよく染みて食感が心地よくなるし、噛むほどに味わいが出ますよ」 --お砂糖はどんなものを選べば……? 梅村さん 梅村さん 「きび糖や三温糖などの茶色い砂糖を使うと、タピオカ本来の味に馴染みやすい。 砂糖をお湯で溶かし、シロップにして漬けるのもポイント。 さらさらでもドロドロでもダメ。 すくった際にちょっとたぽんとなるくらいが理想です!」 「洗う際は冷水を使い、最初は熱いのでヘラで。 触れる温度になったら手で掴んだり挟んだりして擦るように洗う! タピオカが手と同じくらいの温度になったら水を止めます」(梅村さん) 梅村さん 梅村さん 「表面のぬめりがとれてプリプリになる感じがクセになりますよ(笑)。 お砂糖にちゃんと漬けないとあんまり味を感じないので、 2〜30分漬けましょう」 【お茶の煮出し加減】 梅村さん 梅村さん 「私が作ってみておいしかったのは、 ほうじ茶の粉末を使ったラテ。 牛乳の味に負けないよう、茶葉から煮て3〜4倍濃いめに」 --なるほど 梅村さん 梅村さん 「お店は粉ミルクを使っているところも多いので、牛乳で作るとあれ?って感じることがある。 台湾では粉ミルクか牛乳か選べるお店もあるくらい、味わいが違うんですよ。 茶葉の煮出し方を変えたり低脂肪乳や豆乳にしてみるなど、ひと工夫すればお店らしい一杯に近づくはず」 \もうひと1知恵/ 上手な撮り方を教えて! タピオカはストレートティーに合わせてもおいしいんです 「タピオカといえばミルクティーに合わせるのが定番ですが、 カスタム次第でストレートティーにも合うんですよ。 特に暑い季節はおいしい!」と梅村さん。 はて、おすすめはどんなカスタム? 梅村さん 梅村さん 「 自分が思っているより甘くしてみるのもコツ。 今日頼んだ『翡翠レモングリーンティー』のように、フルーツ系シロップが入っているものも合いますね」 --ごくごく飲めそう! 梅村さん 梅村さん 「さっぱりしているので、大粒かつ味が濃いタピオカのお店は特におすすめです。 ラジオにゲストで呼んでいただいた際、アンジャッシュの渡部さんにここの『鉄観音タピオカミルクティー』を飲んでいただいたら、『 茶葉の香りがしっかりしてておいしい!』と驚かれていました」 --一度味わってもらえたら、タピ男子がもっと増えそうですよね 梅村さん 梅村さん 「並びたくない、女子の飲み物ってイメージがまだ根強いと思いますが、ぜひ男性にも好きになってほしいな。 私が働いているお店では、 出社前の朝やお昼は男性の方も多いんですよ」 「タピオカパンケーキなどタピオカを使ったスイーツもじわじわきていますが、タピオカ自体がスイーツ化するのもありだと思う。 タピオカの中にあんこを入れたり、味付きタピオカをゼリーに合わせてみたり」と梅村さん 2. マイタピオカホルダー 梅村さん 梅村さん 「私は台湾旅行をした際に買ったんですが、袋が有料化されたこともあって、 向こうの女の子は結構持ってる。 タピオカティーはフタではなくシーラーを採用しているところがほとんどだから、入れると思いのほか安定するんです!」 --移動やお買い物する際も便利そう! 梅村さん 梅村さん 「最近はエコボトルも出ていますよね。 持って行くと30円引きになったり、そんな文化ができたらもっとタピオカブームが続くんじゃないかな。 タピオカカクテル&コーヒーにも注目 梅村さん 梅村さん 「カクテルなど、 お酒のアクセントとして数粒入れる。 近ごろはビジネス街にお店ができたり、大人の飲み物として広がってきているから、そんな飲み方が流行りそう。 そして タピオカコーヒー。 すでに出しているお店もありますが、まだお茶に比べ存在が知られていないんです。 カフェラテにも合いますし、これなら メンズの需要も高まる気がします」 \もう1知恵!/ タピオカのブランドって、何種類くらいあるの? 梅村さん 梅村さん 「日本はいま 100ブランド弱かな。 制覇するのはなかなか大変そうですが、どんどん増えるぶん楽しみが尽きません」 次の休日もタピるぞ〜! 取材メモ/知れば知るほど奥深いタピオカティーの世界。 みなさん、少しタピオカとの距離は縮まりましたでしょうか。 ちなみにライターKのマイブームは緑茶(ジャスミン)ミルクティー。 書いているいまも横にありますが、香り高いジャスミンに癒されるんですよね。 味付きタピオカも、食べてみたーい! 第4次ブームも楽しみですのう。 MAP• ・「App Store」ボタンを押すと(外部サイト)が起動します。 ・アプリケーションはiPhone、iPad、iPod touchでご利用いただけます。 ・Apple、Appleのロゴ、iPhone、iPad、iPod touch、iTunesは、米国もしくはその他の国や地域におけるApple Inc. の商標です。 App Storeは、Apple Inc. のサービスマークです。 ・iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。 ・Copyright C 2019 Apple Inc. 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